巨乳大好きマン   作:覚め

25 / 57
まあ春が来たからと言って何があるわけでもありませんが。


春一番

「花粉辛い…」

 

「ネックレス返すか?」

 

「いらない…」

 

魔理沙が家に来ている。俺は魔理沙からもらったネックレスがあるのでわからないけど、魔法の森は花粉がすごいらしい。風見幽香もあの花粉には苦悶の顔を浮かべていた…気がする。まあそんなことはないのだろうけど。魔理沙が言うには、花粉をモロに吸ってしまったらしい。何言ってんだこいつ。だったらアリスもそうならないとおかしいだろ。お前ら二人とも家が近いんだからさ。…まあ、人間かそうじゃないかの差でもあるか。哀れ魔理沙、人は自然に勝てないよ。

 

「辛い〜…」

 

「しゃーない、あのおっぱい拝みに行くか」

 

「私はお前じゃ…へぶっ」

 

「殴られたかのようなくしゃみをするな」

 

と言うわけで魔理沙を背負って竹林の方。魔理沙の胸が背中に当たるのを感じつつ、こいつサラシじゃないんだと少しの驚き。余談なのだが、道のりはとても辛いものだった。途中で魔理沙が酔ったりくしゃみが止まらなすぎたり鼻水拭いたいとか言い出したし。俺の服で拭うな。アリスに文句言われるぞ。赤青の胸…もとい医者を自称する永琳は、かなり腕の立つ医者らしい。これで花粉症が治るのなら医学の進歩もまだまだ捨てたものではない。花粉には割と多くの人間が殺されかけてるからな。

 

「で、治るの?」

 

「私に聞かないでよ」

 

「お前も医者みたいなもんだろ、言え」

 

「…師匠はどちらかと言うと薬剤師よ」

 

「終わったな魔理沙」

 

「ゔぇっぢ」

 

「うわ変なくしゃみ」

 

「で、その師匠は?」

 

「姫様のところ。少ししたら来るから。」

 

…優曇華とか言ったか。こいつ、俺のことを忘れてるんじゃないかって思うくらい平然と接してくる。割と乱暴なことしたと思うんだけど、その心境やいかに。まあでも返事しないとかよりは大分マシ。もしかしたら記憶喪失かも。永琳も謎の姫を気にかけているらしいし、なんだかな。ガッツリ参加した初めての異変なんだから、もう少し反応が欲しい。霊夢なんかは紅魔館では名前を言ってはいけないあの人扱いらしいぞ。レミリアやメイド長の口からは出てくるらしいが。全部妖精の言ってたことだけどな。

 

「…ウチは無料の診療所じゃないのよ」

 

「不死身が二体、知恵遅れが一体、有象無象。飯食わなくても良いんだから別に無料でしょ」

 

「知恵遅れがご飯を要求するのよ。困ったわ、最近調子にも乗り始めて。」

 

「そりゃ大変」

 

「あの、早く患者さんの方を」

 

そうねと進められて薬が2錠。これで足りると思ってんのか。知恵遅れとか言ったけどもしかしてお前のことだったのか。もしや知恵遅れって言ったことを怒っているのか。何故。…弟子だから?そんなに弟子愛があるのか。弟子入りしたらそのデカチチ…は無理だな。視線下げたら合わせられた。あんなに大きな胸をしているのに、なんともだ。…弓奪うより胸揉めば良かったな。とか思ってたら永琳が動き始めた。胸の揺れは見逃さない。おっぱい(明鏡止水)発動。デカい。ハリもいい。わざと揺らしてるかのように揺れる。たった数秒を、思わず舌で唇を湿らしそうなほどにまで延長する。

 

「視線が行き過ぎです。」

 

「ん、すまん」

 

「良いわよ。今のはわざとやったから」

 

「えっ」

 

「…胸を見る時だけ集中力が増すのね。やっぱり去勢が」

 

「やめてください本当に」

 

もう性欲失うのはね。ちょっと厳しいところがあります。まあそれはさておき、魔理沙の症状なら2錠の薬で足りるらしい。どんな花粉にもこれ二つ、ということだ。まあそれを飲めるかどうかはまた別のように思える。多分飲めるだろうけど、今見たら鼻提灯ができるくらいに症状がひどい。喉ボロボロ、関ゼエゼエ。ネックレスを外したら俺もあんな感じに咳き込むのか。ネックレスを作った魔理沙に感謝を捧げる。今の魔理沙には哀れみを捧げる。薬出たんだから生きれ。

 

「はーい飲ませるよ〜」

 

「ゔぇっ…っしゅ」

 

「可愛らしいくしゃみですね」

 

「鼻提灯邪魔」

 

「うぁっ」

 

「…すっげえネバネバしてる」

 

「あの、早く飲ませてあげては?」

 

「あと1錠な」

 

なんだか苦しそうに踠き続ける魔理沙を横目に、優曇華を見る。正確には優曇華の胸。…うーむ。何やら変なものがあるわけではない。永琳と比べて小さいだけ。なんなら平均よりも小さいけど、俺の目にはあるように見える。ただ、なぁ。前回、勝手に体が動いたことから胸が小さいことは判明しているわけだ。つまり矛盾。平均の胸を基準にしているわけではないはずだ。多分。と言うよりも平均より小さめでも俺は構わない。…いやそう言う話ではない。こいつの胸どうなってるのと言う話だ。

 

「なんですか」

 

「能力なの、それ」

 

「…はい?」

 

「胸。見た目ほど大きくないでしょ。詰め物もしてなさそうだし」

 

「…殴っても当たらないですよね」

 

「不思議な胸を…」

 

「師匠ー!助平がいます!!」

 

「そいつは元から助平よ」

 

「そうですけど、胸がどうとかこうとか」

 

「…胸。彼に言われるほどあるの?」

 

認識が食い違う。永琳の胸と比べれば確かにそうだろう。だが俺としては大きさは大きさ、胸は胸なのだ。だからこそと言うのか、優曇華の胸ははっきりと小さいとは言い切れない。見た目だけなら。サラシだろうがブラだろうが、どれだけキツく巻いてるのか、ワンサイズ下なのかは触るまでは分からない。ただ詰め物してるかどうか、とかがわかるだけ。無論詰め物をしていないサイズは正確には当たらない。範囲を言うくらいだろうか。しかし優曇華の胸は俺の目を持ってしても分からない。当たりをつけても無駄なんだよな。なんか外れる。

 

「この子、相手に幻覚を見せて大きさを偽造してるのよ」

 

「つまり誇大広告…!?」

 

「そうね。」

 

「もうやめてください。私が死にそうです」




古の東方二次創作あるあるに、パッド長と言うものがありますね。
それが好きでこの作品はできました。後半魔理沙が空気になったのとは関係のない話です。申し訳ない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。