巨乳大好きマン   作:覚め

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天子「あ、船!!」
衣玖「何言ってるんですか。空飛ぶ船なんてあるわけないですよ。」


目的

割と痛みは引いた。が、少し問題が発生した。船酔いしないと思っていたのだが、一日中船で揺られていたせいか流石に足元が。寝て起きたら慣れてると思ったのだが、どうもそうではないらしい。傷の回復に集中しすぎて他が弱ってるのかもしれない。少し体調も崩しているのだろうか。水を飲んで回復を待つ。やっぱり三日はダメだったな。一週間ぐらい必要だった。他に問題はない。なんか、俺が何かに協力するみたいな話が出始めた事以外は。…何について話してるの、みんな。

 

「部外者である須磨元さんを巻き込むわけにはいきません」

 

「でも舟でぶつけたじゃん。出る時に見かけた巫女に話されたら多分計画全部パーだよご主人。」

 

「ふーむ…」

 

「目の前でそう言う会話やめてよね。俺が嫌だからさ。」

 

ナズーリンと寅丸の話し合いは中断。とにかくそう言う話はやめてくれ。特に巫女。つい最近あいつに気絶させられて大変だったんだ。あいつにはもう関わりたくないんだ。まあ魔理沙もだけどね。霊夢が一番印象に残ってるだけで。…そういえばあの時、結局何がどうなって巫女が来てたんだっけ。怨霊…が、なんで出たんだ?何かあったかな?何か…んー、知らない。でもあの日の地底は少し温泉の温度が高かったな。まさか温泉の温度が高いだけで異変になるのか?クレーマーすぎるな。ない。

 

「で、村紗達は何してんの?」

 

「んー…話して良いのかわからないから話さないよ」

 

「一輪は?」

 

「姐さんを取り戻すのさ…」

 

「今は?」

 

「その前段階…」

 

「どう思う」

 

「知らなーい。須磨元、早く寝たら?もう吐いたでしょ」

 

船長の運転が悪いと思います。…自動操縦だけど。まあとにかくと気を引き締めて部屋に戻る。あ、ちなみにだが一輪は着痩せするタイプだったと言っておく。俺の観察眼に見通せぬ胸はない。発覚したのは村紗のおかげだけど。そういえばあの人、さっき返事が変だったな。…妖怪も船酔いとかするのか。変なの。そう言うのなさそうに見えるんだけどなぁ。妖怪が酔ってるところなんて酒でしか知らないし。…酒飲んでたりするのがな。あんまり関わらんとこ。酔っ払いなんてね。

 

「はい、水と食べ物」

 

「ありがと…で、ホウトウ集めは進んでるの?」

 

「そりゃあ…答えると思った?」

 

「くそっ」

 

「でもそこまで知ってるなら良いかな…ま、良いか。結構進んでないよ。このまま行ったら何ヶ月かかるかな」

 

ダメダメじゃん。ナズーリンって人大丈夫なの?…欲しいものが探せる?何それ便利。ダウジングとか言うやつか。そういや変な棒持ってたなあの人。しかし妖怪がダウジング。占い師とかがやるもんだと思ってたんだけどな。ナズーリンに明日の運勢占ってもらおうかな。良さそうなら舟降りるし、悪そうなら舟乗り続ける。良い選択肢ができた。これならなんとかなるかもしれない。巻き込まれませんように。

 

「ちなみに今の聞いたから完全に巻き込まれたからね。船からも降ろせなくなった」

 

「船長?」

 

「降りて好き勝手言われても困るの。だから降ろしませーん!」

 

「村紗船長!?」

 

「だから選んでね。脇腹突かれて傷をぶり返すか、自らここにいるか。」

 

降りれなくなったーよ。俺は多分、一輪の言う姐さんを迎えるまでこの舟で暮らすーよ。…やべえなこれ…罠だろ…罠だよ…大声出せねえし、大声出しても届くかわかんねーくらい高いし。こう言う時に摩多羅隠岐奈出てこないし。なんだあいつ。やっぱり紫が関わらないと出てこないんじゃないか。面倒な女だ。…俺はもっと面倒か。うーんやってしまったな俺は。まあこの際、こいつらと一緒に地底へ強制送還されるべきか。悪いがあの巫女にボコされるのはもう勘弁して欲しい。

 

「つっても船が空飛んでるだけでなんもないんだろ?巫女が来るわけないって」

 

「だけど万全を期すの。私たちが救い出そうとしてる人、大昔に封印されてるから。また封印しに来ないとも限らないし」

 

「封印ねぇ…その人ってどんな人?」

 

「現代に現れし救世主。天も地も救う現人神だと思ってる」

 

「そう言うの良いから。種族とか、出来ることとか」

 

「んー…魔法…法力が使えた、かな?」

 

「…じゃあこれも治せるかも」

 

地底では気付かれなかったが、魔理沙からもらったネックレス。風見幽香に壊されてしまったものだ。地底に行くきっかけもこいつ。…風見幽香はなんで自分でけしかけといて殺すとか言ってるんだ…?もしかして単純に飽きたから殺される感じかこれ。命は責任をとって最期まで…しまったあの人最期を決めれるくらい強かった。…まあでも、魔法が使えるなら俺よりは分かるだろう。パチュリーの小難しい話と同じようなことを話されたら諦めよう。ま、その時はその時。

 

「ま、壊れたままなら壊れたままで、地底に帰るかな」

 

「えっ…人間なのに?」

 

「ここよりは住みやすいよ」

 

「頭おかしいでしょ…」

 

とりあえず、この船が異変認定されなければ良いけど。異変だなんだって、船が飛んでるだけだよ。…飛んでるだけでも十分怪しいか。そんで持って話されたせいか村紗が全然離れない。やべーな脱走できなくなったぞ。降りれないし脱走できない。マジで風見幽香とかに呼びかけてみたくなるか。俺も死ぬけど。まあ良いさ、俺に出来るのは精々霊夢が来ないように祈ることだけ。マジで来ないでください。俺は絶対嫌です。この高さで戦って気絶したら多分下半身動かなくなってもおかしくないです。美鈴師匠助けて…

 

「あ、そうだ。」

 

「今度は何。まさかまた機密話して逃げられなくするんじゃないだろうな」

 

「違うよ。星の話。とりあえず聖様を救い出すまでは労わろうとしないでもらえる?」

 

「イエスキャプテン」




私は寅丸星が好きです。命蓮寺からは漢字間違いが増えるやつが多くなるので嫌いです。
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