今までの作品を楽しみにしていた方には、去年の後半から、本来の作品が、ろくに投稿が進まなかったことも踏まえて、試しに、他の作品も投稿しましたが、それすらも筆が乗らず、結局、年末に何も投稿できませんでした。
そのため、一度、原点に立ち返ろと思い、このリメイク版を投稿しました。試しに投稿した他の作品の設定も踏襲した上で、このリメイク版を投稿したので、前の作品も知らなくても楽しめると思います。なお、前の作品でも、これまでの謝意を込めて、一つ話を投稿する予定なので、そちらもお楽しみに!
長くなりましたが、それでは本編です!!
ここは、冥界の堕天使領の中にある大きな古城ーーーそこで、とある内乱が終結しようとしていた。
「に、逃げろーーー囚人達の反乱だ!!」
「な、何故ーーー首輪や囚人服、それに、この監獄城の機能が働かない!!」
そう言って、逃げ惑う軍服を着た男の堕天使達。男達が発した囚人達の反乱という言葉から、この城が監獄として運用されており、男達は、その看守なのだろうーーー
逃げ惑う看守の堕天使達ーーーそれほど、囚人達の力が恐ろしいのか、一部の者は、失禁して、ズボンを濡らしながら走って逃げている。
堕天使達は、急いで、この城を管理している管制室に向かう。何故なら、城内部での通信も繋がないことから、管制室すらも占拠されている疑いがあるからだーーー
「こんな時にサタナエル様は、どちら向かわれたーーー」
「知らぬ。どちらにしろ、このことが知られれば、俺たちの命はないぞ!!」
自身の上司であり、この城の管理者である堕天使サタナエル。
だからこそ、この反乱を知られれば、配下の堕天使達は、自分達の命も、ここの囚人達同様に使い潰される可能性がある為、必死に対応する者も入れば、この堕天使達みたいに逃げ惑う者もいた。
そんな時だったーーー
『ーーーもうサタナエルは、ここには来ないよ。既に、この施設、監獄城を廃棄することを決め、既に、配下の
少年の声が監獄内に木霊した。その声を聞いた堕天使達は慌てふためく。
「この声、最深部の懲罰室に収監されている囚人0番の声か!」
「き、貴様・・・何処にいる!?全身を拘束具で多い、声を出せぬように処置を施したと言うのに!!」
この声の正体を知っていた堕天使達。それもそうだろうーーー何故ならーーー
『嗚呼。教育と言って、俺の喉を潰し、舌を引き抜いた上で、抵抗できない状態でリンチしてきた事を処置と言うか・・・俺の再生能力を舐め過ぎだし、あと、あの程度の拘束・・・サタナエルが直接施した術式による拘束に比べれば、簡単に破ることができる・・・っと、本題から逸れたか。早速だが、もうこの城は、俺が中枢を乗っ取った。あと、囚人服や拘束具の制限も解除した。囚人達よーーーあとは、好きにしろ』
そう言って、0番と呼ばれた少年の声がしなくなると・・・
看守の堕天使達を囲むようにーーー
「・・・今まで私たちにやってきたことを今度はあなたたちが受ける番です」
灰色の囚人服を着た少女達が、迫ってくる。
「それに、私たちの魁人君を虐めた件、ゆっくりとお話を聞かせてもらうね・・・」
「兄様を傷つけた事を後悔してくださいーーー」
「そっすね・・・簡単にくたばるなよ。クソ親父の部下共ーーー」
様々なオーラを纏わせた囚人の少女達が近づく。拘束機能が付いてるかつ能力を封じ込める機能がある囚人服や首輪、手枷等の拘束具も機能してないのは、明らかだった。
それだけではないーーー少女達の周りには、顔面を覆うような異形の面を被り、それに、黒いフードのついたパーカーみたいなトレーニングウェアのような全身が黒で統一されたような男女混合の戦闘員と思われる者たちも現れてきた。
『仮面ライダーガヴの戦闘員、エージェントが纏う戦闘服を参考にして作った制服・・・
その者たちが纏う戦闘服、否、制服の説明をするために、再び、少年の声が聞こえ始める。
『なお、今回の制服を着てもらっている被験者は、ここにいた看守や研究者達だ。そして、このことを言っている意味は分かるか?』
看守の堕天使達は絶望した。何故なら、ここにいた者達、全て囚人達によって捕まり、件の少年の眷属と化してしまったからだ。
そして、これから、自分達もーーー
その後、堕天使達は、あらゆる拷問や暴力を、その身に受けて、意識を失った。
ーーー監獄内での反乱から数時間経過した。
監獄最深部ーーー
「ーーーようやく、ここを俺たちの手で落とした。だが、まだ終わらないーーーサタナエル、あの男だけはーーー俺がーーー」
懲罰室と呼ばれている部屋に少女達と同じ囚人服を着た少年が、一人、涙を流していた。
彼は、0番と呼ばれていた囚人でありーーー
「魁人ーーー」
0番を魁人と呼ぶ長い黒髪の少女にーーー
「内部の調整は終わったか、マドカ?」
「えぇ。これから、どうするの?」
「組織立って動く。だが、後ろ盾は必要だーーーおまえたちにとっては不服かもしれないがーーー」
「私達は、貴方の臣下であり、奴隷、そして、家族よーーー」
「そっすよーーー魁人兄は王らしく、私たちを引っ張ってください!!」
その少女に同意するように、短い黒髪の少女が頷きーーー
「えぇーーーそれに、前に兄様が話していた件を詰めるなら、仲間は必要です。その為にも、情報収集がしやすい、例の案は得策と言っても良いかもしれません」
そう言って、長い白銀の髪をした少女が皆の結論を纏める。
少女達の結論、意思を聞いた魁人と呼ばれた少年はーーー
「ーーー
そう呟くと、少年を含めた、その場にいた少女。それと監獄内にいる囚人達全員が眩い光に包まれる。
光が消えるとーーーそこには、黒いロングコートを羽織った『影の実力者になりたくて!』のシャドウ様を彷彿とさせる格好の少年と、シャドウ様の配下である『七陰』、そして、『シャドウガーデン』の構成員達が着ている戦闘服、スライムスーツを纏った少女達がいた。
「ここに、新たな闇の守り手にして、囚人達の最後の鳥籠ーーー
『『『『『『『我らの身命を持って、王に忠誠を!!!』』』』』』』
魁人、否、
それから、1週間が経過した。
「ーーーやはり、魁人なのか」
「久しぶりだな、親父。いや、アザゼル総督と呼ぶべきか?」
「どっちでもいい。だが、一つだけ聞かせろ!何で、女体化している?」
「俺自身の能力で女体化できるようになった。それに、俺が纏う、この
「そう言うことを言ってるじゃ、ねぇ!!!!!!」
『リコリス・リコイル』のリコリスたちが着用する制服(サードリコリス用)を着て、何故か長い黒髪の女体化をしている魁人に思わず、アザゼルは総督室内に響き渡るくらいの声でツッコミを入れるのだった。
リメイク1話目は、プロローグという形で進めました。なお、2話目もプロローグという形で、久しぶりの父親であるアザゼルとの再会で話を進める予定です。
今年もよろしくお願いします!
では、次回もお楽しみに!!
P.S.なお、リメイク前の作品で、今までの禊として、とあるエピソードを投稿予定です。お楽しみに!