オーバーロードにTS転生者を叩き込んでみた   作:連載として再構築

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第一章 閑話 スレイン法国にて

スレイン法国、至高の座とされる六大神の神殿・会議の間。

外界から隔絶されたこの聖域には、重苦しい沈黙とそれを上回る熱を帯びた高揚感が漂っていた。

円卓を囲むのは、人類の守護者たるスレイン法国を統べる最高幹部、六人の枢機卿たちである。

 

「報告書には目を通したか……リ・エスティーゼ王国の『第三王女』に関する件だ」

 

口火を切ったのは、土の神官長であった。

彼は手元の羊皮紙を指で弾き、その視線を他の枢機卿たちへと巡らせる。

そこには、カッツェ平野における帝国との戦争、そしてその結末が克明に記されていた。

 

「無論だ。帝国の四騎士を従え、伝説級のアンデッドであるスケリトル・アビスドラゴンを討伐したとのこと。漆黒聖典による訓練の成果が出ているとはいえ、その成長速度は我々の予測を遥かに上回っている」

 

火の神官長が感嘆とも畏怖ともつかぬ溜息を漏らす。

かつて彼らが『真実の間』で鑑定した際、少女が示したタレントは『限界突破』『万能の器』、そして『永遠の歌姫』の三つであった。

それらは理論上、神人すら凌駕しうる可能性を秘めた、まさに人類の至宝たる原石である。

 

「カッツェ平野での戦いぶり、監視させていた風花聖典からの報告によれば、彼女は『永遠の歌姫』の力を使いこなし、帝国軍と王国軍を一時的に掌握したという。敵対する勢力を歌一つで結びつけ、共通の敵に当たらせる……これはもはや、一種の精神干渉、あるいは神の奇跡に近い」

「うむ。帝国の『鮮血帝』ですら彼女の前では矛を収めざるを得なかったようだ。あの若き皇帝が政治的な損得勘定を超えて一人の人間に執着するなど、前代未聞の事態と言えよう」

 

水の神官長が老獪な笑みを浮かべて頷いた。

彼らにとって、王女アリサが国家間の枠組みを超えて影響力を持ち始めたことは、計画の修正を迫られる事態ではあるが、同時に好機でもあった。

腐敗した王国がどうなろうと知ったことではないが、アリサという個体が人類最強の存在へと至る過程において、この実戦経験は大きな糧となるからだ。

 

「だが、懸念すべき事態も発生した……王都における毒殺未遂事件だ」

 

レイモンドの声が低くなると、場の空気が一瞬にして凍りついた。

それは彼らにとって、管理下の至宝に傷をつけられたという屈辱であり同時に底知れぬ恐怖でもあった。

もし彼女が失われれば、人類救済の切り札が一枚、永遠に失われることになるからだ。

 

「裏社会の組織『八本指』と、帝国の暗殺者集団による犯行……か。愚かな。神に選ばれし愛し子に毒を盛るなど、万死に値する冒涜だ」

「報告によれば、使用されたのは未知の複合毒。低位の信仰系魔法では解毒不可能な致死性のものだったという。本来であれば、あそこで王女の命脈は尽きていたはずだ……だが、彼女は生還した」

 

レイモンドの言葉に、枢機卿たちがごくりと喉を鳴らす。

ここからが、今回の報告における最大の不可解点であり、最も重要な議題であった。

 

「風花聖典の観測員は見たそうだ。死の淵にある王女の胸元に、黄金の輝きを放つ『首飾り』が出現したのを。そしてその輝きが王女を包み込んだ直後、彼女の肉体は毒に侵される以前の状態……いや、それ以上に強靭な状態へと再構築されたと」

「……神器、か?」

「あるいは、六大神が遺されし品々に匹敵する何かか。法国の宝物庫にも記録がない未知の武装だが、あれが王女のタレント『万能の器』に呼応して顕現したのならば……」

 

彼らの常識では測れない事象。

だが、結果としてアリサは死の淵から蘇り、より高位の存在へと昇華した。

彼らはそれを、神々が彼女に「まだ死ぬ時ではない」と加護を与えたのだと解釈した。

 

「神は彼女を見捨てなかった。それどころか、新たな力を与えられたのだ。その証左として、復活直後の彼女が行った『掃除』……六腕の殲滅戦を見れば明らかだろう」

 

話題は、王都の夜を駆け抜けた殲滅戦へと移る。

そこで観測された戦闘データは以前のカッツェ平野でのものを、さらに凌駕していた。

 

「六腕といえば、アダマンタイト級に匹敵すると豪語していた連中だ。それが一晩で、たった二人の手によって壊滅させられた。一人は、王女が見出した剣士ブレイン・アングラウス。そしてもう一人は……」

「金髪の女冒険者か」

 

報告書に添付された似姿絵には、アリサによく似た面立ちの、しかし髪と瞳の色が異なる少女が描かれていた。

その戦闘能力は凄まじく、六腕の幹部を一撃で粉砕し、魔法を素手で弾き飛ばしたという。

 

「アリサ王女のタレントの一つに、分身を生み出すものがあったか?」

「いいえ。『永遠の歌姫』の能力詳細には、精神干渉やバフ効果はあれど、物理的な分身生成などという記述はありませんでした。考えられるとすれば、あの『首飾り』による何らかの召喚魔術、あるいは幻影の類でしょう」

 

光の神官長イヴォンが、冷静に分析を述べる。

彼らにとって、重要なのはあくまで「本体」であるアリサだ。

突然現れたサリアという存在は、強力ではあるものの、アリサが生み出した使い魔か、あるいは魔法的な傀儡(ゴーレム)の一種であると結論づけられた。

 

「所詮は分身、あるいは影法師に過ぎん。本体であるアリサ王女が『万能の器』である以上、その影が多少強力であったとしても、それは本体の余剰出力に過ぎない」

「左様。我々が注視すべきは王城にいる『本体』の動向だ。分身がどこで何をしようと、本体さえ確保しておけば、その力はいつでも回収できるのだろう」

 

彼らの認識は、致命的ながらも合理的であった。

ユグドラシルにおける「アバター」という概念を知らない彼らにとって、分身が本体と同等、あるいはそれ以上の自由度を持って活動するなど、想像の埒外だったのだ。

ゆえに、彼らはサリアに対する警戒レベルを引き下げる判断を下す。

 

「金髪の女冒険者は王都を出立し、聖王国方面へ向かったとの情報があります。ブレイン・アングラウスは南下し、我が国へ向かっているようですが」

「ブレインについては、受け入れの準備を進めよ。王女が認めた男だ、相応の待遇で迎える価値はある。だが金髪の女冒険者については放置で構わん」

 

レイモンドが断言する。 その瞳には、盤面全体を見渡す冷徹な色が宿っていた。

 

「分身を遠隔地に放つことで、王女は自身の安全圏を広げようとしているのだろう。むしろ、金髪の女冒険者が聖王国で暴れ回れば、諸外国の目はそちらに向く。その隙に、我々は王都にいる『本物』との結びつきをより強固なものにすればよい」

「なるほど。自らの影を派手に動かし、本体への注目を逸らす……その深謀遠慮、為政者としての資質も十分と言えよう」

 

枢機卿たちは、アリサの意図を深読みし、勝手に納得していた。

まさか王女本人が、「冒険がしたいから」という子供じみた理由で分身を送り出したなどとは、夢にも思っていない。

彼らにとってアリサは既に、神算鬼謀の英雄として認識されていたのだ。

 

「では、方針は決定だ。引き続き王都のリ・エスティーゼ城内にいる『アリサ王女』の監視と保護を最優先とする。 帝国、あるいは他の勢力が再び彼女を害そうとするならば、今度こそ漆黒聖典を動員してでも阻止せよ」

「金髪の女冒険者に関しては?」

「監視の必要なし。 報告に留める程度でよい。聖王国で野垂れ死のうが所詮は魔力でできた人形。本体が無事ならいくらでも代わりは作れるだろう」

 

こうして、スレイン法国の最高決定機関における会議は幕を閉じた。

彼らの決定により、『金髪の女冒険者』という存在は国家ぐるみの監視網から外れ、完全な自由を得ることになった。

それはアリサにとって、望外の幸運であり――同時に、聖王国で巻き起こるであろう大騒動の幕開けでもあった。

 

会議室の扉が閉じられる直前、レイモンドはふと、窓の外に広がる空を見上げた。遠く西の空、聖王国の方角には、不穏な雲が立ち込め始めている。

 

「……精々、世界を掻き回すのじゃな、王女の影よ。 その混沌が、いずれ真なる救世主の座を盤石にする礎となるのならばな」

 

彼の呟きは、誰に聞かれることもなく、静寂の中に消えていった。

 

 

スレイン法国、北西部に位置する国境要塞。

重厚な石壁が聳え立ち、見張り台からは常に鋭い視線が周囲の荒野へと注がれているこの場所は、人間種を守護する最後の砦としての威圧感を放っていた。

その巨大な城門の前に、一人の剣士が立っていた。

 

旅の埃にまみれた外套を纏い、背には刀を一振り。

一見すればどこにでもいる傭兵のようだが、その立ち姿から滲み出る研ぎ澄まされた気配は、彼が只者ではないことを雄弁に物語っていた。

城門を守る衛兵隊長が、警戒心を露わにして槍を突きつける。

 

「止まれ。ここより先は神々の庭、スレイン法国の聖域である。許可なき者の立ち入りは固く禁じられている。直ちに立ち去れ」

「手荒な歓迎だな。だが、俺は遊びに来たわけじゃない」

 

男――ブレイン・アングラウスは、切っ先を向けられても眉一つ動かさず、懐から一通の封書を取り出した。

王家の紋章が押されたその蝋封が、朝日に照らされて鈍く輝く。 それを見た隊長の目が、驚愕に見開かれた。

 

「こ、これは……リ・エスティーゼ王国の王家紋章!? 貴様、何者だ」

「俺はブレイン・アングラウス。王国のラナー王女殿下より、法国の上層部へ親書を預かってきた。 中身については知らんが、俺の『身元引受』について書かれているはずだ」

「ブレイン・アングラウスだと……? まさか、先のカッツェ平野にて骨竜を討ち取ったという『六人の英雄』の一人か!?」

 

隊長の声が裏返る。

情報統制が敷かれているとはいえ、軍部においてあの戦いの噂は既に広まっていた。

人間離れした武勇を誇る英雄の来訪に、衛兵たちの間にどよめきが走る。

 

「……話は分かった。だが、即座に通すわけにはいかん。ここで待て。上に確認を取る」

「ああ、構わん。逃げも隠れもしないさ」

 

ブレインは不敵に笑い、その場に胡座をかいて座り込んだ。

その瞳は、閉ざされた門の向こう側、未知なる強者たちが蠢く神の国を真っ直ぐに見据えていた。 彼の胸中にあるのは、不安ではなく、抑えきれない昂ぶりだけであった。

 

 

数日後、法国の神都。

六大神の神殿に隣接する練兵場に、ブレインの姿はあった。

案内された彼を待っていたのは数名の神官たちと、見るからに手練れと分かる武装した男たちだった。

 

「ようこそ、スレイン法国へ。ブレイン・アングラウス殿。私は土の神官長。貴殿の受け入れを担当することになった」

 

穏やかな笑みを浮かべた初老の男、レイモンドが歩み寄る。

だがブレインは、その柔和な表情の裏に隠された、蛇のような冷徹な観察眼を見逃さなかった。

この男は、自分を値踏みしている。

 

「丁寧な挨拶、痛み入る。だが、俺は客として茶を飲みに来たわけじゃない。王女殿下の推薦状には俺を強くするための環境を用意するとあったはずだが」

「せっかちだな。だが、その性根は嫌いではない。確かに推薦状には、貴殿がさらなる高みを目指す求道者であり、その才幹は我ら法国にとっても有益であると記されていた」

 

レイモンドは顎をしゃくり、背後に控えていた武装集団の一人を前に出させた。

全身を純白のプレートメイルで覆った偉丈夫だ。

 

「我々は実力主義だ。王女の推薦があるとはいえ無能に割く時間はない。まずは貴殿の力が、神の国で学ぶに値するかどうか、証明してもらおうか」

「……へっ、そうこなくちゃな」

 

ブレインは外套を脱ぎ捨て、愛刀の柄に手をかけた。

鞘からわずかに覗いた刀身が、冷ややかな蒼い輝きを放つ。

対する男もまた、無言のまま巨大なメイスを構えた。

 

「陽光聖典だ。異教の剣士よ、神の威光の前にひれ伏すがいい」

「神だか何だか知らねえが……俺の道を塞ぐなら、斬るだけだ!」

 

審判の合図など待たず、ブレインが地面を蹴った。

その速度は、カッツェ平野や六腕の戦いを経てさらに洗練されている。

踏み込みと同時に間合いを詰め、居合の一閃を放つ。

 

「ぬぅっ!?」

 

空気が裂ける音が遅れて響くほどの神速。

男は咄嗟にメイスを盾にしたが、その鋼鉄の柄が火花を散らして悲鳴を上げた。

重厚な鎧ごと、巨体が後方へとたたらを踏む。

 

「ほう……陽光を初撃で押し込むか」

 

土の神官長の目が細められた。

ブレインの剣技は、単なる速さだけではない。

「どこを切れば相手が崩れるか」という戦術眼が、異常なほどに研ぎ澄まされているのだ。

それはサリア――アリサの分身との共闘で得た、「格上を殺すための感覚」であった。

 

「まだだッ! これくらいで終わると思うなよ!」

 

ブレインは追撃の手を緩めない。

相手の体勢が崩れた一瞬の隙を見逃さず、流れるような連撃を叩き込む。

「領域」によって敵の攻撃予測を感知し、それを紙一重で回避しながら確実に鎧の隙間を狙う。

 

「ぐ、おぉぉっ! ちょこまかと……『聖撃』!」

「当たれば痛そうだが、当たらなければ意味がねえ!」

 

男が放つ光の魔法を、ブレインは最小限の動きで躱す。

その動きには一切の無駄がなく、まるで舞踏のように優雅ですらあった。

 

「(……これが、英雄の領域の強さか)」

 

ブレインは戦いの中で、自身の成長を実感していた。

以前なら見えなかった攻撃の軌道が見える。

以前なら届かなかった一撃が届く。 サリアという化け物と共に死線をくぐり抜けた経験が、彼の魂を変質させていたのだ。

 

「――終わりだ」

 

鋭い呼気と共に、ブレインの刀が閃いた。

男の振るうメイスの下を潜り抜け、その切っ先が喉元の鎧の継ぎ目に寸止めされる。

あと数ミリ踏み込めば、確実に動脈を断ち切っていただろう。

 

「……勝負あり、だな」

 

土の神官長の声が響き渡る。

陽光聖典の男は、悔しげに顔を歪めながらも武器を下ろした。

静寂が戻った練兵場で、ブレインは刀を納め乱れた息を整える。

 

「……合格か?」

「文句なしだ。貴殿の実力は英雄の領域に達しつつある。王女殿下が『自らの懐刀』として送り込んできた意味、理解したよ」

 

土の神官長はパチパチと乾いた拍手を送りながら、ブレインに歩み寄った。

その表情は、先ほどまでの値踏みするようなものから、明確な歓迎の色へと変わっていた。

彼らにとって、ブレインはアリサを繋ぎ止めるための人材であると同時に、即戦力としても利用価値が高いと判断されたのだ。

 

「ブレイン・アングラウス。貴殿を法国の『客将』として迎える。これより貴殿には、我が国の特殊部隊と共に訓練を受けてもらうことになるだろう」

「特殊部隊?」

「ああ。六色聖典……その中でも、人類最強の守護者たちが集う『漆黒聖典』の予備隊だ。 彼らの訓練は過酷を極めるが、耐えられるか?」

「漆黒聖典……」

 

ブレインはその名を聞き、ニヤリと口角を吊り上げた。

王女アリサをあそこまで強く育て上げたという、伝説の部隊。

アリサの背中を追うためには、これ以上ない環境だ。

 

「望むところだ。地獄だろうが何だろうが付き合ってやるよ。俺には、どうしても追いつかなきゃならねえ背中があるんでな」

「殊勝な心がけだ。では、ついて来たまえ」

 

レイモンドの背中を追いながら、ブレインは懐に入れたサリアとの別れの握手の感触を思い出していた。

彼女は今頃、西の空の下で何をしているだろうか。

きっと、自分の想像もつかないような冒険を繰り広げているに違いない。

 

(待ってろよサリア、いやアリサ姫。次に会う時はあんたの『分身』じゃ相手にならねえくらい、強くなってやる)

 

その決意を胸に、ブレインは神の国の奥深くへと足を踏み入れた。

彼が真の「英雄」へと至るための、長く険しい修羅の道が、今ここに開かれたのである。

 

 

【スレイン法国・漆黒聖典詰め所】

 

「へぇ、あのアリサちゃんの『お友達』が来たんだぁ?」

 

気だるげな声が、薄暗い部屋に響く。

壁に寄りかかり短剣を指先で弄んでいるのは、漆黒聖典第九席次、『疾風走破』クレマンティーヌである。

彼女は報告に来た下級神官を見下ろし、嗜虐的な笑みを浮かべた。

 

「はい。ブレイン・アングラウスという剣士でかなりの手練れとのこと。上層部は彼を予備隊に編入し、いずれは聖典の一員に将として……」

「あはっ! 傑作だねぇ、あのアリサちゃんが認めた男かぁ。 ねえねえ、ちょっと遊んであげてもいい? あの子がどんなおもちゃを寄越したのか試してあげるよぉ」

 

クレマンティーヌの瞳が、歪んだ興味で輝く。

かつてアリサを鍛えた彼女にとって、そのアリサが推薦した男というのは、格好の暇つぶしに見えたのだ。

だがその背後から静かな、しかし絶対的な重圧を含んだ声がかかる。

 

「やめておけ、クレマンティーヌ。彼は『客将』だ。壊せば上層部が黙っていないぞ」

 

現れたのは、漆黒聖典の『巨盾万壁』。

 

「ちぇー、つまんないのぉ。でもさぁ番外席次ちゃんも気になってるんでしょ? あのアリサちゃんがどんな男を選んだのか」

「……少しはね。 あの子からは私と同じ匂いがした。そのあの子が背中を預けたという男……もし本当に強くなるなら、いつか私の前に立ってくれるかも」

 

壁に寄りかかっていた絶死絶命の手が止まる。

彼女の脳裏には、泥だらけになりながらも立ち上がり続けたアリサの姿が焼き付いていた。

あの少女が連鎖的に引き寄せる「強者」たち。

退屈だった世界が、少しずつ賑やかになっていく予感。

 

「ま、精々死なないように頑張ってほしいかな。弱いやつには興味ないからさ」

 

彼女はルビクキューを回し始めた。

その言葉とは裏腹に、彼女の中でブレインの、そしてその背後にいるアリサへの期待値は確実に高まっていた。

法国におけるブレインの日々は、決して平穏なものにはなりそうになかった。




いったん閑話休題。

読者皆様のアリサの相手候補の意向確認

  • モモンガ
  • ペロロンチーノ
  • ジルクニフ
  • ガゼフ
  • ラナー
  • クレマンティーヌ
  • イビルアイ
  • ラキュース
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