ロック・リー転生伝 作:六亭猪口杯
例によって捏造祭り&カブトやイビキの口調が怪しいですが見逃していただけると幸いです…
薬師カブト視点
「…僕は7回目だからね。君達新人がはしゃぎ過ぎて潰されないようにお節介を焼いたまでさ」
教室内で騒いでいたうちはサスケの班へと声をかけると無警戒に話に乗ってくる。
楽なものだよ本当に。
「7回目…じゃあこの試験についても詳しいんですか?」
桃色の髪…春野サクラが質問してきた。
会話を続けて更に警戒を解くチャンスだ。
「勿論…と言ってもここ数年試験内容に同じものは一つとして無いから試験についてはそれ程役には立てないんだ…ごめんね?」
そう言うと少し残念そうな顔になるのを見計らって
「でもデータなら誰にも負けない自負があるよ」
ほら、と忍識札…カードを広げてみせる。
「…?白紙だってばよ」
「これは忍識札と言って僕のチャクラで焼き付けたデータを保管するためのものさ」
例えばこんな風に。
チャクラを込めると浮かび上がるグラフや図に驚嘆の声を漏らす一同。…周りの連中も遠巻きに集まってきてるけど…まぁ良いか。
「これは…受験者のデータ?」
「お察しの通り。ここ数年で集めた各国の受験者と今年受験するルーキーのデータさ」
もし気になる人が居るならサービスで見せてあげるよ?
と続けると今まで黙って見ていたうちはサスケが食いつく。
「…砂隠れの我愛羅、木の葉のロック・リーについての情報はあるか?」
砂隠れの我愛羅…人柱力か。
「勿論あるとも。…ほら、これだ」
差し出した忍識札に集まる3人。
「砂瀑の我愛羅。任務経験Cランク8回、Bランク1回。凄いね…下忍でBランクだなんて…他国の忍かつ今回が初受験だから詳しい情報はないけれど…」
その全ての任務を無傷でこなしたそうだよ。
そう続けると其々驚きの声を挙げる3人。
…まぁ一尾とはいえ人柱力なら当たり前だろうけどね。
内心でそう呟くと同時にサスケから続きを催促された。
「…ロック・リーの方は?」
「リー…第3班のロック・リーだね?」
それなら…これだ。と札を差し出して見せる。
3人が忍識札を覗き込んで内容を確認すると
「…これ、壊れてるんじゃない?」
今度はサクラから声が上がる。
さらに続けて
「これじゃ殆ど何も分からないのと変わらないじゃない…」
パラメーターの部分が体術以外真っ白だし!と言い切る彼女に静かに答えた。
「いや、それで合ってるよ」
彼は体術のみで下忍になったんだ。
その言葉にその場に居た全員が絶句する。
ようやく口を開いたサクラから興味深い話が飛び出した。
「でもそれじゃ最後の消えた術の説明がつかない…」
…消えた?
リー本人に忍術を扱える才能は毛ほども無いのは確認済みだ。
なら…
「どういう状況で消えたんだい?」
もう少し詳しく聞いてみる。
「サスケくんと戦った後、煙とともに消えてったんです」
だからてっきり何かの忍術なのかと…と言う言葉を聞いて一つの可能性に思い当たる。
口寄せの術。
遠方から契約を交わしたものを呼び寄せる時空間忍術。
アレなら忍術の使えないロック・リーが消えたと言うのも頷けるし…なによりも第3班にはそれをやりかねない人間が居る。
「…それは彼の仕業じゃないだろうね。多分味方の援護があったんだと思うよ」
「なら、あの身体能力は素の力だっていうのか…?」
サスケは信じられないと言った表情になっているが木の葉の特級戦力であるマイト・ガイの存在を考えると不思議でも何でもない。
下忍の彼らには知る由もないだろうが…はたけカカシに並び立つ木の葉の手練れとしてその筋では有名な人だ。
「多分そうだってばよ…リーは忍術が使えねぇって言ってた…」
九尾の器…うずまきナルトがそう呟くとシンと静まり返る。
あのマイト・ガイですら口寄せ等の術を多少は使えると言うのを考えると確かに相当なハンデではある。
でも
八門遁甲。
格上殺しになり得る外法。大蛇丸様ですら使用を断念した禁術。
…まぁ、目的にそぐわないと言うのもあるだろうけど。
逸れ始めた思考をもとに戻しながら忠告する様に続ける。
「兎に角、第3班には要注意だよ…」
心配する様な口調を作りながら続けて第3班の忍識札を広げていく。
「日向ネジ。言わずと知れた日向家の天才」
白眼と柔拳の組み合わせが強力無比なのは勿論、体術特化のリーでともやり合えると噂の難攻不落の天賦の才。
なによりも広い視野から来る冷静な判断はこの班の要と言っていい。
そう続けると驚愕したような顔になる3人。
既にロック・リーと一度やり合ってたみたいだし無理もないが…写輪眼を以てすればそれ程脅威でもないだろうに。
と、内心で呆れているとナルトが口を開いた。
「あのリーでも勝てないってのか…?」
一体どれだけつえーんだソイツ…と驚くナルトに
「噂程度だけどね。アカデミー時代から負けなしって話だよ」
まぁ八門を開いたら流石に勝負にならないだろうけど。
そこまでは口にせず続きを話す。
「テンテン…第3班の紅一点。半年前まではイマイチパッとしない普通の子だったんだけども」
最近じゃ噂にもなっているけど…2回も演習場を滅茶苦茶にした問題児はこの子で間違いない。
そう言うとやっぱり…と言った表情になるサクラ。
他の二人はそうなのか?と不思議そうな顔をしてるけど…正直何をしてくるか分からないと言う点ではこの子が一番怖い。…下忍レベルでは、だけど。
思考が逸れかけたのをもとに戻しつつ、多少は知っているようだね?と続ける。
「どうやら口寄せの術に傾倒してから化けたって話だよ」
最近回ってきた里近辺での起爆札の最大同時使用枚数の規定に関与しているって噂もあるし…と続けながら思考を回す。
短期間で急成長を遂げる下忍は珍しくない。
でも彼女の場合は成長と言うよりも
最近は三代目に色々教わっているのかちょくちょく顔を合わせている様だし…あの
勿論口寄せ等の術に習熟してきたというのもあるだろうが…
なにより大蛇丸様が少し
そんな考えをおくびにも出さず話し続ける。
「彼らの訓練は実戦さながらだそうだ。上忍を3人で相手取るとはいえ、惜しいところまで行ったって話もある」
…その際に演習場を破壊して三代目に呼び出されている様だし。
情報によればあのマイト・ガイに
流石にハンデなしというのはあり得ないだろうけど…既に並の上忍クラスなら相手にならないレベルだと思われる。
「つまりは3人揃っているなら上忍ともやりあえる連中だって事さ」
そう話を結ぶといつの間にか教室は静まり返っていた。
別に隠れて話してたわけじゃないとはいえ、盗み聞きとは感心しないな…とため息を吐いた辺りで教室のドアが開いた。
例の3人…第3班が入室してきた様だ。
全員の注目がそちらに移ったタイミングでサスケ達から離れる。…今は目をつけられたくないからね。
ロック・リー視点
「…俺たちが最後みたいだな?」
「そうとも限らないでしょ…ほら、まだ来てない子も居るだろうし」
「何にせよ遅れ気味なのは間違いないね?」
俺たちが試験の教室に入った時、その場に居た全受験者の視線が一気に集まった。
「…何だ?」
ネジが胡乱げな目でぐるりと見回すと其々が視線を逸らして席に着く。
…砂隠れと音隠れの連中は好戦的な目をしてるけど。
今から目をつけられると少し面倒だな…
「ネジくん、あまり喧嘩を売らない方が…」
ただでさえ俺達は同郷に警戒されてるんだから。と続けると。
「リーに言われたくないわよね?」
早速ルーキーのうちはと殴り合ったんでしょ?とからかってくるテンテン。口寄せ前の状況を話したのは失敗だったか…
でも口には出さないけど…多分警戒されてる原因は主に君だからね?
「全くだ」
呆れた様にため息を吐いて適当な席に座るネジ。
「後輩にお願いされたら応えたくなるものでしょうが」
適当に返答しながら空いてる席に着いた。
「そんな殊勝な考えがリーにもあったんだ…」
若干失礼な事を言いながら座るテンテン。
まぁ、らしくないのは自覚してるけどさ…
そこまで言わなくても、と文句を言う前に教壇付近に人の気配が生えた。
教壇に目を向けるとボンッと言う軽い炸裂音と共に真っ黒なコートを来た強面の男と複数人の忍らしき集団が立っていた。
「揃っているな?…これより中忍試験第一次選抜を行う!」
ジロリと受験者を見渡すと
「俺は試験官の森乃イビキだ…今回はお行儀が良い連中で嬉しいぞ?」
毎年暴れるカスが数人は居るからな…と続けて
「いい機会だから言っておく…試験官の許可なく戦闘行為やそれに類するものを行うカスは即失格だ。試験官が許可したとしても相手を死に至らしめる様な行為も認められん」
だってさ?と軽く肘打ちして来るテンテンに苦笑しつつ。
再度俺達を見渡してイビキ試験官が話を続けるのを見て聞くことに集中する。
「俺に逆らうゴミは即失格という訳だ…分かったな?」
そこまで言うと周囲の試験官であろう連中がニヤニヤしだす。
…まるで映画で出てくる軍隊の鬼軍曹みたいだな。
「…理解が済んだ所で全員志願書を持ってこちらに来い。座席指定番号を受け取ったら指定された席につけ。全員が着席したら試験用紙を配る」
そう告げられて続々と教壇へと向かう受験者達。
そんな中で1人
「ペーパーテストぉ!?」
なんて叫んでる子も居たが。
…というかナルトだった。
皆の目がそちらに集中した隙に俺の後ろに並んだテンテンから声がかかる。
「ねぇ、リー…正直なところ自信はある?」
並んでいる間にヒソヒソと話しかけてくるテンテン。
「ある訳ないじゃん…」
ガチの筆記試験を受けるなら不合格待ったなしである。
空いてる時間は全て修行に費やしている俺は自分に必要な知識以外はてんでダメだ。
この先の展開を知っているからこの試験で落ちることは無いと思うけど…流石にそんな事言えないし。
いつも通りを装うなら俺は不合格前提で話すしかない…少し心苦しいけども。
「だよね…じゃ、何とかしないとね」
と言いながら腰の道具入れから何かを取り出して手渡してくる。
「…これは?」
受け取った小指の先ほど大きさの機械を手の中に隠しながら確認する。
「小型の通信機。受信しか出来ないけどその分小さい最新型」
結構高かったんだから大事にしてよ?と囁くテンテン。
始まる前からカンニング前提で行動するのはどうかとも思うけど…この試験の場合はそれが正解だからなんとも言えない。
「有難いけど…良いの?」
「バレなきゃ良いでしょ。…上手く隠しなさいよ?」
没収されたら弁償してもらうからね!と小声で忠告された。
普通はバレた時点で共倒れで失格だし、そっちを危険視すると思うけど…と苦笑しながら
「ありがとう」
小さく感謝を伝えて受信機を袖口を折って挟む様に隠す。
上着が有って良かった…ゆったりとした袖口はモノを隠すのにうってつけだし。
「聞き取れなかったら軽く頭を掻いて。伝え直すから」
そう言いながら少し自身の襟元をいじるテンテン。
…発信機は既に装備済みって訳か。準備万端だな…
「ネジくんは大丈夫かな?」
「大丈夫でしょ…私達の代の主席卒業生だもの」
それに最悪は白眼で見ればどうにでもなるわよ。としれっとカンニングを推奨している。
…まぁネジなら普通に合格しそうだけども。
「…そろそろ口を閉じろ。バレるぞ」
俺の前に居るネジから注意されて前を向く。
イビキ試験官の後ろに立つ試験官たちが騒いでたナルトから目を離して受験者全体を見張り始めていた。
…というかネジも
「…良し。この番号の席に座れ」
志願書を渡すと番号が書かれた小さな札を渡される。
席に向かうと程よく中心部に近い。
テンテンは俺の後方、ほぼ一番後ろの席だ。これなら先ほどのサインも通るだろう。
ネジは…まぁ、何処でも変わらないが俺の少し前方に座っている。
2人の席を確認した所で全員に試験用紙が配られたのを確認したイビキ試験官が黒板の前に立って試験の説明を始めた。
「試験用紙はまだ裏のままにしておけ。今からこの試験におけるルールを説明する…」
伝えられたルールを要約すると。
一つ、この試験は減点方式であり1問間違うごとに1点引かれ、持ち点10点を失った時点で失格となる。
二つ、これはチーム戦である。最終的に持ち点をどれだけ多く保持出来ているかを競ってもらう。
三つ、カンニング等の不正行為は見つかった数×2点のマイナスとなる。
大きく分けるとこの三つだ。
まぁ、原作通りなら後からいくつか追加されるだろうけど。
「…無様なカンニング等してみろ、容赦なく減点するからな?」
精々忍らしくやることだな。と続ける森乃試験官。
「そして最後のルール…一人でも0点になった場合はその時点でチーム全員不合格だ」
つまりは連帯責任と言う訳だ…ニヤニヤと笑いながら告げる森乃試験官に動揺する受験者に構わず
「では試験を始める。制限時間は一時間だ…始め!」
中忍試験第一次選抜が開始された。
(分かってた事だけどこんなん分かる訳ないだろ…)
1問目から既に専門分野に足を踏み入れかけてる問題に思わず頭を抱える…振りをしながら自然に袖口に仕込んだ受信機を耳元に近づける。
『…聞こえたら軽く頭を振って』
小さな声でギリギリ耳に届いた声に答える様に頭を振ると
『OK…20分後にもう一度連絡する。それまで待機で』
そう言うと静かになる受信機。
…失点を回数でカウントするって事は仮に今のがバレてたとして-2点、次の通信でバレたとしても全部伝えきった時点で一回とカウントされれば-2点で合計4点の失点で済むって考えか。
もしも2人がバレたとしても失点8、テンテンと俺で6点ずつ取れれば後はネジが満点取れば平均点は7点を超えるし十分合格を狙えるって考えだろう。
やっぱり頭の回転が速いな…と苦笑しながら問題用紙とにらめっこを続ける。
…第10問が原作通りなのを見て安心したのもあって大分心に余裕が出来た。
試験から20分が経過したあたりから壁際に居る試験官の動きが活発になり始める。
この試験の本意に気付いた連中もカンニングを始めたみたいだな。
視線を動かさずに周囲の様子を探っていると受信機から声が聞こえてきた。
『…1問目は…』
こっちも始まった事だし本腰入れて行くとしますか。
「…102番、立て。失格だ」
続々と失格者が出ているが俺達の番号は呼ばれていない。
もう回答は全部埋め終えたから不正行為が原因で失格することはないだろ。
途中で近くの奴に飛んでった苦無に反応しそうになった時は焦ったけど。
いきなり刃物を投げるのは止めて欲しい…反射的に弾きそうになる。
内心で愚痴っていると最後の問題の出題時間になった。
「全く…今年の受験者は愚図が多くて困る。お前らは少しだけマシだがな?」
教室の前方に立ったイビキ試験官が全員の注目が集まったのを確認して口を開く。
「最後の設問…第10問を出題する前にちょっとしたルールを追加させてもらう」
その言葉を聞いて教室中に動揺が広がった。
更に面倒なルールが追加されると思えば無理もないが。
「先に言っておくがこれは絶望的なルールだ…」
コツコツと足音を立てながら教壇の前まで進むイビキ試験官。
「まずお前らにはこの第10問を"受ける"か"受けない"かを選んでもらう」
そう言うと受験者から…アレは砂隠れの風遁使いか…から質問が飛んだ。
「選ぶって…もし受けないを選んだらどうなるの!?」
「その時点でソイツの持ち点は0だ。当然班員も道連れで不合格とする」
「それじゃあ受ける一択に決まってんだろ!」
返答を聞いて受験者が口々に声を上げるが…
それに構わず静かに、冷淡な声で答えるイビキ試験官。
「そして最後のルール…"受ける"を選んで間違えた場合は今後の中忍試験への受験資格を永久に剥奪する!」
そう告げると教室中から非難の声が殺到する。
その全てに対しての返答は実に簡潔だった。
「お前らは運が悪かったな…今年は俺がルールだ。それに退路はちゃんと用意してやっただろう?」
無理だと思うなら諦めて来年また受験すれば良い。
イビキ試験官がそう続けると受験者全員が黙り込んだ。
「…では第10問目の出題だ。"受けない"者は手を挙げろ」
一人、また一人と手を挙げて失格になっていく受験者。
…しかし改めて考えてみると効率の良いやり方ではある。
覚悟のある無しを命のやり取りをせずに確認出来る良い試験だ。
前半で情報収集能力を確認、脳筋一辺倒な奴らを篩い落として。
最後の設問で精神的な負荷を掛けられた状態でなお貫き通せる覚悟があるか、中忍と言う責任を負うに足る器かを簡易的に測る事が出来る訳だ。
そんな事を考えながら時間が過ぎるのを待っているとナルトが手を挙げて…振り下ろした。
大きな音で注目が集まる中、堂々と啖呵を切るナルト。
「なめんじゃねぇ!俺は逃げねぇぞ!」
一生下忍になったとしても意地でも火影になってやる!
その熱に当てられたのか、その後に手を挙げる者は現れなかった。
…試験の結果に影響がある程に、その場にいる全員の覚悟を決めさせる熱量を持っている。
やはり主人公は違うな…と感心していると満足そうに頷いたイビキ試験官から結果が伝えられた。
「…いい決意だ。では此処に残った全員に第一次試験の合格を申し渡す!」
受験者全員が驚いた顔で矢継ぎ早に質問を続けているが…何にせよこれで第一次試験は無事に突破出来た訳だ。
後ろを振り向くと小さくピースサインをしているテンテンを見て少し笑いながら小さく手を振り返した。
…次の試験、死の森での巻物争奪戦から本格的に大蛇丸の介入が始まる。
音隠れの忍がナルト達に襲撃を行うのを守りに行かなければならないのが俺にとっての中忍試験における第2関門な訳だ…
自分の手札をどれだけ活用出来るか、何処まで披露して何を隠すか。
色々考えて動かないとな…
一次選抜はほぼ原作通りの流れになりました…変更出来る部分が少ないと言うのもあり、カンニング方法が変わったくらいです。
…イヤホンを袖口に隠して授業中に音楽を聞くアレを想像して頂けると大体近いと思います。
原作様だと電灯に仕込んだ鏡を使ってましたがあれって何時仕掛けたんでしょうね…?教室に入った時点で仕掛けてたとしたら準備万端度合いで負けてますし、試験開始後に仕掛けたんだとしたら相当度胸がある行為ですね…