新エリー都に住む『あなた』とエージェントのお話   作:ぽこちー

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トリガーの「ダァスケヴェマスゥィンザリチャァジィ!!」をリクエストいただきました。
一生のお願いを使用されたら書くしかないですよね。
あ、でも俺風にアレンジしてしまったので一生のお願いは返します。
リクエストの内容とは異なりますが、お楽しみいただければと思います。



トリガー ②

 

 

「昔、昔。赤ずきんはおばあさんのお見舞いに行きました。すると、悪い狼がやってきて、赤ずきんにこう言いました。『お花を摘んでいったらどうだい?』赤ずきんは、狼の言う通り、お花を摘むことにしました」

 

 ゾワリ、ゾワリ。

 トリガーの優しく美しい声が、吐息と共に『あなた』の耳を刺激します。

 さらに、目隠しで視界を奪われているため、いつも以上に過剰に反応してしまいます。

 

 『あなた』は今、目隠しをされ、手を縛られた状態で、トリガーに背後から抱きつかれています。

 

 こうなった理由は、『あなた』がトリガーに問いかけたのが始まりでした。

 

“読み聞かせってそんなに良いものなの?”と。

 

 『あなた』はトリガーに本を読んであげるのが日課です。目の見えないトリガーは、点字以外の本を読むことができません。

 

 過去から現在に至るまで、数多くの書籍が出版されているのに、トリガーはそれらに触れることができないのです。

 

 そこで、トリガーがとった方法とは、『あなた』にそれらの本を読んでもらうことでした。

 

 中には自動音声付きの電子書籍も存在し、わざわざ『あなた』が読む必要がないとも思いました。

 

 ですが、『あなた』に読んでもらうことに価値がある。そう、トリガーは言ったのです。

 

 それから毎日、子供に読み聞かせるように、寝る前の日課としてトリガーに本を読み聞かせるようになったのです。

 

 ですが、ふと『あなた』は思いました。

 読み聞かせとはそんなに良いものなのだろうか、と。

 

 確かに、子供の頃によく読み聞かせをしてもらってはいました。

 ですがそれは、子供だったから楽しかったこと。

 大人になった今、読み聞かせをしてもらうことの何が楽しいのだろうか。

 

 もちろん、それは目が見える『あなた』だからこそ感じた疑問です。

 とはいえ、素人の読み聞かせを聞くよりは、機械やプロが朗読した自動音声付きの本の方が良いのではないだろうか。

 

 そう、トリガーに伝えました。

 

 するとトリガーは困ったような表情を浮かべ、考え込んでしまいました。

 

 そして、数分後。

 

 トリガーは何かを閃いたのか、ポンと手を叩き『あなた』に向かって言いました。

 

「でしたら、私が『あなた』に読み聞かせをします。言葉で伝えるより、直接感じてもらった方が理解は早いですからね♪」

 

 そうしてあれよあれよと寝室まで連れられた『あなた』は、トリガーと同じ条件で聞くために目隠しをされました。

 

 続けて、なぜかトリガーは『あなた』の手まで拘束し始めました。

 手を縛る必要はないだろう、と『あなた』はトリガーに伝えます。

 

 ですがトリガーは、

 

「いえ、これは必要なことなんです♪ 『あなた』の全てを私に委ねてください♪」

 

 そうして『あなた』はトリガーにされるがまま流されるのでした。

 

 そして現在。

 

 視界を奪われ、身動きもできない『あなた』は、背後からトリガーに抱きつかれ、読み聞かせをされています。

 

 トリガーが放つ一言一言が『あなた』の全神経を刺激し、全身に鋭い閃光が走ります。

 逃れようにも、手を拘束されているためどうしようもありません。

 

 さらには、背中から伝わるトリガーの熱が。

 敏感になっている触覚を刺激するように触れてくるトリガーの肌が。

 煽るように放つ、トリガーのリップ音が。

 

 トリガーの行動一つ一つが、『あなた』を刺激し、肉欲を駆り立ててくるのです。

 

「ほら、ダメですよ♡ 全身で私を感じてください♡」

 

 ペロリ、と耳を舐められ、全身にビリビリと強い電流が走ります。

 けれど、トリガーは止めることなく、読み聞かせを続けるのでした。

 

「『おばあちゃんの耳は、どうしてそんなに大きいの?』『お前の声を聞くためさ』『どうして目がそんなに大きいの?』『お前の可愛い顔を見るためさ』……」

 

 すると、パタンと本が閉じられる音がしました。

 そして、『あなた』の手が解放され、視界が晴れました。

 

 目の前に入ってきたのは、トリガーの顔。

 

 バイザーの光はピンクに発光し、頬を赤く染め、荒い息づかいでこちらを見つめています。

 

 そして、トリガーの手『あなた』の頬へと添えられました。

 

 

 

「……どうして、こんなことをしたと、思いますか……?♡♡♡」

 

 

 

 限界を迎えていた理性の糸が、プツンと切れる音が聞こえました。

 

 

「………っ♡♡♡」

 

 

 こうして悪い狼(トリガー)は、赤ずきんちゃん(『あなた』)に美味しく食べられてしまうのでした。

 





トリガーは誘い受けだと思うんすよ。
異論は認めません(鋼の意志)。

トリガーは最推しキャラだからね。
自然と筆が進みましたわ。

あと、レミエールの話が思っていた以上に好評で、続きも見たいとリクエストもいただきました。
ありがとうございます。
随時筆を進めておりますので、『100年前の別れの話(レミエールの曇らせ話)』を楽しみにお待ちいただけると幸いです。

あなたが読みたいのは???

  • シールドをチャージするよ!
  • ドスケベマシンザリチャージ!
  • ダァスケヴェマスゥィンザリチャァジィ!!
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