東方奇跡録 作:夢原 つきよ
わぁぁぁお久しぶりです!
いつぶりの投稿だ?長らくお待たせしました。
いや実は私、現役受験生なのです。
息抜きで小説書き進めてたら、時間をかけ過ぎてしまいました。
そして今回の文はだいぶおかしいです。
最後、やっつけ仕事になりすぎた。
それではどうぞ!
柔らかな陽だまり。
のどかな散歩道。
俺とウドンゲちゃんは竹林を抜け、メンバーを探して歩いていた。ちなみに、先ほど見た輝夜姫と白い髪の子(藤原妹紅っていう子らしいのだが……藤原道長となんか関係あるのかな?)との死闘は無視して突き進んだ次第である。
「それにしても、いいとこっスね幻想郷って!のんびりしてるっていうか、癒されるっス!……まぁさっきの戦いは置いといて。」
「あはは……そうだね。私も好きだよ、ここ。」
澄み切った青空の下、俺たちはそんな風に話していた。
「……おっ。あれは黄瀬じゃねぇか。ん?なんだよあいつ、なんか可愛い子連れてんな……胸はねぇけど。」
「勝負?勝負するの?ダイキ!」
「そーだな……いや待て。いいこと思いついた。」
「え、なになに⁈」
「ちよっとこっち来い。あのな……」
それから、話題は俺の友達ーーーーキセキの世代の話になった。
「で、もうみんなすごい奴揃いで!無敵なバスケのチームだったんスよ〜。」
「へぇ〜!私、バスケットボールって見たことないんだよなぁ。面白そう!」
「皆個性的な能力があって、青峰っちが……」
ピシィッ。
「「……え?」」
突如聞こえた亀裂の音に、2人して首を傾げた。
今の音はなんだ?足下から聞こえた気がしたが、そこにはただの地面しか……
バキバキメギィッ‼︎
「はへぇ⁉︎」「きゃぁぁ‼︎」
がくんと体勢が崩され、俺とウドンゲちゃんは一緒に穴へ落ちた。上からパラパラと何か降ってくる。
「こ、これは氷……⁈」
「ぎゃあぁぁぁぁ冷たいっ‼︎なんでなんで⁉︎」
「まさか……」
「「…………あーっはっははははは!!!」」
上から聞こえてきた高笑いに、俺は背中に入ってくる氷の粒をパタパタと取りながら目を向けた。
そこには、予想どおりあの人が立っていた。
「やっぱりアンタっスか青峰っちぃぃぃぃぃぃっ!」
「やっぱりアンタねチルノぉぉぉぉぉぉっ!」
ウドンゲちゃんとの声のハモりさえ2人にはどストライクだったようで、更に転げ笑っていた。
「だはははは、黄瀬なら、ふひひ、ぜってー引っかかるとは思ったけどよぉ、まさかあんなキレイに……あはははは!」
「ひゃははははっ、2人とも最高のリアクションだったよっ、あーはっはっはっは!」
「ちょっと……ねぇ……笑いすぎじゃない?」
ピキッという効果音が聞こえそうなほど、ウドンゲちゃんは拳を握りしめプルプルとしている。
俺はふと、先ほど迷いの竹林での死闘を思い出す。
青峰っちの隣で笑う、水色の女の子もどうやら只者ではないようだが、ここで争うのは少々危険すぎる気がした。
主に俺が。
「う、ウドンゲちゃん落ち着いてッス!ここで戦うのもなんだし、俺の仲間探しも長引いちゃうし……とりあえず、引き上げてもらおう?」
「む……黄瀬君がそう言うなら……」
頬を膨らませつつ、ウドンゲちゃんはうなづいてくれた。
「まぁ、俺も元は黄瀬だけ狙いだったし。悪かったな、巻き込んで。」
上から伸びた手に捕まり、俺たちは無事地上へと帰ることができた。
「はぁ……てゐに見られてたらどうなってたか……」
「あっ!連れて来れば良かった!」
「おいチルノ。」
へへへっと悪戯好きの子供のように笑う、チルノちゃん。
背中には氷で出来た羽根がある。氷を操る子なのだろうか。
……なんだかだんだん慣れてきてしまっている自分が怖いっス……
「で、黄瀬。お前他に誰か会ったか?」
「いーえ、残念ながら。ウドンゲちゃんと探索中っス。青峰っちは?」
「見りゃわかんだろ。」
両手を広げ、肩をすくめる青峰っち。
と、そこへウドンゲちゃんが物珍しげに青峰っちを見つめながら近づいてきた。
「ふ〜ん……」
「な、なんだよ?」
「あ、いや、普通ね、人間が妖精を手なづけられるなんてないんだけど、チルノも警戒してないみたいだし……どんな手を使ったのかなーと思って。」
「どんな手って……あーそうだなぁ……」
こうして青峰っちはチルノちゃんと出会った経緯を話し始めた。
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その時二人は対峙した。
二人の目線は変わらなかった。
一人は長身の黒い肌の男で、ごく普通に立っていた。
もう一人は小柄な少女で、宙に浮いたまま止まっていた。
よって、二人の目線は同じになっていたのである。
「ってうわっ⁈何だこいつ‼︎」
「ってえぇっ⁈誰よアンタ‼︎」
男と少女は互いにおののきながら、指を差しあって叫んでいた。
「はっ!もしやアンタ、幻想郷のシンリャクシャね!あたいと出会ったのが運のツキだよ!幻想郷最強のあたいと勝負しろー‼︎」
少女は背中の羽を煌めかせながら、男に向かってこう言った。
ちなみにこの少女はバカである。出会い頭に相手を勝手に敵と見なし、勝負を仕掛けるバカである。
男は、最強、という言葉にピクリと反応した。
「はぁ?どこの最強だか知らねぇけど、俺に勝つのは無理だぜ、ガキ。」
「がっ……⁈なんでそー言い切れるのよ?」
少女の問いかけに、男はドヤ顔でこう言い放った。
「俺に勝てるのは……俺だけだからだ‼︎」
ちなみにこの男はあほである。見ず知らずの子供に勝負をふっかけられ、堂々と自分の決め台詞を言うあほである。
「な、なによそれ……」
少女はうつむき、拳を握りしめて震え出した。
戦いの火蓋は、切って落とされた……
……かに思えた。
「……すっっっごくカッコイイ‼︎‼︎」
もう一度言うが、この少女はバカである。自ら仕掛けた勝負を挑発したような言葉に、心から感銘を受けるバカである。
「ね、ねぇ!あたいもそれ、言ってみていい⁈」
「え?おぉ、いいぜ。言ってみろよ。」
もう一度言うが、この男はあほである。敵であるはずの相手から自分の決め台詞を褒められ、まんざらでもない感じになるあほである。
「ゴホン。……あたいに勝てるのは、あたいだけよ‼︎」
「おお〜、いいじゃん。合ってるぜ、お前に。」
「つまり2人は最強ってことね!」
「だな!」
だな、じゃねぇよ。
かくして2人は、幻想郷最強コンビになりましたとさ。
ちなみにツッコミは不在である。
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「ちょっと待って?ナレーター仕事してなくない?」
細けぇこたぁいいんだよ黄瀬っち。ほら、次君視点だから。
「ええー……」
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……いや、なんというか。
本当に、なんというか。
「チルノと息があってる理由がわかったわ……」
ウドンゲちゃんがため息混じりに頭をかかえた。
「まぁーとりあえず黒子達探しに行こーぜぇ。チルノ、今度も氷で罠作るぞ!」
「わかったっ!イケドリの氷漬けね!」
嬉々としながら歩き出す2人に、俺はウドンゲちゃんと共に、苦笑いでついて行くのであった。
ウ「本当にナレーター仕事してないよね?最後突っ込んでるじゃん。」
うるせぇ!私が楽しければそれでいいんだ!
黄「このダメ作者は……」
チ「あたいが出てきた時点で弾幕勝負は避けられないと思うんだけど?」
ううん。君にも大暴れしてもらおうと思ってたんだけど、君に勝てる青峰っちを想像出来なくてねぇ……
青「作者てめぇ、オモテデロ。」
次回、ほっとけないっていうか、私がいないとダメなんだよね。