巨乳大好きマン   作:覚め

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風見幽香「タネ?」


悩みの種

「また異変?」

 

「流石に天気がおかしいだろ。原因もわからないし…」

 

「確かにこうもじめっとされたら敵わんか」

 

「雨が延々とさぁ…」

 

以前、アリスも愚痴をこぼしていた。梅雨だと言ってもここまで露骨に降り続けたら困るのだとかなんとか。とは言えそんな雨の日が続くことは外の世界ではなかった。なので幻想郷だとあるんだろとか言って適当に茶を濁したのだが…どうやら異変だったらしい。ごめんアリス、魔理沙に魔導書持って行かせるから許して。まあとりあえず行くべきは博麗神社だろう。霊夢が動いていれば動きやすいだろうし。行ってらと見送ったところ、なぜか俺もと言われ連れて行かれた。…なぜか博麗神社が見えない。何かあったのか。

 

「どした霊夢」

 

「神社が壊れたのよ」

 

「…壊れたって壊れ方ではないよな」

 

「地震じゃないか?」

 

「はぁ…」

 

というわけで、これが異変ならそいつに直させることを前提として動き始めた。許さん殺すと息を荒くして進む霊夢の横で魔理沙が乾いた笑いをしている。尚俺はそれを見送ろうとしたら連れて行かれた。俺が何をしたというのか。…おっぱい見てただけか。うーん、悪いことはしてないな。ヨシ。ふと妖怪の山を見たところ、なんだか変な天候になっていた。そう言えば萃香との付き合いが途絶えて久しいが、地震に巻き込まれていないのだろうか。山にいたのかな。萃香にこの役割押し付けたらダメかな。

 

「はぁ…だいたい、天気と地震に何の関わりがあるんだよ」

 

「須磨元は知らないのか」

 

「地震の予兆みたいな天気があるのよ。詳しくは覚えてないけど。天気を操ってその天気にして、起こしたんじゃない?」

 

「ふんわりしすぎだ。根拠もない。」

 

「昔の人が持つ知恵はそんなものよ。」

 

そんなバカな。揺れるおっぱいそれ即ち巨乳なりという言葉は存在しないんだぞ。…当たり前だと突き返された。この二人の反発が少し強くなってきたな。まあ良いか。何だか訳の分からんままに進む。そろそろ捕まれているのが辛いので、振り解いて独自調査を申し出る。…調べてなかったら俺の家が消し飛ぶらしい。それやられたら堪らん。霊夢はいいだろうが、風見幽香が良くない。俺はまだ死にたくないんだ。今度の冬で死ぬなんて勘弁だ。…まともに調査するか。

 

「天気っつったら空よな」

 

「でもそっちに行ったら冥界よねぇ」

 

おっぱい(だよねぇ)。」

 

「ん?」

 

「…うわっ幽々子!?」

 

「あら、覚えてもらって嬉しいわ。」

 

誰が忘れるか。帯に乗るほどの巨乳、のほほんとした雰囲気に似合う、もはや見せたいのかと疑問に思わせられるような胸の主張の激しさ。いつ見ても綺麗だ。着物があってこその幽々子ということだろう。以前会ったのは宴会だろうか。結構前になるかな。…いや、永琳の時に少し出会ったか?まあとにかく、何故幽々子が?という疑問。一体何故ここに現れたのか。冥界帰り?お盆はまだ早い…いやもう遅いか。一体何をしたのだろうか。妖夢もいるようには見えない。

 

「私はもう解決したのよ。だから…助言を」

 

「え、いらない」

 

「いるでしょ…?」

 

「じゃあ質問。この土地何?」

 

「ここは天界。天人が住む土地よ」

 

「巨乳いる?」

 

「私が関わった中だと…一人。」

 

「おや、また来られたのですか」

 

「この人よ」

 

「━━!」

 

大っぱいと言うにはあまりにも適した形だった。あまりにも大きすぎず、小さすぎず、それでいて詰め物もない。ありったけの男が夢を詰め込んだ大きいだけの胸でもない。目の前の人が着ている、スーツのような服、そのシワから分かる圧倒的なハリ。それでいて存在感だけを示すような胸ではない。角度を示すものもない。だがしっかり見れば分かるその大きさ。神奈子神の胸が存在感と大きさを誇示する胸の中で最高級とすれば、奥ゆかしい胸の中では随一だろう。世界はこれほどの胸をどうして俺に見せなかったのだろうか?

 

「あ固まった」

 

「どうなってるんですかこの人」

 

「最近胸について考えることが多くて…」

 

「何言ってるんですかこの人」

 

「この人は永江衣玖。とある方の従者よ」

 

「ああ、その主人は多分小さいな」

 

「…あの、目の前で主人の侮辱はちょっと」

 

困ったような顔をされた。くっ、これでこの胸かよ。性格おかしいんじゃねえのか。まあ良い。俺の視細胞がその胸から離れたくないと悲鳴をあげようと顔を見るしかない。とは言え俺も異変解決をしなければ結果的に殺される身。異変解決の糸口として幽々子が示した人間なのだから、衣玖さんは異変と関わりが深い人間なのだろう。是非ともさっさと連れて行ってもらいたい。…連れて行ってくれるらしい。まじかよ。是非とも個人的な交流をしたいお人だ。

 

「総領娘様」

 

「天子。」

 

「この方です。」

 

「…身長も胸も小さいな。まさかここまでとは思わなかったが」

 

「は?」

 

ぶっちゃけ、身長は女にしてはある方だ。と思う。でも平均よりはあるのは確か。胸は知らん。ストーンって感じ。…どうしよう、この娘を霊夢たちに押し付けて衣玖さんとお話がしたいね。…頭を振り払う。恋愛とかはない。おっぱいが好き。良し。しかしここまで小さいのも珍しい。痩せこけているわけではないだろうに。浮かぶ土地を移動し、ここでやりましょうとやる気のポーズ。衣玖さんが立ち合い人をするようだ。…口に出さなければよかった。そうすればこんな目に遭わなかったのに。ちなみに大きいのも小さいのも好きだ。俺は大きい方が特段好きなだけで。

 

「…衣玖!剣!!」

 

「はい」

 

「馬鹿にしてくれたわね…!」

 

「俺は小さくても構わないよ。別に、大きさだけで全ては決まらないからな。」

 

「気にしてるのよ。分からない?」




天子は小さい。絶対そう。小さい。
衣玖さんは大きい。絶対大きい。婚期の話はない。ないったらない。
ちなみに一回衣玖さんを詰め物だらけにしようとしたけどやめた。流石に可哀想だし失礼。咲夜さんのパッドネタでも失礼なところはあるからね。
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