巨乳大好きマン   作:覚め

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大体の人の絵は、大きいから小さいかの二択の人。
時系列は摩多羅隠岐奈と初めて会ったあと。


爾子田里乃

「…どこ?ここ」

 

「少し手荒だけど、那谷を守るためにここへ連れて来させてもらった」

 

「へぇ」

 

後戸の国、と言うらしい。摩多羅隠岐奈の国なんだとか。何言ってんだか。座敷童子がめっちゃ仕事してるらしい。何言ってんだ。座敷童子に仕事させんな。え?俺に仕事?いやそれはちょっと。やめてほしいなぁ…そう考えていたら風見幽香が去ったらしいので追い出された。本当に隔離するために連れて行かれたようだった。そして摩多羅隠岐奈からの護衛が派遣された。ニシダサトノというらしい。どっちも苗字みたいだけど下の名前ってどこからなんだ?わからんな…

 

「はーい、お願いしまーす」

 

「やる気なさそうだけど」

 

「まあ、やることはやってくれる。舞も出したかったが、そっちは用事があってな」

 

「どんな仕事?」

 

「疲れが溜まった童子達の後ろで踊り続ける仕事。那谷も歓迎だけど」

 

断った。さて、サトノが下の名前で良いと本人から言われた。里乃は何故か摩多羅隠岐奈に負けず劣らずのデカさだった。今の今まで摩多羅隠岐奈の胸見てたからわかんなかった。腹巻きのような、コルセットのようなもののおかげで締まった腹囲によって胸の大きさが強調されている。なんて素敵な服装なんだ…。俺の観察眼からして、平均よりも少し大きめ。だがコルセットのおかげで見かけの大きさはそれよりも大きく見える。その胸からは仕事をやり遂げることに疑いのない自信を感じる。

 

「…つっても何もないけどな」

 

「料理も作れるよ」

 

「材料がない」

 

「寝かしつけも」

 

「さっきの出来事で眠気がなくなった」

 

「…はーい」

 

暇だろうな、と思っても何もしない。何せ本当に何もないから。お気に入りの椅子に座られ、お師匠様の真似〜などと言って尊大な座り方をし始めた。お師匠様、と言うのはおそらく摩多羅隠岐奈のことだろう。座ってたかな。立ってた気がするんだけど、どうだろう。何せついさっき初めて会ったんだから。尊大な座り方をした際に、よく上を向いた胸を眺める。背もたれが反っているためかなり強調する形で上を向いている。風見幽香や摩多羅隠岐奈ではこんな姿見せてはくれないだろう。永遠亭で金玉破壊されてたら味わえなかったな。

 

「…もしかして胸見られてる?」

 

「もしかしなくても見てる」

 

「んー…お師匠様から聞いてたけど、ここまでとは…」

 

「何言ったのさ」

 

「初対面からずっと胸を見てたとか」

 

「…あれ、そんなに見てたかな…」

 

そんなに長い時間見てなかったと思うけど。でも、飛んでるせいで目線の高さが胸なんだよな。だから仕方ないと思う。仕方ないから俺は胸を見るね。隠された。残念。サトノが自分の近況について尋ねてもないのに話し始めた。本当に聞いてないのに。何故こうも話してくるのかは本当にわからない。内容で言えばお師匠が最近忙しそうなのに自分たちを頼らないのだ、と言うこと。…ブラック企業向いてるよ、と言いたいがそうではないらしい。忙しそうにしすぎて後戸を開けっぱにしたり…親父かな…親父じゃね…?

 

「お師匠様が父親みたいって思った?」

 

「なんでバレた」

 

「まあでも、お師匠様のそう言うところは直して欲しいけど、身の回りの世話もある程度任されてるからね〜」

 

「老人介護…」

 

「まあ、それくらいお師匠様が忙しいってことだからね。仕方ないって言えば仕方ない。」

 

老人介護も仕方がないものではあるがな。やれやれ、と言った感じでいるサトノだが、俺の椅子から退くつもりはないようだ。そして何かを思い出したかのように椅子に立ち始めた。何をし始めるのかと思えばどこからか木材と紙を持ち出し、壁に突きつけた。ぼそぼそとここだな、と言ったのが聞き取れるのと同時に作業を開始し始めた。…風見幽香が来て、その作っているものを壊したとして。俺は知らんぞ、何も。とは言っても何か言われるのは俺だが。だが止める気はない。摩多羅隠岐奈に対して反抗するのも疲れるためだ。

 

「どうした?」

 

「神棚を作れってお師匠様から言われてるの忘れてた」

 

「…ここ、賃貸だけど」

 

「うん。でもお師匠様に言われたから。」

 

「…?」

 

なんか急に話が通じなくなったな…が、まあ良い。止めても聞かなかった。神の遣いに反抗して殺されたらどうするんだ、とか言えば風見幽香も納得するだろう。してくれなかったら鬼。しかし椅子に立つと流石に下から見上げるようになる。そうすると見えてくるのが下から見た胸。先程見た時に感じた印象とは違い、今度は使命感に満ちた揺れ方をしていた。仕事をする時は別人になる職人のようなものだろうか。こんなところで職人気質の神の遣いがいたとは。属性過多だな。全くこれで絶景を感じさせる胸なのだから正しく素晴らしい服装だ。元が明るい色だから影で大きさを感じやすい。

 

「できた」

 

「結構立派だなぁ」

 

「月に一度掃除してね。お師匠様が泣いちゃうから」

 

「神様なのにメンタル弱」

 

「忙しくて余裕がないからねぇ。ほら、周りにいるんじゃない?」

 

「…わからん。外のことは大概忘れたし」

 

「あら」

 

そう言って今度こそ暇だろうと椅子の譲渡を申し出る。すると、なんと言うことか。すんなりと退いた。こんなことなら早くに言っておくべきだったな。そう思って椅子に座る。かすかに温もりが。俺は尻派ではないため感触については一切述べない。興味があるのは胸だけね。おっぱいおっぱい。しかし風見幽香来ないな。さっき来たんだから尋ねに来てもおかしくはなさそうなのに。と思ってたら上から誰かが俺の頭の上に立った。退けたいが、割としっかり立っていてどかせない。仕方なくサトノに誰かを聞いたら、お師匠様と。摩多羅かい。

 

「よく出来ているぞ、里乃」

 

「ありがとうございます」

 

「…神棚から神って出てくるんだ」

 

「私や二童子が作ったものなら、ね。キットを渡しても出来るけど」

 

「やっぱ取り壊すね」




摩多羅隠岐奈のメンタル、若干弱くあって欲しい。
里乃達のメンタルはクソ強であって欲しい。
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