無個性です。ただ、ホワイトスネイクという悪霊が取り憑いています。   作:通りすがりのファイヤー

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今更だけど主人公の呼び名「ヨルくん」にすればよかったかも。
書き直すのめんどくさいな…


原作開始
3話:緑谷出久:オリジン


 

「えー•••お前らも三年生ということで‼︎本格的に将来を考えていく時期だ‼︎ 今からプリントを配るが…皆!だいたいヒーロー科志望だよね〜」

 

そう言って担任の先生は進路希望のプリントをばら撒く。

周りの生徒は個性を発動させて盛り上がっているが…

 

「せんせぇー 皆とか一緒くたにすんなよ! 俺はこんな没個性共と仲良く底辺なんざいかねーよ」

 

爆豪の発言に周りの生徒はブーイングの嵐を送るが…

 

「モブがモブらしくうっせー!」

 

一刀両断した。

 

「あー確か 爆豪は雄英高志望だったな。」

 

雄英と聞いて周りはざわついた。爆豪は何か語り出したが…無視無視。

僕はひっそりと隠れるように机に伏している出久に声を掛ける。

「いーずーくーくーん〜 確か君も雄英志望だったよね。僕も受けようと思うから一緒に頑張ろう!」

「う、うん…やれるだけやってみようと思うんだ。」

 

そして先生の次の発言で爆豪の顔色が変わる。

 

「そういやぁ 緑谷と夜桜も雄英志望だったな」

 

あーもう…ティーチャーそんなこといちいち言わないでいいよ。プライバシーだぞ!そういうの。

 

「「ブブー‼︎」」

 

「はァァ!?緑谷?無理っしょ‼︎」

「夜桜も勉強と運動が出来ても無個性が何出来るの?」

「勉強や運動が出来るだけじゃヒーロー科は受からないんだぞ〜!」

 

僕達はクラスのみんなに笑い物にされた。

 

「そっ••••••そんな規定もうないよ! 前例がないだけで…」

 

「こらデク!女男!」

 

「どわ!」

「ぶひゃっ!」

 

なんか僕も爆破に巻き込まれました。ヤロー…覚えてろ。

 

「没個性どころか 無個性のてめェらがあ〜? 何で俺と同じ土俵に立てるんだ!!?」

 

「待っ…違う待ってかっちゃん 別に張り合おうとかそんなの全然! 本当だよ ただ、小さい頃からの目標なんだ…それにその…やってみないとわかんないし…」

 

「なァにがやってみないとだ!!! 記念受験か!」

 

「僕は記念受験だよ〜 イエイっ!☆」

 

爆豪にピースをしながら言ったら更に怒らせてしまったらしく。

 

「俺はそういうのが1番嫌いなんだよ…お祭り気分かァァ⁉︎」

 

「ひゃっ!」

 

さっきよりも強い爆破をもらって吹き飛んでしまった。

もー制服少し焦げちゃったじゃん!あとで再成で直すか。

それにこんなか弱い男子に爆裂します?僕のキュートなお顔に傷が付いたらどうするのさ!

(再成で何とかなります。)

ご近所にも小動物のように可愛がられているんだぞ!

 

「でも〜僕は無個性だけど君より模試順位高いよ?」

 

「実技がねぇからだろ••••••無個性のお前が受かるわけねぇ!」

 

「出久くんが言ったじゃん?前例がないだけ••••••そんなこと言うなら君も受かんないよ••••••この学校で受かった前例がないから…」

 

「んだとォォォーーてめェ••••••!」

 

「おい!やめないか……爆豪その辺にしろ 夜桜に怪我を負わせたらどうするんだ! 校内での個性発動は原則禁止だぞ。」

 

流石にことが大きくならないようにティーチャーが爆豪の暴走を止めてくれた。みみっちい奴の事だ。内申を気にして手を引くはず。

 

「ちっ•••••••!」

 

爆豪は舌打ちをして席についた。

 

「んじゃ、プリント配るぞ〜!」

悪くなった空気を変えるため明るく声を上げた。

 

 

 

◆  ◆  ◆  ◆

 

 

 

「おーい!カラオケ行こーぜ!」

「それっきゃねぇーな!」

 

僕は出久に用事があるから一緒に帰れないことを伝える。

 

「出久くんごめんね!今日一緒に帰れないかも••••••用事があって•••」

「そっか••••••うん!大丈夫だよ。」

 

「じゃあ、また明日ね〜」

 

僕はそそくさと教室を出る…録音中のケータイを机に隠して。

 

 

 

◆  ◆  ◆  ◆

 

 

<緑谷 side>

 

 

冬華くんがいなくなると帰りの支度をしている僕にすぐさまかっちゃんが近づいて来た。

 

「話はまだ、済んでねーぞ デク」

 

そう言ってかっちゃんは僕のヒーローノートを取り上げる。

「カツキ 何それ?」

「『将来の為のヒーロー分析』?マジかっ⁉︎ く〜 緑谷〜‼︎」

 

「いっ良いだろ 返してよ。」

 

ボム!

 

「あーーーー! ひどい!」

 

「一線級のトップヒーローは大抵 学生時から逸話を残している。俺はこの平凡な市立中学から始めて!唯一の!「雄英進学者」っつー”箔”を付けてーのさ まー完璧主義者なわけよ「(みみっちい…)」」

 

そう言ってかっちゃんに僕のノートはポイっと捨てられてしまった。

 

「女男のやつは あー見えて現実見てるだろ? あいつ普通科受けるらしいぜ? お前もそろそろ現実見ろよ。」

 

「つーわけで一応さ ヒーロー科受けるな ナードくん。」(ポンッ)

 

「•••••••••」

 

「いやいや さすがに何か言い返せよ。」

「言ってやんなよ 夜桜と違って彼は三年になっても現実が見えてないのです。」

 

「そんなにヒーローに就きてんなら効率良い方法あるぜ 来世は個性が宿ると信じて••••••••屋上からワンチャンダイブ‼︎」

 

「っ••••••!」

 

僕は頭に血が上りかっちゃんを睨み付けるが…

 

「何よ•••?」(ポンッ)

 

睨み返されてしまい縮こまってしまう。

 

 

 

◆  ◆  ◆  ◆

 

 

 

バカヤロー!•••••本当に僕がトんだら自殺教唆だぞ⁉︎考えてモノを言え‼︎

 

ノートは学校裏の池に浮かんでいた。

 

「エサじゃないよバカ 僕のノートだ••• バカ••• バカヤロー•••」

 

冬華くんはやっぱり普通科を受けるのか…

 

僕は••••••

 

無個性じゃヒーローになれないのかな••••••

 

 

 

<夜桜 side>

 

(『来世は個性が宿ると信じて•••屋上からワンチャンダイブ‼︎』)

「ふざけやがって•••!」

 

ちゃんと録音されているか確認したがイラついただけだった。

あぁ〜爆豪も金魚のフンもみんなムカつく!

 

てか、何で僕が普通科受ける(本当は受けない)事知ってるんだよ。キモッ•••

 

それに現実見ろ?まず現実見ないといけないのはお前達の方だろ•••

 

いじめをしてる時点で。見て見ぬ振りしてる時点で•••

 

ヒーローになる資格があるわけないだろ!

 

ヒーローを支配者と間違えてるのか…

 

だから間違ってもお前達のようなカスがヒーローにならないようにこの腐った社会を全力でぶっ壊すよ。

 

僕はお人好しじゃない。やると言ったら徹底的にやるぞ…

 

 

◆  ◆  ◆  ◆

 

 

怒りで取り乱しちゃったけどケータイを回収して爆豪がヘドロヴィランに襲われるところに向かっている。

なぜ事件が起こる場所が分かるって?

 

もうすでに起きているからだよ•••

野次馬に混ざって事件を見学する。

あの会話から結構時間経っているからね。生徒会の仕事手伝っていたので。

本当に用事はあったんだよ?

あっ、始まってる。

あー良いよ!爆豪••••••その表情•••

 

自分が1番のトップヒーローになるはずだもんね…それが今こんな事で途絶えようとしているんだ•••息も出来なくて苦しいね•••

自分は強いとか思ってたでしょ?でも現実はただの雑魚ヴィラン如きに体を乗っ取られそうになっているだよ?雑魚だね♡ ざーこ ざーこ クソ雑魚♡

 

あっ、出久が来た!

 

爆豪を見た瞬間飛び出していったよ。

 

「馬鹿ヤロー‼︎ 止まれ! 止まれ‼︎」

 

かっちゃん•••‼︎

 

「何で‼︎てめェが‼︎」

 

「足が勝手に‼︎ 何でって••• わかんないけど‼︎ 君が助けを求める顔してた。」

 

「っ•••!(情けない…情けない‼︎)」

 

これだよ爆豪•••ヒーローの本質は人助け ヴィランを倒すのは大前提なんだよ。どれだけ被害を抑えるか。犠牲者を出さないかが重要なんだよ。弱くても人を思いやれる•••お節介焼きな馬鹿にだけヒーローの素質があるんだよ。君にはそんなの一欠片も無いもんね。出世して偉くなることしか頭にないもんね。

 

「君を諭しておいて•••己が実践しないなんて‼︎ プロはいつだって命懸け!!!」

 

DETROIT SMASH(デトロイト スマッシュ)

 

オールマイトがヘドロのヴィランをパンチ一発で吹き飛ばした。

 

君はさ•••今まで憧れのオールマイトの何を見ていたんだい?

 

この出来事は心にしっかり刻みなさい。

 

 

 

◆  ◆  ◆  ◆

 

 

 

それからオールマイトの活躍で事件は丸く収まりヘドロヴィランはヒーローが回収して無事警察に引き取られた。

出久は原作通りヒーロー達に物凄く怒られていた。逆に爆豪の方はかなり賞賛された。ちっ…

 

僕はというと隠れながら出久を尾行している。あの名シーンを見る為だ。

そして、僕がヒーロー達と敵対する覚悟を持つ為に。

 

爆豪が出久に突っかかるシーンは伐採!

 

 

私が来た!

「わ⁉︎ オールマイト⁉︎ 何でここに‼︎ さっきまで取材陣に囲われて…」

「抜けるくらいワケないさ!! なぜなら私はオールマ ゲボォッ!!!

 

オールマイトはみるみるうちに萎んでしまった。

 

「少年 礼と訂正•••そして提案をしに来たんだ。」

「君がいなければ•••君の身の上を聞いていなければ口先だけのニセ筋となるところだった!! ありがとう‼︎」

「そんな•••いやそもそも僕が悪いです! お仕事の邪魔して無個性のくせに生意気なこと言って•••」

 

 

オールマイトと出久の会話は続いていった。そして•••

 

 

君はヒーローになれる!

 

 

ここから出久が最高のヒーローになるまでの物語が始まる。

 

だから僕も僕の望む世界を作るために•••動き出すとしよう。

ただ、それは•••まだ•••ほんの先の未来。時が来るまでは君の物語を最も近くで…見守ってあげるよ。

 

 





ヒーローについてなんか語ってましたけど•••
最低でも数十人は〇してるお前が言うなって書いてて思いました。
やってることは爆豪以下だぞ。

次回はあるアジトに潜入。
次々回は一気に飛んで雄英試験です。

この中で曇らせたい(酷い目に遭わせたい)ヒロインを1人決めなさい。 ヤオモモは確定

  • 1. 芦戸三奈
  • 2. 蛙吹梅雨
  • 3. 麗日お茶子(N〇R)
  • 4. 耳郎響香
  • 5. 葉隠透
  • 6. 拳藤一佳
  • 7. 波動ねじれ
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