ゼンゼロINエセ羂索   作:田所工作

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どうも、投稿者です第二話どうぞー!


第二話偶然

〜羂索Side〜

 

『さて…取り敢えずここまでくればいいかな、まったくバレそうだったよ…』

 

真夜中の満月の月明かりが照らしている。

 

『まぁ、一仕事終えた事だし一度帰ろうか。』

 

プルルルルル…

 

『もしもし?』

 

「夏油さんこんな時間にアレなんだけどビデオ屋に忘れ物をしてたよ、この…四角形の箱?を」

 

電話相手は予想外のアキラだったにしても不味い…獄門疆を置き忘れてしまった…なにをしているんだ…私は

 

『あぁ、私としたことが…すまない明日、回収に行って良いかい?』

 

「ええ、構いません。にしても、奇妙なデザインですね。特に触り心地が肌みたいな…」

 

『あぁそれは仕事先の友人がくれたお土産でね、少し特殊な物らしいんだまぁ、私も詳しくは知らないんだがね。』

 

「あ~そうい感じですか…取り敢えず明日取りに来てください。」

 

『ありがとうそれじゃ、また明日』

 

プッ

 

『はぁ〜ぜ〜ったい怪しまれたよな…本当に面倒だ…』

 

そんな事ブツブツも呟いている姿が僅かに稼働していた監視カメラに映っていた事を知る由もなかった。

 

〜翌日〜

 

ジリリリリ…

 

『はぁ…もう朝か、全く早いね…』

 

雲一つない綺麗な天気でとても晴れやかなきぶんだった。

 

さっきまでは……ね…

 

 

ウオオオ!!六課だー

 

マサマサー!!

 

雅さーん!!

 

〜六課Side〜

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…

 

黒塗りの車に乗りながら六課の面々が会話をていた。

 

「本当に…ここなのだな?」

 

「ええ…そのはずです、先日この辺りの監視カメラに夏油さんらしき姿が写った…と」

 

「はあ〜本当にあれ、夏油さんなんですか?あの人袈裟なんか着ないでしょ…」

 

悠真がため息を尽きながらそんな事を言う

 

「悠真、恐らくあの情報に狂いはない。確かにあれは夏油だった」

 

「課長、もうすぐ目的地に着きます。あまり寄り道はなさらぬ様に…」

 

「……あぁ…」

 

〜羂索Side〜

 

『!?…なぜ彼らがこんなとこに…全く面倒だ、ビデオ屋に行かなくてはならないのに…』

 

 

『ククッ…でもこういう予想外もなかなかおもしろいね。』

 

『では、車も過ぎて行ったことだ、そろそろ向かうとするかな…』

 

ガチャ…

 

バタン…

 

〜ビデオ屋Side〜

 

 

「ん〜にしても何だろうね、これ」

 

「夏油さんってこうゆうオブジェが好きなのかな?」

 

「こーゆーわけっわかんない形の物って金持ちが欲しがるから高くなるのよね〜」

 

ビデオ屋の一室でリン、アキラ、ニコの三人が話していた

 

「で、なんでニコはこの部屋に入ってるんだい?」

 

「え〜そんなケチケチした事言わなくて良いじゃない!プロキシ」

 

「まぁ、お兄ちゃんもニコもそんな事言わずにさ、ね?」

 

「はぁ、これは夏油さんの物だからあまり触れないほうがいいと思うよ」

 

「良いじゃん!良いじゃん!こういうのは変な機能が付いてる…」

 

カランカラン…

 

『やっ、忘れ物取りに来たよ〜ってどこに居るんだ?』

 

「ーーーーーー」

 

『あぁ…裏か、』

 

私が裏のトビラをノックしようとすると

 

「ンナンナンナ!!ンナ!」

 

(待って待って!!まだダメ!!)

 

『?あぁ…まだ駄目か、あーじゃあ彼らを呼んでくれないか?』

 

「ンナンナ!!」

 

(良いよ!!)

 

〜5分後〜

 

「ごめ〜ん夏油さん、遅れちゃった…」

 

「本当にすまない…これ、忘れ物です。」

 

『あぁ、ありがとうねこれは友人から貰った物だから無くす訳にはいかなくてさ…』

 

「大切な物なんですね…」

 

『それじゃ、私は帰るよまた来るね。』

 

カランカラン…

 

 

 

『そうだ…あまり目立つ訳にはいかない…ここの路地をとおって行こうかな…』

 

日が下がり始めて空から私の事を黄金色に染めていた

 

『ふぅ…危なかったねバレるとこだったよ…何で忘れるかな〜本当にバカだね…』

 

ブツブツとそんな事を呟いていると後ろから予想外の人物に声をかけられた。

 

「夏油…なんですか…?」

 

『え?』

 

私の目の前に現れた人物は治安官の朱鳶だった。

 

「なぜ…貴方が…だって…去年の事でもう既にいない筈なのに…なのに…グッ…なん…でぇ…」

 

朱鳶の目には隈ができていて相当疲労困憊している事が確認出来る、そんな状態で死んだ筈の旧友と出会い情緒がおかしくなってしまったのだろう

 

『あぁ…ええとそうだな…どうするべきかな』

 

「うう…グッ…ああああああ!!ずっと…ずっと後悔していました…あの時…寄り添っていれば貴方は…あんな事にならなかった筈なのに…私は!!!」

 

………愛されてるね、君は…彼女も疲れているんだろうまぁ少し遊ぼうかな暇つぶしにもなるしね。

 

『ハハッ、君が泣くなんて珍しい事もあるんだね、』

 

「うう…だって…だって…」

 

『あ〜あ全く…こんなに顔を汚してほら、このハンカチを使うと良い。』

 

「……グッ…ありがとうございます…」

 

『そっか、なら良かったよ』

 

「……あの…」

 

『?』

 

「今回の事は雅には…内密で…」

 

朱鳶は少し頬を赤らめながらそう呟いてきた

 

『…プッ…』

 

「////〜ッほ、本当に変わらないんですね貴方は。」

 

『アッハハハハッ…!!いやぁ…すまない普段の君とは違いすぎて面白くてね。』

 

「はぁ…お、お願いしますよ」

 

『にしても…凄い隈だね…一度休んだらどうだい?無理は良くないよ?』

 

 

「ありがとう、ございます。でも明日勤務が…」

 

 

『はあ〜本当に君は真面目だね、たまには羽目を伸ばすことも大事だよ。』

 

「……そう………です…か……」

 

 

 

少し真が空いたと思い彼女の方を見てみるとベンチに座ったまま寝てしまっていた

 

「……………」

 

『何だ、寝てしまったか』

 

もう少し話しても良かったけどね〜まっ良いか一応証拠は、全て回収させてもらうよ星見雅にバレる訳にはいかない…なら最初から関わらなければ良いって?分かってないね〜彼女の前で私がパカッ、てやったらどんな反応するのか気になるじゃないか?

 

「……傑………」

 

『…………おやすみ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーーーーーー」

 

「早く起きるのだ朱鳶よ」

 

 

「あ、あれ私は…ってせ…先輩!?何でここに!?」

 

 

「一向に戻ってこぬからな探しておったのだ」

 

 

「あ…あれは、まさか夢…だったんですか?」

 

 

「にしても朱鳶よ何か憑き物が落ちた様な顔じゃな」

 

 

「え、そうですか?」

 

 

「ここ最近は、お主も気を張り詰めぎておったからな少し休むと良い。」

 

「ええ…ありがとうございます先輩、少し休みます。」

 

あれは夢だったんでしょうか、けど実際先輩の言う通り憑き物が落ちた様な気がします。それに、ずっと後悔していた事にも折り合いをつけられましたただ彼の言った通り私は大分疲れていました、だからしばらくは休みます。

 

「今度…会いに行きますね、貴方には感謝しないといけません…」

 

「朱鳶、先に戻っておるぞ」

 

「あ、待ってください!先輩!」

 

〜続く〜

 

 

 

 

 

 

 




いやなんか…朱鳶さんのエミュがムズいよぉ…!!なんかコツ?とかあったらおせーてください…
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