新エリー都に住む『あなた』とエージェントのお話 作:ぽこちー
ギリ1000文字届きました!!
今回めっちゃ短いです!!
「おい、あまり動くな。上手く縫えないだろ」
そう言われても痛いものは痛い、と文句を垂れながら、『あなた』はいつものようにライカンに治療をしてもらっていました。治療してるのがお前じゃなくてリナさんだったらな〜と、ぼやいていると、ライカンは鼻を鳴らして言います。
「だったらお前もヴィクトリア家政に入れ。そうすればいつでもリナと会えるだろ。……よし。とりあえずこれでいいだろう」
あんがと、と『あなた』は軽く礼を述べ、体の調子を確かめるように両方の義腕を動かしました。キリリ、と肩と義腕の接続部が擦れる音がなり、ギチギチと指先が音を立てました。
「———っ」
その反応を見て、ライカンは思わず顔を背けます。
「……いい加減、ホロウレイダーの仕事をするのはやめろ。毎回治療するこっちの身にもなってくれ」
へいへい、と『あなた』はいつものようにライカンの言葉を軽く受け流し、新しい義腕の手入れに取りかかりました。カチャカチャと金属を弄る音が、部屋にこだまします。
「———俺は本気で言っているんだぞ? これ以上続けたらお前……死ぬぞ」
ライカンは真剣な眼差しで『あなた』を見つめました。その時はその時。それが俺の運命ってだけだ、と『あなた』首を鳴らしながら答えます。そして続けて『あなた』は、じっちゃんからはこれ以外の生き方を教わってない、と淡々と伝えました。
「だったら、ヴィクトリア家政に……!!」
礼儀やマナーとか嫌いだから無理、と『あなた』はいつものようにその言葉をいなしました。
「……っ!! いい加減にしろッ!!」
ライカンは凄まじい表情で『あなた』の胸倉を掴み上げます。
「俺はこれ以上、お前が……」
悲しげな表情で、ライカンは言葉をせました。それでも『あなた』は動じることなく、いつまでもこの腕のことを引きずるなと告げます。
「———っ」
ライカンは顔を背け、『あなた』を突き放しました。『あなた』は地面に尻餅をつき、中途半端に接続されていた左の義腕が、カランと音を立てて床に落ちます。
やれやれといった様子で義腕を拾い上げ、『あなた』は左肩に装着しました。
ライカンはその光景から目を逸らし、拳を強く握りしめています。影になって表情は見えませんが、おそらく自分を責めているのでしょう。
『あなた』はため息をつきながら立ち上がり、腹が減ったから何か奢れ、とライカンに要求し、そのまま外へと歩き出しました。
ひとり残されたライカンは、ギリリと歯を食いしばり、地面を強く蹴りました。
「クソッ……俺は……ッ!!」
義足ではない、本物の足で———
俺もライカンに激重感情ぶつけられてぇナ〜
【定期】
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ネタバレになるかもだけど、Ver.2.6の新キャラの話は?
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構わん、書け
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もう少し待て。ネタバレダメ、絶対