「もっと早く連絡欲しかったなぁ〜!」
渡された資料を読みながら、声を上げるオールマイト。
「オールマイト、体の方は」
「バッチリだよ、元気いっぱいだから安心してほしい」
「それは良かった。しかし……最強女神教団ですか……。凄まじいですね」
「ああ、少なくとも緑谷くんの覚悟は本物と思う。体を治してくれたしね。僕は彼を信じてみようと思う。言いなりになるかは別だけどね。USJ訓練施設での授業でAFOの手のものが襲撃に来るそうだから、作戦を考えよう」
「そうですね。イレイザーヘッドと……根津校長は巻き込みましょうか。イレイザーヘッドの協力があれば助かるのは事実です。ただ、時期はUSJ訓練施設の襲撃後にしましょう。もちろん、襲撃は警戒するよう伝えます」
そして、教義、今後の計画などのノートも熟読。
根津校長と相澤先生に横流しした。
結局、教団と情報を得たオールマイト側との意見は真っ二つに割れ、それでもオールマイトが話は早期の強制捜査をゴリ押し。3人は早期に入信となる。
当日。
爆豪はやる気十分だった。
「やるぞデクぅ!」
「うん、かっちゃん!!」
「はいはい、落ち着いて話を聞いてくださいねー」
「ほら、相澤先生怒ってるから大人しく聞いとけって」
「インフルで休んで授業計画崩れたからイラついてんだよ……」
相澤先生は終始ピリピリしていて、生徒は怯えていた。
そこへ、ヴィランがワープしてくる。強力な殺気。
「ヴィランだ……!」
「俺達はヴィラン連合! オールマイトを殺しにきた」
「うおおおおおおおおおお!! 今、目覚めよ、俺に秘められし力!」
「僕はできるきっとできるやればできるよしGO!!!」
まず2人が突っ込む。
「待ちなさい、2人とも!」
「蛮勇ですね」
黒霧が霧を出す。
それを、相澤先生……いや、イレイザーヘッドが止める。
即座に脳無や他のヴィランが動きだした。
「君はまさか、死んだと思われていたお師匠様のお孫さんの志村転弧くん……!? なぜこんな事を!」
「は?」
「お師匠様より、ご家族を守る為に家族への接触を禁じられていたが……なんてことだ。志村くん、遅れてしまったが、私に君を助けさせてはくれないか!」
「……ふざけんな!!! 今更! 今更だ!!! 今頃助けるだって!? 遅すぎるにも程があるだろ! くそっ なんで……!! 俺はヴィラン連合だ。ヴィランとして、神なんかに頼らず、自分の足で立つ!!! そういう連合を率いてんだ! 脳無!! イレイザーヘッドを撹乱しろ!」
「そうはいかない!」
脳無とオールマイトがぶつかり合う。
一方、イレイザーヘッドの目には黒霧しか見えてなかった。
「……降伏しろ。話を聞かせてもらうぞ……! 白雲に似た男……!」
「白雲……? 何を言っている」
相澤は一瞬躊躇い、それでもそれを行使した。
「死者の声……!」
それは死者と会話できるようになる魔法。黒霧を死体と認める行為。
だが、それでもそれは黒霧に効いた。効いてしまった。
「わ、たしは……。ショータ……」
だが、他にも数多のヴィランがいる。
有象無象のヴィランが襲ってきていた。
「乱戦、乱戦は困ります……! 飯田くん、学級委員長のあなたは助けを呼びに行ってください! 皆さん、避難しますよ!! 爆豪くんと緑谷くんも戻りなさい!」
13号が慌てて避難させる。
「最強女神様の御名に置いて撤退はねー!」
「スマッシュ!!」
爆豪は爆破して敵を吹っ飛ばし、水の鞭で敵を振り回す。
緑谷の敵を殴る度折れる手は逆回しのように癒えていく。
「お、お前、爆発の個性じゃなかったのか? 緑谷も……」
「「これも女神様の加護!!!」」
「きょ、狂信者……!」
「うおおおお爆豪にだけいい格好はさせねー!」
「待ってください切島くん!」
「俺も!」
「私も!」
「ら、乱戦……! 乱戦はやめてください……!! 飯田くん、はやく行って! みんなを助けるために!!」
「は、はい!」
今回の目標は黒霧の捕獲である。
これが達成できれば、自動的に弔も確保できる。
飯田くんが出発、偶然、小さな事件が起きてオールマイトを呼びに行った教師と接触、事態が発覚、即座に教師たちは出撃した。
上手くいくかと思われた捕物だったが、敵もさるもの、主要メンバーには逃げられてしまった。
だが、ヴィランが一度捕まったという事実さえあればいいのである。
「蛇腔総合病院が本拠地だと……!? ば、バカな、あんな聖人のような理事長が黒幕!?(棒) す、すぐに捜査をしないと!」
「私も行く!」
そして、生徒と13号が取り残された。
「では、場所を変えて座学にします。まだ警察のヴィランの回収作業がありますからね。先生1人なので、ちゃんということ聞いてくださいね」
「授業するのか……」
「ヒーローの学ぶことはいっぱいありますからねー。あと、ヴィランの事が落ち着くまで、念の為学校にお泊まりです。いっぱい勉強できますね!」
「「「えー!!」」」
説明を聞きながら、焦凍は手を見つめる。
「水と炎……爆豪……」
侮れない人物である。
シリアスな顔をしている焦凍くんだが、情報がフルオープンされたので、君は全てが終わったら帰ってから家族会議不可避だぞ。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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