BLEACH 猫のしあわせ   作:やばばばやば

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5話 因果の鎖

 

 ウルルちゃんのレッスンにも一悶着あったけど、本番はここから。レッスン2。テッサイさんが黒崎君の因果の鎖を断ち切った

 

 

 

 「ぎゃああああ!? 死ぬううううううう!!!!」

 

 「全く、騒がしいですね」

 

 「お前ら知ってんのかよっ!? これは因果の鎖つって、切ったら体に戻れなくなるんだぞ!?」

 

 「? 知ってますよ、そんなこと」

 

 「知ってんのかよっ! ますます腹が立つわ!!」

 

 

 

 テッサイさんに取り押さえられながら、地面をバンバン叩く黒崎君。ホントごめん、ちょっと面白い。いや、笑っちゃダメなシーンってわかってるんだよ? でも、面白いわ

 

 

 

 「なっ!? 俺、(ホロウ)になっちまうのか!?」

 

 「このまま行けばッスけどね。けど、虚にならない方法が一つだけあります。死神になればいいんですよ」

 

 「......!」

 

 「さぁ! レッスン2、『シャタード・シャフト』スタートです!!」

 

 「っ!? ぎぃやああーーー!?!?」

 

 

 

 おおぅ、めっちゃ落ちてくやん。綺麗なドップラー効果を奏でながら黒崎君が落ちていく。ウルルちゃんがサムズアップしながらこっちを見てる

 

 

 

 「ず、随分深いね」

 

 「がんばりました」(。 ・`ω・´)

 

 

 

 穴の底では、黒崎君がテッサイさんの縛道を食らってる。今の黒崎君じゃあ、アレをとくのは不可能。とても、主人公補正でどうにかなるものじゃない

 

 僕ですら、無理だと思う。いや、条件が合えば解けるけど、素の状態であれを解くのは、喜助さんですら厳しい

 

 

 

 「さあ! その状態で上がって来てください!」

 

 「馬鹿言えっ! 無理に決まってんだろ!!」

 

 「おやぁ? いいんですか、そんなこと言って。侵食は既にもう、始まってるんですよぉ?」

 

 「!!」

 

 

 

 黒崎君の因果の鎖が、先端からバキバキと音を立てて『口』に変わっていく。久しぶりに見たけど、気持ち悪いなぁ

 

 あ、そんな風にやっちゃうと

 

 

 

 「がぁっ!?」

 

 

 

 黒崎君の脇腹が因果の鎖に食いちぎられた。鎖の侵食を邪魔しようとすると、ああいう風になるらしい。知識では知っているけど、初めて見たな

 

 まぁ、あそこまで行くのに通常なら、数ヶ月は最低でもかかるからね。見れる方がかなりレア。あの穴の中には、喜助さんが作成した、侵食を活性化させる気体が充満している

 

 だから、あの状態からすると、残りの猶予は多分

 

 

 

 「72時間。3日です。それまでに死神になって、ここまで上がってきてくださいね」

 

 「.........!!!」

 

 「でないと、アタシらがあなたを始末しなきゃならない」

 

 「......てめぇ、俺を、殺す気か......!!」

 

 「あなたが諦めれば、そうなります」

 

 

 

 

 ◇

 約70時間後

 

 

 

 黒崎君は、素の状態の足のみで垂直なのに3m程登る、という化け物じみた行動をとったものの死神に戻ることは出来なかった

 

 途中、ジンタとウルルちゃんがよだれを黒崎君に垂らすというめっちゃ面白いシーンがあったけど割愛

 

 ここは、常に光に晒されて時間の経過がめちゃくちゃになる。だから、黒崎君はまだ諦めずにもがいている

 

 

 

 「よぅ、食いもん持ってきてやったぜ」

 

 「......はっ、よく見ろよ。まだこの鎖は結構残ってるぜ」

 

 「......まぁ、とりあえず飯はここに置いといてやる。この穴ん中じゃあ時間の経過が分かってねぇかもしれねぇけど、もう70時間が過ぎた。早いやつなら、もう虚化が始まってもおかしくねぇ」

 

 「っ!?」

 

 「それと、もう1つ。最後の侵食の規模は、今までの比じゃないぜ」

 

 

 

 ガバァ

 

 

 

 因果の鎖の全てが、『口』に変わった。今までは、鎖の1つを食べて、数時間寝るを繰り返していただけだったが、今回は違う。全ての鎖が『口』に変わり、一気に黒崎君の鎖を侵食する

 

 もう、祈る時間すらない。本当に、今までの速度の比じゃない。猶予なんて与えない程、速度が倍増していた

 

 

 

 「ぜっ!? ......やめろよ、お前ら、止まれよ......!!」

 

 

 

 ガガガガガッ!!!

 

 

 

 今、全ての鎖が侵食され、無くなった

 

 

 

 

 

 「アアアアアアアアア!!!!!」

 

 

 

 

 

 虚化が、始まった

 

 

 

 




ジンタ君が一護に持ってったフルーツは、手が使えないと食べれなさそうなものをきちんとチョイスしていたのが面白かった。まあ、リンゴとか普通に手を使わずに食べれそうなものもあったけど(笑)
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