クワトロ玩具箱   作:かりん2022

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【個】大人の階段を登った日

【オールマイト対策会議スレ】 PART1

 

1、パトローワン

 まず、現段階では動いちゃダメだと思う。

 AFOこわいこわい

 デクくん達は目をつけられない範囲で少しずつ強くなっていこう。

 力も隠してね。

 

2、ヒーロー名無し

 でもよ、原作だと偶然だろ?

 今回もまた偶然オールマイトに会えるかな?

 

3、ヒーロー名無し

 自然に会う形じゃないと難しいよね

 AFOに目をつけられちゃう

 

4、ヒーロー名無し

 回復はAFOも欲しいだろうから、デクくんの危険度が跳ね上がるぞ

 

5、パトローワン

 だからこそ、力は絶対にばれてはならないワン

 デクくんには無個性のままオールマイトに接触できる雄英高校に入学してもらわないといけないワン

 爆殺王も力を隠すワン

 エンデヴァーの家も介入を受けている以上、あまりにも頭角を表しすぎると狙われるワン

 

6、デク

 僕にできるかな

 

7、パトローワン

 学力はOKって原作が証明してるわん。勉強頑張ればちゃんと君は合格出来るワン。

 後は試験問題が事前にわかってるんだから、これも頑張れば行けるはずだワン。

 オールマイトの個性は譲渡されない可能性もあるし、無個性でも勝ち抜く覚悟を見せるワン。

 オールマイトも無個性で好成績を残せば興味を持って自然に接触できるワン

 

8、パトローワン

 更に言うなら、回復属性と光属性のこれ以上の採用は止めるワン

 選ぶとしてもワフ様の回復要員に注力するワン

 何故ならAFOに無理やり言う事を聞かせられて回復させられる可能性があるワン

 俺達大人ができる事はAFOに情報を与えないように未来に無事に子供達を送り届ける事ワン

 

9、ヒーロー名無し

 つまり何もするなってこと?

 

10、パトローワン

 今の所は。とにかく来たるべき時に協力できるよう修行をして強くなるワン

 それと、デクと爆殺王はヒーローみんなで英才教育するワン

 それと、燈矢くんについては自分が保護するワン

 ほぼ間違いなく目をつけられるけど、放置はできないワン

 

 

 

 

 

 

「お父さん……やっぱり来てくれなかった。僕は」

「力が欲しいかい?」

 

 燈矢が振り向くと、ヒーローのパトローワンがいた。

 

「パトローワン! どうしてここに」

「君がまだヒーローの資格を失ってなくてよかった」

「何を……?」

「君には道があるワン。このまま自分の炎に燃やされて、ヴィランとなるか……。女神様に跪き、女神様のご加護を得て、ヒーローとなるか」

「ヒーローが宗教の勧誘かよ」

「君はお父さんを超えるヒーローになれる。教団に仕えるなら」

「それ、ほんと?」

「間違っていたなら、燃やせばいいわん」

 

 燈矢は涙を拭い、パトローワンを追いかけた。

 

手近なホテルに入り、パトローワンはタブレットとチケットを渡す。

 

「さあ、洗礼名と属性を選ぶワン。その後、召喚に応じるワン」

「お前、俺に変なことする気なの」

「無理無理! 今の君の方が僕よりよっぽど強いワンよ」

 

 しばらくして、燈矢は消えた。

 戻ってきた燈矢は、呆然としていた。

 

「パトローワン」

「戻ってきたわんね。君は火属性を選んだワンね。聞いているかもしれないけれど、女神に尽くせば、火耐性の魔法をこっちでも使えるようになるワン。それに、指定した物以外は燃やさない、賢き炎を応用できるようになるかもワン。君は、エンデヴァーを超えるヒーローに」

「そんな事より」

「そんな事!???」

「や、それも大事だけどさ」

 

「焦凍の血液型がO型でお父さんの子ならあり得ないってどういうこと?」

「読太は殺しておくから安心するわん」

 

 幼子相手に何言ってるんだあのバカは。読太ではないかもしれないが、責任者は読太なので読太を殴っておけば問題ない。

 

「成功作なのは、そもそもお父さんの子じゃないからなの?」

「燈矢くん」

 

「お父さんは知ってるの?」

「燈矢くん」

 

「俺、明日からどんな顔して家族に会えばいいの?」

「わ、わからないっぴ……」

 

 思わず、読太が追い詰められた時のネタをしてしまって、パトローワンは悔いた。

 

「夏くんに言っていい?」

「この教団の事は絶対に内緒ワンよ。エンデヴァーを狙う敵に、目をつけられてるワン」

「敵? それに、さっき言ってた教団や賢き炎って?」

「読太を殺すワン」

 

 大事なことが何一つ教えられていない。何やってんだあいつ。

 

「ヒーロー!?」

「とにかく、このタブレットと充電器、それと女神様が彫られた数珠の覗き玉を貸してあげるから、召喚要請があれば応じて、女神様とワフ様にお仕えするわん。大丈夫、女神様は最強だから、女神様にちゃんと仕えれば最強のヒーローになれるわん」

「ほんと?」

「君はもう強いわん。後は女神様にお仕えして、ちょっと力のコントロールを学ぶだけワン」

 

 それから、燈矢は部屋に1人籠って「お祈りの時間」を取るようになる。

 

 それはそれでエンデヴァーを心配させるのだった。

 




マシュマロ
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