キャラバンに揺られながら外の道なりをみる、流石に山形から京都の道のりになると1日ではつかない
「外見てんの?」
「財前さん、はい普段見ない風景を見るのもいいかなって」
今回のバスのお隣さんは財前塔子さん、総理の娘さんでSPという本当に同世代なのか
「別に呼び捨てでいいって」
「あはは この喋り方で慣れてるんで」
昨日は風丸さんが隣だったけど財前さんはよく喋られるかただ
「しかしあれだけ泡魅がサッカーの実力があれば情報がもっと回ると思ったが」
「確かに、俺も帝国にいた時に泡魅の事もだが月山国光の名前なんて上がってこなかった」
あーそれは
「うちはサッカーよりバスケの方が有名ですからね…一応フットボールフロンティアに申し込みはしたんですが今年は通らなかったとか」
「なるほど…瞳子監督も情報自体かなり少ないとは言っていたがそういう事か」
「近場の学校なんかとはたまに練習試合したりはしてたんですけどね」
そういえばGO3の伊吹も月山国光から引き抜かれたバスケプレイヤーだったような…?流石に記憶の方も鮮明ではなくなってきたな
「今日はキャンプを張り明日京都に着く予定です、あと少ししたらキャンプ地につくので準備をします」
今日はキャンプ、まぁ悪く言えば野宿か
「なぁなぁ泡魅キャラバン止まったらあたしとサッカーしようよ」
「元気ですね財前さん、いいですよ少しでしたら」
キャラバンが止まり荷物を皆で降ろしていく
「よーしやるよ泡魅!」
「はい」
財前さんからボールを受け取るとお互い構える
「へへっ 月山国光の時にあたしも泡魅とサッカーしてみたかったんだよね!」
ボールを奪おうと突っ込んでくる財前さんからボールを取られないように両足を使いかわしていく
「やるね…ならこれはどう!」
腕をクロスし足場にエネルギーが伝わっていく
「くるか…」
「ザ・タワー!!」
足場から塔がせり上り財前さんが高く上空へ、両手を上げ落雷が降り注ぐ
「ふぅ…残像」
脱力し自分の影を残し落雷を避ける
「かわされた!?」
「ギリギリでしたけどね」
実際初見だったらかわせなかったかもしれないし
「今度は俺も相手してもらおっかなっと!」
後ろから迫るのは土門さんか
「いきなりですか?」
「実際俺達も気にはなってたんだ、相手してもらうよ!」
一之瀬さんもか!
「行くぜキラー「分身フェイント!」げっ!?これも戦国伊賀島の!」
恐らくキラースライドを仕掛けようとしたのだろうがその技はコピーしてるからモーションでわかる、発動させる前にかわさせてもらう
「はあああ!フレイムダンス!」
しかし間髪入れず一ノ瀬さんが回転、両足から炎が伸びこちらからボールを奪おうとする
「ほっ…くっ!?」
直撃こそ避けたがボールが足元を離れ別に見ていた音無さんの元に転がっていく
「取れなかったか」
「流石フィールドの魔術師ですね一之瀬さん」
そんな中音無ちゃんがボールを持って走ってくる
「でも凄いです!泡魅さん1人で3人を相手取るなんて」
「そんなに褒められると照れるよ、力になれそうかな?」
「実際かなりの戦力だ、泡魅」
「鬼道さん」
「一瞬の判断だが土門のキラースライドを発動させる前に無効化しましてや見た事のないザ・タワーやフレイムダンスをかわしている」
「次は俺とどうだ?」
「風丸さん」
今度はボールを奪ってみろってか
「いきます!」
「早いな…だが」
足を踏み込み駆け抜けようとする風丸さん
「疾風ダッシュ!」
改めて自分の目で見ると早いな…
「さぁ!次は何を見せてくれるんだ?」
「私はどちらかと言えばコピーが有名ですが……自分の技だってありますよ」
正式にいえばまだこの時代に使用者がいないだけだが
「ザ・ミスト」
自分の体から霧が発生し風丸さんを包む
「なに!?…何処だ!」
私の姿を見失った風丸さんの後ろからボールを奪い霧を解除する
「なんだと!」
「ふふっ……私ちゃんとコピー以外の技もあるんですよ」
ボールをその場で軽くリフティングしてボールを掴む
「凄いな泡魅!今の技」
「ありがとうございます」
実際これ未来で霧野蘭丸が使う技だからあんまり私が使うのもどうかと思うけど
「皆そろそろ晩御飯の用意するわよ」
「手伝わないと貴方達の分は無くってよ」
「やべっ!?皆行くぞ」
「「「「おぉ!」」」」
「いやあの…手を洗った方が 行っちゃった」
とりあえず手を洗ってから合流しよう
「まずは手を洗ってきなさーい!!」
案の定木野さんに怒られる面々、真っ直ぐなのは良いけどね…
「お手伝いしますよ 皆さん」
「あら 貴方は手を洗ってきたのね」
「流石に…私もよく家で母上の料理を手伝ったりしていましたから手を洗うってのは口酸っぱく言われましたから」
苦笑いで答えればくすくすと笑うマネージャー達、そんな子供を見るような目で見ないで
「泡魅さんしっかりしてるイメージありますけどそんな一面もあるんですね」
「昔の話ですよ」
包丁を手に取り野菜を刻んでいく、具材的にカレーかシチューだろうか?
「…手先が器用ね」
「手伝いでよくしてましたし意外と料理も楽しくて」
記憶は朧気ではあるが転生する前に一人暮らしでよく作っていたような気もするし
「今日は豚汁です!」
あっカレーとかじゃなかった
その後皆で集まり食事を終え各自後は就寝という形になった、各々テントは決まっており軽いアクシデント*1はあったがそれには触れまい
「風丸さんとですね」
「あぁ 今日は何かと一緒だな」
髪を解いた風丸さん、一瞬ほんとに男性かと疑ってしまったのは言わない方がいいだろう
「……泡魅すまん」
「どうしました?」
「いや…その髪を下ろしたのを見ると女子かと一瞬」
「あぁ…はは自分確かによく間違われます……それを言ったら自分も風丸さんの事一瞬思いましたし」
キョトンとした風丸さんはその後力なく笑う
「お互いって訳だな…明日も早いし寝よう」
「はい おやすみなさい風丸さん」
「あぁおやすみ」
明日になれば一応京都に着く予定だ…必然的にイプシロンと戦う日も近づいているが
「止めるさ……きっと」
思いは夜に溶けていく
ちなみに風丸さん練習の際主人公の付けてる香水の香りに少しドキマギさせられたのはナイショの話
主人公の付けてる香水はシトラスの強すぎない香り、今の母親に貰い匂いが着きすぎない程度に使っている
主人公の追加技上位2つ 1/10まで
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皇帝ペンギン7
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メロディウェイブ
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ゼロヨン
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アインザッツ
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フォルテシモ
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孤月十時掌
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かげつかみ