聖による村紗お仕置きショーを見終えたので帰ってきた。地底に。パルスィにスッキリしたかと問われ、肯定すると妬ましいと返された。抱きついたら川に落とされた。流れが早いのでかなり急ぎ目であがる。あー、めっちゃ嫌な気分。パルスィとは仲良くしたいのに。…地上に上がらなければ関わることもないんだけどね。いや、ほんとに疲れた。家に帰ろう。家に帰るとそこには…まあ、誰もいない。そもそも一人暮らしなんだから人がいる方がおかしいんだよな。…台所を見たらお燐がいた。俺の家ってお前の家から遠かったと思うんだけどな。
「いやぁお兄さんが死んだら回収しようかなって。通い妻みたいにすればみんな騙されるし」
「え〜…やだ…回収されるなら勇儀の胸の中が良い」
「岩しか食べてないお兄さんを食べる鬼はいないよ」
「胸に蓄えられた栄養があるんだから、たまには味のしない人間を食え」
「それを私に言われてもなぁ」
「お前の胸もうデカくならんのか」
「どこ見てるのさ!」
お燐だってないわけじゃない。ただ、デカいわけでもない。そんな大きさ。…というか、最近地底の中における俺の肩書きが変わってきてるらしい。勇儀から聞いた。ふんふん話を聞いていたところ、巨乳主義者須磨元から胸さえあれば誰でも良い須磨元に変わったんだって。…元々そんな肩書きだったんだという驚きはあるが、それ以上に胸さえあれば誰でも良いというところに憤りを感じている。…が、まあそんなこと言っても特に影響はない。元々が元々だしな。不名誉ではあるが、一般的にはそもそもが不名誉なので。
「お前のせいだろ」
「あたいのせい?何が?」
「俺の肩書きが胸さえあれば誰でもいいになってるの」
「んー…確かに。でも関わる相手のほとんどが巨乳じゃないお兄さんが悪いよ。」
「だっておっぱい大きい人が周りにいないし…なんか嫌われてる感じがするし…地上では仲の良い巨乳いたのに、最近会いに行ったら忘れられてた!」
美鈴師匠、どうして。悲しみに暮れるものの、お燐に無視される。猫形態になれば可愛いのに。…地上に胸のでかい猫人間いないかな。そうなったらかなり需要が俺の中ではあるんだけど。巨乳な時点で俺の中での需要はバカ上がりだけどね。誰よりも高い需要を見せるよ。…とか言っても出てくるわけじゃないし。どうして巨乳って少ないんだろう。胸について考えた末の世界でさ、なんでこんな巨乳と縁だけある生活を…外の世界だと縁さえないから良いんだけど。俺自身の歳もあるし…
「お兄さんって何歳なの?」
「もう数えるのやめた。というか地底にいる間は一日がわからないから数えれない」
「…人間ってそういうの祝うんじゃないの?」
「俺の場合、祝ってくれる人がいなくなって久しいからな。もう当分…悲しいことを言わせるな」
「なら祝ってあげようか?」
というわけで何故か始まったお燐に祝われる誕生日会。誕生日ケーキの代わりに俺は食べやすそうな岩を持ってきた。岩食ってるせいで歯が少し欠ける。だから柔らかそうな、多少脆そうな岩を探して食っている。…そんな俺をドン引きの目で見てきたお燐はちゃんとした食べ物を出してきた。鳥の…照り焼きみたいなものかな。あと卵。…あの、お前の友達って烏いたよな?…いや、流石にそんなわけないか。流石にな…おいなんで黙ってるんだ。頼むから喋って。怖い。
「なんてね。さとり様のペット達が産む卵だよ」
「え、鳥の方は?」
「さ、後は飲み物だね」
「鳥の方は?」
「…良し。お兄さんおめでとー!」
「鳥は?」
疑問の全てを無視され、まあ仕方ないかと鳥を食い始める。卵料理も。意外と美味いな。お前の家って養鶏やってんのな。…え、マジでペットの卵なの?…食って良かったのかな…なんだろ、若干の罪悪感というか。思案している間に萃香出現。俺の鶏肉を食おうとしてきた。だめだこれは俺の誕生日肉だ。俺のだからお前には食わせない。お燐も食ってるけどな。俺の皿から取らないでもらいたい。…というか、鳥と卵か。…さとり、もしかして鳥肉ばっか食ってたりすんのかな。
「さとり様のご飯はちゃんとしたご飯だよ」
「へぇ。意外」
「放ってたらあいつ何も食わないからなぁ」
「なんで鬼がさとり様のご飯知ってるの」
「入り浸ってるから」
「えぇ…」
「アイツの妹も居るけど」
「…こいし様ぁ!?」
「ここに?」
「うん」
さとりに妹いたんだ。そんで今いるんだ。…いた。緑髪、黄色の服、…胸はそこまで。ま、俺の家に入り浸ることに関してはもうどうでも良いか。なんでこんなにみんな俺の家に入り浸るんだろうね。知らないよ。急に二人増えたことにより誕生日用の飯が消えていく。…が、俺の持ってきた岩だけ消えない。少しかけらをとって食べると、その場にいた妖怪全てに驚かれた。大量の卵料理があるのに岩食ってんだからまあわからんでもない。しかしそれを無視。…少なくともお燐は見たことあるよな。
「頭おかしいんじゃないの」
「お兄さん、お腹壊してない日ある?」
「お前、よく食えるな…」
「美味いぞ」
「そういう話してない。」
「お燐、こんなのが旦那はお姉ちゃん認めないと思うよ」
なんだこいつら。でも塩分は岩塩頼りだしな。結局岩塩食えるなら岩だって食えるだろ。多分。肘置き兼食べ物だ。まあ誕生日の祝いで用意された食べ物が消えたところで皆んな落ち着いてきた。岩を萃香に食わせたところ口の中が傷だらけに。鬼の四天王でも口の中は弱いのか…悪いこと思いついた。けど良いや。とまあそんなこんなで誕生日は終わった。良い思いをしたのでお燐に礼を言ったところ、枕のお返しのつもりだったらしい。また酒盛りさせて枕をダメにしてもらおうかな。
「で、このこいしって子はいつまでいるの?」
「飽きるまで」
「こいし様、帰りますよ」
「私はまだ飲み足りないから…」
「お前も帰れ」
こいし→小さい。姉妹揃って小さい。それが良い。無意識に大きく見積もる奴が多い。優曇華には常に見えるらしい。
一応今作最後の子です。
つまりこれでこの作品は終わりです。
なのでこの先は要望があればif巨乳をします。
皆んな、好きなおっぱい所有者を書いてくれ。この作品に出てこない東方少女でも良いぞ。