巨乳大好きマン   作:覚め

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前回の付け足し。
早苗と須磨元に血縁関係はない。戸籍上の関係もない。
近場に住んでた人ってだけ。つまり親戚の集まりなんてものはない。


事情

早苗。東風谷早苗。はて知らんなと知らんふり。…思い出しはした。が、なんとも嫌なタイミングで会う奴だ。帰ってくんないかな。外の世界でのアレコレを話すつもりかこいつ。というか緑髪じゃなかったよなこいつ。…幻想郷に入る前に緑だったらしい。あ、霊夢だ。弾幕ばら撒きながらこっちくんな。笑えん。早苗が意気揚々と出て行ったが、呆気なく返り討ち。俺もう帰って良いか。しかしこの早苗があのちっさい早苗だとすれば納得よ。ガキの頃を知ってたら興奮出来ない体質だからな、俺は。

 

「帰る」

 

「え、傷だらけの私を置いて?」

 

「…はぁ…」

 

「あの、ため息やめてください」

 

「そんなことよりここの神出しなさい。痛めつけてやる」

 

「巫女があれで良いのか」

 

「異教徒だからじゃないか?邪神って奴だろ。」

 

早苗の後ろから現れたデカいしめ縄を背負った赤い服の巨乳。胸元に置いてる謎のようわからん鏡の傾き具合が胸のハリとそのデカさを語っている。見てるだけで気分が上がる至高のおっぱいと言えるだろう。勿論詰め物の気配はしない。よかった、陰嚢破壊も性欲の減衰もまだ訪れてなかった。永琳には後で謝っとくか。また来年の春になったら魔理沙が行くことになるだろ。そん時かな。さてハリのある自らを巨乳と示すその胸の動向を見ていたら弾幕ごっこが始まっていた。勿論下から見るのはしめ縄の巨乳である。

 

「うわー!おっぱい!おっぱい見てますよ!!」

 

「おう、こいつもうそういう奴の扱いだぞ」

 

「昔の俺に似た人がどんな人かは知らないけど俺は俺だからな黙っとけや」

 

「…スカートの中身見てますよぉ!」

 

「この助平が」

 

「おかしいと思います、私」

 

脛を蹴られながら眺めるおっぱいも趣がある。降りて来た低負荷の胸も見ていて良い。定位置に戻った時のジャストフィット感も良い。もはや最高級のおっぱいと呼んでも差し支えないのでは?…なぜこの胸がこうも俺の心に刺さるのか、わからん。わからんが、刺さる。やはりワンポイントとして存在する傾いている鏡だろうか。赤で影の部分が視認しやすいからかも知れない。ともあれ、至高の一つにはなるだろう。後続のおっぱいが不安になったりしないだろうか?横を見かけたが無理やり視線を戻す。

 

「今こっち見たな?」

 

「私も結構大きいんですけど」

 

「私だってまだ発育途中だ!」

 

「少なくとも魔理沙はそのままでいいだろう」

 

「私は!?」

 

「知らん。」

 

霊夢がいたので丁度良いと思い話しかける。もうこれ外の世界に帰れない感じですか?帰れないどころかこっちの住人になってる?いやそういう話はしてない。まあとにかく帰れないらしい。疲れた。賽銭箱のちっせえ段差に座り、ため息。はー、疲れた。帰ってアリスに魔理沙ごと放って寝てやろうかな。とか考えてたら赤い巨乳が来た。他の三倍…いや、違うそうじゃない。自身を神だと自己紹介して来た。信頼できねぇ。摩多羅隠岐奈しか知らねえんだ。…もしや摩多羅隠岐奈みたいに絞技を使ってくれるのでは?密着するような絞技を。

 

「今は見えるのか、須磨元」

 

「…は?」

 

「昔は早苗の世話をしてもらっていただろう。その時以来、か?」

 

「…どうした早苗、急に間抜けな声出して」

 

「おや、今度は私を見えないふりか。それも良いだろうが…先の弾幕で私の胸を見ていたから通じないぞ」

 

「あの、別人じゃ…?」

 

「正真正銘、須磨元だ。早苗の世話をしていた男だよ。私も見間違えるほど薄情じゃない」

 

まずいな。面倒なことになった。魔理沙と霊夢からの視線が疑惑の視線になっている。ミエテナイヨー、と主張する方法がない。悪魔の証明かこのやろう。もう帰ってやろうかな。帰っても構わんだろう。小さな段差から腰を離し、そのまま前に進む。…この魅惑のおっぱいを無視することにはなるが、それ以上に面倒なのだ。面倒なのは早苗。マジで、子供の頃のような性格なら俺はとんでもなく面倒な目に遭う。間違いない。誰が好き好んで面倒な目に遭うんだ。魔理沙を肩に乗せ、早苗に帰ることを伝えて飛び立とうとして、神に捕まれる。

 

「ぐぇっ」

 

「…あのねぇ、普通にわかるから。無視したらダメでしょ?」

 

「神奈子様、口調」

 

「おっと」

 

「…魔理沙、アリスに伝言頼む。須磨元は魅惑のおっぱいに絞め殺されましたって」

 

「何言ってんだお前」

 

仕方ないので話すことに。俺だって理由がある。隠したいことだってある。ただ俺の知ってる早苗は、そういうことをめっちゃ話す子供だった。小学生でその段階、つまり大人になっても多少は抑えられるがほぼ変わらんだろうと思った。だから知らんぷりをした。…本当はもう少し色々あるが理由が混むので言わない。神奈子とかいう神様はそのことをわかっている。早苗はわかっていない。そう、早苗にさえわかってもらえればよかった。これで釘は刺せたし余程のことがなければ暴露はない。

 

「…余程のこと…か」

 

「どうした。不安か?」

 

「早苗、お前はお酒を飲んじゃいけないよ。そういう歳でもないだろう。少なくとも今後300年は飲むな。」

 

「成年したら呑みます!」

 

「話聞いてたかい。早苗、話を、早苗、どこ行くんだ早苗、おい」

 

…早苗がどっか行ったので俺も帰った。神奈子は何か言いたげだったが無視。家に帰って乱暴に扉を閉めフンと鼻を鳴らしてベッドに身を投げる。中秋の名月やらなんやらでそもそも魔理沙が賑やかそうにしていたのだ。異変解決兼月見などと言い出しかねん。流石に疲れた。俺は寝る。草食って風呂入って寝る。…これ、多分だけど生活リズムは幻想郷に来る前より良くなってんだよな。あとは栄養かな。それだけはどうにも。人里にも行かないからどうしようもないね。また植物が増える異変起きねえかな。蜜吸放題で楽しかった。

 

「…私から別に鞍替えしなかったんだな、よしよし」

 

「摩多羅隠岐奈じゃん。神棚から出るんだ」

 

「いや、意外とこれ狭くてきついんだ。」




神棚の説明:摩多羅隠岐奈が顔を出すときに使う媒介にもなる。なるだけで、本来はそんなことに使うためのものではないので狭いしきつい。なぜ顔を出したのかと言えば理由はない。
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