お題感想いつもありがとうございます。
最強女神教団のライブ。
病人怪我人を招待して、ネット上での宣伝もバッチリ。
事前の動画サイトにはそこそこ人が来ていた。
呪術、呪霊の簡単な説明と相談、もしくは術師の入信受付フォームも完備。
そして当日。
まず、病院患者を一人一人ステージに上げ、癒して客席に戻す。
全員の治療が終わってから、夏油のスペシャル説法が行われる。
教団幹部紹介。
五条悟、夏油傑、禪院直哉、加茂憲紀は拳を合わせた。
「いっくよー!」
「私が君のスポットライトになるよ、悟」
「まずは自分やな」
「派手に行きましょう」
熱くない炎がぼっと客席を巡る。
水の竜が泳ぐ。
光のアートの中、影から出入りしながら手合わせをする最強コンビ。
直哉と憲紀が混ざり、色とりどりの武器で戦う。
そしてバトンタッチしてコンサート。
午前の部はこれで終了。
午前には空席が目立ったが、午後には人が押し寄せた。
そして、それが終わった後は治療会。
このライブでは、術式とは違う異能を駆使しており、術師達は度肝を抜かれた。
どう考えても呪術界だけでは回せないので、国は教団にも呪霊討伐を依頼する事を決定。
一度表に出ると覚悟してしまえば、五条夏油直哉憲紀と顔が良く癖が濃いメンツが有名にならないはずもなく、ノウハウも既知のもの。
あまりにも鮮やかに、呪術界のライバルにまで成長。
だが、上手くいかなかった事もある。
一年生メンバーが全員、信者に引き込めなかったのである!
釘崎野薔薇は宗教を嫌い、恵は直哉達を引き込んだ代償にキープされ(津美紀の保護はした)、虎杖は宿儺を信者にはできない上、現状戦力集めに終始しているから殺されることはないだろうという判断だ。
海外からの強力なオファーをその国の呪霊退治はその国の術師にお願いします! と躱しつつも怪我人病人の治癒依頼は受け、術師のメンバーを拡大し、窓の探索の手を広げ、ついに真人を確保した。後はもう、五条が見つけ伊地知がオファーし夏油が術師にしていく。教団が合わなかったら呪術界に出荷する余裕すらある。もちろんスパイも配置してる。
もう爪を隠す必要性なし! 自由! やったー!
そんな時、宿儺との決闘の申し出があったのだった。
「宿儺は選抜メンバーでフルボッコする予定だから決闘はしないよ」
「この決闘で負けたら呪術界は従おう」
「また腐敗するかもじゃん。競争相手はいたほうがいいよ。信者の幹部の席は限定されてるし、今更部外者に教団に入られても困るっていうか」
「……どこまでもふざけた真似を……」
「おいおい、恨みがあるのはそっちだけだと思ってる? 僕はそっちの企みを知ってる。黒幕も知ってる。黒幕がお前らに内緒にしてた企みも知ってる。あり得た未来も知ってる。いまさら和解はないって〜。十年道化を演じたんだよ〜? この僕が! 覚悟の程がわかるでしょ?」
そして、申し出のあったメロンパンとの会談も一蹴。
結果、呪術界と教団での戦争が決定。
結果、五条が死ぬ→蘇生魔法による五条おかわりが決め手となって宿儺が敗退。
泥沼になりそうな所をウニャ様が仲裁、平和が訪れた。
後、日本は鎖国した。日本人の誘拐ダメ、絶対。
夏油は感謝している。
女神様とウニャ様に感謝している。
漫画では、あるべき未来では酷い擦り潰され方をした五条が、今は自分と笑っている。
五条にとって自分がこんなに大きいとは思いもしなかった。
今の幸せの価値を考えもしなかった。
自分達がもらったようなささやかな幸せを、全ての術師に配ってくれた。
自分と五条をすりつぶした呪術界からも抜け出せた。
夏油は女神様に感謝している。
さて、その日は五条家で教団有力者男子勢でお泊まり会をしていた。
女神像を前に、車座になって布団を敷き、嬉し恥ずかし恋バナが目的だ。
一応お仕事である。だって信者の子供にも魔法が引き継がれるから、結婚適齢期の五条達は早めに結婚して子供を作った方がいい。その話し合いの事前準備というわけだ。
そんなわけで、学生もいるからとお菓子とジュースをお供に遅くまでお喋りしていた。
五条は早くも夏油の布団に潜り込んでいる。
夏油はスペシャル説法の原稿を見ながらむむむ。
直哉は参考資料として恋愛アニメを上映。
憲紀は顔を赤らめるばかり。
七海は我関せずと読書の構え。
乙骨はリカちゃんといちゃついている。
灰原はやる気満々で名前をあげていく。
伊地知は資料からメンバーにお付き合いをお薦めしたり、情報提供したり、ウニャ様への提出資料の下書きを書いたり。
合コンの話も出て、きゃっきゃっきゃっきゃ。
そして爆睡。
恋愛アニメが引き続き流れる中、一行は足音でなんとなく起き始め、悲鳴で一気に覚醒した。
「なんやなんや!? 騒がしいなぁ」
「何事だよ、おはよ、傑。おやすみ」
「悟ぅ、ほら、だめだよ起きな。私は寝る……」
夏油といるときはロングスリーパーな五条。
「さ、悟様!? これは一体!」
「おはよーさん。なんの騒ぎなん?」
「おはようございます! 朝食はなんですか?」
「灰原」
「何かありましたでしょうか」
「朝のお祈りしないと」
その言葉に、一同女神像に並んでお祈りする。
「で、どうされましたか?」
「あの、いつ頃いらっしゃったんですか?」
「普通に昨日来て挨拶もして夕食一緒に食べましたよね……?」
「あの女神像は?」
「最強女神様やん」
「十年前から置いてたじゃん。ボケたの?」
「すみません、電話してもいいでしょうか」
「いいけど」
五条の携帯が鳴る。
五条が取る前に携帯が通話状態になった。
「悟様」
『どうしたの? こんな朝早くに』
「は?」
「えっ 悟くんが2人って事なん?」
『なんで直哉の声がするの?』
「そら悟くんが皆で恋バナしよて誘ったからやろ」
『はぁ? そんなことするわけないでしょ。待てみんなって誰』
「そら傑くんと」『今行く。そこで待ってろ』
「なんや、悟くん怖い声やな」
電話が切れてしまい、急遽朝食を用意してくれる事になった。
「突然に大勢で押しかける形になってしまってすみません」
「あー。コンビニ弁当でいいよ。皆もそれでいい?」
「私は構わないよ。悪いね」
「怖いこと聞いてええ? 要はここって、似て非なる場所って事、やろ? お金使える?」
バッとそれぞれ携帯を弄る。
「そもそも繋がらへん!?」
「私は繋がりますが、電子マネーの金額が違いますね」
「お金も携帯も使わない方が無難でしょうね。なんとか帰る方法を探すしか」
直哉と七海が嘆き、伊地知は潔く電源を切る。
「えっと、皆さんは女神様の信者ではない?」
「はい」
「軽い怪我を治療するので、お小遣いを貰えますか?」
「反転術式が使えるのですか?」
「いえ、女神様へのご祈祷です」
「あー。僕、ボケてる奴がいたら、治療できるよ」
「疲れてるの癒したるよー」
それから、小さな診療所が開かれた。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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https://odaibako.net/u/karin2022v
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