制服創造の厨二系堕天王子(改訂版)   作:戦魔王ゼロ

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ようやく、投稿できました。

その間、スーパー戦隊が終わり、新たに超宇宙刑事ギャバンインフィニティが始まったりと、色々と楽しみとも呼べる作品がたくさん出てきました。

また、時間が掛かるかもしれませんが、行けるところまで作品を投稿していきます。


父との再会2

「それじゃあーーーここに来る堕天使達の件は任せるわ! 指揮はノアが取り、マドカはノアのサポート、クロナはミロクの所に行き、新装備を受け取ったら、防衛部隊と共に堕天使達の身柄を抑えろーーー」

 

魁人は、この監獄に侵入してきた堕天使達を生け捕りにする為、会議室にいるメンバー全員に指示を出していた。

 

「ーーー承りました。魁人は、もうここを経つのですねーーー」

 

「一応、親父に生存報告兼今後のことを伝えに行くだけだ。2、3日くらいで戻ってくるーーー」

 

「分かりました。捕らえた堕天使達の処遇は?」

 

「俺が戻ってくるまでは懲罰室に拘束させておけーーー俺の黒葬匣(ブラックボックス)を使っても構わんーーー」

 

そう言って、魁人は手元から黒くて小さい箱状の物を会議室の机の上に置いておく。

 

黒葬匣(ブラックボックス)ーーー魁人の使う制服創造(ユニフォーム・クリエイティブデザイナー)で生成できる黒い布、黒葬布(ブラッククロス)を箱状に生成したもので、この箱を対象者に触れさせる事で、対象者を捕らえ閉じ込めることができる。また、対象者の一部の肉体を出すこともできる為、対象者の顔の部分だけを出して、他の部分を動けなくさせる事で、その対象者を尋問したり、または、動けなくなっている対象者に触れて、術式による洗脳、拷問等の様々な非人道的な行為すらも可能。また、黒葬布(ブラッククロス)自体に物や生物を収納する機能があるため、箱を小さくしての武器や兵士の運搬、自身の周囲にばら撒くことで敵の攻撃に対しての反撃罠(カウンター・トラップ)といった様々な用途がある。

 

なお、この黒葬布(ブラッククロス)を様々な武器や制服という名の鎧に変化させて戦う戦技を、魁人は黒葬戦技(ブラックアウト・アーツ)と呼んでいる。

 

「あと、敵の迎撃用に幾つか造った制服も試してくれーーー」

 

魁人は、右手にオーラを集中させて会議室の机にかざす。

 

すると、幾つかの黒い指環が現れたーーー

 

黒葬環(ブラックリング)、魁人兄が造った武器や制服を収納した指環だね。例のアレに読み込ませると使えるんだっけ?」

 

「そうですね。一応、私たちは魁人が作った囚人服(プリズナー・クロス)によって様々な制服に換装(クロスチェンジ)、変化させることはできますが、魁人が直接、制服創造(ユニフォーム・クリエイティブデザイナー)で作った制服に比べると、変化させられる代償として、制服の力が一部制限された状態となります。ですが、この指環にはーーー」

 

「嗚呼。最初から俺が直接作った制服を収納しているから、アレに読み込ませて使えば、俺が直接作った制服とほぼ同程度に、制服の力を引き出せる。それに、現時点で最大6つまでは、制服や武器を入れることができるから、長期戦にならなければ、まず戦闘において不利になることはないだろうーーー」

 

「それに、私と黒那姉さまには、魁人兄様同様に、様々な特殊な衣服を創造できる服飾創造(ドレス・クリエイティブデザイナー)が宿ってますし、ここにいる私たち全員が禁手化(バランス・ブレイカー)に至った神器使い(セイクリッド・ホルダー)ですから、神格級の相手でない限りは持ち堪えられるでしょうーーー」

 

そう言って、ノアは魁人が作った黒葬環(ブラックリング)を一つ手に取って、右手の薬指に嵌める。

 

「魁人兄様がくれた指環ーーーデザインは禍々しいですが、魁人兄様らしいですねーーー」

 

「ほっとけ!!どうせ、俺は親父譲りの厨二病だよ!!!ーーーあとは、頼むわ」

 

「「「「「お任せをーーー我が主(マイ・マスター)!!!」」」」」

 

気恥ずかしい気分になった魁人は顔を赤らめて、そのまま会議室を後にする。

 

そして、ある場所に向かったーーー

 

 

「ーーーさて、今から使う力は俺の研究成果とも言えるのかな。人工神器(セイクリッド・ギア)改め、人器(セイクリッド・デバイス)ーーー本邦初公開ってなーーー」

 

 

 

会議室を後にした魁人は、監獄城で最も高い所に建造された監視塔ーーーその屋根の上に立っていた。

 

魁人の左手には、銃のハンドサインをした黒い手を模した籠手のような武装を持っており、銃口が着いた薬指に、籠手の中心には、先ほどの黒葬環(ブラックリング)が入るぐらいの穴が空いている。

 

黒 葬 騎 士(ブラックアウト・ハンティ)の 手 牙 銃(ング・ギア・シューター)ーーー『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のブライダン首領である人造された女神テガジューンをモデルにした人器(セイクリッド・デバイス)、最初はテガジューンみたいな色の白い籠手だったのに、俺の中にある呪われし力の影響を受けたことで黒く染まってしまったーーー俺らしいと言えば、俺らしいかーーー」

 

そう言って、右手にオーラを込めると、その掌に、一つの黒葬環(ブラックリング)が生成される。

 

装飾の一部が赤い龍をイメージしたものとなった黒葬環(ブラックリング)

 

「かつて、クソ師匠・・・サタナエルが、二天龍を宿した神器使い(セイクリッド・ホルダー)達の戦闘データ及び同時に回収した各神器の宝珠又は破片を元に再現した神滅具(ロンギヌス)のレプリカを封じ込めた黒葬環(ブラックリング)・・・無論、これ単体では、本物の力には遠く及ばない。だが、俺の制服創造(ユニフォーム・クリエイティブデザイナー)と、この黒 葬 戦 騎(ブラックアウト・ハンティ)の 手 牙 銃(ング・ギア・シューター)があれば、本物すらも超える力を発揮するーーー」

 

赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)のレプリカが入った黒葬環(ブラックリング)黒 葬 戦 騎 (ブラックアウト・ハンティ)の 手 牙 銃(ング・ギア・シューター)に嵌め込む魁人ーーー

 

黒葬環(ブラックリング)を嵌め込んだ瞬間、黒 葬 戦 騎 (ブラックアウト・ハンティ)の 手 牙 銃(ング・ギア・シューター)からーーー

 

《Boosted GearーーーHunting!!》

 

「ーーーエンゲージではなく、鬼手化(バランス・アジャスト)!!」

 

《Black Out Counter Balance!!》

 

その音声と共に魁人の足元から赤い龍の紋章が展開される。それと同時に魁人の身体のあらゆるところから黒い布が現れて、魁人を覆い隠す。

 

全て黒い布に覆われると、同時に赤い斬撃のような線が幾つか走り始め、そこから白い光が漏れ出していく。

 

やがて、光が漏れ出ていくのと同じように黒い布が、どんどん剥がれていきーーー

 

全て剥がれると、そこには黒いボディースーツを纏ったーーー例に挙げるとするなら「ゴジュウジャー」に登場するリングハンター、ガリュードを彷彿とさせる黒き戦士が現れた。

 

黒葬戦騎の(ブラックアウト・ハンティング・リベリ)叛逆(オン・ダウン)堕天覇装(フォール・ベルセルクアーマー)ーーーこれが、俺の奥の手でありーーー」

 

《Boosted Gear、Unison!!》

 

黒き戦士を包み込む赤き龍のオーラ、まるで、烈火の如く、焼き尽くすように全てを覆うとーーー

 

《Blackout Boosted Gear Alternative Mail!!》

 

左腕に3つの大型の兵装がついた黒き赤龍帝の鎧ーーー『コードギアス』の外伝『新潔のアルマリア』に登場するKMF、鞠熾天を小型にしたような姿がオーラを裂いて現れた。

 

『ーーー黒葬戦鎧(ブラックアウト・ブース)・赤龍帝之型(テッド・オルタナティブメイル)ーーー黒葬戦騎の(ブラックアウト・ハンティング・リベリ)叛逆(オン・ダウン)堕天覇装(フォール・ベルセルクアーマー)で引き出せる赤龍帝の力を再現した形態・・・理論上では覇龍(ジャガーノート・ドライブ)と同等の力を持っているーーーさて、親父たちを驚かせに行くか!!』

 

背中に装着されている黒い機械翼を展開し、魔力を収束させる。

 

すると、機械翼を媒介に、血のように紅い光翼が形成されーーー

 

 

《Boost,Boost,Boost,BoostBoostBoostBoostBoost!!!》

 

ーーーそれと同時に赤龍帝の力である倍加も光翼形成と同時に発動する。

 

『ーーーイグニッション!!』

 

《Transfer!!Ignition Speed Booster!!!》

 

魁人の言葉と共に光翼が振動し、機械翼についている加速用のブースターが解放された。

 

その瞬間、魁人はまるで流星のように冥界の空の彼方へ飛んでいった。

 

 

魁人が、監獄を経った後ーーー

 

 

「さて、兄様が監獄を空けている間に、ここに向かってくる堕天使達を、どう生け捕りにするかーーー改めて、段取りをつけるとしましょうーーーマドカ姉様、現在の堕天使達の状況は?」

 

「ーーーどうやら、監獄城の周りにある森林地帯に入っていったわねーーー行軍速度が低下していることから、歩いて、こちらの罠を警戒しながら向かってきてるわねーーー」

 

監獄の全てを監視・制御する管制室に来たノアとマドカーーー当直を務めている監視役の囚人達が収集した、現在の堕天使達の位置等の情報を精査しながら、捕獲作戦を練っていた。

 

監視映像を凝視して、堕天使達の情報を整理していたマドカはある事に気が付いた。

 

「ーーー何処かで見たことがあると思えば、自称、至高の堕天使って、自分の部下や配下のはぐれ悪魔祓い(エクソシスト)達に名乗って、人間や階級の低い者を見下してきた中級堕天使レイナーレと、その取り巻きじゃない。ただ、連中に同行している二人の男女の堕天使は、見たことがないから、私たちが囚われた後に入ってきた者達かしら?」

 

それは、かつて、神の子を見張る者(グリゴリ)のエージェントとして魁人と共に活躍していた時に、見たことがあった堕天使達であったからだ。

 

「自称ですか?強さは?」

 

「一般の中級堕天使と何ら変わらない実力の口だけの女よ・・・何故か、魁人の父であるアザゼル総督やシェムハザ副総督に心酔しているけど、人間を舐め腐って見下しているから、正直、あんまり良い印象を抱かれてなかったというよりかは、アザゼル総督は、よくいる堕天使の一人としてしか見てなかったと思うわよ。何なら、血縁関係にある魁人を混ざり物と言って見下していたわねーーー今、思えばその口を閉じさせて殺してやろうかと思ったわ」

 

「なるほど、地獄すら生ぬるい苦しみを与える必要がありそうですねーーーちなみに、兄様は?」

 

「研究に集中して全然気にしてなかったわーーーおそらく、あそこにいる連中は、父の配下の堕天使程度にしか認識してないと思うわよーー」

 

そう言って、マドカはエージェント時に所有していた堕天使達の情報を監視室のディスプレイに投影する。

 

堕天使レイナーレ、配下のカラワーナ、ミッテルト、ドナーシーク

 

それぞれのデータが出てきたが、どれも中級堕天使程度の力しかもたない者達ばかりだった。

 

「ーーーなら、警戒するのは同伴している堕天使二人ですね。少なくとも四翼生やしていることから、中級ではなく上級クラスの力を持つのは確実です。データ検証するなら、この2人にするべきですね。黒那姉様には、この2人に請け負ってもらいましょうーーーレイナーレ達はーーー」

 

そう言って、ノアがレイナーレ達の対処を誰にさせるか口にしようとした時ーーー

 

『はい、は〜い〜!!私たちが行きたいで〜す!!』

 

間の抜けたようなおどけた声が監視室に反響した。

 

「ーーーやり過ぎないでくださいね。少なくとも兄様は生け捕りにしろと言ったので守ってくださいねーーー伽羅姉様」

 

『善処〜するよーーーけど、苛ついたらどうなるか分からないけど〜〜』

 

そう言って、突如、別の場所の監視映像が展開される。

 

そこにはーーーキャラメル色のような長い髪を持ったおっとり系な美女がいる。

 

その周りには、黄緑色の髪のツインテールの少女、藍色の髪の短髪の少女と年若い少女達がいる。

 

全員、チョコのような色合いのブラウス、モカ系に近い茶色のジャンパースカート、葉っぱのような色合いのリボンと何処かの学校の制服を彷彿とさせる可愛いゆったりとした格好をしている。

 

そして、彼女達全員が葉っぱの形をした血濡れたナイフを握っていた。

 

彼女達は、切株部隊(ブッシュ・ド・サングランデ)。彼女達はジャンパースカート型の制服ーーー切株姫(ブッシュ・ド・ノエル)を着用するゲリラ専門部隊で、特に着用している制服の力を最も発揮する森林地帯のゲリラ戦では、魁人すらも太刀打ちできないと白旗を上げる程強い。

 

なお、その強さの一端となっている少女が魁人配下きっての最凶の殺人鬼ーーーかつて、魁人と三日三晩を掛けて殺し合った伝説を持つ快楽殺人鬼(サイコキラー)、麻羽伽羅。幹部の一人で、魁人も頭を抱える程の問題人物である。

 

なお、彼女達が纏う切株姫(ブッシュ・ド・ノエル)は木々と同化し擬態したり、木々に触れることで、直接、木の枝を操作して、相手を串刺しにしたり、木から葉っぱのナイフの生成、木の周囲に干渉し、様々な状態異常を起こす弾丸を放つ花形のラッパ銃の生成、松ぼっくり型の爆弾の生成するなどの驚異的な能力があり、木さえあれば、どんな不利な戦況でもひっくり返す事ができる。

 

ちなみに、似た効果を持つ緑色のジャンパースカート型の制服、魔花姫(ドライアド)は木々ではなく草花を操作する事に特化した制服で、例えば、捕らえた相手を喰らう食人植物を生やし操作することもできる。

 

故に、これらの制服を着る彼女達は監獄の森林地帯を活動範囲で、そこでの敵勢力の迎撃は勿論のこと、研究に使用する素材ーーー例えば、特殊な能力を持つ森林の魔物達を狩ってくる狩猟部隊としての荒々しい面を持っている。

 

「ーーー伽羅姉様。黒那姉様が来るまでは絶対に堕天使達は生かしてくださいね?」

 

「すごく不安です。とりあえず、作戦に組み込みますが、最悪の場合は、魁人の所に直接飛ばしましょうーーーとりあえず、黒那には、何とか間に合うように連絡を入れておきましょうーーー」

 

そう言って、マドカは簡単に纏めた作戦データを黒那の端末に送るのだった。

 

 

その頃、マドカはーーー

 

「ーーーマドカ姉からです。とりあえず、伽羅姉様が参戦するみたいなので、急ぎたいんですけど、まだッスか・・・ミロク姉!?」

 

「あと、もうちょっとで調整が必要よ!!」

 

ミロクと呼ばれた少女がいる研究・開発室に来ていた。

 

麻羽ミロク・・・魁人の制服創造(ユニフォーム・クリエイティブデザイナー)で作られた制服の一つ、デュエル・マスターズの超獣(クリーチャー)の力を付与する超獣服(クリーチャー・コスプレスーツ)で、『仙界の麒麟児ミロク』の力が付与された天災巨匠(ミロク)を着用したことで、ミロクの能力及び人格を付与された魁人が頭を抱える問題児の一人。

 

彼女が作る装備・兵器は下手をすれば、小国を一瞬で滅ぼしかねない程の力があり、それを定期的に勝手に創り出しては、勝手に次元の狭間に不法投棄をすることもあるので、何度も魁人やマドカに叱られている。(なお、不法投棄された装備・兵器は全部では無いが魁人達によって回収されている)

 

ちなみに、魁人と共に盛り上がって、世界に悪影響を与えかねない兵器をハイテンションで作ることもあるため、ミロクと共に魁人もマドカに大目玉を食らうこともある。

 

「ーーーそれにしても、見た目は仮面ライダーゼッツの変身アイテムのゼッツドライバーッスね。また、魁人兄と共に特撮アイテムを作ったんですか?」

 

「まぁ、再現したのもあるけど、それは、ゼッツドライバーの機構やデザインを参考に造った新しい人器(セイクリッド・デバイス)よーーー」

 

そう言って、調整中の人器(セイクリッド・デバイス)に言及するミロク。

 

彼女達の目の前には、仮面ライダーゼッツに登場する仮面ライダーゼッツに変身する変身ベルト「ゼッツドライバー」、それと悪夢を封じ込めたカプセル型の変身アイテム「カプセム」が置かれていた。

 

なお、ゼッツの武器である変形武器「ブレイカムゼッツアー」と弓型の大型武器の「イナズマブラスター」、そして敵の仮面ライダーノクスが使う大剣型の変型武器「ブレイカムバスター」やゼッツ以外のエージェント達が使う変型武器「ブレイカムブレイカー」が様々なケーブルに繋がれて置かれている。

 

「それぞれの人器(セイクリッド・デバイス)の名前は何だけど、まだ付けてなくてね・・・黒那が付けてもイイわよ?」

 

「えっ、そのままじゃ、色んな所に怒られそッスね〜」

 

どうするかなと、目の前にある人器(セイクリッド・デバイス)の名を考える黒那・・・目を閉じ、少し黙った後ーーー

 

「ーーー変身ベルトの名は仮面戦士の(マスクドライダー・)幻想鎧帯(イリュージョンベルト)、ブレイカムゼッツアー型の武器は、幻想仮面の(ゼノテク・)複合武装(フォー・アームズ)、イナズマブラスターは幻想仮面の(ゼノテク・)の雷刃弓(イナズマ・アロー)、ブレイカムバスターは幻想仮面の(ゼノテク・)魔導砲剣(ブラスター・ブレード)、ブレイカムブレイカーは、幻想仮面の(ゼノテク・)複合兵装(スリー・ブレイカー)ッスかね?」

 

「わざわざ、私のゼノテクアーマーについても言及してくれたの?無理しなくてもいいのに・・・まぁ、ありがとうーーーそして、完成よ。魁人と私が黒那の為に造った対サタナエル戦想定の、専用人器(セイクリッド・デバイス)がーーー」

 

そう言って、ミロクは調整で使用していたキーボードのエンターキーを押す。

 

すると、ケーブルに繋がれていた人器(セイクリッド・デバイス)が粒子と化して、黒那の薬指についている黒葬環(ブラックリング)に吸い込まれた。

 

そして、吸い込まれなかったカプセムを黒那に渡す。

 

「貴方の名付けに沿う形なら、このカプセムの名は幻想封球(ゼノテク・シールスフィア)・・・悪夢ではなく、様々な物語や神話の存在、魔剣聖剣といった魔導具(アーティファクト)、魁人が作った制服や、私たちが作った人器(セイクリッド・デバイス)、聖書の神が創り出した神器(セイクリッド・ギア)すらも封じ込めて、各アイテムに装填することで、その力を引き出すことができるーーー」

 

「今回は、そこまで強い敵では無いですが、安定して運用できるかのデータを取るんですね?」

 

「えぇ。データが取れれば、そのベルトの量産型、ゼッツでのロードインヴォーカーやノクスが使っていたノクスドライバー、ナイトインヴォーカーと言った派生アイテムじゃなく人器(セイクリッド・デバイス)の開発も安定して進めるわ」

 

「魁人兄がウキウキして喜ぶ場面が想像できるッスねーーーじゃあ、言ってくるッスーーー」

 

そう言って、研究室を後にする黒那・・・

 

それを見届けたミロクはーーー

 

「ーーー座に干渉できれば、そこにある英霊達の情報すらも封じ込めて、別の次元で力を行使することができる幻想封球(ゼノテク・シールスフィア)・・・研究しがいがあるわね・・・やっぱ、魁人君といると、色々と楽しいわ!!」

 

幻想封球(ゼノテク・シールスフィア)を見つめて、悪い笑顔を浮かべながら再びキーボードに手をかけるミロクーーー

 

その側には、まだ見ぬ人器(セイクリッド・デバイス)の計画書が山積みに置かれていた。

 

 

 




次回は、いよいよ、堕天使達との戦い。そして、魁人とアザゼルが遂に!!

次回もお楽しみに!!!
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