新エリー都に住む『あなた』とエージェントのお話   作:ぽこちー

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羽の背中の痕から察するに、羽の過去めちゃくちゃ重そうじゃん……
絶対エージェント秘話で曇らせ要素盛りだくさんやん……!!

と、頭を抱えながらwktkしてましたが、なんかもう待ってられないし、ネタが思いついたしでとりあえずの投稿です。
羽の過去が明かされたら、②で改めて投稿するかもです。



南宮羽 ①

 

 

「ワンツースリーフォー、ワンツースリーフォー」

 

 

 『あなた』の目の前で、(ゆう)はダンスの練習をしていました。妄想エンジェルの新曲ライブが間近に迫っているのです。

 

 華麗なステップに、可愛らしい振り付け。そして、背中でぴこぴこと揺れる白い羽に、『あなた』は思わず視線を奪われ、見入っていました。

 

 

「ん〜? な〜にそんなエッチな目でジロジロ見てるのかなぁ〜?」

 

 

 視線に気づいた(ゆう)は動きを止め、にやにやと笑みを浮かべながら近づいてきます。

 

 

「今の僕はみんなのアイドルだからぁ……そういうのは、あ・と・で・ね♪」

 

 

 小悪魔のように微笑み、唇へ人差し指をそっと当ててきます。みんなのアイドルにしては、向けられる視線がずいぶんと妖艶じゃない? と疑問に思いながらも、『あなた』は訂正しました。

 

 

「……え? 見てたのは僕の羽?」

 

 

 ぽかんとする(ゆう)に、こくりと頷きます。そして、自分にもその羽が欲しいのだと真剣に伝えました。

 

 

「男の人に羽って、ちょっとメルヘンすぎない?」

 

 

 そんなことはない、と力強く反論します。

 

 羽が生えてれば空を飛べるかもしれないし、触れた物のベクトルを操作ことができるかもしれないし、未元物質を作り出せるかもしれないし、太陽光を殺人光線に変化させられるかもしれないし、冷蔵庫になれるかもしれない。

 

 そう、熱く語りました。

 しかし、対する(ゆう)は、呆れながら答えました。

 

 

「羽が生えたくらいでそんな超能力が手に入るわけないでしょ。それに最終的に白いカブトムシになりそうでなんかヤダ。てか、そんなに羽が欲しいなら、ちなっちゃんみたいな羽をつければいいじゃん」

 

 

 (ゆう)がそう提案しましたが、『あなた』は納得せず首を横に振いました。

 

 そして、スマートフォンでネットショッピングサイトを開き、ホストが着ていそうな無駄に高価なスーツを探し始めました。外見から入れば、何かが覚醒するかもしれないという淡い期待を込めて。

 

 

「待って待って。そんなスーツを着ても羽は生えないし、超能力も開花しないよ」

 

 

 当然の指摘を受けました。そして、(ゆう)は『あなた』に問いかけました。

 

 

「それで、どうしてそんなに羽が欲しいの?」

 

 

 すると、『あなた』は少しだけ考え、真面目な顔で答えました。

 

 (ゆう)や妄想エンジェルのみんなと、何か共通するものが欲しい。そばにいる証のようなものが欲しい、と。

 

 

「……そっか」

 

 

 (ゆう)はやわらかく笑みを浮かべました。

 そして、そのままじっとこちらを見つめます。

 

 

「———で、本音は?」

 

 

 

 昨日徹夜で見たアニメのキャラがめっちゃカッコよかったからです。俺も、あんなふうに羽を広げて戦いたいと思ったからですはい。

 

 

 と、『あなた』は特に隠すこともなく、淡々と本音を明かしました。

 

 

「はぁ……」

 

 

 大きなため息が落ちました。

 

 いやでも(ゆう)も一緒に見てたじゃん! 膝の上でめっちゃ面白そうに騒いでたじゃん! かっこいいって言ってたじゃん! その後テンション上がって千夏のところへ行って未元物質ごっこしたじゃん!!

 

 『あなた』は必死に並べ立てます。

 

 

「でも、それとこれとは話が別。それに、あれって羽じゃなくて翼だからね?」

 

 

 マジで!?!? と『あなた』は驚きの声を上げました。しかし、それでも『あなた』の羽への憧れは治りません。羽だろうが翼だろうが、俺もあんな風にカッコよく戦いたい。そう、(ゆう)に駄々をこねるのでした。

 

 

 (ゆう)は頭を抱えました。

 

 すると、しばらく考え込んだあと、何かを思いついたのか、ぱん、と手を打ちました。

 

 

「……あ、そうだ。こんなのなんかいいんじゃない?」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 ホロウ災害下で生きる人類は、アイドルグループに新たな希望を求めていた。しかし、アイドル促進委員会は、正義と平和の名の下に、圧倒的な資金と身内のアイドル候補生を持って新エリー都を制圧していった。

 

 

 A.C.(アフター・コロニー)0206。

 作戦名『オペレーション・エンジェル』。

 

 

 委員会に反目する、新人アイドルを推す一部の人物たちは、アイドルの新時代を作り上げるために、5機のガ◯ダムと4人の新人アイドル(内1人は歌姫)と1人の青年を新エリー都に送り込む行動に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I JUST FEEL “RHYTHM EMOTION” この胸の鼓動は

 

 

あなたへと続いてる SO FARAWAY…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“お前を殺す”

 

 

「なんなんや……この人……」

 

 

「私はこの歌とガ◯ダムで狂った新エリー都を破壊するよ」

 

 

「尊死するよ〜? 僕の姿をみた人たちはみんな尊死しちゃうよ〜?」

 

 

「私は歌うことから逃げた……もう、私に歌う資格はないのよ」

 

 

“歌はみんなを幸せにするためのものだ。セシリア先生、今ここにいる俺たちを……妄想エンジェルを信じてみろ!!”

 

 

「地獄への道連れは、ここにいるウチらだけにしようや!!」

 

 

「歌おうみんな! アイドルは歌ってこそ美しいんだから!」

 

 

「歌を歌うのは僕たちなんだ。正義は僕たちが決める」

 

 

「アストラ……貴女と共に歌うのは1年と22日ぶりね」

 

 

 

“目標捕捉……任務を遂行する”

 

 

 

“俺にできるのは戦うことだけだ”

 

 

 

“ターゲット・ロックオン。最大出力……攻撃開始!!”

 

 

 

“任務完了……!!”

 

 

 

 

 

新エリーの新たな歴史が、今幕を開ける……!!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「“ってな感じはどう?”」

 

 

「新歌姫戦記ゼンゼロW……めっちゃええやん……!!」

 

 

 

 

 

 

「……ってなるわけないやろアホ!! 2人ともアニメの見過ぎや!!」

 

 






何なんすかねこれ。プロデューサー(読者のみな)さんはなんだと思います?
前話でおもっきし曇らせ書いたくせに、今度は深夜テンションでバカみたいな話書いちゃった。
病院行ってね☆


千夏、羽と来たら次は彼女しかいないよなぁ……!?!?




【定期】

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また、『あのキャラの話を書いてほしい』『こんなシチュを書いて欲しい』等のリクエストがありましたら活動報告にコメントくれると嬉しいです。

ネタバレになるかもだけど、Ver.2.6の新キャラの話は?

  • 構わん、書け
  • もう少し待て。ネタバレダメ、絶対
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