巨乳大好きマン   作:覚め

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人生無し。


怠惰一番

「アリスの家かぁ」

 

「見なよ、私の盗み先を」

 

「恥じれ」

 

「許してるんだから煽らないことね」

 

アリスの家に来ています。何故か。知らないね。少なくとも俺は殺されるのではないかと戦々恐々しているわけだ。まあそんな心配は杞憂の先に置き去った。アリスの扱う魔法について説明された。…なにこれ。この人何がしたいの。俺は早々に退屈になった。魔理沙は興味はあるが聞き飽きたと言う顔。…目が合う。おい、あれ退屈だよな。アイコンタクトを交わし、魔理沙がのそっと立ち上がる。アリスが止めるよりも速く、恐らく盗みによって洗練された動きを用いて扉を開けて去っていった。は?

 

「…二度目はないわ」

 

「どうして…」

 

「大体魔法の森に住んでるんだから、魔法くらい扱えるでしょ。」

 

「偏見だ。魔法を使える奴が住んでるだけで、住む奴が魔法を使えるわけじゃない」

 

「キノコは食べた?」

 

「食べた。五日間、土を掘り続けた」

 

「汚いわね」

 

ここのキノコを食べると、多少ではあるが魔力が溜まるらしい。いや、腹下してたから多分ないですよ。そう話す俺を無視してとある魔道具が渡される。何これ、試しの岩?悪いけどそういう厨二病やめた方が良いよ。いやマジで。嘘じゃないから。大体試しの岩って、石じゃん。本当に魔法使いか?やめちまえ魔法使い。普通の人間として生きろ。花嫁衣装なら俺が見繕って…作れるんだ。ごめんなさい。とにかく試しの岩を割れば…割る??これを?どうやって。殴って?

 

「…ふんっ!」

 

「弱っ」

 

「せめて石とかないの?」

 

「自力割れないなら才能ないわね。魔法使えないってこと。…本当に下してたのね」

 

酷い言い様だ。文句を言って家を出る。あほ、ばか、知識人のフリをしたかっただけの能無し。あとはないと思う。けっ、ぺっ。かー、っぺ。…でも実際、魔法は使いたい。空飛べるのって絶対楽じゃん。楽しそう。俺も妖怪になろうかな。なったら楽しそう…あ、でも色々と不便か。やめだな。素直に強くなるのが一番か。そう思い上を見上げた時。なんか変なの見えた。空を飛ぶ翼の生えた人間。…鳥の翼が生えた人間は空を飛べるのか…まあ多分普通に妖怪なんだろうけど。はぁ〜、こうなると幻想郷もつまんねーな。

 

「と言うわけで来ました。巫女さん機嫌なおして」

 

「嫌〜」

 

「…。じゃあ俺の住処どうにかしてください」

 

「嫌〜」

 

「俺をここから追い出してみて」

 

「嫌〜」

 

言質とったり。とまではいかないが、今の言葉を否定された以上出ていくわけにもいかない。縁側で座らせてもらう。すると、妙に騒がしい声が階段あたりを登ってくる。登頂し終えてヘロヘロに見えたのはなんとびっくり、魔理沙だった。一人で、騒いで、酔っ払って。…年齢的にアウトでは…?年齢的にダメだろ…?外来人の認識ってだけ?怖いね。空を見上げると、なんかよくわからん奴がいた。…箒。そう確認した途端俺の真横に急転直下。怖い。しかももっと怖いのが、多分これ魔理沙の箒。

 

「…ぉ、須磨元じゃん!」

 

「お前これ怖いんだけど」

 

「いーじゃん、私のなんだから」

 

「何が…後酒は控えろ!」

 

「嫌だぁい!」

 

「理由は」

 

「そこに酒があるから!」

 

はーつまんねくだらん帰る。階段を丁寧に降りていったところ、今度はアリスと出会った。会釈してすれ違う。階段が終わり、新エリア開拓だと張り切って散歩をする。よくよく考えたら前に会った金髪妖怪も再会してない。そう考えると幻想郷って広く感じるな。デカい山もあるし。あそこも登ってみたいよなぁって。人里もどこかで行ってみたいな。いやぁ俺に社会性と倫理観があれば真っ先にそこへ行ったものだが、何故かないからな。その分を胸への探究心にしたからね、仕方ないね。

 

「…あ」

 

「あっ」

 

そんな考えをしていると、引き寄せられたんだから引き寄せたんだかわからない人と出会った。名前はかげろうと言うらしい。よくわからないが、まあなんかそう言う人なんだろう。長めの髪、多分茶髪。服装は…うんわからん。そしてとても申しわけないが、そのドレス。肩掛けというのだろうか。そのような服装で大丈夫なのだろうか。胸の大きさは小さめと言ったところ。雰囲気はお姉さんだが、な。そんなものを比べても口に出しても気持ち悪がられるだけ。抑えるか。

 

「雰囲気だけ、か…」

 

「何言ってるのよ」

 

「いや、あれです。独り言、ね。」

 

「…そう?まあ、良いけど。あ、そうだ!姫と会わない?」

 

「あ、だるい」

 

「っ…まあまあ、会いましょうね。ね?」

 

進められるがままに話が進み、果てにはとある湖に。霧いっぱいで何も見えないのに、影狼さんが大きな音を鳴らした。口笛かな。遠吠え?わかんねーけど。水面をバシャバシャと鳴らし、出てきたのは人魚。…着物を着ているからわからないが…着物の帯に胸が乗っている。ナイスバランスだ…。この幻想郷、一つのコミュニティに巨乳が一人いなければならないのか?…つまり博麗神社にはもう一人、関係者がいるということか。成る程…。今はそれは良いな。出てきた人魚の名前はわかさぎ姫と言うらしい。…名前に姫。魚なのに。

 

「うん、それは私も思う」

 

「この湖で人魚が私だけ…しかも私が一番大きくて一番可愛い。のは別として、生まれた頃から周りの魚からそう呼ばれてたの」

 

「…変なの」

 

「姫!盤外戦術よ!」

 

「行け魚ちゃん達!迎撃技術を…あれ、みんなどこ?」

 

「魚もいるのか」




襲われない限り、よっぽどのことがない限りはゾーンに入らない。
わかさぎ姫は絶対巨乳です。二次絵を見てこい。特に姫単体で描いてる奴。すげえぞ。
影狼も何故か大きめに描かれることが多いよね。でもね。この人体毛気にするんだから、胸大きいなら普通はあんなドレス着ないでしょ。
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