フランドールが本を読み続け、俺はそれを見るのに飽きた。更には迎えもない。なんて奴らだあり得ない。と言うわけで外に出たところ、ここに来た時には通らなかった道に出た。これは代価として美鈴師匠の胸を要求しなければならない。完全な迷子だな、これは。出たところはどうやら図書館のようで、俺には読めない文字の羅列で出来た本ばかりを置いているカスみたいな図書館だ。ま、多分読めない俺が悪いだけなんだがな。そんな図書館を進むと全体的に紫の変な人に出会った。
「なにがしたいのよ」
「何も。自分の考えに浸ってると気持ち良いでしょ」
「否定はしないわ。…私が聞きたいのは、私の目の前に座って何がしたいのか、よ」
紫の変な人の服装は体のラインを悟らせない服装だった。流石にこれでは胸がでかいとか小さいとかがわからない。意外と友好的っぽいし、聞いたら答えてくれるだろうか。…いや、最悪初手で死んでゲームセットなんてこともある。なんなら今は読書の邪魔をしてないからなだけかもしれない。うーん悲しい。まあ仕方ないね。対面に置いてあった椅子に座り、顔面を見続ける。デカい本から隠れてチラチラ見える顔面だな。…そんなに見えないな。身長が足りないかもしれない。座高の問題でもある。
「…何も出ないから、帰ったら?」
「気が散るならそう言っていいよ」
「そんなわけない」
「パチュリー様、そろそろ本を回収…」
「今いいところだから黙って」
「あ、はい」
突然横から現れた、スーツ姿に似た女性。胸は恐らく銀髪メイドがパッドを付けていた時の大きさと同じだろう。素晴らしい。だが流石に勤務中。前回ここの門番におっぱいおっぱいした時は頭が回ってなかったからな。後読書してる奴の近くで騒ぎたくない。むしろこっちがメイン。しかしこの館すげえな、推定するまでもなく巨乳が2人確定でいる。後は目の前にいる魔女の大きさだが…パチュリーと呼ばれてたな。帰ってから魔理沙にでも聞いてみようかな。その前にちゃんと帰れるかな。
「司書さーん」
「はーい…誰ですか貴方!?」
「俺は須磨元ね。今って夜?朝?」
「今ですか?今は…いや違くて。そうじゃなくてですね?」
「フランドールと遊んでこいって言われただけの一般人。外来人だヨ!…じゃ、早く今の時間を」
「夜ですけどね。普通に。」
キノコを差し出すと、受け取ってもらえた。帰り道が夜なら今は出ない方が良いだろう。…しかし、そうなるとフランドールの部屋で寝てた方が良かったかな。今のこの部屋は安心が確保できない。司書の後をついて行ってもいいけど、さらに迷子は困る。かと言ってこのまま深夜テンションに突っ込んでも困るのは俺だ。眠れないこの状況で、寝なければならないのか。あー、帰りたい。そう思ってたら、司書さんが俺の隣に座って来た。それと同時に、目の前の魔女を見ることを忘れていた。
「…パチュリー様って、ああ見えてグラマラスな体型なんですよ」
「具体的には」
「胸とお尻が…ね」
「君の話は価値が高い」
「目の前で生産性の低いゴミのような会話をしないで」
「ちなみに私もなんですよ」
「胸の大きさは好みだが惹かれないですね」
「…なんですかそれ。」
しかし今の話から大体察することはできた。恐らくではあるが、目の前の魔女ことパチュリーはこの司書よりも胸が大きいのだろう。素晴らしい。全ては神の示しに従うことだとしても、この事実だけは抱いていたい。事実に対し向き合い顔を崩しているところに足音。来たのはかの吸血鬼、レミリアだった。聞けばこの館の主人らしいが、そんなもん知らん。文句の一つでも言いたかったが、生憎俺は巨乳の事実を抱えたのでそんな文句を持つ空間は俺の中にないので捨てた。
「パチェ、今良い?」
「今、良いところなのよ。」
「パチュリー様、コミュニケーションっていう奴ですよ」
「うるさい小悪魔。…何か言いたげね、そこの人間」
「俺の好みなんですけど、横腹の部分にある服を持ってもらって、後ろに…そうそう」
「えっちぃ!えっちぃですよこれ!!」
「後結構失礼なこと言いますけどムッチリしてま」
目の前に魔法陣出現。現状を理解するよりも早く、魔法陣越しに見えた赤い顔に俺は滅却された。…なんてな。目の前に魔法陣が出たところで土下座に移行していた。ぶっちゃけフランドールとの少ない会話の中で見せてもらえた魔法陣がなければ反応が遅れて死んでたかもしれない。めっちゃ滑稽にはなるが、俺はそこまで強くない。なのでこうやって一つ一つの発言に責任持って死にたくないですと公言しないと死んでしまう。でも胸に関する関心は抑え続けられないね。めっちゃ良かったです。
「小悪魔、後で脳みそ焼くから」
「嫌です!あれ嫌です!」
「須磨元もかなり変なこと言ったわね」
「体のラインが出ない服によるギャップすげえなって」
「そういえばフランはどうしたのよ。まさか、遊んでないの?」
パチュリーさんの対面に座り直し、その説明もする。遊んでもらえなかったし、会話も最低限だったし、ほとんどフランドールを見つめているだけの時間に飽きたから戻ろうとしたらここに来ましたと正直に申してみると、目の前を何かで覆われる。これでは魔女を見つめられない。覆っているものの正体を探ろうとしたところ、目の前をいつのまにか吸血鬼に覆われていた。手品かな。それとも超スピードなだけかな。と、身が捩れて横に押し出される感覚。何かされたかな。
「驚きね、私の腕を避けられるなんて」
「今ので腰やったかも、これは対価に美鈴師匠の胸を要求したい…」
「忠告よ。須磨元がその態度のまま生きていけば、そう遠くないうちに死ぬわよ」
「最短は?」
「次かその次の冬。」
「最長」
「それはわからないわ。じゃあね」
多分分かれる人たち
咲夜。一時期は胸がでかいとパッド長とか言われてましたね。続投ですが、いじりません。むしろ可愛いよねってことで。
パチュリー。マジで分かれる人がいる。ガリガリの貧乳か、ムッチムチの巨乳か。今作は後者です。だってそっちの方が良いじゃん。
小悪魔も分かれると思う。ぺったんよりの胸だったり、サキュパスだろコイツみたいな胸だったり。この作品では割と大きめです。そんでもってパチュリー様のエッチなシーンに興奮します。今後そんなことはないと思ってください。