巨乳大好きマン   作:覚め

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もうやだ地底帰る。何だよ地上って。


帰宅祈願

「とかならんの?」

 

「そうねぇ」

 

何だこいつ…俺の隣に座って来んなよ…俺温泉行きたいのに青蛾のせいで頭の中困惑だらけなんだけど。芳香は胸大きくなってないし。もう良い温泉に行くとなったら何故かこいつが隣に座りやがった。…博麗神社の宴会で温泉に行こうとするとこんな洗礼を…んなわけないか。無視して温泉行くか。地底と比べてここの温泉はいいぞ、空が見える。ここと比べて地底の温泉はいいぞ。温度が馬鹿高い。普通に死ぬ。地底に移住した当初はめっちゃ熱くて入れなかったなぁ…蒸し焼きかな?

 

「ふぅ…」

 

「あら、お久しぶりですね」

 

「何でいるんだよ…」

 

「ここは混浴ですから」

 

「バトル漫画みてえなことも言うのかよ」

 

「お背中、流しますよ?」

 

「すみません結構です」

 

もう無理出る。ここ嫌い。地底の温泉は男湯女湯しっかり分けられてたぞ。男どもの命のために。地底で強え奴だいたい女だからな。勇儀だろ、萃香だろ、後さとりのところにいる烏だろ。…あとは知らねえ。覗いたらあいつらが殺しにくるからちゃんとルールが決まってんだよな。圧倒的に強いやつがルール、地底はわかりやすくていいね。ただ少し気に食わないのがそいつらのハラスメントを誰も止められないことかな。でもそんな地底が今は恋しいです。温泉の湯気を堪能することも出来ずに出てきた俺を誰が慰めてくれるんだ。

 

「最悪の気分だよ、ほんと。萃香もそう思うだろ」

 

「そんなに温泉がいいのか?」

 

「良いんだよ。一日の疲れが取れる気がするから。」

 

「お前の好きなおっぱいと温泉は?」

 

「何言ってんだおっぱいに決まってんだろ」

 

「気持ち悪」

 

地底に帰るので宴会を離脱。道中にいた村紗に捕まり命蓮寺へ。夜中なんすけど。なん、何?俺地底出身みたいな感じなのになんで夜中であることを案じられるの?星も知ってるよね。聖も知ってる。一輪は絶対知ってる。村紗が一番知ってる。ぬえも。…誰だこの犬っころ!?響子と言うらしい。山彦なんだって。知らんから、そんなの良いから、地底の温泉に行かせて。勇儀姐さんに会わせて。…なんだよそんなにおっぱいって叫んじゃダメかよ。帰りてえ…

 

「一緒に寝ようよ〜」

 

「こいつは何」

 

「酒飲んでお仕置きとして一人で吊るされながら眠ることが確定した一輪」

 

「ねえ温泉行きたい」

 

「しかし日がもう沈んでいますから…」

 

「何!?お前らが引き込んだよね!?帰して!俺を!お家に!!」

 

わちゃわちゃしていると異教徒襲来。俺の宗教はおっぱい教。神道とかの分類をするとしても胸の谷間を通る道、胸谷なので完全なる異教徒。つまりは神子である。完全に様子見とかじゃないよね。なんか、腰にある剣に手を当てるのは何故。…ヒリついた空気を感じつつ、とりあえず聖いるからなんとかなるだろ、と言う思考のもと星に聞いてみたところ、寝ているらしい。さっきから村紗と一輪と星しかいねえなとか思ったけどさ。なんなの?まじで何なの君ら。今一番強いの星じゃん。行け星、蹴散らせ!

 

「いやですよ私そういうの苦手ですし」

 

「はぁ!?」

 

「雲山!どこ行った!?」

 

「私水場じゃないから弱いし…」

 

「えっ」

 

「ふむ…妖怪が…屋内にもまだ三体か。須磨元、君は何処かに行った方が良い。」

 

「なんで?」

 

「妖怪は妖怪らしく退治されるべきだからだ」

 

カチン。まじで妖怪殲滅しようとしてんじゃん。えぇ…そ、そう言うのってよくないと思うんだ。俺。…と言うのは置いておき。ここには巨乳が三人いるんだぞ。最高だろ。お前は妖怪だからと言って国宝でさえも壊すと言うのか。ならば俺は人間らしく国宝を守るために抗わせてもらう。人外らしく人間の価値観に蹂躙されて欲しい。そして出来ることな、俺が抗う間に聖を呼んでほしい。寝起きでも頼りになるでしょ。…おい、誰だ今寝巻きの聖が見たいだけとか言ったやつ。言われたらその気になるだろ。村紗か。

 

「かっこいいこと言ってるつもりでも胸のことなんでしょ」

 

「そうだけど?」

 

「…面白いね、須磨元は。その気持ちに嘘がない。と言うか色欲の比率大きいな君。」

 

「やっぱり欲を滅却するために、悟りを開くために仏教入ろう…?」

 

「一輪さぁ!!」

 

「男が決めた覚悟だ、私もそれを無碍にはしないよ」

 

走って神子に近付くが、動きを読まれて殴られる。そりゃそうよね、だが残念、当たらない。小せえんだよ、胸が。姿勢が強制的に変わるが着地。危ない、あと少しで頭から落ちるところだった。振り向いてきた神子の鎖骨の間を殴ろうとしたら手首を掴まれ投げられた。嘘だろ青蛾みたいな攻略法されたぞ。何だってお前らはそんなに対処が簡単に出来るんだ。泣くぞ。手加減として剣を使わないのは良いさ。そうやって攻略するのはこちらが悲しいんだ。あっぶないなほんと。

 

「…それなら俺がおっぱいに対するストライクゾーンを広げれば良いんだよ」

 

「何言ってんだあいつ」

 

「好みの話かな…すまない、私には良く━」

 

(明鏡止水)。巨乳だろうと貧乳だろうと等しく胸。かなり無理して使うが、まあ割と行けそう。大きく踏み込んで神子に接近、胴を抱えてバックドロップ。頭についたサラシの感触、やはりか。バックドロップ後は足を掴んで寺の外へ投げ飛ばす。…疲れた。かなり無理したせいか全く続かないなこれ。と言うわけで一輪脱げ。無理か。だろうな。大きいおっぱいはどこなんだろう。俺が揉めて、俺が見れて、俺が拝めるおっぱい。ない?まあ、そうだろうね。

 

「すみません、今起きました」

 

「聖ぃ!大好き!あいつら全然何にもしないもん!」

 

「気持ち悪」

 

「黙れ村紗、お前が一番気が進んでなかっただろ」

 

「星でしょそれは!!」

 

「あの、下手人の方は…?」

 

「遠くに投げ飛ばしたけど今帰ってきたわ何なんあいつほんと気持ち悪い」




その後、聖が話し合いを求め、面白そうだからと神子も話し込んだ結果聖白蓮の理念に興味が湧いたので妖怪退治は終わった。
神子のキャラがおかしいとか言うだろうけど、この作品ではあの人妖怪嫌いってことで。人間に迷惑かけるから。TPOを弁えてるだけで。
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