巨乳大好きマン   作:覚め

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冥界嵐竜巻ダンスブレイカー


冥界で大暴れ

何故か後日真剣とやり合うことになった。魔理沙に乗せられ逃げること叶わず、着いた頃には虫の息。まあ冥界だし、死んでも俺をすぐに見つけられるって思えば…悪くない、か?妖夢の武装は木刀二つ。対する俺は木刀一つ。舐めてんすか。馬鹿にされてるんですか。ま、普通ならそう思う。だが相手は人外。おそらく美鈴師匠ぐらいの力はないだろうが、俺からして大差は無い。結論死に至る病となるわけだ。ならばどうするか。逃げる手はないので素直に負けるとしよう。

 

「ちなみに私の一振りは木刀であっても骨が折れますよ」

 

「…比喩?」

 

「腕で受け止めれば、まあ受け止め方にもよりますが肩も壊れると思ってください」

 

「俺が何したっていうんだ…でかいおっぱいに会いてえよ…」

 

始め。途端に仰け反る背中。少し遅れて目の前を木刀が空振る。…そうだ。妖夢は小さいんだった。最近は割と大きい人が多かったので忘れていた。美鈴師匠直伝の足腰で耐えられず勢いそのままに倒れてしまう。痛い。そもそも足腰の鍛え方とか教えてもらってねえわ。小便の流れるイメージ、それをまず整えよう。次にそれを腕に集めて、木刀の振り下ろしに合わさるように排尿。空振り。当然だな。これ楽しくないよ、俺帰って寝たいもん。どうしてダメなの?後なんで俺はこんなことしてんの?

 

「素晴らしい一太刀…私も、今のを受ける自信はありませんね」

 

「腕痺れたからさ、もう終わりにしない?」

 

「無理ですね」

 

「は?」

 

意志揺れる 眼前の胸は 山のよう。恐らく少しはあるのだろうが、サラシか何かで縛り付けて動きの邪魔にならないようにしているのだろう。それかスポブラ。酒の20歳制限がない中でスポブラの普及は考えにくい。よってサラシに決まりだ。特に意識してなかった背筋を整え、流れも整える。美鈴師匠の言った感じでは整えるだけでも効果は出るらしい。走って木刀を振り下ろす。腕からの排尿も忘れず。…言い方変えた方がいいよな。妖夢はこれを警戒しているのか近づいてこない。

 

「やはりっ…素晴らしい…!」

 

「疲れた…」

 

魔理沙は何をしているのかと目を向ければ、そこに居たのは魔理沙ではなくただ一人の女性。全体的に空を思わせる青と白の浴衣に、桜色の髪。頭についた三角の紙がこれまた愛らしい。そして極め付けはその胸。事情が変わった。気絶も骨折も勘弁被る。木刀を一度大振り。カウンター狙いか、軽々下がった妖夢。そのままの勢いで妖夢に背を向けて、足をちゃんと踏み込む。足の裏から思い切りの排尿。向きも考えて。つまり俺はタックルを仕掛けた。周りながらのタックルだったので、どちらかといえば身投げが近いかもしれない。痛いよね。

 

「…重いです」

 

「だろうね。この状態だと幽々子さんがあたふたしてるから楽しいんだよね」

 

「次は真剣でいきましょうか」

 

「一発でも当てられたのね。良いね」

 

「武を修めている者としては考えられない動きでした。それ以外は本当に、素晴らしいの一言でしたね。後半は特に」

 

「おっぱいを見るとな」

 

蹴られた。まあ当たらなかったけど。それでも俺が謎に吹っ飛ぶのだから面白い。なんだろう、磁石みたい。本日一番の怪我である。魔理沙はそんな俺をみて笑っていた。妖夢、あいつもやりたそうだぞ。今悔しいだろうからやったらどうだ。ちなみにあいつ、魔法使えるから気を付けろよ。けしかけた側だが、魔理沙の力はどう見ても並。まあ無理だろう。あいつの肋骨折れても笑ってやろう。楽しいから。だが結果がどう見てもつまらないので帰らせてもらう。冥界は変な場所で、どこかを見れば地上が見える。そっちに走って飛び出す。死にたくないけどね。

 

「…どこだろう、ここ」

 

気がつけば一瞬で見知らぬ土地。なんだろう、でも高いから見たことはあるはずだ。あ、あそこに俺の住んでそうな森。帰るか。体の流れを一部で圧縮して、解放。ドンと音がして、気がつけば森の上。俺すげえ!つええ!こんなの、漫画じゃん!漫画なら、そうだな。漫画なら…気が付かずに敵に攻撃されてたり。…よくよく考えたら、音って何?ドン?…ドン?地面を見ると、推進力がどれほどのものかがわかる。森に落ちる前に森を抜けて、そのままさらにその向こうへ。地面に顔面を擦り付け、腕も俺が振るより早く、なんなら引っ張られる勢いで。

 

「いっだ…」

 

「随分と頑丈ですねぇ。久しぶりのご飯だから、かなり楽しみにしていたんですけど。」

 

「…誰?」

 

黒髪。シャツ。翼。ミニスカ。頭の変なやつ。胸は並より大きめ。俺好みだ。が、目が違う。完全に食う気の目だ。風見幽香の目によく似ている。とても痛かった。死にたくないので、流れを整えて後ろに全力投球。四つん這いから俺の全力で後ろに飛び退いたというのに、なんか知らんけど上から抑えられた。自覚から少しして、何か体全体が殴られたような気分に。いや、殴られた。死ぬかと思った。急に滝に打たれたような感覚が一瞬だけ。顔も体も引っ張られたような…強風かな?

 

「空気を叩くほど速い。それだけですよ」

 

「…そりゃ音くらい速いんでしょ。」

 

「あれ、わからないんですか?外来人はそういうの詳しいでしょう?そ…そにっく、ぶーぶ?」

 

「赤ちゃんかよ」




Q.この後どうなったの?
A.風見幽香がどこからともなく現れて、須磨元君の下敷きになった花を想ってガチギレ。二人とも死ぬ気の逃走をした。
襲ってきた翼の生えた訳のわからん奴の名前は射命丸文です。
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