巨乳大好きマン   作:覚め

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時系列的にはまだ地底に行ってない時ね。
やっぱりみんなおっぱいが好きなんやなって。
赤蛮奇ちゃんが巨乳?しゃあねえなぁ…


草の根妖怪

「何やってんの〜?」

 

そう言って訪れたのは草の根ーズ。正式名称草の根ネットワークらしいが知らない。時間は夜、満月。いつも通り帯に乗った胸を湿らせながら水面から出て地面に肘をつく姫を見る。うーん、眼福かな、これ。と思ったら影狼が何やら突然慌て出した。何に慌てているのかわからないが、何故か木の影に隠れてしまった。…よくわからないが、まあ会話の邪魔をしたと言うことなのだろう。仕方ない。出直すか。そう思ったのだが、引き止められたのでどうやらそうでは無いらしい。

 

「じゃああれは?」

 

「ほら、今日は満月でしょ?」

 

「うん」

 

「影狼ちゃんは狼女だから…毛深くなっちゃうのよ。それで…ね。」

 

「なるほど…?」

 

首を傾げたが、まあ嫌なのだろうなと勝手に納得。しかし満月かぁと夜空を見上げる。そこには夜空を満たすほどに多い星、あと月。俺と月の線上にふわふわと浮く何かが一つ。シルエットからして見れば…人かな。いや人は無いな。人だとしたら女だろうけど、スカートの丈が短すぎる。そう思って眺めていたら横から突撃を喰らう。そちらを見てやれば人の丈ほどありそうなまでに巨大な犬だった。無意識に首輪を確認してみたが無かったので、恐らく幻想郷の犬だろう。…毛色は茶色か。柴犬かと思っても…なんか、顔つきが違うな。

 

「あら、蛮奇ちゃん」

 

「…何?こいつ」

 

「…ぁ、会ったことはなかったわね。この子は須磨元、人間よ。」

 

「そちらは?」

 

「私は赤蛮奇。ろくろ首だ」

 

「格好付けてる?」

 

「私達みたいな妖怪は恐れられないから…噂じゃ、唐傘お化けも威厳を保つために必死らしいのよ」

 

「へぇ。見た目の可愛さが…」

 

「わふぅ…」

 

手元の犬を撫で続ける。…気のせいだろうか。なんだか、この犬を撫でていると蛮奇と姫からの目がかなり微妙なものになっている気がする。一瞬の風が吹き、向きを変えた蛮奇の前面が月の光に照らされる。黒い服を着ていたせいで分からなかったのか、暗くて頭が働いてなかったのか。体型は例えるならばライダーのような薄さをしている。腹部の薄さはかなりの素晴らしさを誇る。しかしそれと同等かそれ以下の胸の膨らみ。心配になるほどの腹部の薄さでは無いことを付け加えておくが、眼福かな。思わず撫でる手が止まってしまう。犬に手を噛まれてようやく撫でる手が進むほどだ。バランスで言えば随一だ。帯に乗るおっぱいも良いが、腹部のあっての胸部だからね。バランスも良ければ尚良い。

 

「…ところで、この犬ってどっから来たのかわかる?」

 

「あれ、もしかして分かってない?」

 

「そうみたいね…」

 

「?」

 

「それ影狼ちゃんよ?」

 

「えっ」

 

見る。面影…?と首を傾げる。姫の言う通りであれば、影狼はニホンオオカミに変身するらしい。ニホンオオカミ…絶滅種だったか。絶滅に心を躍らせながら撫でまくる。意識はあるらしい。えっ、と少し声を漏らし撫でる手を止める。徐に立ち上がり、姫と蛮奇の間に挟まる。かなり微妙な目で見てやる。姫が言うには喋れないらしい。それでも狼狽えてるのはよくわかる。まあ俺は嫌じゃないけどね。草を取って食べる。両隣から一発ずつ叩かれる。え、俺の食事否定?

 

「どうする姫」

 

「いやいや…流石に色々と話が違わない?蛮奇ちゃん」

 

「影狼はこれだし…どうする?」

 

「え、私に来るの?」

 

悩む姫に呼応するかのように食い込んでいく帯。食い込む先はもちろん胸。下乳とも言う。最高かな?最高だな。空を仰いだところ、まだ満月は空に登っている途中だった。月明かりに照らされる姫は儚く、蛮奇は逞しい。影狼はわんこ。草をちぎって食い、小腹を満たす。実は草ってそこまで腹が膨れないんだよね。悲しい事実だけど。膝の上に再び影狼を乗せて撫でる。草を食べたことで再び叩かれるとも思ったがどうやらそんなことはないらしい。すばらしきかなおっぱい。やったぜ。

 

「影狼は須磨元のこと気に入ったのね」

 

「羨ましい?」

 

「蛮奇ちゃんが羨ましそうに見てるけど?」

 

「いや私は犬アレルギーだし?」

 

「俺はその胸を肩に乗せて欲しいですお願いします」

 

「人アレルギーってある?」

 

「違うわ、あれは変態アレルギーよ。」

 

そろそろ森に帰って寝ようかな、なんて思って立ち上がったところに突進。バランスを崩して転んだ。どうやら影狼の仕業ではないらしい。抱き心地がいいから抱き枕にどうかなぁって思ってたけどダメなようだ。ちなみにバランスを崩した原因は蛮奇の頭だった。文字通り頭。頭を投げられ、背中にぶつかったようだ。突進だと思ったんですけどね。どうやら勘違いだったらしい。頭だけであんなに重いんだね、驚き。蛮奇の手により俺は連れ戻され、悲しいことに今夜はここで眠ることになっているらしい。墓場かな、墓場かも。

 

「いざとなれば影狼ちゃんが守るわよ!」

 

「その影狼が犬だけど?」

 

「その気になればそこら辺の岩で歯を研ぐ犬よ」

 

「ケルベロス?」

 

「違うでしょ…オオカミだし。」

 

「そう言えばオオカミか。」

 

「ガルルル」

 

「オオカミの特徴は遠吠えだよ〜」

 

「あっばか」

 

遠吠えとは。高い音が遠くまで聞こえるとかそんな話を聞いたことがあるのだが、果たしてそれは正しいのか。とか思ってたら突進が。━━明鏡止水(おっぱい)。さっさと避ける。殴られるのも勘弁、突進ももちろん勘弁。さて、何故突進してきたのかと言う話に戻すと。姫と蛮奇が言うにはにっこりと笑ってたら楽しくなるのと同じ原理だそうで、遠吠えで寂しくなったからそれをなんとかしてもらおうとしての行動が突進らしい。そんな場所で人間とオオカミの側面を見せないで欲しい。俺にはどうもできないし。

 

「…ちなみに、私は体のほうがダウンした」

 

「蛮奇ちゃん(体)大丈夫?」

 

「わふっ!」

 

「頭と胴体別なのか…閃いた」




この後、遠吠えで寄ってきた妖怪に襲われた。
蛮奇はデカい。影狼はスリムであってくれ。頼む。設定としては、胸元の毛がわさわさと増えて巨乳になる、というものがあった場なんだけどどこかへ行った。ごめんちゃい♡
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