仮面ライダーインフィニットディケイドホロライブ 究極の決戦   作:極王ゴット

22 / 61
ニューヘルツの真実を知ったゴット、その真実を知った彼はどうするのでしょうか?


第二十一話覚悟、決めるぜ!

三人称

あれからゴットはホロシティで黄昏ていた。

そこにいろはがくる。

 

いろは「ゴット殿、無事だったんでござるね」

 

ゴット「いろは、壊羅から連絡は?」

 

いろは「いえ、なにも?一緒だったのでは?」

 

ゴット「途中で別れちゃって……まだ帰ってきてないんだ」

 

ゴットが心配そうな顔をするといろはが聞いてくる。

 

いろは「そういてばどうでした?」

 

ゴット「紫のライダーから話を聞いた」

 

いろは「え!?それって誰なのか……」

 

ゴット「そういえば名前も言わなかったな」

 

いろはは安心したように言う。

 

いろは「そうだったんでござるね」

 

そんないろはとは対照的にゴットは悲しい目で言う。

 

ゴット「世灼のことを問い詰めたんだが、とんでもないものを見せられた」

 

いろは「それじゃあ世灼殿のこと!」

 

いろはがそう言うとゴットは残念そうな顔でいう。

 

ゴット「結局なにも聞けなかったけど、いろは、覚悟して聞いてくれ」

 

それからゴットはニューヘルツでラプラスから聞いた真実を話した。

 

いろは「なるほど、そんな秘密が」

 

ゴット「驚いてないのか?」

 

ゴットがあんまり驚いていないいろはにそう聞くといろはは焦って言う。

 

いろは「いや!?実感が湧かなくて……でも!それでニュードラシルにも筋が通るでござるね」

 

ゴット「そう思うか?」

 

いろは「風真達を実験台にしたりニューレス騒動の濡れ衣も人類のためなら納得しないでござるか?」

 

いろはの言うことはもっともかもしれないでもゴットはそう簡単に納得はできない。それはココが死んだことも正しいと認めるようなことでもあるから。

 

ゴット「やっぱり納得できない!結局嘘ついてるじゃん!この街がどれだけ危ないか黙ってるし!」

 

いろは「この街を守るのは風真達でござる!」

 

ゴット「いろは」

 

ゴットがいろはの名前を呼ぶといろははゴットに目線を合わせるために屈んで肩に手を置く。それは側から見れば姉が妹に何かを言い聞かせるような行動だった。

 

いろは「まだ気づいてないんでござるか?ゴット殿が秘密を抱えて頑張ったおかげでそら先輩達がどれだけ幸せそうにしてるか」

 

ゴットが迷ったような目をするといろはが言う。

 

いろは「この世界に本当の平和はないでござる。でも安らぎは必要でござる。それを守りたいなら力を得た人だけが戦わなければならないんでござる」

 

一方正義達はそら達からニューレスに関することを聞いていた。

 

正義「クラックですか」

 

すいせい「うん、ニューレスはそこから植物と来るんだ」

 

ラミィ「それをあのおかまさんに見せれば疑いは晴れるんだろうけど」

 

クロヱ「あの人!今でも全部チームのせいだって決めつけてくるし!」

 

ルイ「仕方ないよ、ニューレスゲームを止めても暴れるニューレスは増えていく一方だし」

 

サクル「俺たちがどうにかするしかないな」

 

サクルがそう言うとそら達は呟く。

 

三人「「「大丈夫かな……」」」

 

サクル「仮面ライダーは正義だけじゃない!いろはもいるし!ゴットも頼めば手伝ってくれるだろ!」

 

サクルがそう言うとカイが呟く。

 

カイ「あとは、壊羅さんもいてくれると心強いんだけどなぁ」

 

一方のいろははラプラスの仕事部屋に来ていた。

 

いろは「ラプ殿、なんで極王ゴットに秘密を喋ったんでござる?」

 

いろはがそう聞くとラプラスは資料を置いて言う。

 

ラプラス「悪だと見做したものにあそこまでまっすぐな怒りをぶつけられるやつを久しぶりに見た気がしてな」

 

いろは「ラプ殿それは……」

 

ラプラスはそう言ういろはに悪戯が成功した子供のような笑顔で言う。

 

ラプラス「冗談だ」

 

いろははそれに怒りを覚えながらもラプラスに聞く。

 

いろは「話したのはニューヘルツのことだけでござるか?アブソリュートダークネスやプロジェクト・ノアの実態は?」

 

いろはの質問にラプラスはありえないという反応を見せる。

 

ラプラス「バカな、そこまで部外者には教えない」

 

いろは「とにかく彼には余計なことを吹き込まないで、ただでさえなにをするかわからない人なんでござるから」

 

いろはがそう言いながら出ていくのを見てアロエがラプラスに聞く。

 

アロエ「元ホロライブの関係者とは言ってもゴットになんの期待をしている?」

 

ラプラス「期待?」

 

アロエ「ラプラスらしくないだろ、さっきの冗談は」

 

ラプラス「……そうですね」

 

ラプラスはそういうと椅子から降りて窓から外を見る。

 

ラプラス「ああ言う男には、敗北して、絶望して、逃げ出して欲しいものです。そうなれば吾輩も吾輩のやってることに諦めがつく」

 

そう言うラプラスをアロエが意外そうな顔で見て聞く。

 

アロエ「まだ、迷いがあるのか?」

 

ラプラス「でもそれ以上の覚悟もあります。吾輩はリーダーですから」

 

そう言ったラプラスを見てアロエは立って言う。

 

アロエ「ゴットが諦めず逃げもしなかったらお前の敵になるぞ?」

 

壊羅はニューヘルツの街に来ていた。

そこで何やらを探している様子だった。

壊羅はある程度の場所で散策していると気配を感じ後ろを見るとニューレスが現れた。

壊羅はすぐにベルトを出して変身しニューレスとの戦闘を開始する。

一方のプロフェッサー

プロフェッサーにるしあが飲み物を届けに来た。

 

プロフェッサー「滅王壊羅の調子はどうだい?」

 

るしあ「単独でニューヘルツの調査を続けているのです。こちらの提案に興味を持ってくれたようです」

 

るしあがそう言うとプロフェッサーは嫌そうに言う。

 

プロフェッサー「それは何よりだ。我々はラプラスの手前好き勝手動くわけにはいかないからね」

 

るしあ「あの子はどこまで役に立ってくれるのですか?」

 

プロフェッサー「期待してみようじゃないか、彼がニューヘルツの秘密に辿り着けたら局面は変わる」

 

そんな時に部屋に声が響く。

 

アロエ「プロフェッサー、そろそろゴットをどうにかしたほうがいいんじゃないか?」

 

プロフェッサー「驚いた。君がそこまで熱くなるなんて珍しい」

 

アロエ「なるべくこう言うのにかかわらせくないんだ。相手を蹴落としたり出し抜いたりと言ったことはあいつに向いてない」

 

アロエがそう言うとプロフェッサーが言う。

 

プロフェッサー「私はデータにしか興味はない、ネオコアの潜在能力かあの謎の力を全て引き出した上でなら好きにしたまえ」

 

その日の夜ゴット達は食卓で肉じゃがを囲んでいた。

 

姉街「美味しい〜ねぇ!肉じゃがいつもと違うでしょ?隠し味にオイスターソースを入れたんだよねぇ〜こくと旨みが出てる」

 

すいせい「うん!本当に美味しい!」

 

水月「でもやっぱり少し野菜が欲しいよな」

 

紅蓮「これを書いてる作者も野菜嫌いだけどな」

 

正義「ちょと!?そんなこと言わないでくださいよ!メタすぎです!」

 

すいせい「いきなりのことすぎてびっくりしたよ」

 

そんなメタい会話の中ゴットはずっと黙っていた。

 

紅蓮「たがらさぁ〜……って兄さん聞いてるのか?」

 

ゴット「ああ、みんな」

 

姉街「ゴット君どうしたの怖い顔して」

 

ゴット「もし世界が滅びるってなったらどうする?」

 

ゴットがそう聞くとしばらく考えた後に姉街が答える。

 

姉街「どうしようもないでしょ私たちは、神様にお祈りするぐらいかなぁ」

 

ゴット「それってさ、知らずにいたほうが幸せなのかな?」

 

ゴットがそう言うと今度はすいせいが答える。

 

すいせい「さぁね、人それぞれじゃない、少なからずすいちゃん達は嫌だ」

 

ゴット「嫌か!」

 

姉街「そりゃそうだよ、私たちの人生だしさ」

 

すいせい「どんなことでも私たちはちゃんと向き合いたいよ」

 

ゴット「そうかぁ」

 

ゴットがそんなふうに考えると不意に紅蓮がいう。

 

紅蓮「バイト見つからないぐらいでそこまで深刻に考えるなよ」

 

ゴット「そんなんじゃなにゃい!」

 

みんな「にゃ?」

 

ゴット「あっ……!?!?!!??!?!?!」

 

そこから顔が赤くなったゴットを見てみんな可愛いなぁと思いつつご飯を食べた。

一方の壊羅はあの時ニューレスが出てきた時に見た謎の影を思い出していた。

 

壊羅(確かに……あの遺跡に何かがあるのは間違いない)

 

そんな時にるしあが現れる。

 

るしあ「成果はあったのですか?」

 

壊羅「お前達の言葉を全て鵜呑みにする気はない、調べる価値はありそうだ」

 

るしあ「うまくいけばあなたは望んでた全てを手に入れるのです。人としての限界を超えた力を」

 

るしあがそういうと壊羅はだっていう。

 

壊羅「それまでは俺を利用しよう。というわけか」

 

るしあ「勘繰らないで欲しいのです。るしあは力を求める人が好きなのです。どこまで行けるかを見たくなる」

 

次の日ゴットは戒道さんの店でいろはと家族が言ってた言葉を思い出す。

 

ゴット「どっちが正しいんだろう」

 

悩んでるゴットに戒道さんが近づいてくる。

 

戒道「どうした?浮かない顔して」

 

ゴット「ねぇ戒道さん、やっぱり隠し事ってダメかなぁ?」

 

戒道「それや場合によるよな、例えば病気の余命とか患者本人に知らせるか考えるだろ?」

 

ゴット「だよねぇ」

 

そう言ったゴットに戒道さんは忠告するように言う。

 

戒道「ただな、何かを秘密にしておこうって言い出したやつのことはとりあえず疑ってかかったほうがいい」

 

いきなりの言葉にゴットは驚く。

 

ゴット「ふぇ?」

 

戒道「秘密っていうのはそれだけで大きな力になるし武器になる。知ってるやつが知らないやつをいいように操ることができる。悪用されたら、酷いことになる」

 

ゴット「そっかぁ」

 

ゴットがそう呟くと正義から連絡が来た。

それはおそらく人が操ってるであろうニューレスが暴れているとのことだった。

ゴットは急いでいろはに連絡して現場にいろははみんなに大丈夫だと伝えて現場に向かう。

現場についたゴット達はダサい黒服の変な奴らを見つける。

 

ゴット「犯人はあなた達ですか?」

 

モブ「なんだこのガキ?」

 

正義「なんでこの人たちがカードを?」

 

いろは「わからないでござる。でも放っておくわけにはいかないでござる」

 

モブ「粋がってんじゃねぇぞ?」

 

モブ2がそう言いながらゴットの胸ぐらを掴むと共にゴットはモブ2の腕を折る。そしてモブ共と乱闘が始まるがモブ共は情けなくとも大学生の女の子と見た目幼女の成人男性と男子中学生に敗北しニューレスを使って逃げようとする。

 

正義「兄さん!あの人たちを追ってください!」

 

ゴット「わかった!お前達も気をつけろよ!」

 

ゴットはそう言って走り出す。

それを見たいろはと正義はカードとプログライズキーと取り出す。

 

2人「「変身!」」

 

《カメンライド!ウィンド!》

 

《ゼイン!ゼインライズ!

JUSTICE! JUDGEMENT! JAIL! ZEIN!

"Salvation of humankind."》

 

2人は変身して戦闘を開始する。

ゴットはモブ共を追っている時に突然横から感が飛んできた。

ゴットがその方向を見るとアロエがいた。

 

ゴット「アロエ!」

 

アロエ「ゴット、もうこの件から手を引け、これからの起こることはお前には向いてない」

 

ゴット「そんなのは関係ない!俺は街を守る」

 

アロエ「ニュードラシルはここを守る気なんてないぞ」

 

アロエの言葉にゴットが驚愕する。

 

アロエ「ニュードラシルタワーの周りにあるあのリング、あれはアブソリュートダークネスっと言ってな、いざとなればここを丸ごと焼き払う仕組みとなっている。ボタン一つでな」

 

ゴット「なんでだよ……人類を救うんだろ!?」

 

ゴットがそういうとアロエは悲しそうな顔で言う。

 

アロエ「もちろん救うさ……ただ全人類を守る気はないらしいがな。それに事がばれなかったらこの街は平和だ。だから邪魔しないでくれないか?」

 

ゴット「ふざけんな……お前は、いや!お前たちはどこまで堕ちたんだ!アロエ!」

 

アロエ「今逃げればお前たちだけでも……」

 

アロエの言葉に被せてゴットがいう。

 

ゴット「ふざけんな!俺は逃げない!お前達の好きにはさせない!」

 

ゴットがベルトをつけたのを見てアロエもベルトを取り出して聞く。

 

アロエ「歯向かう気か?ニュードラシルに?」

 

ゴット「目的が正しくても、やり方を間違ってたら意味がないんだよ!やっとわかった!ニューヘルツの秘密も世界のピンチもお前らには任せておけない!」

 

ゴットがそう言いながらカードを取り出すとアロエが言う。

 

アロエ「吾輩たちの敵になるのか……」

 

2人はカードを出して同時に言う。

 

ゴット「変身!」

 

アロエ「変身……」

 

《インフィニットライド!ゴースト!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!Go Go Go!》

 

《ネオカメンライド!キングデーモン!》

 

ゴットが新たに変わったその姿は英雄たちの思いを受け継ぎ未来に繋げる戦士仮面ライダーゴースト!かつての世界でゴットが水月との絆を改めて感じた時に継承したライダーだ。

姿が変わった2人は激しい戦闘を繰り広げる。

 

キングデーモン「あまり戦いたくはなかったが、お前を守るためだ。力づくでベルトをもらう」

 

IFゴースト「そんなことはさせない…!」

 

一方のウィンドたちは軽くニューレスを圧倒していた、そしてそのままニューレスを撃破してゼイン(正)はトラックケースを取りに行ってウィンドはゴットの元に向かった。

IFゴーストはキングデーモンをビリーザキット力で撃ち抜くが一切聞いた様子がなくIFゴーストを攻撃する。

IFゴーストがやられていて追い詰められる。

 

《キングデーモンチャージ!》

 

キングデーモン「お前は人を迷わせる。諦めが悪い奴らに夢を見させてしまうんだ」

 

《キングデーモン!》

 

IFゴーストはそのままやられる。

変身の解けたゴットにキングデーモンが近づいてくる。そのキングデーモンにゴットは叫ぶ。

 

ゴット「迷って何が悪い!?夢を見て何が悪いんだ!?」

 

キングデーモン「それではどうにもならないこともあるんだ!」

 

キングデーモンがゴットを掴み上げてついに追い詰める。

ゴットはそこからキングデーモンから放たれる一撃を間一髪で避けてカードを取り出す。

 

《インフィニットライド!ディケイド!フェンリル……》

 

IFディケイドF「さぁセカンドラウンドは獣王の刃が荒れ狂うぜ!」

 

ゴットがIFディケイドFに変身すると一気にキングデーモンに対して優勢にで始める。

 

IFディケイドF「アロエ!お前にどんな理由があろうとも絶対に許さない!」

 

キングデーモン「くっ!」

 

IFディケイドFは一気キングデーモンを追い詰める。その様子をいろはは見ていた。

そしてIFディケイドFは一気にキングデーモンの間合いに近づき剣で一閃。

 

《フェンリルブレイク!》

 

キングデーモン「ぐああああ!」

 

IFディケイドF「決着はついたな」

 

アロエ「……そうだな」

 

IFディケイドFはキングデーモンから飛んできたカードをキャッチして近づきアロエが諦めたような顔をした時ウィンドはニューレスを召喚してアロエを逃す。そしてタイミングよくいろはが現れる。

ゴッは変身を解いて悔しそうに言う。

 

ゴット「ごめんいろはアロエを逃した。あと一歩だったのに」

 

いろは「アロエ先輩が?」

 

ゴット「あいつからニュードラシルの計画を聞いた。このままじゃやばい」

 

ゴットがそう言うといろはは怪訝な顔を浮かべた。

壊羅は高い場所から街を一望し一枚の写真を取り出す。

 

壊羅「貴様はどこにいる」

 

壊羅が取り出した写真には人とは思えない黒色の大剣を持った黒の生物が写っていた。

 

THENEXTSTORY

新たな力!?

《ディケイド!キングデーモン!》

 

動き出す事件

ゴット「どれだけ多くの犠牲が出ると思ってるんだ!?」

 

ゴットを襲う現実

ラプラス「お前は既に犠牲によって救われている。まだ気づいていないのか?」

 

第二十二話彼の思いは、絶望へと至るルート




次回ゴットはいろはが知り隠してきた真実を知ります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。