巨乳大好きマン   作:覚め

21 / 57
性欲の撤退…!
本気だね


撤退

「おっぱいを…揉む…良いかな」

 

「見てくださいこのしょんぼりとした顔!!普通ではありません!」

 

「紅魔館メンバーで一番最初に思い出すのは」

 

「レミリア」

 

「重症ね…」

 

性欲が消えた。幾光年も同じだと誓った、人生の大事な柱が消えた。胸…?揉む…?何言ってるんですかね。帰ってたらふく食べて寝たい。以前の俺では確かに考えられない。だが、今は完全にこうなった。美鈴師匠の胸を見ても気は高まらず、それどころか逆に萎える。まさか、下ネタ嫌いな人間が下ネタを食らった時の気分だというのか。俺の性欲が、あの異変で消えた。もはや何に興奮することもない。睡眠と食事。この二つがしたい。昨日は遅くまで起きすぎた。

 

「眠い…」

 

「き、恐怖よ!パチェ!」

 

「明らかに重症だけど…別にこれでも良いでしょ?」

 

「いやまあそうなんですけど!」

 

「美鈴はそういうのが好きな変態なの?」

 

「気持ち悪いんですよ。急に善性を持たれるのは。」

 

「なかなかに酷くない?」

 

性欲がないせいか、何故か心が穏やかだ。帰って寝よう。この状態では何も考える気にはなれない。性欲のない俺は死んだようなもの。あの異変で射抜かれた部分の完治を紅魔館に任せるんじゃなかった。ここまで騒がしくなるとは。あと目が痛い。俺の姿を見つけた小悪魔が猥談を持ちかけてくるが拒否。すまない、今そういう話はできない。何を持って猥談となるのかわからないためだ。俺はもう、性的興奮が出来なくなったらしい。もはや小悪魔の体を見ても、スーツキツそう、キツくねとしか思えなくなった。

 

「あり得ない…!」

 

「一体どんなロボトミー手術を施されたのですか!?」

 

「いつも見せたおっぱいへの執着を!ほら、パチュリー様のナイスラインですよ!」

 

「そんなことしたら服が破けますよ」

 

「ぅ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「あれは何?」

 

どうやら俺はおかしくなっているらしい。そもそも溢れていた性欲が消えただけで他は普通なのに。もはやそういう方面にさえ興味が湧かない。俺はもう死んだも同然。治さなくて良いですよ、帰って永眠したいので。そう告げたら美鈴師匠が腰を抜かした。…そこまで変なことを言った覚えはない。よくよく考えたら、紅魔館が一番俺の性欲を知っていたのか。草の根もあるけどあっちにはあんまり言ってないし。…俺、もしかしてかなり失礼なことをしていたのでは…?

 

「謝らなくて良いわ。それを承知した上での関わりだもの。というか違和感しかない」

 

「…別にこれでも良いでしょ、咲夜」

 

「そうですよね」

 

「まあ普通に考えておっぱいおっぱいうるさいやつって気持ち悪いもんね」

 

「…須磨元さんが言ってはダメですよね」

 

そもそも毒を盛った奴に治し方を聞きに行けば良いだろうと小悪魔から言われたのであの異変の竹林へ。俺は何故かレミリアに抱えられながらの移動となった。恐らくメイドであったりパチュリー等では俺がセクハラするかもしれないという判断だろう。理解出来る。そう言えば、あの建物にも名前はあるのだろうか。…そう言えばブレザーの人、投げたけどその後を知らないわ。多分魔理沙達にリンチされたのだろう。可哀想に、俺は関係ないけどね。…建物はよく見れば和風のものだった。靴のままあがったのは失礼だったろうか。

 

「クラァ!」

 

「治せ治せ!」

 

「えっ何」

 

「ひぃっ」

 

「毒盛ったでしょ。治して」

 

「…あ、それのことね。にしてもよく生きてるわね」

 

「何この人」

 

「一応、人間じゃないらしいわ。咲夜」

 

「あの助手は簡潔なお話をするために退室してもらいました」

 

なんだか訳がわからんな。となっているところに手を握られる。…なんですか。引っ張らないで、押し込まないで。ていうか肌白すぎでしょ。引きこもりってレベルじゃないよ。そんなこと考えていたら手を強く握られた。めっちゃ痛い。…俺は何をされてるの、これ。レミリアに視線を送るものの、レミリアも分かっていないような素振り。メイドも分かっている風を装っていた。なんだろう、これ。身体検査だろうか。それにしては触診って。部屋に比べて時代が見合ってない。しかも聴診器出してきた。何この人。

 

「…なるほど。正確な脈拍ね。運動してみて」

 

「運動?」

 

「そう。例えば」

 

「早く治してくれる?」

 

「…そもそもがおかしいわね。何処に私が人間一人の症状を治す義理があるの?」

 

「忘れた?私の申し出がなければ幻想郷から追い出されていたでしょう?」

 

なんだかわからないが何かあったらしい。とにかく俺の現状を確認するからと言われて、CTスキャン…らしきものを通らされる。…CTスキャンとか、X線検査とか、そう言うのだよねこれ。見た目がどうしても幻想郷に合わない。と言うかこう言う技術があるなら脂肪注入による豊胸があってもおかしくはないか。以前の俺の考察は当たらずとも遠からずだった訳だ。今考えても胸を研究するためにと豊胸手術について調べまくってたのは頭がおかしいな。

 

「…んー、確かに毒は効いてるわね。精嚢を破壊してるし、それによって性欲の減衰もちゃんと出来てる」

 

「そんなことがわかるの?」

 

「月でもかなりの技術よ。拝んでおきなさい。…本当に拝まなくて良いから。となると、精嚢を再生させるだけで終わりね。…分かってる?」

 

「はい…」

 

「精嚢って何?」

 

「!?」

 

「そうね、簡単に言うならき━━」

 

「やめてもらっても?」

 

「…そう?」




永琳が即興で作った精嚢破壊毒の効果
金玉の中身を壊して脳みそに生殖活動出来ないことを伝え、あとはチョチョイとやって性欲を消す。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。