D×D? あのギャグ小説がどうしたって?   作:名無しのごんべい

10 / 21
 不憫枠のライザーさん。
 エクスカリバー編に合うネタがあんまりないので次回の投稿は遅くなります。

 どうやってぶっ壊そうかなぁ。




十話 「……諦めよう、イッセー君」 「木場……」

 どうもみなさん、最近もう一人の僕に目覚めた小野木 文です!

 今私がいるのは深夜の部室、夜に来るのは何気に初めてなので少し新鮮……幽霊とかいないかな? 夜の校舎、蔓延る亡霊悪霊……月は満月で、吸血鬼なんてのも乙なものかもしれない。

 

 ? いつもよりテンションが低いって? そりゃそうよ。レーティングゲームについて詳しく聞いてみるとこれがガチの殴り合い。テンションなんて上がるはずがない。

 そりゃみんな修行とかするわけだよね。相手は強いらしいし、こっちはレアな武器を持ってるけど新人ばっかり。面倒だなー。

 

「戦いなんてくだらねぇ! 私の歌を聞けー! やらないか~♪や~らないか♪」

 

「ちょ!? いきなりどうしたんだ文ちゃん!?」

 

 うるさい! このドキドキは止められないんだ!! 急に歌うよ~。

 あ~あ、フー君もいないしゲームには私もでなきゃいけないしで憂鬱です。ゲームなんだからゲームしようよ~マリパしようよ~。

 

『俺を使えばこの戦いもすぐに終わるぞ?』

 

 もう一人の僕!? だめだよ! 君は出てきちゃ! 君は死んだんだよ……? ダメじゃないか! 死んだやつが出てきちゃぁぁぁぁぁ!!! 死んでなきゃぁぁぁぁぁぁぁッ!!!

 

『わかった! わかったから落ち着け!』

 

 わかればいいんだよわかれば。でも今から戦うのってあの時私が消火器ぶっかけたやつでしょ? やだなぁ~、あいつ火を使うんだよ? 怖いな~。

 ッと、いつの間にか放送が流れてる。なになに? 魔王様がみてる? 何それ怖い。

 でもそっかー、魔王様がみてるのかー……フフフ。

 

「おい木場……文ちゃんの顔が怖いんだけど……」

 

「イッセー君、彼女相手で一番有効なのはスルーすることだと僕は思うんだ」

 

「そんなことされたら私弾けちゃうよ祐兄」

 

「……諦めよう、イッセー君」

 

「木場……」

 

 私がこの世で最も嫌いなものは! スルーされることと戦いとネタが通じないことと火とマヨネーズだ!

 そう言えばもうすぐ転送されるらしい。持ち物確認!

 

 制服! ちゃんと着てる、だけど洗濯が間に合わなかったからノーブラ! さすがにパンツは履きました。

 ハリセン! 持ってるしリーア姉に言われてなんだかわからないけど「とにかく相手を指先一つでダウンさせる」って考えながらハリセンを作りました。意味が解らん。

 たらい! さっきから私はたらいの中で正座してるので問題なし! ごつごつしてて地味に脛が痛いです!

 ガンプラ! 私の1/100スケールユニコーンガンダム(フルアーマーデストロイモード)! フフフ……見よ! この造形美! 修行に途中で飽きてやすりがけからペイントまですべてしました! ホントはデスティニーを作りたかったけど手持ちになかった!

 ネギ! 今回の秘密兵器! これがあれば怖いものなし!

 水! なんかフー君からもらったの。これをフェニックスさんにかければいいのかな?

 斧! ……斧? なんで斧? ……これ「ガイアクリーヴァー」!? アイエェェェェェ!? ナンデ!? プレセアさんナンデ!?

 

『お前がいつまでたっても俺を使わないから勝手に出てきたんだよ』

 

 もう一人の僕!? 君は死んでなきゃいけないんだ!

 あとガイアクリーヴァーもいいけどボルトアックスでもいいのよ? デッキブラシでも可。

 

『そんな名前言われてもわかんねえよ』

 

 もういいよ! なんか始まったみたいだしもういいよ!

 畜生! 人が混乱してる最中に始めやがって!

 こんなものポイしてやる!

 

『おいバカやめろ! やめろぉ!』

 

 ドアを開けて、飛んでけ何処までも! ガイアクリーヴァーを天に向けてシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!! プレセアさんごめんなさい!

 

『なんてことしやがる馬鹿野郎!!』

 

 うるさい! 二度と帰ってくんな!

 ふぅ……疲れた。ただでさえテンション上がんないんだからもう勘弁してよ。

 

「突然どうしたの? 文?」

 

「ごみを捨てただけでーす……はぁ」

 

 あーあ、もうしんどい。

 

 ドッゴォォォォォォォォン!!! へ? 私じゃないよ? 外で聞こえた音を擬音に直しただけ。

 っていうか地震!? すっごい揺れる!! ノーブラのせいで胸が揺れる! ……小猫ちゃん、そんな親の敵のように睨まないで。

 

『………………ライザー・フェニックス様の兵士8名、戦車2名、騎士2名、僧侶1名、女王1名、リタイア』

 

 おう? なんだこの放送? この声はあのメイドさんか。さっきまで考え事してたから気付かなかった。

 あ、みんな固まってる。どうしたの? 私『世界』は持ってないよ? 大丈夫?

 

「リアァァァァァァァァァス!!! 出てこいッ!! 眷属もろとも焼き尽くしてやるッ!!!」

 

「フェニックスとして、ここまでコケにされて黙っていられると思わないでくださる!? この屈辱は100倍にして返します!!」

 

 おう? うるさい声だなぁ……ホント勘弁してよ。

 うわリーア姉真っ青! 大丈夫?

 あ、みんな外出るの? 私もついていくぅ!

 

 外に出て、上を見る。火だ! 空が燃えてる! うーわ、あの消火器まみれの人だ。

 

「この……この斧を投げたのは誰だ?」

 

 あ、ガイアクリーヴァー。二度と戻ってくるなって言ったのに。

 

「はーい! 私でーす!」

 

 元気よく返事! 返事は日常生活において挨拶と同じくらい欠かせないものです!

 

「また……また貴様か!? 一度ならず二度までも、どこまで俺をコケにする!? 人間!!」

 

「は?」

 

 二度? 一度は消火器のことだろうけど二度ってなんだ? っていうか火の粉飛ばすな。怖いんだよ。

 

「もはや許さん……この俺を怒らせたことを後悔するんだな!! 人間!!」

 

 うわ熱ッ!? ちょ、燃える燃える怖い怖い怖い!! うわこっち来んな!?

 

「消火器バリアー!」

 

「うお!? またかきさmぶわ!?」

 

「お兄様!? ふざけないでちゃんと戦ってくださいまし!?」

 

「ふざけてnぶっ!? 勢いがつよ、やめろぉ!」

 

「あーっはっはっは!! 扉が! 最後の扉がぁ!」

 

 お前のために用意した消火器の数々、とくと味わえ!

 

「リ、リアス!! 貴様、神聖なゲームを!!」

 

「……正直あなたには同情するわ。これでいいのか私も迷ってるし」

 

 あれ? リーア姉が何か迷ってる。消火器ダメだった?

 ムー……せっかくやる気の出ないところ頑張ってるんだからそっちも頑張ってほしいなぁ。仕方ない!

 

「リーア姉!」

 

「……なにかしら? 文」

 

「勝てばいい……それが全てだ! 卑怯汚いは敗者の戯言……世の中何時も勝てば官軍なんだよぉ!!」

 

 ピシャァァァンッ!! その時、リーア姉に電流が走る! いや、そんな風に見えただけ。

 リーア姉は少し俯いて、顔を上げた時は目に光が宿っていた!

 

「みんな! 文を援護するわよ! イッセーは倍加を始めて! 朱乃と祐斗は僧侶を! 小猫は私と一緒にライザーを叩きのめすわよ!」

 

 さ、さすがリーア姉だ! こいつはクセェ! 外道の匂いがプンプンするぜぇッ!

 

「リアス!? 貴様……狂ったかぁ!?」

 

「フフフ……文が大事なことに気付かせてくれたわ。どんな勝負事も、勝たなければ意味がない! 過程や方法なんて、どうでもいいのよ!」

 

 リーア姉がカーズ様として覚醒されたぞ! フハハハハハ!!

 

「行くよ小猫ちゃん! コンビネーションだ! 普段のボケとツッコミで培った連携を見せてやるぜ!」

 

「……培ってません」

 

 私が一瞬だけ消火器を止めると、そこに小猫ちゃんが突っ込んで消火器まみれのフェニックスさんにボディーブロー! 小猫ちゃんが離れた瞬間にリーア姉の手から出た弾幕がフェニックスさんを抉る。

 ……抉る? あのー……フェニックスさん頭ないんですけど……。

 と思ったら炎が噴き出て頭が再生した! よかったー死んでない! さすがに人死にはごめんだよ。

 

 ッと、もう消化器が無いや。だが、消化グッズは何も消化器だけじゃない!

 見よ! このペットボトル! この中の水で、フェニックスさんの炎を消化する!

 

 あら? 都合よく両手両足をリーア姉に吹き飛ばされたフェニックスさんがいらっしゃる。うへ、スプラッタは苦手だぁ。

 

「クッ、再生が追い付かん! ……おい人間、なんだそれは?」

 

「水。炎タイプには水タイプ!」

 

「いや待て、その聖なる気配は絶対普通の水じゃない……やめ」

 

「投下します!!」

 

 ドバーッと、上から全部フェニックスさんにぶっかける! 寝てるの? 眠気覚ましに顔面にかけてあげるね?

 

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁっぁ!!!!」

 

 おおう、のたうち回ってる。やっぱり炎タイプか。

 あ、うつ伏せ。これは秘密兵器を使うときが来た!

 

 ジャンジャジャ~ン! ね~ぎ~!

 狙いを定めて……いざ!

 

「秘技! 千年殺しぃ!!」

 

 ネギを尻の穴にシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

 

「アッーーーーー!!」

 

 以外にノリがいいのかな? もうちょっと奥に押し込む!

 これで風邪をひかなくなるよ! やったねフェニックスさん!

 

「……イッセー、止めを刺してあげて。さすがに不憫だわ」

 

「……了解っす」

 

 おう、いつみても一兄の籠手はかっこいいね。って倒れてる相手の後頭部に全力パンチとかあなた鬼ですか?

 

『鬼は俺とお前だ』

 

 もう一人の僕。君は本当にしつこいね。

 

 あ、フェニックスさんが消えた……逃げた?

 

『……………………ライザー・フェニックス様、リタイア。リアス・グレモリー様の勝利です』

 

 ん? これで終わり?

 あー、早く帰りたいなー。

 

 

 




 神器『斧鬼の戦斧』(ルビは各自で脳内補完。か、考えるのがめんどくさいとかじゃないんだからね!)
 かつて日本にて暴れまわった斧鬼の魂が封印された神器。外見はTOSのプレセアの最終武器『ガイアクリーヴァー』。いまだかつて誰も発現したことのない神器であり、レア度は神滅具以上。グリゴリでも未確認の神器である。
 能力。
 使用者の七種類の感情に合わせて違う能力が発現する。
 傲慢―――???
 強欲―――???
 嫉妬―――???
 憤怒―――爆発。使用者の憤怒の感情が大きいほど斧の刀身が当たった箇所に起こる爆発が大きくなる。
 暴食―――???
 色欲―――???
 怠惰―――???
 現在確認された能力は憤怒のみ。小野木 文を転生させた神の手によって第三の特典として文に宿った。

 というわけで第三の特典のお披露目です! そこ、七つの大罪(漫画)とか言わない。作者はこの名称で浮かぶのが七つの大罪(漫画)ではなく鋼の錬金術師なんだよ! 最初文ちゃんの能力をハガレンの錬金術にしようとした名残りなんだよ! ……もちろんこの斧の能力や説明はオリ設定です。この能力一つでなんかオリ主ものの小説が書けそうな気がする。気が向いたら書く。



 にしても隣の席のK君には感謝しなければ。
 作者「ライザー戦にもう一味欲しい」
 K君「ネギを使うんだ」
 作者「そ れ だ !」



 次回! 「そんな……諦めないでよ! 絶対、絶対助けるから!」「もういい……おれっちは……じゅうぶん、助かった……アヤタンに、助けられた……ゲホッゲホッ!」



 次回更新はエクスカリバー編の下書きが終わったら。ネタが決まらないので遅れます。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。