.hack// Vol.SAO   作:imuka

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第三十話も閲覧いただきありがとうございます。



第三十話

 

 

 気がつけば、一人で聖堂に来ていた。

 

 『The World』に存在した《グリーマ・レーヴ大聖堂》。

 まるでそれを写し取ったかのように再現されたこの場所は、初めて発見され、訪れた時は不可解な胸騒ぎを覚えたものだった。

 ――けれど結局、“何もない場所”として扱われた。

 

 長椅子に身を落とし、ステンドグラスから差し込む淡い光。

 その光が床に影を描き、揺らめく度に、まるで“僕という存在の不確かさ”を映しているように見えた。

 

 (……僕は、なんなんだ?)

 

 拳を、そっと握りしめる。

 《倉持海斗》として、この世界にログインしたはずの僕。

 けれど、蓄積されたデータと記録が生み出した“模造品”ではないのかという疑念が、脳裏を侵して離れない。

 

 (僕は……本当に僕なのか……?)

 

 わからない。もう、何も。

 ただ、静かに視界が滲んでいく。

 

 ――そのときだった。

 

 ザザ……ザザ……ザザ……

 

 空気がひずむ音。耳の奥でノイズが膨れあがり、不協和音のように世界を歪ませる。

 

 (――バグ……!)

 

 反射的に構えようとした。

 どれだけ心が折れていても、“敵”に対する反応だけは身体に刻み込まれている。

 ……そう思った。けれど――

 

 「……ッ!!」

 

 視界に現れたその姿を認識した瞬間、膝が震え、息が止まった。

 

 

 

 ノイズに包まれ、空間を軋ませながら出現した“それ”は――

 

 八相。第一の波、《死の恐怖》――スケィス。

 

 “死”そのものを象徴する、かつての恐怖の具現。

 オルカを意識不明に追い込み、僕に“無力”を突きつけた存在。

 

 動けない。

 全身の毛が総毛立ち、心臓が喉を突き破りそうに暴れる。

 身体が、魂が――拒絶する。

 

 『憶えているか……“死の恐怖”を……。』

 

 ねっとりと絡みつくような“声”が、聖堂に満ちていく。

 なぜか脳裏に蘇るのは、あの日。

 親友がデータドレインに飲み込まれ、意識を失った――鮮烈すぎる記憶。

 

 ――ガシャアァァァァァン!!

 

 スケィスの巨大な刃が床を抉り、聖堂全体を震わせる。

 

 (……動け……っ!)

 

 必死に命じても、足は地面に縫い付けられたように動かない。僕は成すすべ無く吹き飛ばされた。

 

 「がっ……!」

 

 かすめただけでHPゲージがごっそり削られる。

 痛みすら遠く、霞んでいた。それほどまでに心が“戦う”ことを拒否していたことを自覚する。

 

 「ぐぅっ……!!」

 

 石壁へと叩きつけられ、視界が揺れる。HPゲージが真っ赤に染まり、残りはわずか。

 

 目の前で、スケィスがゆっくりと刃を構えた。死が、触れられる距離に迫る。

 

 それでも、身体は動かない。

 

 (でも……これが、僕にふさわしい結末なのかもしれない)

 

 戦えなかった。護れなかった。奪ってしまった。命を。

 ――ならば。

 

 (せめて、このまま……終わればいい)

 

 聖堂を覆う影が、僕を完全に呑み込もうとする。

 

 

 

 

 ――その時。

 

 耳元で、風を裂く音がした。

 目を閉じようとした僕の視界に、聖堂の入口から走ってくるアルゴの姿が映った。

 

 「――カイト!!」

 

 悲痛な叫びが、空気を裂く。

 沈みかけていた意識に、強烈な熱が差し込む。わずかに閉じかけた瞼に、力が戻る。

 

 アルゴは迷わず飛び込んできて、崩れかけた僕の身体を抱き留めてくれる。

 細いはずの腕が、どれほど強く僕を抱きとめているか――その震えが痛いほど伝わってくる。

 

 その先に、“死の恐怖”――スケィスが、鎌を天に掲げていた。

 

 「アンタなんかに、カイトは渡さない。」

 

 アルゴの声は震えていなかった。強く、強くその言葉を、真っ直ぐに告げていた。

 その温もりが僕の中に染み込んでいく。

 アルゴがそのまま僕にやさしく語りかけてくれる。

 

 「ね、カイト、聞いて。

 私、絶対に貴方を独りにしないよ。どこまでも、どんな場所でも、貴方が誰であっても――貴方の隣にいる。だって、貴方が何者であっても、そんな貴方を信頼して、頼ってここまで来たんだもの。

 だから、逃げたくなったら逃げてもいい。一緒に逃げよう。ずっと頑張る必要なんてない。……私は、絶対にカイトの味方だから。」

 

 (僕は……一体、何をしていたんだ?)

 

 アルゴの言葉でこれまでを思い出す。

 ――繋いできた、絆の軌跡。

 ――皆と過ごした、笑顔の時間。

 ――そして今、目の前で命を懸けてくれる大切な人。

 

 あの時、“人でない”と呼ばれた。

 それをきっかけに誰かの命を奪った自分を、僕自身が否定しかけていた。

 “人間じゃないかもしれない”――そんな虚ろな疑念に縋ろうとしていた。

 

 でも。

 それでも僕を信じてくれる人がいる。

 彼女は逃げずに、ここにいる。僕を護るために、立ち向かってくれる。

 

 なら――僕は。もう一度、立たなきゃいけない。

 

 ギィィィィィィィン……!!

 不吉な金属音が天井に反響する。スケィスの鎌が振り下ろされ、アルゴを狙う。

 

 (……僕のためにここまでしてくれたアルゴが、目の前で……!)

 

 「――そんなこと、させるもんかッ!!」

 

 叫ぶよりも早く、身体が動いていた。魂の奥底から、本能よりも深い衝動が迸る。

 

 火花が聖堂を照らす。ダガーが、スケィスの鎌を弾き飛ばす。

 両腕が痺れる。けれど痛みも痺れも気にならない。

 

 そうだ。自分が何者なのかなんて、どうだっていいんだ。

 “倉持海斗”を証明できなくても、たとえ“模造品”だとしても。

 

 良いと思えることをやっていく。そう行動して、そしてそれを信じて、信頼してくれる人がいる。その事実だけあれば、僕は奮い立てる。

 

 「スケィス……!」

 

 目の前の“死の恐怖”に、まっすぐ声をぶつけた。

 

 「君は、僕にとっての運命の分岐点だった。だからこそ――もう一度、お前を乗り越える!!」

 

 ダガーを逆手に構える。その刃に、再び蒼炎が宿す。

 

 「僕は、ここにいる!僕は……まだ、終わってなんかいない!!」

 

 

 * * *

 

 

 カイトが――再び立ち上がった。

 けれどそれは、また彼が戦いに身を投じるということでもある。

 

 あれほどまでに追い詰められていた彼を、もう一度戦わせることが本当に正しかったのか――。

 本音を言えば、私はカイトに戦ってほしくなんてなかった。ただ、休んでいてほしかった。心が本当に壊れてしまう前に。

 

 それでも、彼は戦うことを選んだ。

 

 私は、スケィスと対峙するカイトの背を見つめながら、胸の奥に複雑な想いを抱えていた。

 

 「――一双燕返しッ!!」

 

 蒼炎を纏うダガーが閃く。

 さっきまでの虚ろな眼差しとは違う。そこに宿っているのは、確かな“意思”だった。

 

 けれど、その戦い方はあまりにも苛烈で――彼の精神が削られていることが、痛いほど伝わってきた。

 

 (お願い……どうか、無事でいて……!)

 

 私はただ、祈ることしかできない。

 彼の勝利を。そして、彼が……また壊れてしまわないように。

 

 「疾風双刃!――虎輪刃!!――天下無双飯綱舞いッ!!」

 

 矢継ぎ早に繰り出される連撃。

 スケィスが大きくよろけた、その瞬間――

 

 「三爪炎痕ッ!!」

 

 爪痕が空を裂き、三角形の斬光がスケィスの巨体を貫いた。

 異形が膝をつく。しかし――奴は常識の通じる相手ではない。

 

 カイトは迷わず、右腕を掲げた。幾何学模様を描き、強烈な光を放つ。

 

 「――データドレイン!!」

 

 《死の恐怖》スケィスが、悲鳴一つあげることもなく霧散していく。

 黒い霧となって崩壊していく光景に、私は思わず息を呑んだ。

 

 ――そして、カイトの身体がふらりと傾ぐ。

 

 「カイト!!」

 

 慌てて駆け寄り、その身体を支える。

 覗き込んだ顔は汗に濡れ、頬は青ざめ――それでも、微かに笑みを浮かべていた。

 

 「アルゴ……ありがとう。僕を、信じ続けてくれて。」

 

 「当たり前よ……私は、相棒なんだから……!」

 

 震える声を押し殺してそう言うと、私は彼を強く抱きしめた。

 

 カイトはまた立ち上がった。

 けれど、その心に残る傷が癒えたわけじゃない。

 疑念も、痛みも、全部が消え去ったわけじゃない。

 

 だから私は、素直な気持ちを口にしていた。

 

 「……ねぇ、このままどこかに逃げちゃおう? もう、カイトが傷つくのを見たくないよ。」

 

 言った瞬間、心の奥が震えた。

 それは本心だった。誰にも見せたことのない、私のわがまま。

 

 カイトは驚いたように目を見開き――困ったように、でも優しい笑みを浮かべた。

 ふらつきながらも、自分の足で立ち上がりながら。

 

 「アルゴ……そう言ってくれて、ありがとう。本当に嬉しいよ。」

 

 そして真っ直ぐに、私を見つめながら告げた。

 

 「でも、それはできない。逃げない、逃げたくないんだ。たとえ僕が何者なのかわからなくても――それでも、僕のことを想ってくれる人たちがいる。その皆が、大切だから。この想いに……嘘なんて、ないから。」

 

 ……わかっていた。カイトは、そういう人。

 だから皆が彼に惹かれて――だから、私も。

 

 「ばか……。」

 

 涙を浮かべながら、もうカイトに抱き着く。この人が少しでも安らげるように。

 この人が、もう独りじゃないって――ちゃんと伝わるように。

 

 (ずっと傍にいるよ、カイト。だって、私は――)

 

 相棒で、仲間で。

 そして――あなたが好きだから。

 

 

 

 カイトを抱きしめていたその身体が――ずしりと重さを増した。

 

 「っ……!」

 

 慌てて支え直すと、彼は疲れ切った顔で、私の肩にもたれかかるようにして――静かに、眠っていた。

 

 (ああ、もう……)

 

 思わず目頭が熱くなる。

 きっと、ずっと無理してたんだ。あんな状況の中でも、誰よりも前に立って、誰よりも重いものを背負って。ようやく、少しだけ気が抜けたんだろう。

 抱きかかえるように姿勢を整えて、私はそっとおでこを合わせた。

 

 「……ゆっくり休んで、カイト。」

 

 彼の呼吸が、わずかに落ち着いた気がした。

 心のどこかで、このまま彼と一緒にどこか遠くに消えてしまいたい――そんな衝動が、一瞬、胸をよぎる。

 

 でも、それを振り払うように私は転移結晶を取り出した。

 

 (この人の居場所は、あそこだから。だから、戻らなきゃ)

 

 そのときだった。

 

 聖堂の入口から、複数の足音が響いた。

 顔を上げると、そこには――ディアベルを先頭に、キリト、アスナ、クライン、キバオウ、エギルの姿があった。

 

 カイトが大切にしている人達。

 そして、カイトを大切に思ってくれている人達。

 

 その顔ぶれを見て、自然と頬が緩んだ。

 

 「カイト!!」

 

 仲間達は眠る彼のもとに駆け寄り、心配そうにその顔を覗き込む。

 

 「大丈夫ダヨ。寝てるだけサ。疲労が限界だったンダと思ウ。」

 

 私がそう説明すると、ディアベルが無言で近づいてきて、カイトの身体をそっと引き取った。

 

 「……お前が出てった後、馬鹿なこと言った奴に制裁を――ごほん、“話し合い”してさ。それで追いかけてきたんだ。みんな、カイトのことを心配してる。」

 

 “話し合い”という言葉に、不自然な咳払い。

 珍しく物騒なディアベルの言葉に、思わず笑みが漏れる。

 

 「カイトがAIだなんて、誰も本気で思ってないさ。ただ……あの状況で、みんな余裕がなかった。」

 

 そう補足したエギルの目には、隠しきれない怒りが宿っていた。

 彼だって――あんな言葉、到底許せなかったんだ。

 

 「ディアベルさんの提案で、人を殺めてしまったプレイヤーには“療養期間”を設けることにしたの。最低一週間、ギルドの活動も最前線への参加も強制しない。しっかり休ませる時間を取るって。」

 

 アスナが、ディアベルに背負われたカイトの顔を優しく見つめながら、静かに説明する。

 

 「マ、妥当だナ。」

 

 「すぐに心の整理なんて、できるもんじゃないしな……。」

 

 キリトが、自分の手を静かに見つめながら呟いた。

 きっと彼も――もしカイトが戦わなければ、自分の手を血で染めていたかもしれない。

 

 「とにかくさ、帰ろうぜ。カイトをちゃんと休ませてやんねぇと。」

 

 「せやな。こいつ、ずっと気張りすぎやった。たまにはちゃんと休まなアカン。」

 

 クラインとキバオウの声には、いつもの軽口はなかった。

 それだけ、みんな本気で心配している。

 

 私は、背負われているカイトの頬にそっと手を当てた。

 温もりはまだ、しっかりとここにある。

 

 ――今回の作戦は、誰の心にも深い傷を残した。

 それでも。

 誰かがやらなきゃいけなかった。

 

 だからこそ、私達は背負う。

 独りにならないように、皆で背負っていく。

 

 「……良いことと思えることをやっていこう。」

 

 それが、あの時――カイトが掲げた信念。

 私達は、それに賛同して、一緒にここまで来た。

 

 だからこれからも、私は信じて進んでいく。

 彼がまた迷ったとき、”独り”になりそうなときに――今度は、私が手を引く側になるために。

 

 

 ディアベル達に手伝ってもらいギルドに戻った私達は、カイトをそっと自室のベッドに寝かせた。

 そのあと私は一度部屋を出て、ディアベルたちと今後の方針について話し合うことにした。

 

 黄昏の騎士団では、すでにカイトの抜けた分の作業を手分けして進める体制が整えられつつあり、「起きたときに驚かせてやろうぜ!」なんて声があがるほど、空気は明るく保たれていた。

 

 ……いや、正確には、皆、不安を隠してそう振る舞っているのだろう。

 けれど、それでも前を向こうとする姿勢は、確かにカイトの紡いできた意志を継いでいるように思えた。

 

 だから私も作業のひとつに加わろうと、手を出そうとすると。

 

 「君は、カイトの側にいろ。」

 

 ディアベルが、まるで見透かすように言ってきた。

 

 「……ハあ?オイラ一人でも、情報屋の仕事くらいちゃんと回せるゾ。」

 

 思わず眉をひそめると、彼は苦笑しながら両手を軽く上げて見せる。

 

 「そうじゃない。“相棒”がいないと不安なのは、きっとカイトの方さ。……いや、君もかもしれないけどな。」

 

 その言葉に、胸の奥を突かれた気がした。

 

 「……わかっタ。手が必要になったら呼べヨ。」

 

 そう言い残し、私は踵を返す。再びカイトの部屋へ。

 

 部屋に入った瞬間、思わず足が止まった。

 カイトのベッドの傍らで、彼の手を握り、祈るように目を閉じている――アウラの姿があった。

 

 「アウラ……。」

 

 思わず声が漏れると、アウラはゆっくり顔を上げ、柔らかな笑みを浮かべてこちらを見た。

 

 「ありがとう。彼を引き留めてくれて。」

 

 彼女は穏やかに手招きし、私は促されるまま、カイトの眠るベッドの端に腰を下ろした。

 

 「カイトは……度重なる《データドレイン》と、バグに混ざっていた《AIDA》の侵食を受け続けているわ。」

 

 アウラの声は柔らかいのに、その内容は重く心を抉る。

 

 「《PoH》と同じく、本来なら精神が崩壊していてもおかしくない。けれどカイトは持ちこたえていた。……だからこそ、影響は静かに、でも確実に心に入り込んでいたの。」

 

 「……じゃあ、寝られなくなったりしてたのも……。」

 

 「一因の一つね。AIDAやバグの影響で、精神的に追い詰められやすくもなってきていた。だから今回のような本来なら受け流せる言葉でも、すべて正面から受け止めてしまい――その誠実さから、精神を削ってしまった。」

 

 アウラはそう言いながら、カイトの髪をそっと撫で、そして私を見つめた。

 

 「だから少しの間、眠りにつかせる。このまま起きてもすぐに精神が不安定になる可能性が高い。できるだけのAIDAの駆除と、休息が必要。……すぐ動き出してしまうのは彼の長所でもあるけれど、今は負担にしかならない。」

 

 「……私にできることは?」

 

 私の問いに、アウラは微笑んで私の手を取り、カイトの手に重ね合わせた。

 

 「側に居て、手を取って、声をかけてあげて。仮想世界(こんな世界)でも――想いは届くから。」

 

 その言葉を残して、アウラの姿は霧のように淡く消えていった。

 

 アウラに言われるまま、しばらく手を握っていた私は、カイトが目を覚まさないことを、ディアベルに「深い疲労が原因で、当面は休ませた方がいい」とそれらしく伝えた。

 幸い、ギルドメンバーのほとんどがすぐに納得してくれたらしい。……皆も心のどこかで彼が限界だったことを察していたのだろう。なんだかんだ、誰よりも心配されている証拠だと思う。

 

 

 それからの私はというと、朝と夕に必ずカイトの部屋を訪れることを日課にした。

 眠る彼の手を握り、朝は「行ってきます」、夕はその日にあったことを報告する。ほんの十分ほどの時間。けれど、その短い時間だけは、確かに彼と繋がっているように思えた。

 

 そんな日々が続く中――カイトが眠り始めて3日目。

 驚かせてやろうと奮起した皆が一致団結し、フロアボスを討伐、攻略を次の層へと進めた。

 それは、眠るカイトのためだけではない。あの戦いで「人の命を奪う」という業を背負った仲間達へ報いるためでもあり――彼の掲げた“良いことと思えることをやっていこう”という信念が、いろんな人達を結んで出した結果だった。

 

 





この話はグリーマ・レーヴ大聖堂の再現エリアを登場させたい、という考えから
どう登場させるのが面白いかな、と試行錯誤しながら考えた話になります。

当初は冒頭に書かれている発見時の描写で登場させる予定だったのですが
それだけだと味気ないな、と今回の話につなげる形で登場になりました。

様々な意味でリスタートするにはいい場所になるなぁ、と思いまして。
他人で失った希望は、他人で取り戻すんです。

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