巨乳大好きマン   作:覚め

30 / 57
須磨元は守矢神社とは一切関係がなく、マジで近くに住んでいた青年です。
須磨元の年齢は意地でも伏せます。


遊覧

「よー魔理沙」

 

「お前何食ってんだそれ」

 

「桃。あー、後異変の元凶」

 

「え、私食われてるの?」

 

「そのようなご関係でしたか。」

 

違うね、全然違うね。黙ってて欲しいね。凄く。とりあえず魔理沙を見つけたので異変の元凶を伝える。そして次、霊夢だな。…俺と魔理沙が揃った途端空が曇ったよな、今。天子が言うには晴れ男雨女を極端にしたような異変らしいが、あまりにも極端すぎる。これはどう言うことかな。魔理沙が雨女ってことか?…俺もなのか。どうやら今は天子が晴れさせようと頑張っているのだとか。いい子だ。神社を倒壊させなければ霊夢に追いかけられることもなかっただろうに。自業自得だ。

 

「何それ知らない」

 

「えっ」

 

「…あ、でも知ってるわ。…でもあれはどっちかって言うと私のせいじゃない…」

 

「二律背反…!?」

 

「んー…ああ、そう言えばそうですね。今起きたのは総領娘様のせいです」

 

「魔理沙」

 

「分からん…」

 

天子が言うには、地震が起きること自体はほぼ確定。いつ来るか、いつ起きるかなんてことは分からないが、それを天子のアレコレで今起こさせた、ということらしい。でもこっち揺れてないけど。…それも天子がやったのか。お前何がしたいんだ?鬼の巫女と呼ばれる霊夢に喧嘩を売りたいのか?バカだろ。そんなことよりおっぱい見ようぜ。デカいだけじゃだめだからな。ちゃんと形の整ってるおっぱいだ。そう諭していると突然体に激痛。電流が走ったようだ。しかも衣玖がやったらしい。けつが痛え。

 

「総領娘様に変な趣味を教えないでください」

 

「天界って胸でかいやついる?」

 

「何人か知ってる。でも話したことないわね」

 

「…あの、魔理沙さん、でしたっけ。巫女はどこに?」

 

「私も分からん。まあ勘が良いからそのうち出会うだろ」

 

勘が良いからと言うのもおかしな気はする。が、まあそんなこと考えてたらキリがない。…天界ではこう言うことに思考を巡らすくらいには退屈なんだったか。変な世界だな。貰った桃を食べ切ったので天子に伝えておく。何言ってんだこいつと言いたさそうな顔をしていたが、無視。食い終わったら私に報告とか言ってただろお前。違ったかな。…違ったかもしれない。電流が流れたことによる体の違和感も、桃食ったら消えた。流れを整えたほうが良かったんだろうけどね。まあ何はともあれだ。

 

「そろそろ日が暮れるな」

 

「私はそろそろ帰る」

 

「じゃーな魔理沙」

 

「さよならー」

 

「…あの、博麗の巫女はどこで寝るんですか?」

 

「神社だろ」

 

「その神社、壊れたんですよね?」

 

「…まあどっかで寝てるだろ…」

 

「浅はか!」

 

天子が大欠伸をした横で衣玖がやべえよやべえよと狼狽えている。どうやら、流石に一日もあれば見つかるだろう程度に思っていたようだ。流石に徹夜はいけない。天子を連れ帰り、お仕置きをして終わりそうだなと思っていたらしい。…実を言うと俺も少し焦っている。夜は流石に危険がある。俺だって怖いのは怖い。家は魔法の森だからそもそも妖怪が来ない。だが外は違う。天狗も夜行性がいるだろうし。…衣玖と天子を帰らせて家で寝るか。まあなんなら天子たちだけでも霊夢と出会うだろ。集合場所だけ伝えとくかな。

 

「…で、捕まったと」

 

「この人間強すぎない!?ちょ、ごめ、あ、あー!」

 

「神社、直して」

 

「いやだから私建築とかできな」

 

「直せ」

 

「霊夢ちゃんかっこいー♡お前は死ね」

 

「可哀想…でもあいつ喜んでない?」

 

「天界だと追い詰められること自体有り得ませんから。刺激として喜んでるのかも」

 

「天界ってドMの集まりなのか…!?」

 

「違います全然」

 

まあでも捕まったのなら良い。俺は無視して草食ってるかな。…今なんかいなかった?あれ、ん?…八雲紫がいた。道士服に身を包み、以前見たワンピースとは真逆なのにこれがまたしっくりと来るような似合い方をしていた。言ってることは何一つとして天子を擁護する言葉ではない。なんかガチギレしてる感じ。まあ確かに、幻想郷のバランサーとかやってる霊夢が地震で死んだらシャレにならん。やるならせめて…という話ではなさそう。後ろから摩多羅隠岐奈がこそこそと。地震によっては結界がぶち壊れるからあんなに怒ってるんだとか。…そんなのあったんだ。

 

「さて…私も流石に看過できないので参加だ」

 

「隠岐奈!?」

 

「誰」

 

「え、なんか増えてない?」

 

「惨い…」

 

「俺は帰って寝るかな」

 

「総領娘様、このお仕置きが終われば帰れますからねー」

 

「殺さないのか、紫」

 

「一応可能性の話でやってるだけよ。霊夢は違うけど。」

 

…あいつらやべえな…怖い怖い。草食って体伸ばして、魔理沙に天子の惨状を伝えて寝るか。最近妙に眠い。夏バテかもしれん。…そこまで暑くは感じないけどね。一応昨日の電流が残ってるかもしれんからしっかり寝るとして…よくよく考えたら従者が主人を見捨てる側とかお仕置き側っておかしくないか…?でも天子は刺激が欲しいとか言ってたよな。まさかあいつ自ら望んで…?天界ってやっぱりドMの集まりなんじゃねえかな。俺もう天界には行けねえや…怖えし。

 

「って感じ」

 

「えぇ…まあでも良いか…?」

 

「まあ天子にはそこら辺のパズルでも喜ぶらしいしな。流石に可哀想だから何かやれないかなってきた。魔理沙はなんかある?」

 

「あー…私の奴は大体魔道具だしなぁ。けん玉とかどうだ?」

 

「けん玉…乗った」




天子がけん玉持ったら六日間以上は飯食うだけになりそう。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。