BLEACH 猫のしあわせ 作:やばばばやば
「ぎゃああああっ!!!!」
うわぁ!? 黒崎君の叫び声だ!
ドタドタと状況を見に行くと、喜助さんが先に黒崎君の部屋に入って行った。くそぅ、この人、こういう時はいつも早いんだから!
「どうも、黒崎さん。傷なんて、まだ塞がったばっかりなんだから。あんまり動くと死にますよ♡」
「......あんたは、ゲタ帽子。ここは、あんたの家か」
「ご名答!」
「アンタが、俺を助けたのか......?」
「おや? その言い方だと、助けて欲しく無さそうに感じますが」
......黒崎君は、恋次さんに負けたのかな? いや、朽木さんを奪われたのが効いてそうだなぁ。うへぇ、凄いなぁ
僕なら、仕方ないと思っちゃうよ。だって、副隊長と隊長だよ? まだ、死神になって数ヶ月の黒崎君が、死んでないだけで奇跡。なんなら、黒崎君は最善を尽くしたんだ
でも、それじゃあ、彼はだめなんだ。結果だ。彼に見えているのは、朽木さんが奪われた。その結果に囚われているんだ
「......無いと思いますか? 尸魂界(ソウルソサエティ)へ行く方法」
「あ、あるのか!? ルキアの下へ行ける方法が!? どうやるんだ!? 教えてくれ!」
「分かんない人だなぁ──────────
──────────言ってるでしょ、そのままでは死ぬって」
「勝てるんスか? 今の実力で? 『朽木さんの救出』? 甘ったれちゃいけない。死にに行く理由に、他人を使うなよ」
「......!」
「......ふぅ、あちらの通例では、処刑は一月の猶予期間があります。これから、キミを10日間虐めます。諸々を計算して、十分間に合う数字です」
「十日で、強くなれるのか?」
「もちろん! キミが、心からルキアさんを救いたいと願うなら、ね」
うわぁお。喜助さんが珍しく、マジで珍しくいいこと言っちゃてるよぉ。うわぁ、録画、録画しておけば良かったなぁ。しくったぁ
まぁでも確かに、今の黒崎君じゃあ、良くて3席。それも、相性が悪かったら普通に副隊長以下に敗北しかねない。そんなのが喚くなんて、本当に恥ずかしいもんね
あ、違うよ? 黒崎君が恥ずかしいんじゃなくて、えっと、あの、アレだよ? そう、黒崎君は知らなかったからね。......知ってても言ってそー
その日は、喜助さんが黒崎君に薬を渡して解散になった。多分、喜助さんは黒崎君の為に仕込みがあるんだろう
◇
翌日の放課後
「どっひゃーーー! なんじゃこりゃーーー!! あの店の地下に、こんな空間がーーー!」
「......うるせぇな。わざわざ叫んでくれなくても十分おどろいてるよ。て言うか、なんで猫がいるんだよ!」
「え? 夜一さんはいませんよ?」
「はぁ!? なんだよ夜一って、違うわ!! ねーこ! コイツだよ!」
「あ、はい。学校ぶりですね、黒崎君」
黒崎君が僕に指をさしながら怒鳴っている。そりゃあそうだろう。絶対いるはずのない人物がいるんだ。聞きたくなるだろう
僕だって、この場にいるはずは無いけど、朽木白哉さんがいたら絶対聞いてるもん
「あー、猫叉さんね。彼、僕の助手なんですよ」
「助手ぅ!?」
「え、助手だったんですか?」
「はぁ!? こいつも違うって思ってるじゃねぇか!!」
「まぁまぁ! 気にせず、また説明はしますよっと」
「えっ? おぎゃああああっ!?!?」
喜助さんが黒崎君を自前の杖で魂魄のみを体から押し出す。懐かしいな。僕も、修練の最初にやったなぁ
でも、僕の魂魄は普通じゃなかった。普通の魂魄なら、息苦しいし動きにくいなどの弊害がある。魂魄の体を動かす練習が必要なのは、魂魄の体が思うように動けば、それは霊力の回復を意味する
黒崎君は、魄睡と鎖結を破壊されている。この状態でこの修練をするから諱あるんだよねぇ
「おーーーい、よーいしてー!」
「よ、......よろしくおねがいします」
あ、ウルルちゃんのレッスンが始まった。あはははははっ!!!
ひっひっひっぃぃぃ!! だ、ダメだ! あ、あんな言葉、い、い、言う人、いるんだぁ!! あはははははっ!!
「ホントに言っちゃったよ」
「テンメェ!!」
「あはははははっ!!!」
一護
「受けてみよ正義の力! 正義装甲ジャスティスハチマキ! 装☆着!!」
面白すぎるて(笑)