チェンソーウーマン   作:やまなお

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テスト勉強諸々でとんでもなく投稿期間が空いてしまい申し訳ございません。
不定期ですが、また投稿を再開していきます……
(ちょっと戦闘シーン長くなりそうなので今回と次回は1話分です)


パワーハリケーン

 

姫野の不意打ち攻撃により左腕を切り落とされるヨシダ。掴んでいたマキマの破損した肉体を落としてしまう。

姫野は構わず刀を使いヨシダに追撃を喰らわそうとする。しかし相手は爆弾を使う強敵、未来を読んで即座に行動しないといけない。

 

(一手でも間違えれば死ぬ)

 

小さな爆発が姫野目掛けて巻き起こる。何とか未来の悪魔の力を使い、避けていく。

 

(未来が見えるといっても数秒先だけ。それに体が反応できるかはわからない)

 

(最高の判断、最高の判断、最高の判断)

 

(最高、の…)

 

ヨシダは右腕を核ミサイル化して、辺り一体を爆発の渦に飲み込む。未来を読めるといってもこれを即座に避けることは不可能……だが、ここで姫野に助けが入る。

 

「あっぶね!」

 

「ごめんな〜遅くなった!」

 

爆発に巻き込まれそうになった姫野を間一髪のところで暴力の魔人が救出してくれた。もし暴力の魔人が来ていなかったら爆発に巻き込まれて即死だっただろう。

 

「はじめて悪魔とお友達になりたいって思ったよ」

 

姫野はそう伝えると立ち上がり、戦闘態勢に入る。暴力の魔人もそれに続く。

 

「ちょっとタイムタイム」

 

2人の様子を見たヨシダが手でジェスチャーしながら2人に伝えてくる。

 

「こっちは貧血でほとんど裸、そっちは二人ってズルいだろ」

 

 

「確かになあ…なんかハンデあげます?」

 

 

「あげない」

 

 

「だってな!ごめんな!」

 

 

「タイム終了」

 

ヨシダがそう呟くと、後ろから建物を破壊しながら「台風の悪魔」がやって来る。けたたましい暴風が吹き荒れている。

 

「ヨシダ様!台風タダイマサンジョウシマシタ!」

 

 

「ズルう〜!」

 

暴力の魔人の素っ頓狂な声が響く中、天使の悪魔はマキマを回復させるために既に息絶えた女性の遺体を持ってくる。

パワーも見守る中、マキマのスターターを引く。すると頭にチェンソーが生えた状態で復活を果たす。

 

「普通の悪魔なら死んでおるというのに…!」

 

「さすがチェンソーじゃの!!ワシが従えるほどじゃ!!」

 

天使の悪魔は何も着ていないマキマに服を渡しながら話し始める。

 

「キミの彼氏は人を殺しすぎてる。このまま野放しにしたらもっと大勢死ぬ」

 

「チェンソーちゃん選びなよ。大人しく彼に殺されて被害を抑えるか、彼を殺すか」

 

その言葉を聞くと服を着ながらマキマは立ち上がる。

 

「こっちはずいぶん簡単な選択肢だなあ」

 

「…ヨシダ君は意味分かんないほどに強いよ」

 

天使の悪魔はパワーの方に目を向けて話し始める。

 

「パワーちゃんはチェンソーの悪魔の事知っているみたいだね。今日死にたくなければ話せる事を話すべきだよ」

 

パワーはその言葉を聞くと、チェンソーの悪魔について語り始める。

 

「チェンソーのやつ、足が物凄く速いんじゃ…でも移動するとき足だけじゃない…!」

 

「チェンソーのチェーン使って移動してたんじゃ…!チェーン飛ばして引っ掛けて建物から建物へ…!」

 

パワーの言葉を聞いて、マキマはその意味を理解し始める。

 

「そっか…!サムライソードは居合で移動してたし、ヨシダ君も爆発で移動をしていた…」

 

「自分の力の応用方法、分かっちゃったかも!」

 

 

「流石チェンソーじゃの!ガハハハハ!」

 

 

「やり方は何となく分かったけどサポートする人が必要だな…あ、パワーちゃん、ちょっとこっちに来てくれない?」

 

 

「え?なんでじゃ?」

 

 

「とっておきの方法見つけたから試したくてさ」

 

パワーはマキマの発言に疑問を浮かべながらも近付く。するとマキマは片方の腕から生やしたチェーンでパワーの体と自分の体を巻き付けた上で離れないようにする。

 

「は?」

 

 

「こういう事!!」

 

「私が片方のチェーンで移動しながら、もう片方のチェーンでパワーちゃんと体をくっつける!そしてパワーちゃんが血を使ってサポートするってコト!」

 

 

「な、なんじゃその方法は!?」

 

チェンソーの駆動音が辺りに響く中、マキマの基本は当たっているが別の所で違うやり方に流石の天使の悪魔もツッコミを入れる。

 

「そういうやり方でいいの!?なんか、合ってるけど違くない!?パワーちゃん巻き添いにされてない!?」

 

 

 

「え〜?これが正解だよねパワーちゃん!!」

 

 

「どこが正解じゃ!!離せ〜!!」

 

 

 

パワーはマキマのやり方に反対の姿勢を見せる。それを見たマキマは少し考え、お得意の方法でパワーを躾ける。

 

「パワーちゃん、これは命令だよ。このやり方が正解だと言って」

 

 

「ヒエッ!?」

 

マキマから謎の圧を感じたパワーは押し黙る。すると移動しながら叫び始める。

 

「せ、正解!!正解!!正解じゃ!!」

 

 

「よし、走るよパワーちゃん!!」

 

 

「大正解じゃあ〜!!」

 

チェーンでパワーごと移動していくマキマ。そんな様子を姫野は下から目撃する。

 

「マキマちゃん!?」

 

ヨシダは建物に掴まりながらマキマの方を見て笑い出す。

 

「あはははは!なんだそれ〜!」

 

 

「来タナ!チェンソー!!」

 

マキマはチェーンを建物に引っ掛けながらヨシダと相対する。台風の悪魔による暴風音とチェンソーの駆動音が響く中、ヨシダはマキマに警告を出す。

 

 

 

「マキマちゃん!蘇った事後悔させてやる!」

 

 

「パワーちゃん!!私に後悔させないでよ!!」

 

 

「ハ、ハイ…!!」

 




くろうばあないと大好き!
(戦闘シーン書くの難しい……)
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