高機動幻想ガンパレードマーチRTA   作:遊佐

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最終日

高機動幻想ガンパレードマーチRTA~最終日~

 

 

 

朝です。自動じゃなかったので、朝一で代替え機にします。

そして絢爛舞踏になりました。やっとかよ……

 

さて、準備っと。

まずは来須から精霊手、ののみに本当の名前を聞いて……ブータを召喚。猫の首輪をもらいました。そして不要なものは破棄。

次は装備、バズーカ2丁、肩にアサルトと剣のみ! 盾はつけません。アサルトは万が一の予備です。倉庫内にあるブーストアイテムを使用。

次に裏マーケットでブーストアイテムを全部購入して使用。

残った金でつぎ込めるだけ強化人工筋肉と改良アビオニクスを買い、使用。

ほとんどパイロット調整をしていないのがネックですね。

 

最終能力値はこちら。

 

    初期   初陣  攻防戦  最終決戦

体力  120 → 968  → 1510 → 2397

気力  130 → 1101 → 1287 → 1896

運動力 160 → 697  → 1287 → 2365

知力  140 → 585  → 731  → 878

魅力  140 → 427  → 399  → 756

 

 

 

*** がんばれっ! 負けるな! ***☆彡

 

 

 

 「……とうとう来たか。決戦存在が。それにしても、どの世界から来たんだい」

 「第8世界からだよ。狩谷夏樹くん」

 「…………8?」

 「君は知らないだろう。この世界の外側のさらに外、観測する側の世界のことを。俺はその世界から来た」

 「………………」

 「何度目の戦いかはわからない。数多くのプレイヤーに殺された君だ。悲しくすらある。けれど、何度も救われたはずだよ。だから今回も救ってあげるよ」

 「何を……言っている?」

 「今はまだ。ただ僕らはみんな、君の、君たちの幸せのために戦っている。さあ、ゲームだ。ゲームを楽しもう……プツッ、はっ!? 狩谷?」

 「………………」

 「な、なに?」

 「……そうか。お前も……」

狩谷は悔しそうに顔をゆがめた。

 「……だが、こうなってはもはや道はない。さあ、戦うとしよう。人外の伝説よ! 来いよぉぉぉぶぶぶぶぶ!!」

 

 

 

*** がんばれっ! 負けるな! ***☆彡

 

 

 

さて???戦は……どうしよう?

一応の戦い方の一例を。

まずは高台に上ります。敵の正面と応対します。手にはバズーカ2丁。

 

1ターン目、方向転換とジャンプで高台へ。そして方向転換。そこで……狙う+射撃です、

2ターン目、相手が近づくまで狙う+射撃、敵が攻撃範囲に入ったら実行2回。まずはこれ。

3ターン目、まだこない。

4ターン目、範囲内に入ったので発射、再度狙う+射撃

5ターン目、発射、2個とも捨てます。そして剣を装備。

 

 

 

*** がんばれっ! 負けるな! ***☆彡

 

 

 

 「くっ! バズーカがあまり効かない!」

 「わかってたことだよ。舞。あれを使う……リューンよ!」

その言葉に士魂号が、騒いでいる。起動していない1,2番機も。使え、使えと。私達を使えと、騒いでいる。

最強の幻獣を許すために。複座型の士魂号は言った。私達を使えと。

「全ての力を従えし万物の調停者の御名において!」

速水の言葉に、3番機の両腕が光りだす。

「そは絶望と悲しみより出で勇気と願いに変わる純粋なる力! 我は万古の契約の履行を要請する! 完成せよ 精霊手!」

3番機の両手が胸の前で組み、前へと進む。その光が拳に宿り、前へと押し出された。

 「グオオオオオオオオオオオオオッ!」

その光が狩谷に当たると、全身が溶けるように削れていく。

 「き、効いている……」

 「完全ではない! けどいける! いくよ!」

 「ああ!」

 

 

 

*** がんばれっ! 負けるな! ***☆彡

 

 

 

6ターン目、右飛、左飛で高台の後ろへ。射線をふさぎました。さて、2つ目の秘策。卑怯な攻撃法です。射線が通らないこといいことに、狙う+精霊手です。実は精霊手、ミサイルと同じで射線が通ってなくとも攻撃が出来ます。

7ターン目、狙う+精霊手を2回、で歌がでたのでブースト。

8ターン目、狙う+精霊手、敵の残り生命力が580なので前に出ます。

9ターン目、これ以降振り上げ+突きを繰り返してこちらがやられるのを待ちます。イベントの為です。

10~20ターン目、ようやく倒されてイベント。

 

 

 

*** がんばれっ! 負けるな! ***☆彡

 

 

 「よし、とどめ!」

速水は剣を振り上げた!

 「だめえ!」

その声にはっとして速水が校舎を見る。

加藤が泣きながら手を差し伸べていた。それを止める坂上の姿が見える。

 「殺さないで! なっちゃんを殺さないで!」

 「やめなさい、加藤さん! あれはもう狩谷君ではありません!」

 「いやあ! なっちゃああああん!」

 「くっ……」

速水は振り上げたまま動かない。いや動けない。

 「厚志! どうした! 奴はもう虫の息だ! はやくやれ!」

 「舞……」

芝村の言葉に逡巡する速水。だが違う。動かないのではない、動けないのだ。

 (な、なんで? なんでこの手は動かないの! うごけ、うごけ、うごけ、うごけ、うごけ!)

速水は力を振り絞る。だがその手は全く動かない。

 (みんな死んだ! 何人も死んだ! こいつらのせいで……違う! 僕もだ! 僕も拉致され! 名前も忘れて! 研究所で散々なぶられ、犯された! こいつらがいたせいで、すべてが狂った! クローンだってそうだ! 僕らは人の腹から生まれていない! それもこれも……全部幻獣のせいじゃないか!)

速水は涙すら流して力を振り絞る。だが動かない。

 (動けよ! こいつを殺せば、全部終わる! こいつを……)

 (まだはやい)

 (!?)

 (まだ、はやい)

暗い、暗い闇の中。速水は声のした方を振り返る。

そこにはもう一人の自分がいた。

 (お前の悲しみも、苦しみも、怒りも全部わかっている。だが、まだはやいんだ)

 

 「グウウウ……」

血だらけの狩谷が振り上げたまま動こうとしない3番機に近づく。

 「厚志!」

 「グガアアアアアアア!」

その腕が、3番機の胸を、コクピットを貫いた。

 「ぐう! あ、あつし……」

芝村が衝撃に顔をゆがめて前のコクピットを見る。

そこ見えたのは狩谷の腕が、速水の腹を貫いている姿だった。

 「あ、厚志ぃぃぃぃぃっっ!」

ズボッと腕が胴体から抜かれる。その衝撃で倒れる3番機。

 「厚志! 返事をしろ! 厚志!」

 「………………」

返事は、ない。

 「いやあああああああああああああああああああああ!」

舞の叫びがこだまする。

 

その時だった。

ののみは、空を見た。そして手をさし伸ばす。

 「むかしといまでないどこかがわかったのよ。それはみらいなの」

(そうだ。未来はいつだって)

 「かなしみにめーするの! だれひとりしななくても、おはなしはおわるのよ。それが、せかいのせんたくなの。」

(小さな子の本音の一言が全てを決める)

 「もういちどたつのよ。たちなさい。なっちゃんをたすけるの」

(大人の打算の言葉ではなく、知恵をつけた中途半端な少年少女の言葉でもなく、裏打ちのない本当の純粋なる小さな子の言葉)

 「ばんぶつのせーれーがどうか、しらない。うんめーがどうだかわかんない。ぶとうがどうとか、きいてないっ」

(それが世界の選択であり、すべての世界の真実の言葉だ)

 「でも、あっちゃんは、たちあがるのよ。のぞみがそう決めたから。それが、せかいのせんたくなのよ。のぞみがきめたの。せかいは、良くなるのよ。ぜったいに。たちなさい!」

(現在過去未来。僕たちは、すべての厚志は、すべてのプレイヤーは。幼子の真実の言葉を胸に、ただ一つの誓約を宣言する)

そして――

 

速水は血を吐きながら腕を動かした。

 

 「たちなさい!」

(さあ、僕よ。時はきた)

 

歯をくいしばって足を動かす。

 

のぞみは大きく息を吸い込んだ。

 「たちなさい!」

(今こそ生まれ出る最も新しい伝説だ)

 

腹を血まみれにしながら3番機は立ち上がった。

 「僕は……最も新しい……『厚志』、だ」

 「あ、厚志!」

 「みんな……力と想いを……ぼくに」

その言葉と共に機体が弱弱しい光に包まれる。その光がどこからともなく3番機に集まる。

 

(速水!)

(速水くん!)

(負けるな、速水!)

(俺もお前に賭ける)

(負けんじゃねえ!)

(アナタナラデキマス!)

(負けたら承知せんばい!)

(がんばれ!)

(速水ぃ!)

 

小さな光がひとつ、またひとつと20数個集まったのち、目の前の幻獣――その背にいる狩谷からも小さな光が生まれて3番機を包み込んだ。

 

(速水……頼む)

 「……そうだね、狩谷……君も、クラスメイトだ……僕は、僕がすることは……」

 

速水はその光を腕から剣に集めて、振りかぶった剣を振り下ろした。

 

 「君を許すよ、狩谷……そして幻獣よ……」

(その言葉は、YESである)

 

すべてが光に包まれた。

 

 

 

21ターン目。突き発動で撃破。お疲れさまでした。




エピローグは1時間後
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