澄野拓海「希望ヶ峰学園?」   作:たくみきんぱつ

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 後半の議論準備はおさらいみたいな感じです。
 飛ばして大丈夫です。


 展覧会に行っていたら楽しすぎて遅れました。
 100均も楽しみにしています。


心臓躍動停止物語 拾肆 完 議論準備 

 もう…時間切れ?

 

「…随分と早いね。まだ聞きたいことは山ほどあるけど……おそらく、もう扉を出ればすぐにでも学級裁判だろうね」

 

 そんな……まだ犯人もわかってないのに? いや、この世界の秘密は大体わかったけど、それが事件につながるのか?

 第一、まだ日向達が言ってたビデオレターも見てないし、最後に伏せられている卒業条件もわかっていない。そんな状態で、真実にたどり着けるのか?

 

 ……とりあえず、今はその赤い扉に向かうべきか。

 

「…アルターエゴ、色々と教えてくれてありがとう。すごく助かったよ」

『そう? ならよかったよ。 その…僕もできる限りのことはしてみるよ。みんなの役に立つために。あ、あと、ウサミには自由に行動していいとだけ伝えてくれるかな。もう、ある程度の制限はあっても無駄だろうし…。それだけ伝えてくれないかな』

「わかったよ、アルターエゴ。それと最後に一つだけ聞いておきたいんだけど、その『みんな』の中には日向クンもいるんだよね?」

『…もちろんだよ。確かに、僕たちの知る日向クンの方が外の人たちにとっては重要かもしれない。けど、だからと言って、今の彼をないがしろする理由にはならない…はずだよ』

「…いや、ゴメンね。キミは責任者でもなんでもない。なのにこんなことを聞いちゃって。でも、その考えをキミが持っていることで、多少の安心はできるね。……少なくとも、この世界にいる限りは」

 

 狛枝は…なんだか日向のことに対して変じゃないか? いくら記憶がないからって、それはオレ達も同じだし……でも、なんだ? 数年も経てば人柄なんて変わってしまう気がするけど、なんというか、もっと深刻な物言いを狛枝もアルターエゴもしているような気がする。

 ……日向に何があったんだ?

 

「…二人とも、その赤い扉とやらに向かうぞ」

「……澄野クン?」

「え? ああ、大丈夫だ」

 

 オレは不安を隠すように、教室の扉に手を掛ける。

 扉を開くと目の前に赤い扉があり、その周りにはみんなが集まっていた。

 

「これで全員集まったのう」

「澄野さん達も無事でよかったよですぅ」

「にしてもよぉ、この希望ヶ峰学園は何なんだよ? いくら何でもおかしいことが起こりすぎだろ!」

「それって今に始まった話じゃないじゃん! しょうがないでしょ!? アタシ達、これから裁判もしなくちゃいけんないんだよ? そんなこと、気にしてられないじゃん」

「小泉おねぇの言う通りだよ。訳わかんないのってここにあった写真だってそうだしさぁ」

 

 写真? オレ達が行けなかった部屋にも色々あったってことか。

 それなら、その情報をつなぎ合わせれば、何かにたどり着けるかもしれない。

 

「澄野、少しいいか?」

「…日向? どうかしたのか?」

「その、モノクマの用意したゲームがあったんだけど、それって澄野に関係してるんじゃないかって思ってな。澄野は、病院に何か心当たりはないか?」

「病院!?」

 

 オレはそのピンポイントな単語に少し驚く。

 モノクマの用意したものなら、わざとらしくオレが知っている事柄をモチーフにしたのかもしれない。オレに関係する病院は一つしか思いつかない。

 

「あ、ああ。心当たりはあるよ。…そのゲームは、どんな内容だったんだ?」

「それは───」

「ストーーーップ‼」

「うわぁ!?」

 

 オレは唐突に現れたモノクマに声を上げた。

 

「出やがったな! 出鱈目の情報を置きやがって! 覚悟しろよ!」

「テッテメー、あの写真はどういうことだ! 説明しやがれ!」

「え? 終里さん、九頭龍クン、何言っちゃってんの? ボクはこの希望ヶ峰学園に出鱈目なんて一つも置いちゃいないよ?

 というかね、澄野クンと日向クン。ダメだよ、そういうことを話し合うためのとっておきの舞台。学級裁判というものがありながら、こんな扉の前で情報共有しちゃうとか、そういうのは違うよ。こういうのは裁判中に明かされる真実とかの方が盛り上がるんだからさ。そこのところわかってよね」

「ねぇ、モノクマ、学級裁判にウサミはいるの?」

「ウサミ? ウサミって誰のこと? っていうか、キミも素直に…律儀っていうべきかな? 随分と骨抜きにされたよねぇ。別にどうでもいいけど」

「質問に答えてよ。で? いるの? いないの?」

「あーはいはい。いますよ。はい、この話は終わり。ていうかさ、オマエラはここでコンビニ前にいる不良みたくたむろしてないで、早く扉の中に入っちゃってください。そうじゃないと、話が進まないからね?」

「言われなくとも、そのつもりだ。みんな、詳しい話はそこのモノクマが言う通り、学級裁判で明らかにしよう。確かにここにあった情報は重要なことばかりだが、最優先は七海の事件の解決だ。それを念頭に置くんだ。いいな?」

 

 十神がみんなにそう呼び掛ける。

 確かにその通りだ。この世界の真実ばかりに目を向けてちゃいられない。

 これは、七海の事件を解決するための学級裁判なんだから。

 

 赤い扉の先には、なんとなく仰々しい感じの裁判上らしきものがあった。

 

「これが、学級裁判を行う、議論をする場なのでしょうか?」

「なーんか、ちょっと不気味な感じがするっすね…」

「我が破壊神暗黒四天王も、この場の持つ禍々しい邪気を感じ取っているようだ」

「だが、臆病になっても仕方がないだろう。今から始まる学級裁判は、そうも言っていられないだろうしな」

 

 ここで、オレ達は裁判をする。 

 七海を殺した犯人は誰かを議論する。

 そう意識した瞬間、オレは次第に肌寒さを感じた。

 七海を殺した犯人を突き止めたとして、その犯人はどうなる?

 校則によると、オシオキ…処刑されるわけだ。

 そんなことはおかしい。誰かを殺して許されるなんて思わないけど、だからって殺した人間をそう簡単に裁いていいはずがない。

 

 あの時の蒼月の顔が、急にオレの脳裏に思い起こされる。

 自分の意志で、誰かの体に刃を突き立てたことを思い出す。

 咄嗟に、自分の掌を見た。

 

 ……オレが、もしあの時本当に過去に戻れていたら、蒼月のことをどうしていただろうか?

 …もう一度、殺したのかもしれない。

 でも、あの時の蒼月とは別人だから、殺さずに檻にずっと閉じ込める選択をするかもしれない。

 ……オレは、甘かったのかもしれない。

 助けられる前提で行動した。希望を持たずに行動せざる負えなかった。

 でも、もし彼女を助けられたとして、他の死ななかったはずの誰かが死んでしまったら?

 死んで生き返れるからって、それでも犠牲者は出てしまった。

 そんな簡単な想像も、オレはあの時できなかったんだ。

 だから、今ここにいるんだ。

 過去を変えられないなのなら、今ある目の前を変えるしかないんだ!

  

 オレは手を握り締めて、真っすぐと前を向く。

 

 七海…今に思えば、オレ達全体のこと考えて動いてくれていたようなことが多かった気がする。

 それだけじゃない。七海の正体のことも考えれば、苦労は絶えなかったはずだ。

 そんな七海を殺した犯人が……オレ達の中にいる。

 

 オレ達はたった六日間。オレにとっては四日間だけの関係しかない。

 でも、オレ達は同じ状況に置かれた仲間のはずだ。

 そんな仲間を殺した犯人がいる。

 オレ達はその犯人を突き止めなきゃならない。

 真実を暴かなくちゃならない。真実に負けちゃいけない。

 オレ達はそれがどんな絶望であっても、立ち向かわなくちゃならない。

 だからこそ、始まる。

 命懸けの、オレ達の学級裁判が!

 

 

 

【議論準備】

 

 七海千秋が砂浜で突然の死を遂げてしまう。そして、それと同時明かされるこの修学旅行の真実の数々。彼らは果たして、この修学旅行の真実にたどり着き、事件を解決させることができるのか!?

 

 [ザ・モノクマファイル]

 

 犠牲者は七海千秋。現場となったのは第一の島の砂浜。

 特にこれといった外傷はない。

 死亡推定時刻は七時三十分頃だと推察される。

 

 [七海千秋の持っていた紙]

 

 掌に収まるサイズの小さな紙。

 何も書かれておらず、白紙。

 狛枝凪斗はこの紙に触れて何かを思い出したようだ。

 

 [澄野と狛枝の証言]

 

 七海は七時に澄野の部屋に来て狛枝の鍵を借りた後、七時五分ほどに狛枝の部屋に行って十分程度話した後、七時十五分に狛枝の部屋を後にしてその後は誰も知らない。

 

 [七海千秋の日記]

 

【就学旅行日記 2224】

 

 一日目

 

 今回はウサミちゃんがモノミになっちゃった。

 澄野くんがなぜか目覚めないままで、それに気を取られた隙にマジカルステッキをモノクマに取られちゃった。

 どうして澄野くんは寝たまま?

 モノクマにやる気はなさそう。飽きてるならやめればいいのに。

 大丈夫、コロシアイは起こさせない。

 

 二日目

 

 みんなの行動は変わりない。

 でも、澄野くんはまだ眠ったまま。どうしたらいいかわからない。こんなこと初めて。

 モノクマの行動も動機も、特に目立ったことはない。明らかに飽きていることはメモしておこう。

 澄野くん、何事もなく起きてほしいな。

 

 三日目

 

 澄野くんが起きた。あと、コロシアイが起こらなかった。

 狛枝くんは数日縛られることになった。

 十神くんがリーダーのままならコロシアイは起こらないし、狛枝くんもヘタに動けなくなるはず。

 十神くんがリーダーを降ろされそうになったら止めないと。

 澄野くんは普通だった。特に変わった様子はない。

 

 四日目

 

 モノクマが雑。

 そのせいで澄野くんの力がみんなにバレた。でも、狛枝くんだけは現場にいなかったから知らない。

 十神くんが自分の正体を明かした。

 何とかして、リーダーを続けてもらえるように頑張った。これでコロシアイは起きにくくなるはず。

 狛枝くんには澄野くんの力のことは伝えない方がいい? 

 でも、モノクマが何か仕掛けてくるかもしれない。モノクマの出方を見て考えよう。

 

 五日目

 

 澄野くんが変。朝に狛枝くんと十神くんに話を聞いている。

 いつもと違う行動をしている。目が覚めるまでに何かあった?

 それから、今日はみんなで二つ目の島を探索した。

 この島だけでも解放できていれば、この修学旅行も終わらせることができるはず。

 夜時間にモノクマが何か仕掛けてくる。モノクマもいい加減終わらせたいみたい。

 

 あと、モノクマはあの情報をみんなに公開した。

 もしかしたら、あれだけでも真実にたどり着くかもしれない。モノミちゃんのファインプレーが炸裂した。

 実際、危なかった。澄野くんも察しが悪いわけじゃないから、そこを忘れちゃいけない。

 でも、今回はわからない。澄野くんも知るべきだったのかも。モノクマが何を考えてるのかいまいちわからない。

 

 夜時間に起きたこと。

 みんなのコロシアイのジオラマと映像をモノクマが用意していた。

 内容は前にあったコロシアイの使いまわしだ。でも、一番効果的な使い方だった。

 モノクマはわたし達を絶望させたいらしい。

 それが本当の目的かは、わからない。でも、みんなの心は傷ついた。

 モノクマが次に何をしてくるかわからない。このままだと、まずいかも。

 あと、狛枝くんは多分勘づいてる。明日にでも、わたしにきっと何か聞きに来る。

 

 もしかしたら、今回はチャンスなのかも。

 澄野くんが何か思い出せば、そこから変わるかもしれない。

 修学旅行を終わらせられるかもしれない。

 タイムアップが近い。あの人はそう言ってた。

 

 明日することを決めた。これは賭けだ。

 大丈夫、うまくやれる。きっと、みんななら乗り越えられる。

 

 [ファイルの情報]

 

【人類史上最大最悪の絶望的事件の収束について】

 

 結論から述べると、超高校級の絶望が起こした人類史上最大最悪の絶望的事件は、超高校級の希望の活躍によって事件は収束を開始した。

 超高校級の希望は絶望の存在である、主要な14名を殺害。ついで、絶望の化神と呼ばれる存在の殺害を達成したのだ。そして、ついには超高校級の絶望である江ノ島純子の死亡が確認されたことにより、事態は大きく収束をした。

 未来機関はこのことに関して、これにより事件が収束していくだろうと強く語った。未来機関はこれから、世界に誇るその才能を持った人材を駆使し、事件からの復興に貢献していくだろう。

 事件からの復興に大きく貢献している塔和グループ及び各企業はこのことに関して、当の超高校級の希望からの打診を受け、方針を変更の発表。これからは絶望的汚染の対策だけでなく、塔和シティのような大気汚染、並びに消えない炎から解放される保護区の拡大を目指すことを公表した。

 しかし、絶望の存在が消えようとも、絶望の存在が残した絶望的な災害は今もなお人々を蝕み続けている。絶望の化神が残した消えない炎がその最たるものだろう。

 消えない炎による被害者数は現在進行形で4億2400万人以上にも上る。この消えない炎を消滅させる方法がなければ、失われた農耕地は復活することができず、多くの飢餓が起こるとの予想が絶えない。

 また、この消えない炎を発生させた絶望の化神は外宇宙の存在である可能性があると研究者各員は語っており、消えない炎もまた外宇宙のものである可能性があるとの話だ。そんな出鱈目な真実があったとして、我々人類はどう立ち向かえばいいのか?

 

 超高校級の■望と■ばれる■■■■に話を■うと、■■が目■してい■るのは、■■■…    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 [中央の公園にあるオブジェ]

 中心に2224カイの表示がある

 

 [ドラックストア]

 この場所から持ち出された薬品はない。

 

 [罪木の証言]

 罪木の検死によると死因は不明であり、心臓麻痺である可能性が高い。

 例えるのなら、突然体の機能が停止してしまったような状態。

 

 [今回の学級裁判の卒業について]

今回の学級裁判では、オマエラの勝ちの条件は実質的に『卒業』。通常の学級裁判でその『卒業』ができるのはクロのみだが、ある条件を満たした生徒はシロでも『卒業』できる。

 とある条件とは、『この修学旅行の謎を解き明かすこと』と『クロまたはシロ自身が学級裁判にて、生き延びること』、『※※※※※※※※※の卒業条件を満たしていること』、この三つ。

 

 [希望ヶ峰学園の歴史]

 

 私立希望ヶ峰学園とは、特別な才能を持つ高校生だけが入学を許可される政府公認の特殊教育機関である。

 希望ヶ峰学園は才能の研究機関でもあり、近年渡り資金不足に悩まされてきた。その資金不足を解消するために、学園はある制度の導入に踏み切った。それが、『予備学科』の導入である。

 予備学科は、才能のある学生がスカウトのみで入学を許可される『本科』とは違い、一般の学生を一般の入試で募っていた。また、そこで教鞭をとるのも外部から雇われた一般の教師だった。さらに、予備学科は一般の高校よりも学費は高額に設定されていた。

 それでも予備学科への入学希望者は殺到した。

 こうして、希望ヶ峰学園の資金不足は大方解消された。希望ヶ峰学園はその莫大な資金によりを得て、更なる才能の研究に投資していった。学園創立以来の悲願である『人類の希望となる真の天才』を生み出すために…。

 だが、そんな矢先に希望ヶ峰学園はある悲劇に見舞われてしまう。世界を震撼させた『人類史上最大最悪の絶望的事件』のきっかけと言える事件…そう、『希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件』である。その悲惨な事件により、希望ヶ峰学園はその歴史に幕を下ろすことになった。

 おしまい。

 

 [未来機関の成り立ち]

 

 未来機関は人類史上最大最悪の絶望的事件に対抗すべく、希望ヶ峰学園の卒業生を中心に設立された。

 

 [絶望の生き残りについて]

 

『先日も報告させていただいた件ですが、彼との接触はほど良くうまくいっていると感じております。他に保護することができた十四名も同様に今のところは不穏な面は確認できません。また、その内の重傷を負ってた一名に関することですが、順調に回復していることを報告します。

 また、別件ではありますが日向創、不二咲千尋の助力もあり、ジャバウォック島での新世界計画の被検も近日中に行うことができるとの報告を受けております』

 

 [監視役の動員について]

 

 『総議会の決定は、人類の存続を左右するものであると思っています。未来機関の総意を無為にしない為にも、78期生一同が責任をもって彼らを必ず未来に連れていきます。

 それに際してのことなのですが、不測の事態が起きた際の対策のために、監視役を一名だけ我々の中から動員することを決定しました。

 監視役は日向創。彼なら、不測の事態に対応できると考えております。また、アルターエゴとの共同の監視になりますが、特に問題はありません。

 報告は以上です。』

 

 [未来機関の総議会についての記録]

 

 総議会の内容及び、決定を記録する。

 総議会の議題は超高校級の絶望、及び絶望の化身に関しての処遇に関するものだった。

 総議会では、未来機関各支部の幹部がすべて集まった。また、78期生の代表として苗木誠、事件収束の当事者だった日向創が会議に加わり、議論は苛烈を極めた。

 議論は奴らを処分すべきという意見と、彼らを生かすことで人類の脅威となった消えない炎に対抗しなければならないという意見で、真っ二つに割れた。

 結論から述べると、後者の意見に軍配が上がった。

 総議会の決定として、超高校級の絶望と絶望の化身は生かされることとなり、彼らの監視と更生に関しては78期生に一任することとなった。

 

 

 [新世界プログラムについて]

 

 新世界プログラムは別名、サイコセラコンピューティック・コミュニケーション・シュミレーターと呼ばれる。新世界プログラムは最新型のサイコセラピー機器と、その管理プログラムによって構成されている。これの開発には希望ヶ峰学園の超高校級の才能を持つ生徒らの協力があった。この新世界プログラムでは頭部に当該装置を装着することで、被験者の全員に共感覚仮想世界を体感させることができる。

 この世界にはある特性が、 “記憶情報の置換”をこの新世界プログラムは行うことができる。搭載された記憶制御装置を使う事で設定した期間の記憶を取り除くことが可能であり、そして、そこに仮想世界でできた記憶を埋め込むことができる。

 

 [希望更生プログラム]

 

 このプログラム世界において希望のカケラを集めるプロセスを指す言葉。新世界プログラムの別名。

 この世界に暴力は存在しないらしい。

 

 [アルターエゴの証言]

 

 監視者を除いた者には記憶の消去が行われた。

 15人の希望更生プログラムは既に一度完了されている。

 そして、その時には監視者の記憶は失われていなかった。

 

 [ウイルスについて]

 

 この世界に悪影響を及ぼしている物。

 この世界に内部から持ち込まれたものの可能性が高い。

 ウイルスは監視者の教師役を乗っ取っている。ウイルスは、教師役を乗っ取り続ける限り、教師役のルールに縛られる。

 

 [異変について]

 

 希望更生プログラムを終えるその瞬間に“異変”が発生した。その“異変”は原因不明で、外の世界は突然、新世界プログラムとの接続をシャットアウトされてしまった。

 人為的に起こされたものなのかはわからない。

 

 [致命的なバグについて]

 

 【致命的なバグ】はこの世界に圧し掛かっている異常なまでの負荷を一緒くたにした存在だった。

 【致命的なバグ】はプログラム内部から発生したもので、【致命的なバグ】はこの世界の記録をすべて盗む行動をした。でも、そのおかげで負荷が【致命的なバグ】に集中した。

 【致命的なバグ】を野放しにしていたら、被験者の記憶を攻撃する可能性もあった。そうしたら、このプログラムを出て記憶を引き継ぐ際に大きな障害なる可能性があった。

 【致命的なバグ】は既に外の世界によって処理された。

 

 [日向創の容態]

 原因不明の病に侵されてる。ひどい熱が出ていて、すぐにでも新世界プログラムから離脱させて何らかの治療を施さないと命も危うい容態。

 

 [この世界における異血の力]

 

 異血の力を使えるのは、他の計画にもこの新世界プログラムを流用する予定があるから。この世界に暴力なんて存在しない。だが、澄野拓海の力をこのプログラム上で再現することはできる。

 

 [澄野の記憶]

 

 澄野と仲の悪かった人物と彼女が、記憶にいたらしい。

 狛枝の預かる記憶の紙に触れることで思い出すことができる。

 

読みたいやつ

  • Eルート(今やってるやつ)
  • Kルート Eルートが終わったらするやつ
  • パラダイス編(苗木視点)
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