東方直葬録   作:ピーヒャラ

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お酒の良さを知るまで数話かかります。あひゃひゃひゃひゃはそれからです。



あやややや?
あひゃひゃひゃひゃ?

似てるな!よし!


転生と絶望

Hey,Everybody!?

 

 何がどうなっているだ!?ミ◯ティア食べながら夜中十時で爆速帰宅してたら転んで意識失って起きたら森の中!?シビィー!?笑えよ(凶変)

 

 よしまずは状況を整理しよう。*1まず自分は花にして龍が如く生きていた高校2年生、名前は……あっっっれ?ど忘れした。いや、今はわからんことは右に置いておこう。そんで塾に通っていてそこからの爆走ダッシュで帰宅途中にコートが長すぎて足丸出しみたいになってる女の人がいて見惚れてたらなぜか一つ分盛り上がってたレンガに躓き、これまたちょうどよくあった地面に埋まった石に頭から突撃☆しちまって…………

 

 

あっっっっれぇ?*2

 

 

 まて、今の説明だとえっ◯な服装してる人に見惚れて死んだ感じなんだけど?俺生きてますよ???

 

 うーーーん、よくわかんない!よし次は今の状況だ。

 

 フィールドは森、鳥のさえずりが聞こえるとこからして生き物はいるっちゃいる。あと空気が綺麗、なんというか淀んでる感じがしない。あぁ、あと目の前に毛玉みたいなのが…………毛玉?

 

 違和感を感じて自分から見て3歩先、とてもふさふさとした髪の塊が円形でそこにあった。わぁ、ツヤツヤだぁ。٩( ᐛ )و

 そんなバカなことを考えてるとその毛玉がゆっくり回転し始めた。そして右側からゆっくりと見えたのは白く、しかし赤い線が何本も通っている。まるで眼球のよう。そしてその白い部分が少し出てから黒い部分が見えてきた。暗い、暗い、光を全て吸収したような目。それを見て、体が反射で動くのはしょうがないことだろう。

 

 

「地獄まで消え去れグロい目ん玉ーー!!!!」

 

 普通に歩けば3歩の距離を踏み込みで一瞬で詰めるとその前に行く感性に逆らわず左腕を上げ、その道中で相手の毛を掴み強制的に姿勢を崩す。そして右腕を掌底にすると外側に捻りながら相手の、黒目にぶち込む。すると吹っ飛んでいくと思っていた毛玉改めて目ん玉はその場で内側で爆弾でも爆発したように炸裂し、一面を黒く染める。

 血、黒いんだ。

 いや、これはみんな反射でやっちまうよ。*3だって眼球だよ!?みんな即潰したくなるだろう。あれ、Gと同レベ。どうも、眼球アンチです。

 

 

 

 

 

 

 てかあれなに!?*4ツヤツヤの毛、一部分だけの眼球………わかんね٩( ᐛ )و

 というか体が軽い。いやまじで軽すぎてやばい。風になったようだよ。なんだかってそんな話あったっけ?風の二股?あ、風の又三郎だ。そうおもいながら掌をグーパーグーパーしているととあることに気づく。手が…小さい…?

 

 あれ?もっとゴツくて、毛があって、あれ!?昔猫につけられた縦傷もない!なんかすごい綺麗でとっても白くなってる。爪も適度に伸びてるしっって硬くねこの爪!?試しに木をつついてみたら刺さったんだけど!?えっ、かなり力加減したんだけど。全力やってできませんけど!?

 

 そう思い爪を見ながらうんうん唸っていたらふと視界に白い毛が目の前にでてきた。払い除けようとしたが何度も戻ってくる。髪上げてるんだけどな〜、いつも。ん?髪、あれ、白。

 

 

 あぁーーー、嫌な予感がしてきたんじゃ〜。まて、そうと決まったわけじゃない。まだだ、なんか背中に髪の感覚あるけど、これ違う、違うはず。そう思いながらその髪のように感じるものを後ろから肩から流した。

 

 

 

 はい〜、なんか髪白色になってる〜〜。いつのまにかアルビノになってるし、髪伸びてるし。確定演出だろこれ、転生か憑依したろこれ。うっわこれなんか面倒な世界になってたらだるいんだけど。まて、まず冷静になって考えてみよう。このIQ52万のCPUで。

 

・おそらく自分は死んで転生だか憑依かは知らんがまず元の世界ではない、そして元の体でもおそらくない。

・あのツヤツヤ毛玉を考えるとこの異世界はファンタジー系だと考えられる

・森がとても生き生きしてるところからして現代文明ヒャッハーはしていない。じゃなきゃこんな空気が綺麗じゃない。

・毛玉は普通の生物ではない。現に飛び散った黒いものが蒸発している。空気に触れると気化すると仮定。

・自分自身のパワーがおかしくなっている。木を容易に貫く爪。そしてなりより恐ろしいのはそれが軽くやった結果であること。

 

 

 いまんとこわかるのはこの程度。ここからは転生の世界がどんなかによるな。呪術◯戦などの超常現象系、普通のファンタジー系、かなり昔の現実世界で自分がバグ。さて、個人的には最後のでお願いしたいがいかんせんさっきの毛玉で望み薄だ。平和なファンタジーが妥協だな。呪◯廻戦やら鬼◯の刃の場合死亡フラグが立ちまくる。そうでなくとも喧嘩はやらねばいけんか。

 

「まずは人間がいるか、どんな文明があるか、世界観、できれば時代があれば時代。これを探るか」

 

 そう思い一歩を踏み出す。足はコンバットブーツを履いていて……あれ、よく見えない。なんか胸付近の服が膨らんで…

 

 

 

ピギューーーーン

 

 

 まっ、まさか大罪を犯されているのか…?雄をメスに…されてしまっているのか…?*5こ、この高校2年生初めて(隠喩)を捨てられずに…?鞍替えしてしまったのか…?おれのミルクサーバー(隠喩)が、壺(隠喩)になってしまったのか…?

 

 

 いや、そんなはずはと右手を股間に添えてみると、そこには、我らが息子(直喩)が、いなくなっていた。そして代わりに……つ、壺(隠喩)が……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 性転換しとるー。まずいよ、まずいよ。幸い体の動きにあまり違和感はないがリーチが違ったり下を覗きにくかったりとすこし不便なくらいだ。だが性自認がまだ男なんだよ。つまり女の子が好き。つまり…あれ?百合か。ならいいか。自分、LGBTQの授業受けたからわかる。というかクラスメイトに宣教()されたから理解はある。

 

 

 そう脳を焼かれながらも歩き回りつつ森を散策していると太陽が真上にあることに気づいた。この世界は太陽とかの星は普通なタイプね。しかしだいぶ歩き回っているのだが毛玉と小鳥しかあわない。鹿とかもいるけどみ〜んなみんな近くにいかずともくっっっっそ怯えた状態で逃げていく。ふ、ここまでくると覇気で相手を引かせられるのさ!*6そうふざけていたら奥が見えるくらいの池というか湖というか迷う程度のサイズの場所を見つけた。

 

 まずは自分の顔とか服装を知ろう。なんとなく服装は軍服って感じがあるのだが……………………つ、ツノ?

 

 

 

 

 は〜い、本日何度目かわからんけど困惑タイムです。草むらにダイブした状態で頭の中は宇宙に旅立っている。人じゃないか〜。まじか〜。あれこれ大丈夫?東◯グールみたいに人肉欲するみたいなのないよね?心配だぞ?寝て起きたらカルバニズムに目覚めるのは勘弁だぞま〜じで。も〜、頭痛い。色々一気に考えすぎて知恵熱出そう。

 

「顔とかは超美形でよかったし服装もなんか軍服に近くてセンスいいもんだしまだいいけどさ…」

 

 少し吊り目でちょっとアイシャドウみたいな隈、目の色はスカイブルーというかまぁ透き通るような青、口を横に引っ張ってみたからわかるけどギザ歯。顔全体としては可愛いよりかっこいいが似合う顔してる。周囲の木やら草から考えて身長は165ほど。胸は意識してみたらサラシの感触感じたからどんくらいかはわからん。まぁ、おそらくぼんきゅぼん

 

 

 

 そう自分の体について整理し終わり水面から顔を上げる。そうすると木の影に幼女がいる。 もう一度言おう、幼女だ。しかし人ではないようだ。背中には昆虫の、トンボのような羽をつけたワンピース幼女。しかしその顔は恐怖一色。それが目が合ったと気づくと相手の口から歯がなる音が鳴ってくる。ぬ?100mは離れてるんだがしっかり聞こえるな。あ、腰抜けて女の子座りしちゃった。大丈夫かな?頑張って踏み込めば対岸までいけるかな?

 

「な〜にを見てるんだい?きみ」

 

 あ、行けた。湖(?)の対岸だったがやはり鬼というのは運動神経がバグってるのかいけた。だけど道中の水が飛ばした勢いで自分にかかってきたが別に気にしない。この子にはかからないようにしたぞ☆。さてまずは君は君の話を………てかどっかでこんなフォルムを見たことがあるような………妖精。

 

 

 あ、東方ですかもしかして。あちゃあ、お わ た /(^o^)\

 

____________________________________________________________________________

 

〈妖精side〉

 

 な、なに。あ、あれ

 

 森を飛び回りながら遊んでいると近くの茂みが揺れた。するとそこからは鹿が何頭も何頭も、逃げるように、恐怖そのものから逃げるような形相で走っていく。目は限界まで開かれ鼻と口からはずっと呼吸の音がして舌は皆しまい忘れ唾がずっと落ちている。そんなこと相手に匂いを教えるようなものなため普通はしない。人間で言えば逃げながら叫んでいるようなものだ。

 それに続くように妖怪であるはずの毛玉まで何体か混じっている。その何も映すことのない目からは大粒の涙が際限なく流れ落ち、感情などわからないはずだが、あの目からは恐怖が感じ取れた

 

「ねぇ!君たち!何が起きたか教えてよ!!」

『コ、コワイ。ココココココワイイイイイイイイイイ』

『アハハハハハハハハハハハハ、ハハ、ヒィイイイイイイイイイイイ』

『dnduwnsoxjdmjsixndhieazpcntg』

 

 私は逃げていく鹿や鳥、毛玉たちに説明を呼びかけたがほとんど言葉を失っている。狂わされてしまっている。いつもは『ド、どうシたんだイ、ようセいさン』とか返してくれる子達がみんななにかを見て狂ってしまった。気配を探ってみるととある一箇所から妖力がとても高い妖怪がいる気配がする。湖の近くだろうか。

 

「一体何を見せればこんなことになるのよ。なに?同族の踊り食いとか?」

 

 そんなのでこんな狂うわけがないがそんな軽口を言っていたいほどにこの気配からわかる妖怪は強くて、恐ろしい。湖に着き妖力の塊を木に背を置き意を決して覗き見る。それが、失敗だったのにも気づかず。

 

 

「ヒィ」

 

 な、なに、あ、あれ。別にただ湖を覗き込んでいるだけの鬼、ただそれだけだっていうのに、怖い。醜いわけではない、むしろとても美しいと思う。けれど、なぜか、どうしても恐ろしい。あの透き通るような白髪が、額から生える真紅のツノが、どこまでも落ちていってしまいそうな深い深い青い目が、何もかもを噛み砕かんとするあの牙が、こちらを刺突で貫いてしまいそうな爪が、恐ろしい。心がずっと、理解するのを拒絶するように。

 

そして、こちらを見た。目が合った。その深淵よりも深い、青い目で

 

「カカカカ、カリッ、カッカッ」

 

歯が噛み合わない。呼吸がうまくできない。見にこなければよかった。こんなこと、なるなんて。

 

そう思っていると腰が抜けた。ペタンっと弱々しい音が聞こえたがそんなことは構ってやれない。逃げられない、羽も石のように、動かし方を忘れてしまったように動かない。逃げなければ、逃げなければ、死んでしまう。ここにいては。

 

 

 

 

「な〜にを見てるんだい?きみ」

 

 

 

怪物(バケモノ)は目の前にいた。湖の間を一瞬で。通った軌跡にはアメンボがいたように、しかしアメンボなどが作ったものより大きく波が広がり、ぶつかり合い、水飛沫が舞う。それが目の前の怪物(バケモノ)の背中にかかる。しかしそんなもの気にしないとばかりにこちらを見る目を離さない。そしてほんの少し眉を顰めた

 

(あ、死んだ)

 

そう思うと意識が消え、倒れ伏した。最後に見えたのは川のようなものを靴のように使う怪物(バケモノ)の靴だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が醒める。生きていた。見逃された。狂わなかった。  生かされた。

 

 

そこにアレがいたと証明するものは私の一回休みでも治らない傷と居なくなった、狂ってしまった子達。そしてその妖精にも気付かぬ間に土に植えられた

 

一本の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
わぁ!?急に冷静になるなぁ!?

*2
焦り

*3
違います

*4
遅すぎるんだよぉ〜ん。

*5
事実だけど…言い方よ

*6
ただ恐ろしい、あぁ、恐ろしい




20260108 服装の変更
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