鈴木悟さんを、世界で一番幸せにすることを誓います。 作:サイドベント
オーバーロードのキャラゲー
ユグドラシル・ダイブ RTA風 『永遠の伴侶』トロフィー獲得ルート
パート1
はい、よーいスタート。
飛ばせないクソ長い壮大なオープニングムービーを見ながら始めていくゾ〜。
今回プレイするゲームはこちら。
ユグドラシル・ダイブです。
まただよ(笑)
なんて言ってブラウザバックはやめてください!
何でもしますから!!(お約束)
さて、場も暖まったところで。
こちら、原作はオーバーロードという名の大人気ライトノベルです。
みなさんご存知でしょうが、その舞台にユグドラシルという世界が出てくるため、ゲーム名に若干の安直感は否めません。
しかし舐めてはいけません。
舐めるのはチン(検閲)だけにしましょう。
戦闘システム等はハッキリ言ってショボいですが、真に素晴らしいのは製作陣のキャラ愛です。
このゲームには原作に存在する数多くのキャラのほぼ全てが登場し、それらをメインキャラクターとして操作可能。
しかもそれぞれのキャラにトロフィーが複数用意されています。
この凄まじいボリューム故にRTAのルートやレギュレーションもまた無数に存在しており、私も過去にいくつか他のルートを走ってトロフィーを獲得しています(唐突な宣伝)。
『異界の覇者』では転移先の大陸を制覇した後、来ることのないギルメンを待ち続ける哀れな魔王モモンガ様が見られましたし、『過去との決別』では私の操作するオリキャラとモモンガさんがナザリックから解放され、現地の悪人共をブチ殺しながら異世界で楽しくイチャつく微笑ましい様子を楽しめます(容赦無いネタバレ)。
是非見てね。
見ろ(豹変)。
え? お前の投稿動画モモンガさんルートばかりじゃないかって?
アイツのことが好きなんだよ。
言わせんな。
でも本命は鈴木悟さんです。
モモンガさんと中の人は別人だから。
そことこ間違えんなよ?(目ガンギマリ)
そうそう、恐ろしいことに原作中の設定よろしく、ゲーム内で獲得できる全トロフィー数は公開されていません。
私たちが今こうして熱く絡んでいる間にも多くのゲーマーが新しいトロフィーを発見しています。
詳しくは"燃え上がる四白眼"(有志ウィキ)参照。
しかし、私はここにゲーム製作陣の愛を感じますね。
まあクソ運営っぷりは真似しなくても良いんですが……まさしく我々は原作転移前のユグドラシルのように、未知の世界を開拓する冒険者という訳です。
さて、今回の配信では鈴木悟さんを対象とした『永遠の伴侶』のトロフィーをなるべく最短で獲得することを目的にします。
え? 既知過ぎて草? 未知の開拓……どこ? そもそもなるべくって何? RTAの意味って知ってる?
うるせぇ!!(ドン!!)
失敬。
見聞色の覇気持ち故、皆さんの不埒なコメントを予知して取り乱してしまいました。
でもタイトルには書いてあるから……これはRTA"風"なんでね。ちゃんとしたRTA見たい人は過去の動画漁って、どうぞ(ホモは二度刺す)。
話を戻しましょうかね。
ご存知の通りこの『永遠の伴侶』はオリキャラと原作の特定のキャラとの間で婚姻関係を結ぶことができれば獲得できる比較的簡単なトロフィーとなっています。
そして私が狙う鈴木悟さんルートは彼が主人公ということもあり、多くの人間が走っているルートでもあります。
ま、私はまだトロフィー獲得したことないんですけどね(好きなものは最後に取っておくタイプ)。
しかし、侮ることなかれ。
ゴールが同じでもそこに辿り着くまでの道のりは無限にあります。
オリキャラの人物背景次第では、我々の予想もしない展開に繋がることも十分あり得ます。
それがクソ運営の無駄なこだわりをリスペクトしているユグドラシル・ダイブというゲームです。その素晴らしさをとくとご覧あれ。
……色々言いましたが、簡単なルートをタイムを意識せずに走る意味は結局のところ完全な趣味です。私の心のケアを兼ねています。
すこぶる難易度が高いルートのせいで私の情緒も不安定になってしまいました。
ナザリックのクソ強ストーカーたちと戦うのはもう疲れちまったんだよ(本音)。
閑話休題
今回獲得を目指すトロフィーについて整理します。
操作キャラをゲーム内種族において人間、亜人、異形種の内いずれかで『鈴木悟と同じカテゴリの種族』に設定します。
そこで仲良くなり、異世界転移後にその命続く限り共に生きる契りを結びます。
これだけです。
なお、今回作成するオリキャラは異形種にはしますがアンデッドにはしません。
鈴木悟さんもアンデッド以外の異形種にしてもらうか、最悪でもスケルトン系は避けてもらいます。
理由は後述します。
というわけで簡単ルート(当社比)の理想的な結末を引き寄せるためにも、最適なキャラクターをオリキャラ作成で引き当てる必要がありますが、生憎リセマラをしている時間はありません。
皆さんも私も、ホモはせっかちなのでね。
じゃじゃーん。
今回は課金アイテムの『管理者権限』を購入済みです。これを使えば誰でも簡単に公式チートキャラを作成できます。
キャラ作成後に種族や職業が完全固定されることだけが難点ですが、それを補って余りあるメリットがあります!!
具体的にはHP、MP等の各ステータス値を上限に設定でき(しかも隠蔽可能)、加えて対人戦で重要な"格闘家並の反射神経"及び"廃人並の操作スキル"を持たせることができます。
前者は、あまりにも高ステータスなのがバレると鈴木悟さんからの好感度稼ぎに支障が出るためですね。
後者はぶっちゃけ私が楽したいだけです。
戦闘やQTEが文字通り止まって見えるのでミスがゼロになります。ワールドチャンピオンもびっくりですね。
これを使えば今回の攻略だけでイベントCG集め放題って訳よ! フハハ、勝ったな! 一番気に入っていないのは……値段だ。
こんなんチーター、チーターや!!
はい、公式公認なのでチーターではないですが、ヌルゲーになるのは実際その通りなので、RTAをやる場合はこんなアイテムは間違いなくレギュレーション違反です。
ですが、今回はRTA風なので問題ありません。
また、オーバースペックとも言えるオリキャラ作成にも意味はあります。
鈴木悟さんは転移後世界で殺人行為をすると、サッサと魔王モモンガ様ルートに入ってしまうんですよね。
そうなると失敗です。
特にスケルトン系の種族だと原作補正がかかるのか、ほぼ確実に人を殺します。こっわ。
つまり、彼が不可抗力も含めた殺人行為に手を染めないように、激強オリキャラで介護しようって魂胆です。
魔王になってしまう彼の姿もそれはそれで味があるのですけどね。
今回はナシということで。
そして何より私が見たいんですよね。
鈴木悟さんが清い人間のまま誰かと迎える完全なハッピーエンドってやつをよぉ……そこからしか摂れない栄養素、きっとあります。
なのでアンデッド、特にスケルトンはNGです。
どんなにオリキャラが介護しようが、原作よろしくソッコー殺人行為に励みますからね(試走で5敗)。
ま、どっかの史上最強の弟子でも言ってましたが、活人拳は殺人拳より圧倒的に困難な道だからね。
異世界のハードな世界観の中で鈴木悟さんの人間性を守るためには、オリキャラは馬鹿みたいに強くなきゃダメなんです(本気と書いてマジ)。
さてさて、そんなこんなでムービーも終わりましたので念願のキャラメイクです。
オリキャラの本名とゲーム内での名前、そして性別や年齢は私の手で設定できますが、種族や職業、性格や人物背景等は課金アイテム任せなので少し緊張します。
通常プレイならこのランダム性がめちゃくちゃ面白いんですけどね〜なんでわざわざ大変なことゲームでやってんの? マゾなの?
そうだよ(肯定)
さて、人物背景は何でも良いのですが、もし人間種か亜人種を引いたらリセットします。アンデッドを引いてもリセです。
その場合、課金アイテムも買い直しです。
マゾなの?
そうだよ(天丼)
嘘です。
一発で出てください……頼むぞ……それではキャラメイクに〜……
イクゾー!!
デッデッデデデデ、カーン、デデデデ
少女キャラメイク中……
できました!!
本名は北条萌香(ほうじょうもえか)。
ゲーム内での名前はホーリーモンスター。
どっちも略してホモちゃんです。
覚えやすくていいですね。
性別は女性で21歳。
まずは第一関門クリアです(押しミス1敗)。
種族は……鬼です!
きた! 異形種!
やったぜ。
この鬼は、血じゃなくて大酒飲みの方ですね。
戦闘欲こそあれど残虐性、殺人欲は共に低めという隠れフレーバーが設定されている種族なので、カルマ値が下がりにくいのが特徴ですね。
また、シャルティアの真祖吸血鬼よろしく異形種はデフォルトのビジュアルに難のある種族が多いですが、単なる鬼種のメスはデフォルトで見目麗しいという設定があるので大当たりです。
なにせ、鈴木悟さんは意外なことにホモではない上に当然のように童貞のため、見目麗しい女性に優しくされるとコロッと懐いてきます。
かわいいね。
これだから童貞は好きなんだよなぁ。
職業は……バトルプリーストがありますね。
ガッツリ前衛職ながら回復魔法も覚えるため敵をボコりながら万一の時に後衛の味方の回復もできます。
これも当たりですね。
鈴木悟さんはどんなルートでもほぼ確実に後衛職になりますが、ウルベルトさんのように遠距離から強力な攻撃魔法を飛ばすスタイルだと事故で敵を殺してしまう可能性があります。
その点、肉弾戦大得意の鬼が前衛にいれば、鈴木悟さんがそちらをカバーするスタイルに行き着くのは必至。
彼にはホモちゃんの後ろでどっかりと座ってもらって、安全な位置から適宜バフや回復魔法をかけてもらいましょう。
あとは人物背景ですが……現実世界ではアーコロジー内住みのお金持ち。
24時間ユグドラシルにログイン可能。
両親無し。無職。自力歩行不可。
なんか最後らへんに目を逸らしたくなるバステがありますが……上から見ましょうか。
お金持ちなのは完全に当たりです。
鈴木悟さんに粘着する関係上、現実世界でナノマシンを大量に消費するのですが、極貧家庭生まれだと時間制限がかかってしまって大幅タイムロスです。
ま、基本的に課金アイテムを使用すればアーコロジー内住みはほぼ確定なのでここは心配していませんでしたが、金持ちを明言されているとよりイージーです。
24時間ログイン可能は別に必要ないですね。
今回の攻略対象の鈴木悟さんは社畜で休みの日も少ないので、粘着のタイミングは限定的です。
不定期にログインするタイプのキャラを攻略する時には大いに役立ちますがね。
無職なので社会人専用ギルドには入れないのは痛いですね。
ま、鈴木悟さんをアインズ・ウール・ゴウン入りさせなければ良いだけの話です。
大胆なルート変更は女の子の特権ってね。
そして問題の自力歩行不可は……ま、ええやろ。
大幅な好感度稼ぎチャンスのオフ会コマンドが選択できないのは痛いですが、その分オンラインで好感度を稼ぎまくればいいんです。
おや?
こうなるとお金持ちで24時間ログイン可能という点が生きてくるかも?
バステを補って余り有るバフを引けるとは、やっぱり私の天運が発揮されてますね〜。
総じて合格点ということで!
決して課金アイテムの買い直しが嫌な訳ではありません。
決して。
さて、続きを見ていきましょう……ん?
性格欄に『傲慢』『臆病』『夢見がち』が並んでますねぇ。
後ろ2つはカルマ値が下がる行為に対する忌避感に繋がるため、不要な選択肢が減って押しミスが減るため好都合ですが、『傲慢』は少しいただけませんね……正解な選択肢を選んでも低確率でバッドコミュニケーションが発生する恐れがあります。
とはいえアーコロジー住人特有のバステとしては軽めな方なので、まあ良いでしょう。
それでは尺のこともありますし、キャラクリを終えて早速進めていきましょう。
課金済みのホモちゃんは、ユグドラシル開始時からステータスMAXかつコマンド選択回数も馬鹿みたいに持っているので、ゲーム内の9つの世界の何処にでも行けます。
早速鈴木悟さんを探しましょう。
いま、会いに行きます。
イクゾー!
カーン
ちなみに鈴木悟さんの出現位置は完全ランダムですが、社畜なのでログイン時間帯は22〜2時、そしてキャラ名のモモンガも固定ですし、その時間帯で各エリアを高速移動していけばいずれ会えます(脳筋)。
お、いましたね。
スケルトンかぁ……お前ほんと白いの好きだな(暴言)。
「う、うわぁ……やめてください……!」
「ハァ、レベル1かよ。レベル低い異形種狩っても旨み少ないんだよなー」
「じゃあ見逃せば?」
「いやです(笑)」
「だよねー。市民、異形種を狩るのは義務です」
はい。
骸骨姿の鈴木悟さんがちょうど人間種のパーティにボコられているところです。
ここで颯爽とホモちゃんが現れて鈴木悟さんを助け……ませーん(笑)。
容赦無く『物陰に隠れて様子を伺う』を選択します。
ちなみに性格が『勇敢』とか『無鉄砲』なら助ける選択肢一択になってしまうのですが、生憎とうちのホモちゃんはビビリな選択肢ばっかり出てきます。
とはいえホモちゃんのカルマ値はプラスなので、助けるコマンド自体しっかりと存在します。
こいつを押し間違えないようにしましょう(2敗)。
しかし、私の指先一つで、ホモちゃんは圧倒的な武力を持っているのにビビって物陰から見るというクソザコムーブしかできません。
あー、かわいそう。
興奮するなぁ。
一応擁護しておくと、鈴木悟さんがPK行為に対してもっと嫌気が差すくらい人間種にボコられてから、初めて手を出す方が効率が良いんですよね。
その方が好感度の上がるスピードが速いので。
私はRTA走者なので、過去、他のルートで最低3回、最大で10回はこの行動を繰り返しました。
悪魔か?
今は鬼でした。
よってここは心も鬼にして、彼がリンチからのキルされるまで眺めます。
「やめ、やめてください! 死んじゃいますよ!!」
「うっさ、はよ死ね」
「あっ……!」
そして……ここ!!
モモンガさんのHPが0になる直前にフレンド申請を差し込みます。
このゲームは接近さえしていれば操作キャラは自由にフレンド申請ができますのでね。
しかしこんなタイミングで申請すれば、鈴木悟さんからすればリンチしてきた連中が嫌がらせで送ってきたと勘違いしてもおかしくありませんね。
ファンメ文化怖いなぁ。
承認の通知が来ませんね。
無視されちゃいました。
また好感度も全く稼いでいませんのでね。
ですが、大丈夫です。
鈴木悟さんはすぐにリスポーンします。
さらに私の操作するホモちゃんは、ここから何度も鈴木悟さんに"偶然"遭遇し、やっぱりビビりながら彼を見捨て、その絶命の瞬間にフレンド申請を送ります。
なんでこんなことをするのかって?
好感度がゼロでも承認される確率は20%はあるんですよね。
そう、鈴木悟さんはちょろい方なんです。
なので未フレンド状態でセコセコ好感度を稼ぐより、一発フレンドになってからの方が効率が良いんですよね。
諦めなければ、夢は叶う(黒い太陽感)
「あー、またPKされた。はぁ……あ、フレンド申請。またホーリーモンスターさんか。なんでこの人ずっと申請してくるんだろう……でも異形種でレベル100だし、レベル上げとか手伝ってくれるのかな……? ええい、やってみるか!」
『モモンガ が フレンドになりました』
お、4回目でフレンド承認申請が来ました。
今回は早かったですね。
これでホモちゃんはあらゆるエリア内を駆けずり回らずとも、好きなタイミングで鈴木悟さんに会いに行けるようになりました。
「『モモンガさん、わたしのフレンドになってくれてありがとう』だって。えーっと、『こちらこそありがとうございます』、と。スキンもオシャレだなぁ……女の人なのかな? ちょっと緊張するな」
女の子からメールをもらった鈴木悟さん、可愛いなぁ。
初めてのフレンドからメールの返事を貰えて、ホモちゃんも喜んでいます。
こちらもかわいい。
この調子で童貞の鈴木悟さんの好感度をどんどん稼いでいきましょう。
ここからは倍速です。
あまり彼のレベルを上げすぎないように、低レベル帯のエリアで二人で冒険という名のデート(介護)を繰り返していると……来ましたね。
種族変更イベントが。
選択肢を選ぶと会話イベントに入ることができます。
「え? 種族変更? うーん。スケルトンを気に入ってるんですけど……しかも、いつかオーバーロードっていう種族になれるらしくて、これがめちゃくちゃ魔王っぽくて! かっこよくないですか!?」
興奮するなよ可愛いな。
じゃなくて。
ここでは特に何らかの種族に変更を促すことはできませんので会話は終了です。
代わりに、鈴木悟さんが魔王ロールを好ましく思っているという情報を得ることができましたね。
はい、勝ち確です。
次の冒険先を"竜族の巣"に選んでまた倍速にします。
ここで手に入る報酬に"りゅうおうの巻物"があり、これは上位職に転職する際に必要なアイテムになります。
手に入ったら即、鈴木悟さんに渡しましょう。
これでフラグが立ちました。
そしてここまでの介護プレーで鈴木悟さんはPK数を全く稼げていないため、死霊系の上位職に就くためのフラグが立つことは今回のルートではありません。
あんなにウキウキしてたのに可哀想。
一体誰のせいなんでしょうか。
ホモちゃんのせいですね。
さて、再び倍速で冒険をしていると、種族変更イベントが起こります。
ここまでしっかりとお膳立てしたので、先ほどは無かった選択肢が出ています。
迷わず選択っと。
「え、これも魔王なんですか? 上位職なのになんか普通の魔導士って感じですね。え? 形態変化でドラゴンに? へー……かっこいいですね。へー……隠された真の力……ふーん……」
堕ちたな(確信)
はい、鈴木悟さんがアカウントを作り直しましたね。
ついでにプレゼントで取得経験値倍率が上がるアイテムを貢ぎまくりましょう。
「え? こんなに貰ったら悪いですよ! お金払います!! 『わたしが勧めてレベル1からになったから、その分はわたしに払わせて欲しい』、ですか? うーん……今度何かでお返しさせてくださいね!」
ふふふ、ここから鈴木悟さんのレベル上げを加速させていきますよ。
序盤に墜とせたのでプレイ時間も短縮できてうまあじ。
というわけで選んだ種族は竜人。
ここからレベル上げと特定の行動フラグを積み上げていけば、順当に"りゅうおう"の職業レベルを獲得することができます。
また、この職業レベルを獲得した状態でとある討伐イベントをこなすことで、超低確率ながらワールドアイテム『
別にこのアイテムである必要はありません。
ですが、異世界転移のフラグ条件に『ワールドアイテム所有』というものがあるので、わざわざ別イベントで取得する手間を短縮するためにも、ここでついでに取得します。
忘れないようにしましょう。
さて、彼の職業はウィザード系のようです。
今後の戦闘ではしっかり誘導して後衛型に育てましょう。
実際、魔王なんて魔法も格闘もできてナンボですからね。
こういう組み合わせはPVPのガチ戦闘をするならどっちつかずになってしまいますが、私としては狙い通りです。
まあ、実際の戦闘ではステMAXのホモちゃんが大抵の敵は倒してしまうので、ホモちゃんが撃墜されて、後衛の鈴木悟さんが最後の手段で竜化して前衛に出てくる……という展開は来ないでしょう。
勝ったな。
ここからは異世界転移するまで、ひたすらに鈴木悟さんのホモちゃんに対する好感度を上げていきますが、ワンパターンになるので容赦無く倍速にします。
途中、白銀の鎧を着た某ワールドチャンピオンから勧誘を受けますが、ホモちゃんは容赦無く席を外します。
私は社会人ではないので失礼する(建前)。
鈴木悟さん以外の男の人なんて嫌い(本音)。
これまでの好感度稼ぎのおかげで、鈍感童貞野郎の鈴木悟さんも、流石にホモちゃんが自分以外に心を開いていないことを察します。
よってホモちゃんのことを大事にしている鈴木悟さんもまた、その申し出を断ることになります。
とはいえフレンド申請は受け入れたみたいですね。
某ワールドチャンピオンの作るクランやギルドには入らないけど面識はある、程度になります。
つまりはほぼ他人です。
「ホーリーモンスターさん。俺とクランを作りませんか?」
お、きましたね。
先程のイベントのおかげでクラン作成のフラグが立っていたようです。
鈴木悟さんからの好感度も基準をクリアしているため、早速クランを作ってしまいましょう。
「『シークレット・ユニオン』でいいですね。俺もホーリーモンスターさんも秘密の形態がありますし!」
二人だけの秘密の愛の巣ってこと!?
これでユグドラシル終了までずーっと二人きりだね(はぁと)。
さて、これでもう準備は盤石。
あとは一気に時間をすっとばして……ゲーム終了当日を迎えます。
残念ながら有給を取得できなかった鈴木悟さんを待ちながら、サービス終了間際の叩き売りタイムで便利アイテムを買っておきます。
転移後の世界でもユグドラシル金貨は活躍するので、このタイミングでアイテム購入することで節約ができるんですよね。
お、ワールドアイテムが売ってます。
ホモちゃんも持ってますし、別にもう要らないんですが……予算内ですし、とりあえず買っておきましょうか。
「ホーリーモンスターさん! お待たせしました。いやあ、今日はなんと定時で帰れたんですよ!」
その代わりに明日は4時起きなんですよね?
かわいそう。
でも安心して。
もう会社には行かなくていいからね。
ホモちゃんと異世界でずーっとイチャラブしていればいい第二の人生が待ってるよ!!
さて、約束の時間に現れた鈴木悟さんに、『今夜は帰りたくないの』と声を掛けて、終了前にログアウトしないように釘を刺しておきます。
「え? サービス終了まで一緒にいたい? 俺もですよ、ホーリーモンスターさん。実は昨日の夜にこっそり花火を買ってみたんです。一緒にあげませんか?」
ホモちゃんはストーカーなので花火購入の件もちろん知っていましたが、初見のようなリアクションをしておきましょう。好感度が上がります。
ま、もうホモちゃんへの好感度はこの時点でのMAXを達成していますが、童貞が必死に考えてきたサプライズを台無しにするなんて許されないのでね。
それにしてもさっきのセリフ、もう告白では?
クリアでよくない?
よくないか。
さて、花火のキレーな演出を楽しみつつCGを回収したら。
さあ、行くぞ異世界へ!!
というところで今回は終了です。
次回も楽しみにしてろよ〜
♢♢♢♢♢♢♢♢
「はー、編集つっかれたー。明日通しでチェックしたらやっと投稿できる……でもやっぱり楽しいな〜」
私の名前は北条萌香。
本名プレイ乙ってね。
視聴者は知らないけど、私は本名でやる本命キャラとのイチャコラを全世界に公開して楽しめるタイプのメスなのです。
ガチ恋舐めんな。
オススメはプレイと編集を交互にやること。
編集中に見返せるから一粒で二度美味しい。
欠点は編集が終わるまで続きがプレイできないこと。
「ま、プレイしたけりゃ編集終わらせろってね。意欲にはなるよね〜」
ゲームは現実を忘れさせてくれる。
特にユグドラシル・ダイブみたいなクオリティの高いキャラゲーは最高の一言。
最大限楽しまなきゃね。
24歳フリーター。
貯金無し、彼氏無し、淫夢知識あり。
どこのエネルギー吸収アリーナだってのよ。
現実厳し過ぎて草も生えね〜。
「お腹すいたなー。お風呂沸かしてる間にラーメンでも茹でちゃおっかな」
ケトル出して。
漬けといた味玉見て。
最近ハマってる低温調理チャーシューを出しながら……ケトルの電源オン。
お湯を沸かしてイクゥ!
ふふふ、くだらない。
あ、あれ?
なんか立ち眩み……?
「やば……え、エコノミークラス症候群とか? いやマジで立ってられない……!」
そのまま私の意識はブラックアウトしてーーーー
「ホーリーモンスターさん!! 起きてください!! え、柔らか……じゃなくて! た、大変ですよ!!!」
なんか、ほっぺ……ペチペチされてる……?
「んえ……? あ、あれ? 眩しい……ここ、外?」
「俺たちなんかとんでもないことに巻き込まれてます!! ほら、鏡見て!!」
うわ、可愛い。
誰この子、可愛過ぎない?
「え……ってか周り草原……は? マジ? ゲームの中……!?」
ってことはこの目の前で慌ててるメンズが、モモンガこと鈴木悟さん!?
う、動いてるよ!!
「違うんですよ! GMコールもできないしコンソールも開かない! ここは……ゲームじゃない! お、俺たち、異世界転移しちゃったのかも知れません!!」
「……んなあほな」
情報量多過ぎて笑えない。
私はもう一度意識を失った。
以前に書いて放置していたものを書き直して再アップ。
亀更新。