.hack// Vol.SAO   作:imuka

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第二十九話

 

 

 キリトの剣作成から数日――。

 僕は彼の《二刀流》の練習と、僕の《蒼炎》の性能確認を兼ねて、最前線の迷宮区へと足を踏み入れていた。

 

 隣で黒と白銀の二本の剣を構えるキリトが、肩越しに言う。

 

 「けど、カイトまで二刀流になるとは思わなかったな。しかも《双剣》なんて……。」

 

 「正直、僕も驚いてるよ。キリトと同じで、意図せずに習得したし……。それに、このスキルは完全に《The World》由来だから。」

 

 「具体的にどんな特徴があるんだ?」

 

 僕は逆手に持ったダガーをくるりと回しながら答える。

 

 「元々使ってた我流スタイルが、そのままスキル化された感じかな。技は《The World》の頃より動きは洗練されてる感じするね。最大の特徴は――硬直が極端に少ないこと。」

 

 「まさか……ソードスキルを連続で繋げられる?」

 

 キリトの目が大きく見開かれる。

 

 「うん。『天下無双飯綱舞い』や『三爪炎痕』みたいな大技は別として、それ以外はほとんど隙なく繋げられるよ。」

 

 「……それ、めちゃくちゃ強いじゃないか。」

 

 キリトの言葉に首を横に振る。

 

 「いや、威力自体は控えめなんだ。『蒼炎』は速さと手数――そういう方向性のスキルなんだと思う。」

 

 その瞬間、通路の奥から複数のモンスターが姿を現す。

 

 「実際に見せたほうが早いかな。」

 

 逆手のダガーを構え、一気に踏み込む。

 『一双燕返し』で斬撃を弾き返し、続けざまに『疾風双刃』で斬り抜ける。

 その流れを途切れさせず、空中に舞い上がって『天下無双飯綱舞い』――連撃の嵐で一気に畳みかけ、最後に叩き落とす。

 

 モンスターのHPは一気に削り取られ、ポリゴンの光となって霧散した。

 

 「……すげぇ。」

 

 キリトが目を見張って呟いた。

 

 「スキルからスキルへ移るのが速すぎて、反撃の隙がまるでない。しかもカイトは元々双剣をやってたから、動きに全く迷いがないし……。」

 

 「その点は僕の強みかもね。でも威力だけなら、キリトの二刀流には敵わないよ。」

 

 キリトは苦笑しつつも頷く。

 

 「確かに威力は十分すぎるけど……俺のは多段ヒット型だから、技の途中で割り込まれやすいんだよな。」

 

 困ったように頭をかいたキリトにふと思いつきを口にする。

 

 「ね――僕の《蒼炎》で隙をカバーできたりしないかな? 硬直が少ない分、割り込みを潰せる。」

 

 キリトは一瞬目を丸くし、それから顎に手を当てて考え込んだ。

 

 「ただ……練度が要るな。二刀流のスキルを全部把握してくれるくらいじゃないと。」

 

 「そこはほら。お互い《秘密のスキル》持ちなんだから、こうして組める相手なんて限られてるでしょ? だったら試す価値はあると思うけど。」

 

 僕の言葉に、キリトはふっと笑った。

 

 「……確かにな。あんたが隣にいてくれるなら、心強いよ。……付き合ってくれるか?」

 

 「もちろん。」

 

 僕達は互いに笑みを交わし、新たな構えを取る。

 通路に響く剣戟。ダガーと剣が閃き、スキルエフェクトが絡み合う。

 息を合わせ、幾度も繰り返すうちに――連携は少しずつ形になっていった。

 

 

――――――――――――――――

 

 

 僕達が《エクストラスキル》の熟練度上げを始めて――気がつけば一ヶ月が経っていた。

 熟練度も安定し、戦術として実戦投入できるレベルにまで洗練されてきた、そんな頃。

 

 SAO内で暗躍していたPKギルド《ラフィン・コフィン》の動きが、突如として活発化した。

 前線でのボス戦近くでの妨害。

 狩場での奇襲。

 そして何よりも――以前よりさらに顕著になった「殺し」そのものの行動。

 

 それらの行動にさすがの僕達攻略組も放置できるわけもなく。

 アジトの位置が特定されたことで、ついに大規模な掃討作戦が立案された。

 

 「……これ以上、好き勝手にさせるわけにはいかない。」

 

 そう口にしながら、当然のように僕も参加を表明した。けれど――心の奥では、重い影が拭えなかった。

 

 彼らがどれだけ残虐でも。

 どれだけ多くの命を奪っていても。

 相手が「同じプレイヤー」である事実は変わらない。

 

 僕達が目指すのは「捕縛」。

 けれど、彼らの目的は「殺し」。

 戦う理由の根本から、決定的に違っていた。その差が、何よりも恐ろしかった。

 

 沈黙を破るように――隣に立ったディアベルが低く声を掛けてきた。

 

 「……緊張してるな、カイト。」

 

 「……うん。これは、今までの戦いとは、明らかに違うから。」

 

 自然とこぼれた声は、ひどく弱々しかったと思う。

 ディアベルは一瞬黙り込み――そして、僕の背中を軽く叩いた。

 

 「お前さ、こういう時いつも“一人で何とかしよう”とするだろ。」

 

 「え……?」

 

 「ラフィン・コフィンを討つのは“お前一人の責任”じゃない。これは攻略組全員の意志だ。……お前が全部背負う必要なんてない。」

 

 その言葉が胸に落ちた瞬間――握りしめていた拳から、少しずつ力が抜けていくのを感じた。

 

 「うん……ディアベル……ありがとう。」

 

 「サブマスターとして当然のことを言っただけさ。……それに、“勇者様”の背中ってやつは、見てるだけで胃が痛くなるんだよ。」

 

 軽口を混ぜながら笑うディアベルに、僕も思わず苦笑を返す。

 

 「そっか……じゃあ、ちょっとだけ肩の力を抜いてみるよ。」

 

 「それでいい。」

 

 再び、彼の手が僕の背を軽く叩く。

 その何気ない一撃が――まるで背負っていた重荷を、少しだけ一緒に持ってくれたような気がした。

 

 僕は深く、深く息を吸い込む。

 そして、静かに吐き出した。……覚悟は、もうできている。

 

 

――――――――――――――――

 

 

 アジト前。

 そこに立つのは、僕達攻略組――総勢50名。

 

 普段なら冗談を飛ばす連中も、この瞬間ばかりは一様に口を閉ざし、顔に緊張を刻んでいた。

 全員が最終確認を終え、残るは僕の号令だけ。

 

 「行くよ――3、2、1……突入!」

 

 合図と同時に、一斉に洞窟へ雪崩れ込む。

 ……けれど。

 

 「いない……?」「嘘だろ……?」

 

 そこにあるはずの《ラフィン・コフィン》の影は、ひとつもなかった。

 ざわめきが広がる。疑念と不安が入り交じった空気。

 

 ――嫌な予感が、背筋を走る。

 

 「テメェら!!かかれぇッ!!」

 

 怒号が木霊した瞬間、洞窟の陰から、黒衣のプレイヤー達が飛び出してきた。

 高台から、背後から、四方八方。まるでこちらの動きを読んでいたかのように。

 

 ――待ち伏せだ。

 

 (どうして……!?索敵に反応がなかったのは……奴らのレベルが高いから?いや、それとも……誘導された……?)

 

 脳裏をよぎる考えを振り払う前に、刃が迫る。

 前に飛び出してきたひとりの武器を弾き飛ばし、体術スキルで壁際へと叩きつける。

 

 けれど、隊列は崩壊し、捕縛に集中できない仲間達が次々と押し込まれ始めている。

 

 「……マズい!」

 

 こちらのレベルが上でも、初撃の優位を取られ、陣形を瓦解させられれば意味はない。

 捕縛に動く者をカバーしながら、僕は体術スキルで相手を弾き飛ばす。

 

 ――それでも。

 

 《ラフィン・コフィン》の目は揺らがない。

 武器を落としても、HPを削られても。

 “殺されるまで戦う”という狂気の意志だけが、あの瞳に燃えている。

 

 (……これが、彼らとの“違い”!)

 

 一人を組み伏せ、拘束ロープで縛る。ようやく、たった一人。

 

 慌てて次へ移ろうとする。――戦場の隅。崩れた小隊の真ん中に、赤髪の幹部《ザザ》が躍り込んだ。

 

 「やめろ――!」

 

 叫びは、刃よりも遅かった。

 

 攻略組の一人が胸を貫かれ、光の粒となって崩れ落ちる。仲間の“死”が、目の前で突きつけられる。

 

 空気が変わった。

 

 仲間を失った者が、怒りに任せて剣を振り回す。けれどただ振り回すだけじゃ無力だ。

 

 そして、また――斬られた。

 

 「っ……!!」

 

 奥歯を強く噛みしめる。心の奥で、軋む音がした。

 

 

 今迷えば、さらに多くを失う。だから――!

 

 僕は逆手に構えた二本のダガーへ、蒼い炎を纏わせる。

 

 ―――僕は、決して“正しく”ないことを行う。

 

 

 * * *

 

 

 カイトのダガーが、蒼い炎を纏った。

 

 それは単なるエフェクトでも、派手なスキル演出だけじゃないと感じた。

 あの“蒼炎”には、確かな――意思が宿っているように見えた。

 

 「なんだ、あの炎……?」

 

 誰の声だったのか。俺か、それとも近くの仲間か。

 分からない。だが確かにその瞬間、戦場の空気は一変した。

 

 カイトの双眸に、もはや迷いはなかった。

 逆手に構えた二本のダガーが、青白い残光を纏って疾走する。

 

 「――三爪炎痕ッ!!」

 

 空気が裂けた。

 爪痕のような、三つ重ねたかのような閃光が、戦場を駆け抜け――

 

 ジョニー・ブラックを含む“ラフィン・コフィン”の3人を、一瞬で貫いた。

 

 「……っ!?」

 

 3人は声を上げる間もなく、蒼い光に包まれてポリゴン化する。

 初めて恐怖と驚愕に足を止める“ラフィン・コフィン”の面々。

 だが同時に、その一撃を目の当たりにした仲間達――攻略組の瞳に、再び戦意が戻り始める。

 

 (今だ――ここしかない!)

 

 「体勢が崩れた!巻き返せッ!!」

 

 俺は咄嗟に前へ出て、カイトに代わって号令を飛ばす。

 

 「各部隊、左回りで包囲!捕縛優先!殺すな! ――ただ、殺される前に動け!!」

 

 戦況が動いた。

 一気に押し込まれていた戦力が、今度は逆流するように押し返していく。

 攻略組のレベル差が、ようやく本来の力を発揮し始めた。

 

 それでも――カイトは一人、先頭を駆けていた。

 

 無音の戦場に、蒼炎の残光だけが舞い踊る。

 次々と“ラフィン・コフィン”を無力化していくその姿は、もはやソードスキルの枠を超え――舞うようで、祈るようで。

 

 (……これが、あいつの――覚悟)

 

 俺は強く剣を握りしめる。

 

 仲間の死に、目を逸らしていた俺達。

 まだ迷いを抱えていた俺達。

 

 それを、カイトは――切り開くために業を背負うと覚悟を決めた。

 どれほど重いことか。どれほど痛いことか。

 

 わかってる。……わかってるさ。みんなでやっていくって決めたんだ。

 だから――。

 

 カイトが先を駆けるなら、俺はそのすぐ背中で支える。

 彼が振り返ったとき、必ず俺がいると信じさせるために。

 

 ギルド副団長――なんて肩書きじゃない。

 これは、俺自身の――“誓い”だ。

 

 俺もまた、覚悟を決めた。

 

 

 * * *

 

 

 ――死者、33人。

 討伐隊から11人。

 “ラフィン・コフィン”から22人。

 

 そして、そのうち――“僕が”手をかけたのは、8人。

 

 会議室に響くディアベルの報告を聞きながら、胸の奥が冷えていくのを感じていた。

 言葉は確かに耳に届いている。けれど、意味は頭に入らない。

 ただ数字の羅列だけが、重く、鈍く脳にのしかかる。

 

 僕は――人を殺した。この手で、命を奪った。

 

 “護るために”だった。

 “生き延びるために”だった。

 

 ――けれど、それが何になる。

 

 振るったこの手は、もう決して元には戻らない。

 奪った命は、どれほど願ったところで還ってこない。

 

 (……僕が選んだ。僕が、決めた。だから……目を背けることなんて、できない)

 

 分かっている。分かっているのに、心が悲鳴を上げていた。

 逃げたい――誰にも見られない場所へ。

 けれど“逃げる”ことは、今の僕には許されない。

 

 報告の最後を告げるヒースクリフの低い声が、会議室を締める。

 

 「では――《ラフィン・コフィン》討伐・捕縛作戦を、これをもって終了とする。」

 

 その瞬間、誰からともなく安堵の吐息が漏れた。

 最悪の戦いが、終わった。

 

 

 ――はずだった。

 

 「ト、三爪痕(トライエッジ)だッ!!伝説のPKの――!」

 

 会議室に怒号とも悲鳴ともつかぬ声が響いた。その視線の先は僕を指している。

 

 「アイツの使ってた技……《The World》の技だった!!それにあの三角のサイン!!あれは…!」

 

 R:2で”蒼炎のカイト”は伝説のPKとしてまことしやかに囁かれていた。まさかそれを知っている人がいるなんて。

 いや、アルゴが僕の構えを見て《The World》の双剣士を連想できた時点で、実際に技を使えば、連想されることはわかっていたはずだ。でも彼は何を――。

 

 「お前……人間じゃないんだろ!? AIか何かで、俺達を嘲笑ってたんだ!」

 

 言葉が、耳を裂いた。

 僕がAI…?

 

 さらに誰かが指差す。瞳には恐怖が宿っていた。

 怒りと混乱、そして怯え――それはラフィン・コフィンと刃を交えたときよりも、ずっと根源的な“拒絶”。

 

 疑心暗鬼な視線と空気が、会議室に充満していく。

 

 僕の耳は椅子が軋む音も、呼吸の音さえも遠ざかっていく感じがして、身体も冷たく凍っていく感覚に襲われていく。

 

 「……僕は、人間だよ。」

 

 声が震えた。

 それでもどうにか、言葉を絞り出す。

 

 けれど――それが本当に“証明”になるのだろうか。

 

 システムに存在しないスキル。

 バグを取り除き、AIDAと戦い、そして――ついには人の命を奪った。

 

 (そうだ。ずっと気にしないでいた。……これだけ異常な僕は、本当に……“倉持海斗”なのか?)

 

 心が、崩れていく。胸の奥から、何かがぽっかりと抜け落ちる。

 

 「ふざけんなッ!!」「カイトは俺達を護ってくれたんだ!!」「お前達は、どれだけあの人が人を救ってきたか知らないのか!?」

 

 キリトの声が。アスナの声が。

 クライン、キバオウ、エギル、そしてディアベル――皆が声を張り上げ、僕をかばってくれる。

 

 ……でも、もう。

 

 耳は、声を聴きとれない。目は、焦点が合わない。

 音も、言葉も、熱も――すべてが遠ざかる。

 

 「そう、かもしれない、な……。」

 

 自分の声が、自分のものとは思えなかった。

 

 「僕みたいな人でなしは……。」

 

 ふらりと席を立ち、足元がどこへ向かうのかも分からないまま、会議室の扉を開ける。

 

 「――死んだほうがいいのかもしれない。」

 

 

 * * *

 

 

 部屋を出ていったカイトの背中は、あまりにも小さく、儚く見えた。

 いつだって仲間のために駆けていた、あの頼もしい背中じゃない。

 そこにあったのは――痛々しいほど憔悴しきった、抜け殻のような姿だった。

 

 (カイト……?)

 

 誰も言葉を発せなかった。

 それほどまでに、あの言葉は重かった。

 

 「僕みたいな人でなしは――死んだほうがいいのかもしれない。」

 

 耳の奥で、彼の声が反響する。

 カイトは今、自分自身を否定した。

 あんなに優しくて、誰よりも人のために傷つくことを厭わない人が――自分を否定した。

 

 震える声で彼の名を呼ぶ。

 

 「カイト……?」

 

 けれど、彼は誰の声にも応えなかった。

 ふらふらと、まるで何かを振り払うように。まるで"自分"という存在を、どこか遠くへ捨て去ろうとするかのように――。

 

 その姿を、私はただ黙って見送ることしかできなかった。

 

 重苦しい沈黙が部屋を支配する。そのとき、小さく誰かが呟いた。

 

 「……やっぱり、そうなんじゃないか……?」

 

 凍った空気が、さらに軋んだ。

 

 その瞬間――私の中で、何かがプツリと音を立てて切れた。

 

 「――ふざけないでよ。」

 

 自分でも驚くほど低く、鋭い声が口をついて出た。

 誰もが目を見開き、私を見た。

 

 もう止められなかった。止められるはずがなかった。

 胸の奥からあふれ出した感情が、勝手に言葉になって飛び出していく。

 

 「あんたがカイトの何を知ってるって言うの……?」

 

 熱いものが瞳を突き破り、涙が頬を伝った。

 涙越しに見渡した視界の中で、私は一人残らず睨みつける。

 

 「どれだけ人のことを考えて行動してるかも知らないくせに……!どれだけ傷ついて、苦しんでるかも知らないくせに……!!どれだけあの人が優しいかも知らないくせに……!!!」

 

 声は震えていた。涙は止まらなかった。

 それでも吐き出さずにはいられない。

 

 「カイトは……カイトは誰よりも戦ってるのよ!誰よりも悩んで、傷ついて、それでも私達を護ろうとしてくれてるのに!」

 

 喉が裂けそうなほど叫んでいた。

 涙で視界が滲んでも、拳を強く握りしめて止まらない。

 

 「そんな人を“人でなし”だなんて……“人じゃない”だなんて……!どうして言えるの!?どうしてそんな酷いことを、平気で言えるのよ!!」

 

 胸の奥を引き裂くような怒りと悲しみが、言葉となってこぼれ落ちる。

 

 「カイトは絶対に誰かのせいになんてしない!

 どれだけ責められても、辛くても、全部自分で背負おうとする人なのに!

 どうして、そんな優しい人を追い詰めるの!?」

 

 こぼれ落ちる涙も拭えず、ただ震える手を握りしめる。

 

 「……私は、絶対に許さない。カイトに心無い言葉をかけたこと……絶対に、絶対に許さない。」

 

 それだけを告げると、誰の制止も聞かずに部屋を飛び出した。

 

 カイトを追うために。

 ――カイトを、独りになんてさせないために。

 

 

 





カイトの心の限界。自分は自分なのか?
もともと心の奥で疑念にもっていたことを他者から指摘されて自覚した、というところです。

ネタバレを挟みますと、ちゃんとカイト本人ですよ(笑)

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