漫遊寺中との練習試合を終えて今は自由時間
休むものや漫遊寺中を見学するもの、個人で練習する人に別れている形だ
「てやぁ!」
かく言う私も1人で練習している、いつ戦うことになってもいいようにだ
「はああああ!バックトルネード!」
回転を加えジャンプしエネルギーを蓄えたボールをかかと落としの容量で打ち出す
「練習か 泡魅」
後ろから声をかけられ振り向く
「風丸さん、はい少し体を動かしたかったので」
「そうか なぁ泡魅」
「俺と必殺技をうたないか?」
「えっ?」
そのまま風丸さんから詳細を聞く、なるほど
「良いですねやりましょう風丸さん!」
「そうと決まれば練習だな!」
「「はああああ!!」」
あれから1時間ほど立ちだいぶタイミングが合ってきた
「はぁ はぁ形になってきたな!」
「はぁ はぁ ふぅ…そうですね」
コピープレイヤーなんて言われるけど普段は1人で打つ技ばかりだ、人と打つ技は中々難しい
「よしっもう少しやってみよう!」
「はい! 形にしてみせましょう!」
タイミングは合ってる、後は技自体を磨かなくては
「「うおおおおおおお!!」」
2人で同時に蹴り上げたボールに向かって飛び、更に2人同時に蹴りつける
打ったボールは真っ直ぐにそして強く羽ばたくように飛びゴールに突き刺さる
「やった……やったぞ泡魅!」
「はい!出来ましたね!」
あれから何度も練習してついに形になった、これで戦術の幅が増えた
「おーい風丸!泡魅!!」
向こうの方から財前さんの声が聞こえる
「しまっただいぶ時間が立ってるな」
風丸さんが一足先にかけ出す
「早く戻りましょう」
追いかけるように私もみんなが居る方に向かって走り出す
「どこ行ってたんだよ?」
皆さんと合流した後財前さんに声をかけられる
「風丸さんと自主練してました」
「なんだよ〜私も誘ってくれたらいいじゃんか」
「特訓の内容も上手くいくかわからなかったんだ」
風丸さんが苦笑いしながら財前さんに説明しているので一緒に相槌しておく
「なんだ?風丸と泡魅二人で特訓してたのか?」
「あぁ 形にもなったし上手くいったよ な?」
「はい でも流石に疲れましたね」
漫遊寺に黒いサッカーボールがグランドに落ちる
「我々はイプシロン…さぁ戦え!」
「……私達はサッカーを修行としております、私的戦いはいたしません」
伝開さんがお経を読むように手を合わせ砂木沼…デザームに試合の拒否を申し出るが
「ならば…」
デザームが手を下ろすとゼルがボールを蹴り漫遊寺の建物の1つを破壊する
「なっ!」
「我々と戦わぬということは敗北と同じ」
今度はファドラがボール蹴り戻ってきたボールを今度はマキュアが蹴る
塔のような校舎が少しづつでもだが破壊されていく
「つまりはこの学校を破壊するということだ!」
プルプルと身体を震わせ伝開さんは笠の隙間から鋭い視線でデザームを見据える
「分かりました……お前達」
その言葉に伝開さんの後ろに待機していた漫遊寺イレブンの面々が姿勢を正す
「相手をしてあげなさい」
「「「「「はい!!!」」」」」
こうして漫遊寺対イプシロンの戦いが始まった