巨乳大好きマン   作:覚め

57 / 57
時系列は不明ってことでね。地底に入った後なことは確実ですが。


九十九神

「…」

 

「ぎゃおー!」

 

「下剋上よー!」

 

下剋上。それは弱者が強者に刃向かい立場を奪う行いのことを言う。…何故下剋上をするんだい?君達は随分と良い物をお持ちでは無いかな。と、まあ襲われていたわけだ。道具が人を支配する世界が彼女ら付喪神姉妹の願いらしい。秋の神とは違い、姉の弁々の方が妹の八橋より立派な物をお持ちだ。妹も中々。姉は琵琶、妹は琴の付喪神らしい。付喪神って物に憑くはずでは?…今度古びた楽器を見つけたらグラマラスな女性かもしれないってことか。なるほど楽しい。

 

「姉さん頑張ってー!」

 

「ヒャッハー!」

 

「異変の影響だよなぁ」

 

おっぱい(明鏡止水)してるから当たるわけもなく。二つの乳房が私を誘惑する。全くけしからん。姉の乳房は、琵琶の付喪神と言うだけあって躍動感が半端ない。ブラしてる?いや、してる。恐らくだが本人の動きが荒すぎてブラが追いついていないように思える。厳かに動くのではない日本楽器の付喪神とは、これまた意外。弁々の足を掬い転ばせ、動けないように拘束する。人間と道具の立場からわからせてあげるね、その後巨乳付喪神の作り方教えてもらうからね。

 

「いだだだだだだ!!」

 

「今度は私よ!」

 

「ごめんこっちの体温味わってるからちょっと黙ってて」

 

「下剋上!」

 

その掛け声と共に琵琶の音が響く。遅れて琴の音。おい、琴はそんな縦に立てて弾くようなものじゃないだろ。お前本当に付喪神か?と思いながら爆音のせいで一瞬眩む。頭がズキズキする…。いくら集中しても、音は避けれない。片手間でどうにか出来るほどそれぞれが楽であるわけでもない。…やっぱり二対一は割と無理難題に数えられると思うよ、俺は。八橋は…八橋の胸…!?置かれた琴のように微動だにせず、しかし動きの終わりには琴の弦を弾くような揺れ方をしている。その様からは琴の音が広がる様。実際には動きの終わり以外にも胸は揺れている。だが、相手には動きの終わりにのみ揺れている様な印象を与えるその魅力。

 

「っ…」

 

「八橋、ここは私の場よ」

 

「私がやるのよ!」

 

「ふふっ…じゃあ任せたわ!後ろを!」

 

「それ多対一で言うか?」

 

弁々の胸を再度見る。こちらは連続で揺れており、逆に動きが終われば揺れも収まる。なんて言う胸なんだ。ブラのおかげで定位置も決まっているため、収まるべき場所もほぼ一定!なんて魅惑的な姉妹なんだ。くそっこの姉妹思ったよりもえっちぃぞ…どうなってんだこの姉妹。付喪神だからってそれぞれを体現しながらえっちくなって良いわけねえだろ、ふざけんなよ。連続的な揺れの弁々が先に来る。勿論避ける。が、その先に微小な揺れと共に来る断続的な八橋。こちらもまた避ける。

 

「うおっ」

 

「ぎゃっ」

 

「だっ」

 

「…押し潰れている姿も…」

 

さて、どうしたものか。俺的にはこのまま堪能していたい。俺の経験則がまだ正しければこの先に巨乳は居ないだろうし。異変って面倒だよなぁ。…しかし、付喪神か。何故こんなにも豊満な体で出て来たんだ。俺が我慢できないだろうが。くっそ、この二人が俺の情緒を掻き乱す。伝統楽器を表す胸が。胸にのみ目を向けていたから気が付かなかったが、体つきも良い。バランスが大事と話したが、そのバランスも整っている。こう言うのがモデル体型と言うのかな。弁々は細く、八橋は少しムチっと。いやらしい目で見ていたところ、また突進。

 

「ぎゃっ」

 

「ふぎゃっ」

 

「学習しろ」

 

「何やってんの?」

 

「げっやべっ」

 

「は?」

 

俺がそんな二人の動きを観察して胸に対する探究心を高めていると、なんと驚き博麗の巫女が。聞けば馬鹿でかい弦の音が聞こえたからここに来たんだとか。博麗霊夢の胸中をその背後にある陰陽玉が示している。まずい。全力で走って九十九神を回収、現場から離れる。少しした後に轟音。…そう、俺は地上では中々に厄介者の扱いを受けていたことを忘れていた。風見幽香とか、紅魔館とか。はー、こっわ。俺一応人間なのに。音が響いてからも少しだけ走り、疲れたので休憩。いや、あれは怖いから。

 

「な、何故私達を助けたの!?」

 

「あれ、もう終わり?」

 

「いや…あの巫女怖いし…前やられた時は冗談抜きで痛かったし…」

 

「下剋上先に守られるなんて…!」

 

「助けられたの?」

 

「…お前んとこの妹、なんか変じゃない?」

 

そう言って解放。実を言うともう少し堪能したかった。が、仕方ない。…もしかして二人とも異変関係なかったりするのかな?まあわからんから良い。今欲しいのは安全。勇儀の筋肉質()っぱいに癒されるとする。じゃあな二人とも、次会う時はゆっくりまったり出来る時に会おう。さてここはどこなのかな。一心不乱に逃げてたらここに来ちまったからな。まあ多分辿り着けるだろう。最悪霊夢におどおどしながら聞きに行くしかないかな。まあそれも悪くはない…

 

「地底への穴って色々とあるんだな」

 

「どこに行くの?」

 

「ふかーい」

 

「…ごめん弁々、妹の方なんかやらかした?」

 

「さぁ…姉妹と言っても同時期に付喪神になっただけだし」

 

「なんなんだよお前ら」

 

そんなこんなで地底に落ちてお家へ帰還。勇儀の筋肉質っぱいには残念ながら会えず。家の戸を開くとそこにはお燐がいた。また家出か?鍵かけてなかったっけ。それとも報告することでもあったのかな。まあなんにしろまたさとりのところへ連れて行かなければならない。面倒だよなぁ。そんな感じに戸を開いた状態で固まっているところをお燐に見つかったところ、驚いた様な顔でこちらを見ながらありえない発言をした。

 

「浮気かい!?!?!?」

 

「誰とだよ。」

 

「相手いたの!?」

 

「三股!?」

 

「うおっ着いてきてたの!?」

 

「恩人に御礼はしたいじゃない?」




途中から八橋のキャラが行方不明に…へへっ。
大きくても絶対憑いている(この表現が正しいかはわからないけど)ものの特徴を反映しろ、九十九姉妹。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

元東風谷です(作者:覚め)(原作:東方Project)

東風谷家がするはずのないことをします。▼思いつきでやりました


総合評価:14/評価:-.--/完結:19話/更新日時:2026年04月11日(土) 00:00 小説情報

世界に拒まれた青年は、静かな場所で生き直す(作者:肩幅ひろし)(原作:東方Project)

外の世界で居場所を失い、心の境界が崩れかけていた青年・佐伯湊。▼論理で世界を測ろうとするほど、世界のほうが彼を拒むように歪んでいく。▼生きる理由を見失い、ただ夜の街を彷徨っていた湊の前に現れたのは、境界を操る妖怪・八雲紫だった。▼「あなた、今の世界に絶望しているでしょう」▼紫の手に導かれ、湊は“幻想郷”へと落ちていく。▼そこは、忘れられたもの、こぼれ落ちたも…


総合評価:15/評価:-.--/完結:24話/更新日時:2026年02月28日(土) 23:20 小説情報

エロ漫画みてーな催眠術使えるやつが幻想入り(作者:一般霊夢スキー)(原作:東方Project)

気づいたら幻想郷に幻想入りしていた一般男性の俺。▼そしてどうやら俺の能力はエロ漫画とかによくあるようなご都合催眠術らしい。▼催眠術を持った東方ファン一般オタクが幻想郷でなにをもたらすのか。▼幻想郷でこんな能力を持ってしまったらそりゃもうあれよ。好き放題やるしかないでしょ。▼


総合評価:255/評価:9/連載:4話/更新日時:2026年02月11日(水) 22:30 小説情報

SCP財団:幻想部門(作者:鮫肌猫)(原作:東方Project)

SCP-1996-H。財団は魑魅魍魎の跋扈する異常な時空間、"幻想郷"へと一人のエージェントを派遣した。脅威度査定を目的として派遣された彼は、幻想郷の内部にて馴染み深くも悍ましい"異物"と遭遇する──▼「我々は異常存在を確保し、収容し....そして、"保護"しなければならない」▼タイトル: SCP …


総合評価:2336/評価:8.71/連載:30話/更新日時:2026年04月17日(金) 17:15 小説情報

忘れ去られたい青年の幻想入り(作者:ohagi57)(原作:東方Project)

完璧に生き、親の言う事を聞く。それ以外は認められなかった青年『上妻 天津(あがづま あまつ)』。▼彼は大学生で卒業を控えている中、雪が降る夜に荷物をまとめて家を出る。▼そんな中、彼はある神社につく。▼やがて、親に追いつかれ家に戻されそうになるが彼の願いが、叫びが何処かの世界が、偶然にも流れ着き…彼をヒビの中に迎え入れた。▼そうして忘れ去られたい青年は忘れ去ら…


総合評価:41/評価:-.--/連載:15話/更新日時:2026年03月02日(月) 12:19 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>