時系列は秋姉妹の後。つまり秋姉妹とは地続き。
「どうも、清く正しい射命丸です」
その胸とスカートの丈で?と思った。つい先ほど怪我をしてきたのだから、あまり妖怪に出会いたくない。後秋姉妹の胸をまだ見てたかった。そう考えたところに舞い降りた黒い翼のミニスカ天狗。多分天狗。高い下駄は自身の身長を悟らせないつもりなのか。足の怪我もあるので少し動きたくない。しかし、まあ…シャツに締め付けられて窮屈なのだろうか、かなりはっついている。パッツパツ、と言うほどではないのだが、それでもかなりそのままの胸の形を伝えている。外の世界ではこう言う感じで出される胸が好きだったな。大きいし。
「どこ見てるんですか?」
「おっぱい」
「…これはまた、正直な…困りましたね」
「?」
「ここまでストレートに欲をぶつけられては新聞に出来ない。取材という名目で足止めをしようと思っていたのに…で、何の用事でこの山へ?」
「ん…あ、金髪の人間を追いに」
「成程…ところで、飛んでくる時何かにぶつかりましたか?」
「うん」
「それ、私です」
この人だったらしい。ずいっと近付かれる。速い。俺この人の胸に目が向けられるかな。一抹の不安を抱えながら俺も少し踏み出す。が、足痛い。思わずバランスを崩して、これまた思わず射命丸の肩を掴む。射命丸もバランスを崩し、互いに突き飛ばされる形で倒れた。…なにやってんだ、これ、しかし流石。起き上がって見た射命丸の体には、寝転がって余裕ができたのか胸部の皺が新たな胸を晒していた。その姿はまさしく眠れる獅子。体の他の部位に関しては、背中は翼故に少し大きい。足も大きいけど。他は少し細めだろうか?やはりこれは清く正しいと名乗るには不正確では?
「あやや!不恰好な姿を見せてしまいましたね…!」
「俺は満足したけど」
「セクハラですか?」
「何せ外の世界によくいる格好に近いからなぁ」
「…なんですか、それ。」
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「あやや、私の速度に目線だけとは言え追い付いてくるとは。自信がなくなりますねぇ」
「俺は相手の胸がデカければデカいほど強くなるからな」
「気持ち悪いですからね?」
しかし、このままではダメだ。全然進まない。どうするかと考えていたところに射命丸が謎の扇子を取り出した。どこから?と言いたかったが、それよりも振るわれた時に起こった謎の突風。危うく飛ばされかけたが、まだ大丈夫。やはりこのままでは何もできず何も起こらない。傷まない方の足で無理やり跳ぶべきだろうか。片足だけでもある程度は跳べると思うし。…しかし、魔理沙の為というかアリスとの約束のためにこのおっぱいから遠のくか…
「捕まえましたよ」
「なんでだよっ」
「貴方の跳躍は私からすれば助走ですからね。私の方が速いです」
上から目線はあまりよろしくない。胸はよろしい。巨乳は許乳とも言える。故に許す。しかし、このままでは本当に帰るしか選択肢がない訳だ。出す手がないかもなぁとか思ってたら、またずいっと目の前に来られる。本当に驚く。その後の突風に。変な笑顔で帰るように促してくる。もしや心の中を読まれたのか?それとも察されたのか?両足でしっかりと踏み込み、
「ぉうっ!?」
「よしっ」
「捕まえましたよ」
「また?」
「言ったでしょう、貴方の跳躍は遅い。帰っては?麓にいる秋の神々と戯れても良いでしょうけど」
すまないが腹にダイブした意味を今見出した。上を向いても布の感触、顔が見えない。その動きが少し嫌だったのか、頭をしっかりとロックされる。人肌の暖かさ、そして伝わる布越しの肌の感触。これは…母性…?と思ったが頭の締め付けが痛いので完全な力だ。痛い。そのまま頭を掴まれて腹から放される。うーん、痛い。まあ魔理沙は死ぬことはないでしょ。痛かったなぁと頭をさすると禿げましたかとか言われた。髪の毛3本は絶対抜けたよなぁと返すと鼻で笑われた。最初とキャラが違うぞ。
「…あっ」
「?」
「ま、まあ私は言いましたからね。帰った方がいいですからね!」
そう言って射命丸が飛び出す。上に向かって跳ぶ時の胸の揺れが、最後に俺の心を揺さぶって行った。何かあるのかと周りを見渡すとそこには博麗の巫女である霊夢が。あっはっは、まさか。妖怪が自主的に避けただけで俺が狙われる訳ないでしょ。…なんかこっちに真っ直ぐ飛んできてない?いやいやいや、さ。まじか。さっきの飛び込みで完全に足を痛めたので飛べないし。じゃあ弾幕ごっこに参加させられることもないか。痛む足を引きずり山を登り、魔理沙を探す。
「…なにやってんだ、魔理沙」
「霊夢の弾幕に巻き込まれたんだよ」
「哀れ」
「はぁ…」
「じゃ、帰るぞ魔理沙」
「えっ」
「アリスに言われてるからな。」
射命丸文の胸はでかいと言うことに異論はないが、デカすぎると流石にどうなんだと言いたい気持ちがある。最速を名乗るなら、最高速度は胸が引っ張られて痛いだろうからブラもガッチガチだろうからなぁ。