ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD 作:ナイショくん
おじいさんから“ワープ”のことを教えてもらい、
さっきの塔にワープしてみた。
──すると、
何故かおじいさんはボクより先に塔の上にいた。
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「あれ、なんでここにいるの?」
老人
「ふぉっふぉっふぉっ。
年の功、というやつじゃ」
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「年取るとそんなことも出来るんだ!
ボクも年取ったら出来るかな?」
老人
「さあのう······さてさて、
お主をここに呼んだのは
ここが祠を探すのに絶好のポイントだからじゃ。
お主、シーカーストーンに
望遠鏡の機能があることは気づいておるか?」
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「へ?そんな機能あるの?」
シーカーストーンを操作してみると、
確かに遠くを見渡せるようになった
気づかなかった。
これも「年の功」のお陰なのかな?
老人
「望遠鏡を覗いて祠を見つけたら、
ピンを打って目印にすることが出来るのじゃ。
ピンはマップでも打つことや消すことができる。
お主の思うところにピンを打ってみるがいい」
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「うん!」
おじいさんの言う通りに周りを見渡してみると──
──見つけた。
ここから南に1つ、南西に1つ、西に1つ、計3つ。
さっきの祠と合わせれば、
この台地には4つの祠があるようだった。
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「頑張って祠巡りしますかー」
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まず、最寄りの南にある祠に来てみる。
どうやら何かの建物の跡地らしい。
ボクが気になったのは、
建物の周りに纏わりついたまま動かない、
壺をひっくり返した様な見た目の遺物だった。
興味本位で遺物を調べてみると、
ネジや歯車・バネなどが取れた。
······これ、取っちゃっていいやつなの?
──ゴゴゴゴゴ
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「んあ?」
──突如苔の生えていた遺物の1つが動きだし、
青い目から赤いレーザーをこちらに向けてきた。
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「······?どうしたのかな──」
──デュオンッ──
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「──!」
目の前まで走ってきた青い閃光に
条件反射で飛び退いた瞬間、
さっきまで立っていた場所に
青い光が着弾して大爆発を起こした。
どうやら、あの遺物のビーム攻撃らしい。
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「わぁ!何あれ!?」
また赤いレーザーがボクを捉える。
どうやらあれでボクを捕捉しているらしい。
かなり危なそうだ──
──と思うと同時に、あることを思い付いた。
気になったのでやってみることにする。
──赤いレーザーに向かって盾を構える。
そして──“その時”が来るまで集中する。
──デュオンッ──
──来た。
飛んできたビームに対して盾を振り抜くと、
盾を持つ左腕に痺れるような反動が来るとともに
跳ね返ったビームが遺物に直撃した。
遺物は動きを止め、跡形もなく爆散した。
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「······おー······」
······なんだったんだろ?
──祠には無事到着した。
といっても、瓦礫の山で通り道が塞がっていたので
無理矢理瓦礫を登ってたどり着いたわけだが。
台座にシーカーストーンをかざして入り口を開き、
内部へと入っていった──
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降りた先にはひび割れた石製の壁と、
やはりと言うべきか、
シーカーストーンを嵌められる台座があった。
シーカーストーンを台座にはめると、
そこに青い雫が落ちた。今度は何かな?
──アイテムが追加されました
──リモコンバクダン
遠隔で起爆できる
爆風で魔物にダメージを与えたり
物を破壊する事ができる
丸型と四角型があるので
状況に応じて使い分けられる
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「バクダンかー······カッコいい!」
ヒビの入っている壁にバクダンを投げ、起爆──
すると、目論み通り壁は爆散して
さらに向こうへ行けるようになった。
さらに進むと左右にヒビの入った壁があったので、
爆破してみると右の壁には宝箱が、
左側にはさらに先へ進む道が開いた。
ちなみに右側の宝箱の中身は大剣だった。
先に進むと、宙に浮いている地面が
こっち側と向こう側とを前後に移動して、
その向こう側には壊せそうな壁があった。
ふと思いついたので、
バクダンの形を四角に変えて
動く地面に置いてみる。
丸いままだと動く床の慣性で動いちゃいそうだし。
床が向こうに行ったタイミングで発破をかけると、
見事に向こう側の壁は吹っ飛んだ。
動く床がなんで無事なのかは分かんないけど、
とりあえずこれでさらに先へ行けそうだった。
壁のあった方へ向かい、
さらに奥へと進む。
すると、なにかを発射するからくりのようなものが
──ガシャン、ガシャン
と、一定のリズムで動いていた。
その向こう側には壊せそうな
障害物の山があったので、
恐らくこのからくりでバクダンを向こうに飛ばして
向こうにバクダンが飛んだ瞬間に爆発させて
先へ進む仕組みなのだろう。
からくりの中に丸型バクダンを転がすと
思惑通りにバクダンは向こう側に飛んでいき、
それで障害物を爆破すると先へ進める道が出来た。
さらに先へと進み、
最奥でミイラの安置された祭壇に到着した。
『試練を克服しよくぞここまで······
貴方様こそ紛うことなき勇者
今こそ女神ハイリアの名において
克服の証を授けましょう』
声とともにミイラから紺色の球──
克服の証を受け取る。
『これで我が役目は終わる······
女神ハイリアの加護があらんことを······』
ミイラは光の粒子となり消失した。
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「外出たけど······夜になっちゃった」
南東に建物の影が見えたので向かってみると、
遠くから見えた小屋の前の焚き火の近くに
おじいさんが座っていた。
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「おじいさーん。祠2つ目行ってきたよー」
老人
「そうかそうか、ご苦労じゃったのお」
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「おじいさんは何してるの?」
老人
「先ほどまで木を切っていてな。
疲れたので焚き火にあたって休憩中じゃ」
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「そっか」
老人
「疲れておるのなら
小屋のベッドを使っても構わんぞ」
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「ホント?ありがと!」
小屋の中に入り、ベッドに横になる。
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──数分後
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「すぅ······すぅ······」
老人
「······もう寝たのか。
相当疲れていたようじゃな」
布団にくるまる少年を見て老人が呟く。
老人
「······これからお主に降りかかる困難に
手を貸してやれぬこと、不甲斐ない······
······じゃがせめて──今は、ゆっくり休めよ」
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翌朝起きると、
おじいさんは小屋の近くで木を切っていた
──キュルルルル
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「······お腹空いたぁ」
老人
「腹が減ったか。
小屋の前にあるわしの料理鍋、
好きに使うてもいいぞ」
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「ホント?やったー!」
──というわけでご飯の材料を求めて森に入り、
弓矢で猪を狩ってお肉を、木からリンゴなどを、
山菜やキノコを採集して回る。
近くの池からも魚を取ったり、
雪山の入り口付近にある赤い実なども取った。
赤い実は食べるとピリッとした味で辛かったが、
普通に食べられた。
おじいさんが焚き火にあたっている
料理鍋のところに来ると、
ケモノ肉、ハイラルバスという魚、
それからさっきの赤い実を料理鍋に放り込む。
──ボフンッ
料理が出来た。いい匂いがする。
老人
「なっ······お主、それは?!」
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「?」
老人
「わしの考案した究極の料理
“ピリ辛山海焼き”ではないか!
そうじゃったそうじゃった、
魚を入れるのじゃったな。
ありがとう、実は前に作ったはいいものの
材料を忘れてしまってのう」
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「じゃあ、ボクおじいさんの役に立てた?」
老人
「うむ」
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「やったぁ!」
老人
「ふむ。では、その料理のセンスを認めて
この防寒着を進呈しよう」
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「ホント?えへへー♪」
分厚くて暖かそうな防寒着をもらえた。
おじいさんの役に立てたし、よかったよかったー。
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「······あ!
そういえば、
祠のあるところの1つに雪のあるとこあった!
これ着れば行けるかな?」
デザートのリンゴを食べながら、
次の予定を立ててみる。
──ただそれよりまずボクは、
あの崖の向こうの対岸のさらに上、
絶壁の上の祠を先に踏破する事にした。