巨乳大好きマン   作:覚め

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いや、おっぱいが挟んでいる、と言ったほうがいいか。
しかし挟むとなればガチでR付くからやめとくか。


全ては胸が握る

異変だということで、魔理沙が飛んで行った。俺も飛びてえな。…でも、上空はもっと寒いんだろ。じゃあ良いや。ちなみに異変の内容は冬が長引いていることらしい。あまり着込んでいるわけではないので寒さにはとても弱い。魔理沙が適当に出してくる男服を着ているので、魔理沙に会わない冬の服は持ち合わせていないのだよ。とりあえず空を飛ぶ練習からになるよな、こういうのは。…胸への探究心で飛べねえかな。流石に無理か。そこまで行けば多分、その探究心でビーム出せる。

 

「ってわけ」

 

「つまり…私が飛んでいるのを見たから来た、と?」

 

「あれも中国拳法?」

 

「そんなわけないじゃないですか。気ですよ」

 

「…俺も扱える?」

 

「扱えますよ。理論上は。」

 

一応魔理沙から、空を飛んでいる時の感想は聞いている。空を飛ぶ奴によるが、風に煽られた時はかなりの奴が風に合わせて飛ぶらしい。合わせるって何?まあとにかくだ。上空は風が強い。強風に煽られ体制を変える際に揺れる胸。…そう、想像するんだ。やる気を保つ。美鈴師匠と向き合い、気とやらの扱い方を教わる。なんか、こう…体の中の流れを意識…は…?何言ってんすか…?美鈴師匠の背中に手を置き、気とやらを扱ってもらう。…流れ…?流れ、ね。流れ。うん。何言ってんだ?

 

「才能がないですね!」

 

「一回だけ胸で例えてもらったりします?」

 

「…そう、ですね…えっと…胸にある乳腺が」

 

「俺男だからそこを乳が通ることほとんどないよ」

 

「もう黙っててもらえます?」

 

恥ずかしそうな顔で胸を触る美鈴師匠可愛いね。胸は少しだけ揺れたよ。嬉しいね。しかし今の発言から考えるに、体の中を通る液体のようなイメージだろう。じゃあ小便で考えるか。体の中を通る小便を拡大して行き、流れを整える…整える?まあ揃える。広がって行く方向を揃えればいいか。どう?整ってる?どうやら整ってるらしい。小便の例えってすげえな。欠点があるとすれば、ちょっと催してきたことくらいかな。おトイレお借りしても良いかな。トイレから出て修行の続き。

 

「…まあ、整ってはいますので次に行きましょうか」

 

「何やるの?」

 

「ここから中国拳法一切関係ないので注意してくださいね。整った流れを、そのまま外に出します。流れ全てを外に出すことで飛べたり爆発的な力を出すことができますよ」

 

「こうか」

 

要はイメージしろってことだな。…つまり排尿に近いイメージ。腕を引き、身を屈め、足に力を入れ、足の裏から爆発的な速度で排尿。するとどうだろう、この世界はどうやら漫画だったのかと思えるほどの速さで視界が変わった。体の感覚で言えば五回転くらいした気がする。バランスをどうにか保たなきゃ…無理だなこれ。紅魔館の一番高いところ超えたよ。俺、すんごい飛んだよ。そのまま落ちるんだから死ぬよね。死にたくないなぁ。浮遊感、後に落下。そして抱擁感。美鈴師匠に抱えられた。きゃっ、惚れちゃう。

 

「須磨元さんのことだから胸とか言うのかと」

 

「失礼な。俺でもある程度の礼儀は弁えてます。それはそれとして」

 

「黙ってください」

 

「…柔らくて最高でした」

 

「黙ってくれますか。」

 

「美鈴師匠の抱え方」

 

「えっ」

 

教え続行。飛び方に関しては爆発的にではなく、徐々に出して行く感覚らしい。…段階的に上げて行くってこと?ギアを?排尿の。まあ試しにやってみるか。ググッとな。それ、ぐぐっ…あ、浮いた。段階的に上げると言うことはそう言うことね。…低空飛行が限界!これで雪を踏まずに帰ろうかな。慣れれば多分もっと上を飛べたり出来るだろう。そうすれば…空ばかりを浮いている巨乳に会えるかもしれない。帰って寝るか。風見幽香いるかな。怖いけど大きいから割と好きよ。

 

「あ、風見幽香いた」

 

「何してるの」

 

「浮いてる」

 

「そう言う遊び?」

 

「修行」

 

「…ああ、貴方人間?」

 

「うん!」

 

その声と共に俺の顔面の横を変なものが通る。壁を見たところ、豆。いやこれ種かな。…え、嘘だよね。空飛ぶの維持しながら動くなとか言わないよね。次弾装填みたいな感じで種を出さないでもらえますか。家また壊れますよ。何、俺またおっぱい見た?…多分見た!!それだ!!でも多分口に出すともっと酷いことされる!死にたくないので口を紡ぐ。目を瞑って耐える。暗いよ怖いよ暗いよ。なんか耳元を通る種の音が大きくなってきた気がする。いや絶対でかい。どうなってんの?

 

「目を瞑ったらダメじゃない。目を開けた状態で動かないのが大事なのに」

 

「どゆこと」

 

「動かないって言うのは集中力が要るのよ。それを無理やり保つのも。死ぬ気で浮き続けなさい。」

 

「家壊れますよ」

 

「建材よ」

 

「嘘でしょ…」

 

殺されるよね。いつか。魔理沙が入ってくれたりしないかな。そんなことはなくただ流れて行く俺の横のタネ。多分壁にはもう穴が開く頃ではないでしょうか。風見幽香はそんな俺を見てとてもニヤニヤニマニマしている。率直に言えばキモい。どこをどうしたらそんな表情できるの。怖い。そしてそんな恐怖のショーは突然な終わりを迎えた。風見幽香がスカートのポケットを弄り、何かに気付いた顔で飽きたと言った。俺はようやく、地面に足を置いた。風見幽香が巨乳じゃなければおそらく浮き続けることはできなかっただろう。

 

「春の訪れが聞こえたから、次の冬までここには来ないわ」

 

「わかりました」

 

「壊したらもちろん殺すから」

 

「存じております」

 

「私の胸を見るな目をみろ」

 

「ごめんなさい」




念だって絶は難しいんですよ。
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