仮面ライダーインフィニットディケイドホロライブ 究極の決戦   作:極王ゴット

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前回紅世灼の真実を知って絶望に打ちひしがれるゴットは再び立ち上がることができるのか!?


第二十三話絶望も悲しみも、俺が壊し尽くす!

三人称

壊羅はニューヘルツのある場所に辞書を持ちながらプロフェッサーとの会話を思い浮かべていた。

回想

 

プロフェッサー『人類にとって生存でも絶滅でもない第三の可能性を示しているのがこの写真だ』

 

そう言いながらプロフェッサーが見せたのは剣を持ったニューレスだった。

 

プロフェッサー『あの森にはね知性を備えたニューレスがいるんだ。破滅を乗り越え新たな進化に至った者達、私は彼らのことをニューロードと呼んでいる。ニュードラシルでも知ってるのはここにいるメンバー達だけだ。神の力に至る禁断の果実は誰にでも渡せる者ではない』

 

回想終了

壊羅はその言葉を思い浮かべながら辞書を置く。

 

ラプラスはおぼつかない足取りで正気のない雰囲気を纏っているゴットをニュードラシルタワーから見下ろしていた。

 

アロエ「結局、見逃すのか?」

 

ラプラス「もうあれは抜け殻です。二度と立ち上がることはできないでしょう」

 

アロエ「……だといいがな」

 

一方のいろははプロフェッサーの研究室にいた。

そこでプロフェッサーはいろはに対して謝罪する。

 

プロフェッサー「極王ゴットについては申し訳なかったね、余計なことまで教えすぎたみたいだ」

 

いろは「いえ、あれがいい薬になって少し物分かりが良くなるかもしれません。それより滅王壊羅です。ラプ殿の目を盗みながら彼を操ってなんのつもりでござるか?」

 

プロフェッサー「君は私がラプラスが裏切ると思ってるのかね?」

 

いろは「はい、だってあなたはラプ殿から信用されすぎてます。ラプ殿はいつも信用してはいけない人を信用してしまうんですよ」

 

2人がそんな話をしていることを知らないゴットは正気のない目であの時のニューヘルツの森に始めてきたところに来ていた。そこであの日の出来事と世灼のことを思い出していた。

 

ゴット「世灼……」

 

正気のないゴットが佇んでいるところにそら達が来る。

 

三人「「「ゴット(君)?」」」

 

ゴット「三人とも……?どうして……ここに?」

 

そら「ここ世灼君と最後に会うはずだったところだからさ」

 

みこ「近くを通る時とかたまに気になっててにぇ?」

 

ゴット「……」

 

ゴットは悲しい目でそら達を見る。

 

こより「今はさチームの垣根を越えてうまくやっててね」

 

そら「ゴット君もたまに遊びに来てよ」

 

ゴット「……俺には……」

 

ゴットはなんとか生気のないと言うことを悟られないようにしながらそら達に世灼のことを言おうとした時いろはに連れられる。

 

いろは「世灼殿のことそら先輩達に話す気だったんでござるか?」

 

ゴット「いろはも知ってたんだ……」

 

いろははゴットのことを正面から見る。

そのゴットはまさに見てられなかった。

今のゴットの目にはもちろん喜びなどの正の感情も諦めなどの負の感情も存在しない無の目だった。

 

いろは「ゴット殿には知らないままでいてほしかったです」

 

ゴットはその言葉すらも聞こえてないかのように目に光がなかった。

 

いろは「ゴット殿そら先輩たちには話さないでおきましょう。そら先輩達のためにも……そら先輩達は最悪の場合自分たちのせいだと思います。だから……」

 

ゴット「わかった……」

 

いろは「だからせめて風真たちでそら先輩達の笑顔を守るんでござる」

 

ゴットはゆっくりうなづいてその場に立ち尽くす。

ニューヘルツの森ではニューレスのような怪物が辞書を読んでいた。

壊羅がニューレスの森に来た時怪物が現れる。それはプロフェッサーから渡された写真にいた怪物だった。

その怪物は何かを話したが理解ができない。

しかし行動を見て壊羅はベルトを取り出す。

 

壊羅「思ったよりわかりやすいやつだ。変身!」

 

《デストロイライド!ディケイド!》

 

壊羅は変身して戦闘を開始するがニューロードの力に圧倒される。

ゴットは戒道さんの店で生気のない状態で座っていた。そんなゴットは自分に生きる意味があるのか考えている時いつのまにかガレージにいた。そこで世灼達ととった写真を見ていた。そこに声が響く。

 

そら?「運命に背を向ければいつまでも後悔する日々が続く」

 

みこ?「でもそれで全てを失うわけじゃあないにぇ」

 

こより?「長い後悔の果てに……自分を許すことができたら……あなたは安らぎを手に入れる」

 

そら?「逃げ出した先にも道はあるよ」

 

ゴット「なんで……」

 

そしてゴットが気がつくと戒道さんの店だった。

 

ゴット「夢……」

 

ゴットがそう思った時声が響く。

 

?「浮かない顔してるな」

 

その声はサガラの声だった。

ゴットは少し驚くと光の無い目でサガラを見る。

 

ゴット「いつからそこに……?」

 

サガラ「お前、何考えてるんだよ?何がしたいんだ?この街を守る!って息巻いていたのはどうしたんだ?」

 

そう質問するサガラにゴットは生気の無い目のままで言う。

 

ゴット「俺は……あいつらが……許せなかった……でも……俺も一緒で……守りたかったのに……世灼を……」

 

サガラ「間抜けな話だな?」

 

サガラの言葉を聞いたゴットは光の無い目のままサガラを見て問いかける。

 

ゴット「じゃあ……戦う……意味って?……誰を……助けるか……選べる……だけなの……」

 

サガラ「守るために戦うってのがそもそもの矛盾だな、力を持って為せるのは破壊のみだ」

 

ゴット「俺は……そんな力……いらない……」

 

ゴットがそう言うとサガラはゴットに近づいて言う。

 

サガラ「いい加減に気づけよ、お前が恨んでるのは希望を対価に犠牲を要求するこの世界そのものだ。そんなのぶっ壊せ。そんで世界を変えろ」

 

その言葉がゴットに響く。

これはゴット自身も覚えてないオリジンかつての世界での破壊神となる運命を破壊して救世主になるために戦い続けていたこと、その経験がありゴットの胸に響いたのだ。

ゴットの目に光が僅かに戻る。

 

ゴット「世界を……変える?」

 

サガラ「ああ、ニュードラシルがなんであんなことするかわかるか?あいつらが弱いからだ」

 

ゴット「弱い……」

 

サガラ「ルールに縛られ世界に屈服した奴らだ。なら滅王壊羅、あいつの方が人としては強い」

 

ゴット「壊羅が?」

 

ゴットがサガラを見てそう聞くとサガラは頷く。

 

サガラ「ああ、あいつは弱さと折り合うつもりが全くない。力を手に入れること以外の生き方を放棄しているんだ。ああいう男の末路は二つにひとつだな、無様にくたばるか、本当に危険な力を手に入れるか……お前がこうやって腐ってる間にも壊羅は世界を変える力に手を伸ばしている」

 

ゴット「壊羅は……何を……狙ってるの?」

 

サガラ「ニューヘルツの支配者だ」

 

ゴット「え?」

 

サガラ「あの世界の人類に似た文明はただ滅びたわけじゃなく、ごく一部のものはそれを凌駕する力を手に入れた。それが……ニューロード。奴らはあの森の植物を意のままに操ることができる」

 

ゴットの目に僅かにだがしっかりと光が戻る。

 

ゴット「そいつらが……ここを侵略?」

 

サガラ「いや、奴らは人類に興味はない、ニューヘルツが他所に侵略しようがお構いなしだ。支配者でありながら無責任な連中だ」

 

サガラは腕の中にエネルギーを貯める。そしてケータイのようなものが出来上がる。

 

ゴット「ニュードラシルは?」

 

サガラ「組織の中で最初に気付いた奴が秘密にしたからな、そいつは人類救済よりも自分の野望を優先し滅王壊羅を裏で操ってるのもそいつだ」

 

サガラがそういうとゴットの目に完全に光が戻り強くドスの効いた声で呟く。

 

ゴット「プロフェッサー」

 

そう呟いたゴットを見てサガラは不敵に笑う。

 

サガラ「いい目になってきたじゃねぇか」

 

ゴット「プロフェッサーより先にそのニューロードってやつを見つけ出せば、そいつらなら侵略を止められるのか?」

 

サガラ「そう簡単に運ぶのかはお前達次第だな」

 

サガラはそういうと机にかつての世界でゴットが全てのレジェンドの力を受け継ぎ手に入れたアイテムケイタッチインフィニティーを置いた。ゴットはそれを見るや否や何かを感じてケイタッチを手に取る。

 

ゴット「これは?」

 

サガラ「お前が一番手間のかかるやつだからな」

 

サガラはそういうとゴットの目の前にビークルを置く。

そしてゴットが気がつくとサガラは消えており戒道さんが話しかける。

 

戒道「ゴットどうした?たぬきにでもばかされたか?」

 

ゴットはすぐにビークルを持って戒道さんに金を渡して走り出す。

 

戒道「初めて払った……というか元気になったな」

 

ゴットは店を出て走りニュードラシルタワーを見据える。

 

ゴット(守るためじゃなく壊すための力だとしても……)

 

ゴットはラプラスの言葉を思い出し心の中で考える…

 

ゴット(そうだ……助けるために犠牲が必要とかいうルールをぶち壊せるなら……お前達の諦めを……絶望を……ぶっ壊す方法があるなら!)

 

ゴットはカードを取り出す。

 

ゴット「変身!」

 

《インフィニットライド!ディケイド!》

 

ゴットは変身しサガラから渡されたビークル……ダンデライノーに乗ってニュードラシルタワーに向かう。

 

IFディケイド「まず壊さなきゃいけないのは、俺たちの街を絶望させるもの!」

 

ラプラスは仕事部屋でニュードラシルタワーに近づくIFディケイドを見てドスの効いた声で呟く。

 

ラプラス「どこまでも愚かな……性懲りも無く」

 

IFディケイドは対空攻撃に苦戦しながら心で誓う。

 

IFディケイド(世灼、俺は前に進むよ、だから見守っててくれ!)

 

そしてIFディケイドは対空にやられると共にケータッチを取り出し着地するとライダーの幻影がIFディケイドに重なり音が響く。

 

《クウガ アギト 龍騎 ファイズ ブレイド 響鬼 カブト 電王 キバ ディケイド ダブル オーズ フォーゼ ウィザード 鎧武 ドライブ ゴースト エグゼイド ビルド ジオウ ゼロワン セイバー リバイ バイス ギーツ ガッチャード ガヴ ファイナルカメンライド!ディケイド!コンプリート!イーンフィニティー!》

 

IFディケイドの姿が変わるとダンデライノーに乗ったトルーパーが周りに現れる。

そして一斉射撃が始まるがその全てが一切効かない。

インフィニットディケイドコンプリート(以降IFディケイドC)は全ての攻撃を受けると共にガヴのライダーズクレストを触る。

 

《ガヴ!カメンライド ホッピング ケーキング ソルベ オーバー マスター アメイジングミ ヘクセンハイム》

 

その音と共にIFディケイドCの周りにガヴホッピンググミ、ケーキング、ブリザードソルベ、オーバー、マスター、アメイジングミ、ヘクセンハイムが現れてゴットの横で一つになる。IFディケイドCはファイナルアタックのカードを取り出して横のバックルに入れてバックルを押す。

 

《ファイナルアタックライド!ガ・ガ・ガ・ガヴ!》

 

そのまま空中で超高速スピードとパワーで周りのトルーパーを一掃する。

その戦いを見ていたプロフェッサーは驚愕する。

 

プロフェッサー「なんだ……私の知らないアイテム?未知の変化形態!?バカな!ありえない……」

 

その姿を見ていたいろはは近くの柱を叩いて呟く。

 

いろは「どうしてあなたは……素直に風真に従ってくれないんでござるか」

 

IFディケイドCがニュードラシルを圧倒するのをサガラとそら?達が見ていた。

 

そら?「なぜ彼を戦いに駆り立てるの?」

 

サガラ「お前らがあいつを気にかけるからだよ……始まりの女」

 

三人「「「!?」」」

 

サガラ「俺に未来は見通せない、だがあんた達の正体は知ってる。あんたらに選ばれたことが何を意味するかもな」

 

そら?「選ぶのはあなたの役目じゃない」

 

サガラ「俺は見届けるだけだ。禁断の果実を誰がつかむのか……」

 

IFディケイドCはダンデライノーを一掃してからライドブレイカーとライズコンボカリバーを取り出し全てのトルーパーを圧倒撃破するとネオダークネスが攻撃を仕掛けてくる。

 

ネオダークネス「どのツラを下げて戻ってきた!戦う意味も、生きる意味さえも失っていた奴が!」

 

IFディケイドC「いや、あんたらのおかげでわかった。本当に戦うべき相手が!」

 

ネオダークネス「まだ意地を張るのか?友を犠牲にして命を拾っておきながら」

 

IFディケイドC「確かに俺は過ちを犯した。だからこそ、同じ過ちが繰り返されるのを見過ごせない!」

 

そして2人は互角の戦いを繰り広げる。そしてネオダークネスは一気にIFディケイドCをタワーから突き落とすがIFディケイドCはダンデライノーに乗って戻ってきた。

 

IFディケイドC「俺は諦めない!犠牲が必要ならそれを求めた世界と戦う!」

 

そう言いながらライドブレイカーブラスターモードを持ち飛んでいくIFディケイドCを見てネオダークネスは IFディケイドCの狙いに気づき叫ぶ。

 

ネオダークネス「あいつの狙いはアブソリュートダークネスだ!対空防御!」

 

ネオダークネスの命令虚しくIFディケイドCは対空防御装置を全てかわしてアブソリュートダークネスを完全破壊する。

そして再びネオダークネスとか空中で向き合って言う。

 

IFディケイドC「これでもう証拠隠滅はできない!全部秘密にしておきたいなら本気で街を守れ!」

 

そう言いながらIFディケイドCは去る。それを見たプロフェッサーはいろはに極王ゴットの対処が必要だと伝えた。

 

THENEXTSTORY

ゴットを支える?存在

るしあ「サガラとは何者なのでしょうか?」

 

ゴットの新たな力

ゴット「すげえぇ!」

《ディケイド!バタフライ!》

 

アロヱの切り札

アロヱ「切り札を使うしかないか……」

 

第二十四話絶望を超えて ニューロード誕生!




絶望を乗り越えたゴット、彼はまだまだ強くなります。
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