D×D? あのギャグ小説がどうしたって?   作:名無しのごんべい

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 ライザー転落の始まり。




八話 「おま、やめ、やめろぉ!」 「サスケェッ!! お前は、俺にとって消化されるただの火の粉だぁ!」

 

「っていう事がこの前あってね! 今度は3人で攻めようと思うんだよ! 私たち3人ならいくら天然のあのシア姉でもギャグ空間に引きずり込めるはず!」

 

「なるほどな……話は分かったぜアヤタン! おれっちが協力しないはずないだろう!」

 

「さっすがフー君! よし、私たち3人の力を見せてやるぜ!」

 

「……どうして私が入ってるんですか?」

 

「「え? 小猫ちゃんは私(おれっち)たちのツッコミ役でしょ?」」

 

「……解せません」

 

 ハーイこんにちは皆さんアイドルマスター↑ 文です。

 今は作戦会議中、フー君と小猫ちゃんと私でシア姉をギャグ空間に引きずり込み、絶対にツッコミをさせる!

 これはもう、私たちとシア姉の戦いだ!

 

「つってもアーシアたんは手強いぜ? あの子の聖女っぷりはおれっちでさえ油断すれば浄化されそうになるしな……」

 

「わかるわー。あのふとした瞬間の微笑みとか優しい声とか……心がピョンピョンするんじゃ^^~~」

 

「……そのまま灰になればいいのに」

 

「私たちはとっくにHIGHだぜぇぇぇぇぇ!!」

 

「Wiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!!!」

 

「ってそれはゲーム機でしょうが!」

 

「アウチッ!? こいつは失敬失敬! 覚えたての言葉を使いたくなるお年頃なんだ! 許してちょ!」

 

「んもぉ~仕方がないなぁふ○太君は……やっべぇ、の○太君風に言ったら別人になった」

 

「流石のおれっちもアナゴボイスのアヤタンは嫌だなー……」

 

「……なら声を出さなければいい」

 

「「そ れ だ」」

 

「……誰か助けてください」

 

 さて、今後の方針も決まったので部室にゴウ! ごーごー囲碁ー!

 小猫ちゃんを真ん中にフォーメーションを取る! フー君、君は左だ! 私は右だ!

 ささっと小猫ちゃんを頂点にトライアングルが完成! フッフッフ……これぞ芸術的Vのフォーメーション! ヴィクトリーム先輩も大満足! 気分は一歩引いて主人を見守るメイド、小猫ちゃん……大きくなって。

 

「……視線が鬱陶しいです」

 

 フフフ、小猫ちゃん、君はそろそろそれが私にとってご褒美以外の何物でもないことに気付いた方がいい。

 さてさて、部室の入り口のところで小猫ちゃんがぴたりと足を止める。なに、どしたの?

 ちょいと待ってみても小猫ちゃんは固まったまま動かない。見ればフー君も。

 疑問に思いつつ誰も動かないので扉を開ける。ん? あれは……メイド服!

 

「メイドさんだーー!!」

 

「……人間? お嬢様、彼女たちは?」

 

「あの2人は特別よ。私の眷属候補なの」

 

「なるほど。あとは騎士の木場 祐斗と、報告にあった聖母の微笑みの僧侶とあの赤龍帝の兵士ですね?」

 

「ええ、それでフルメンバーよ」

 

 あらやだシリアス? お帰りください。

 

「リーア姉! シア姉はマダー?」

 

「まだだけど……今日は大人しくしててくれない?」

 

「……んー、メイドさんのこと視姦してていい?」

 

「……もうそれでいいから大人しくしてて頂戴」

 

「ひゃっほう! 合法的にメイドさんを視姦する許可をもらったゼェ! 部屋の隅っこで待機!」

 

 たらいを呼び出してその中で体育座り! ……なんだろう……すごく落ち着く。隅っこは私のベストプライスなのかな? それとも、このたらいという限定的な閉鎖空間の中がお母さんのお腹の中を思い出すんだろうか?

 

「……お嬢様?」

 

「……何も言わないでグレイフィア。私も彼女をどうあしらったらいいのかわからないのよ……」

 

 と、扉が開いてそこにいたのは一兄たち二年生組。だけどそんなことはどうでもいい。重要なことじゃない。

 ねっとり絡みつくような視線をメイドさんに送りつつ、シア姉攻略会議を脳内で始めようか。

 

 

 

 

 

 

 

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 俺とアーシアと木場が部室に入ると、そこには今朝俺の部屋に現れたメイドのグレイフィアさんがいた。

 ソファに座った部長と向かい合うようにグレイフィアさんは立っていて、部長の後ろには朱乃さんと小猫ちゃん、さらにその後ろにフリードと……なんで文ちゃんはあんな隅っこでたらいの中に体育座りをしているんだ?

 とりあえず他の眷属のみんなに倣って部長の後ろに並ぶ。部長とグレイフィアさんが話を始めようとした瞬間、いきなり魔法陣が現れる。

 

「フェニックス……」

 

 え? っと木場に聞き返そうとした瞬間、魔法陣から大量の炎が溢れだす。ってアッツ!?

 そう思って咄嗟にアーシアを庇った瞬間、俺の横を誰かが通り過ぎる。え?

 

「ふう……人間界はひさしぶ「ヒャッハー!! 消化の時間だーーー!」うぉ!? なんだ!?」

 

 あ、ありのまま今起こったことを話そうと思う。魔法陣から炎が出てそこから男が出てきたと思ったら文ちゃんが消火器片手にツッコんでいった! な、何を言っているのかわからないと思うけど俺もなにがなんだかわからない! グレイフィアさんも唖然としてるぜ!

 

「ほ~れほれほれ消化のお時間だ~! フー君! 消火器の補充を頼む!」

 

「ひゃっほいまかせろい! フェニックスは消化よ~!」

 

「や、やめ、貴様ら、やめ、や」

 

「汚物は消毒? 消毒するなら消火器で十分じゃぁ! 人類の英知を喰らって食らえ!」

 

「やめ、くちに、かお、めが」

 

「ねえどんな気持ち? ドヤ顔でかっこよく登場した瞬間に消火器まみれにされてどんな気持ち? ねえどんな気持ち?」

 

「おま、やめ、やめろぉ!」

 

「サスケェッ!! お前は、俺にとって消化されるただの火の粉だぁ!」

 

「ふぅーははは! アヤタンと一緒だとフェニックスさえもこうも一方的! まだまだ消火器はあるぜぇ!」

 

「ここで! 消火器二刀流! 部室が泡だらけだー! だが私は謝らない!」

 

 ……これ、どうやって収集をつけるんだろうか?

 

「リ、リア、またく、やめろぉ!」

 

 あ、帰った。

 ……えー、フェニックスって想像してたのと違う。消火器に負けるフェニックスって……。

 

「ふぅ……やったね! フー君!」

 

「俺達の勝ちだ!」

 

「私たちの戦いは、これからだ!」

 

 ……周りを見る。

 小猫ちゃんはうつろな目で宙を見ている。木場はボーゼンとしてる。アーシアは何が起こったのかわからずオロオロしてる。朱乃さんは満面の笑み。部長は頭を抱えてる。グレイフィアさんの目が座ってる。

 

「……お嬢様。また来ます」

 

「……ええ、今度は文を部屋に入れないようにするわ」

 

「……ぜひそうしてください」

 

 後日、文ちゃんを先に帰した部長はライザーなるフェニックスとレーティングゲームをすることを提案されました。

 余談だけど消火器を見た瞬間ライザーが真っ青になってた。ちょっと同情するよ。

 

 

 

 

 

 





 ライザーの転落。ギャグ、好きかい?



 次回 「……コーッコッコッコッコッコ!!」「うわ!? いきなりどうしたんだ文ちゃん!?」
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