推しの弟~天才VSサヴァンの恋愛証明 作:5億円借金おじさんガチ勢
ジョン・ラドグリフ病院。複数有るオックスフォード大学病院の1つであり、オックスフォード大学の敷地内に存在する。名前の由来だが、18世紀のオックスフォード大学医学部の卒業生 ジョン・ラドグリフ医師の名前から取られたのだ。
オックスフォード大学病院の中でも最大の規模を誇り、緊急病棟としても機能している。そのため、24時間機能しており、小児医療、心臓センター、女性センターも併設しており、物凄く規模がでかいのだ。と言うか、医療技術の研究も盛んに行われており、博士号を持つコンスタントだけでも何十人と居ており、お抱えの医師でも沢山居るのだ。
「はい!やって来ました!!オックスフォード大学付属病院の中でも一番大きなジョン・ラドグリフ病院でーす!!」
「でかい!!高千穂の総合病院よりも大きい!!」
そんなジョン・ラドグリフ病院の前で、撮影を開始する早坂あっちゃんとルビーちゃん。そんな2人の側にはジョン・ラドグリフ病院のスタッフ制服の上から白衣を着て首に聴診器をかけた奏ドクターが立っている。
「うん。そもそも海外と日本じゃ、お医者さんの仕事がちょっと違う。イギリスじゃお医者さんは専門分野に分かれてるし、人も多いからね。1つの病院で働くお医者さんの人数も多いんだ」
そう、日本と海外では働くお医者さんの人数が違うし、海外では内科や外科だけではなく日本より細かく専門分野に分かれて役割分担されているのだ。
日本ではご存知医大という狭き門を潜り抜けて6年間勉強に励み、卒業後毎年2月に行われる医師国家試験に合格して医師免許を得て、それから研修医となり…内科や外科を巡って研修しながらどんな医者になるのか決めるのだ。余談だが、日本ではイギリスと比べて所属する医師の数が少なく…外科でも内科のことを知る必要がある。そして、日本では外科医になるのにオペの技術は関係なく、勉強さえ出来れば脳外科医になることが出来るのだ*1。
「ということは田沼が医者になる頃には、26歳か。まだまだ先ね」
「そゆこと。研修医を終えて一人前の医者には早くても28だよ」
早坂と奏は帝国大学医学部で勉強する、秀知院時代にデキ婚しちゃったゴッドハンドの孫である田沼翼を思い浮かべる。翼くんが医師免許をゲットするのは最短でも26歳!そこから研修医生活の2年間が始まり、一応の一人前の医師として働く頃には28歳なのだ。
「イギリスは違うの?」
「ちょっと違う。俺は飛び級が認められた例だけど、飛び級じゃないバージョンを説明するよ?」
イギリスの医師のなり方(飛び級なしバージョン)
医大に入学→5年間(研究過程が入る場合は6年間)学び、卒業と同時に医師免許を交付。その後、約1~2年間の実地研修が始まり、ある程度の実技含む実力を認められて専門分野の外科および内科の専門医になれるのだ。因みに専門医のなり方はロンドンなどで行われる様々なシチュエーションを想定した実技試験である。
「この実技試験を得て、専門医…ミスターの称号を得るんだ。そこから更に技量が認められたりするとコンサルタントって上の称号が貰えるよ」
なので日本と違って実技としても認められないと、外科医になれないし研修医を卒業出来ないのだ。因みに研修医のお給料はプロのバリスタ以下、まあ、食っていけるが医師としては低いほどであり、先日…ロンドンで若手研修医達が賃上げのデモを起こしたとか。
「イギリスの医師は町医者やジェネラリストとして幅広い知識を持つ、GP…家庭科医が最初に診察。家庭科医が専門のお医者さんを紹介して、そこで診断って流れが多いんだ」
イギリスは日本と違ってお医者さんがきっちり役割分担されている。
先ず、掛かり付けの町医者だったり、病院に訪れたのは良いが一先ず初診の人がお世話になるGP。幅広い知識を持ち、患者の状況を的確に判断して最適な医師を紹介する。基本給料は一番高いが、責任重要である。
内科。内科だけでも沢山有る。循環器内科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科だったり沢山有るのだ。それらの専門医達がGPから紹介された患者を見てくれる。
外科。外科も各々のスペシャリスト達で分かれており、エリート集団の脳外科医、胃を含めた内臓など消化器官外科、奏が働く心臓外科、骨などの形成外科、手術の傷痕や火傷の跡などを目立たなくする整形外科などなどだ。
「一応、消化器官外科と循環器外科の認定も貰ったけど、俺は心臓外科の専門だからここでは心臓外科の手術しか行わないんだ」
「救急車が来たら?」
「救急外来はそれ専門のスペシャリスト達が控えているからね」
そしてオックスフォード大学付属病院であるジョン・ラドグリフ病院は緊急病棟でもあり、救急車で急患が運ばれてくることがある。そんな時は急患対応のスペシャリストが対応を行うのだ!!
それは救急医療チーム…A&E(アクシデント&エマージェンシー)対応チームが対処するのだ。彼らが救急車で運ばれた急患の初期治療を対応。初期治療の結果、心筋梗塞での手術が必要とあらば、心臓外科チームから奏達が召集される場合もある。
「こんな感じ。外科も内科も学力だけじゃなくて、最低限の技術が必要だし、お医者さんの人数も多くて役割分担が細かくされている。だから日本と違って原則完全週休2日だし、連続100日出勤とかないよ。過労死なんて日本だけだからね」
海外、日本と違って過労死はない。日本人働きすぎとは良く言ったものである。
基本消費税20%だが、しっかりとその消費税などの税金を医療などに活かしているので、このように出来るのだろう。
「とりあえず、御行兄ちゃんには…欧米での病院ノウハウを完全にマスターしてもらわないと。日本の医師の負担を減らすために!」
頑張れホモォの大家にケツアナを狙われつつ、野生のワニに命を狙われつつ、物価高と戦う御行兄ちゃん!!欧米の病院経営ノウハウをマスターしないと、後のゴッドハンド奏が日本で執刀してくれないぞ!!
そして奏が暇な時はジョン・ラドグリフ病院の裏側を案内してくれることになったのだが…
「レッツゴー!!」
「前世の私もこんな経験したかった!!」
ペースメーカーを埋め込む手術の患者である小学生の女の子を手術室に連れていくときは、子供が乗れるラジコンカーで手術室にレッツゴー!!実はこれ、日本のとある病院でも行われている。
「ご飯美味しい!」
「美味しくて栄養も良いときた!」
ジョン・ラドグリフ病院には元気な入院患者とその家族、職員、医師そしてオックスフォード大学医学部の学生が使えるカフェテリアがあり、そこの食事は栄養満点で美味しい。しかも職員と学生は安くしてもらえる。
「これは日本にもあるかな?SUBWAYもあるよ」
「SUBWAY!?生き取ったんかわれぇ!?」
「早坂さん!?」
日本では数を減らしたSUBWAY。ジョン・ラドグリフ病院では健在であった。
「奏と…久しぶりだなミス早坂」
と、目の前から金髪でスーツ姿の30代半ばになった奏のあしながおじさんで指導医 ジョン・ラドグリフ病院心臓外科部長そしてオックスフォード大学医学部心臓血管教授でもあるケビン先生が前から歩いてきた。
「ケビン先生、お久しぶりです」
「それで、君が奏の姪っ子のルビーかね?私はケビン・イェーガーだ。心臓外科の部長をしてるよ」
「よろしくお願いします!」
「あれ?ケビン先生、今日は大学で講義じゃなかった?」
「ああ…そうなんだが、ロンドンまで心臓を取りに行くことになった。奏、レディーをエスコートしろよ」
そしてケビン先生は去っていった。
「「まって!!心臓を取りに行くってどういうこと!?」」
「脳死状態のドナーさんの居る病院から、心臓を取りに行くんだ」
心臓を取りに行くというパワーワード!!日本では先ず聞けません!!
日本では心臓移植は年間50件前後しかなく、多くても100件未満。
奏くんちゃん、お嫁さんどうする? ルビーが新生B小町デビュー時は未婚です
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障害が遺伝する可能性有りだから未婚
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ハーサカさんを幸せにするのだ!!
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MEMちょを生き遅れにするなよ!