思いついたネタを書いておくとこ   作:bibibi

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ナルト転生一般モブ心転身の術

「最近なんか妙に視線を感じるんだよ……誰かに見られてる……」

「へぇー気のせいじゃない…?」

 

 俺の真剣な悩みに、いのちゃんは気だるげに答えた。

 山本いの。

 彼女は近所にある花屋の女の子で、昔から付き合いがあった。

 見た目は長い金髪をポニーテールにした美少女。

 性格は優しいギャルと言った感じで誰にでも優しい天使のような女の子だ。俺より5歳下だが忍者のアカデミーを卒業したくノ一だった。

 

「気のせいじゃないから困ってるんだよ……」

「それじゃあ、その……いるかもわからないけど、お兄さんを見てるって視線の相手を見つけてやめさせればいいってこと?」

 

 いのちゃんは当然の様に俺のベッドに腰掛け、今渡したばかりの昆布のおにぎりをもそもそと食べながら依頼の確認をしてきた。

 木の葉の里では誰でも下忍に仕事を依頼することが出来る。それなりの金を払えばであるのだが……。金がなかった俺が昔からの知り合いであるいのちゃんに泣きつき、おにぎり三個で調査の依頼をお願いしたのであった

 

「私の忍術でお兄さんに憑依するから、それで視線の相手をさがしてみるね」

「憑依って……忍術って何でもありなんだな……」

 

 俺のそんな言葉を聞いたのか聞いてないのか、いのちゃんは指に付いた米粒をぺろりと舐めとると忍術を使った。

 

 

 

『心転身の術』

 

 

 

 私は自分の手を見た。

 大きくてがっしりした手だ。

 目の前のベッドには私が倒れている。

 可愛い。

 ……。

 今はお兄さんに憑依しているから……。認識がお兄さんの物に引っ張られてしまう。

 なんとなく気分がよくなった。居るかもわからない視線の相手を探してあげようという気持ちになる。

 鏡の前に立ち自分の姿を確認する。

 心転身の術はいつもは敵の忍者に使うような術だからこんなに落ち着いて使えることなんかない。だからなんとなく新鮮だ。

 お兄さんの顔……。

 なかなかハンサムだと思う。

 視線の相手は本当に要るんだろうか?

 とにかく部屋を出て里を歩いてみたら結果はわかるかな?

 男の人の姿で自由に行動できることなんてなかなかない。せっかくだから普段できないことでもしようかしら。ダイエットで食べれない一楽のラーメンでも食べちゃうのもいいかもしれない。

 そんなことを思いながらお兄さんの部屋を出てトイレに行った。深い意味はなかった。出かける前だもんトイレに行かなきゃおかしい。逆にいかないならその方が変なくらいなもんだ。

 

「なにこれ……、いやいやいや……えっ、でっか……」

 

 大きかった。

 いや、お父さんと昔お風呂に入ったときがあったけど何か違う。

 いや、全然違う。大きすぎ。

 やばいよこれは、ちょっと落ち着こう。

 私はトイレから出るとまたお兄さんの部屋に戻ることにした。

 心臓がどきどきしている。なんてものがぶら下がっているんだ……。お兄さん……こんなのうら若い少女に、こんなの見せるとかセクハラだよ……。

 ズボンを広げもう一度確認する。

 大きい……。

 こんなの犯罪だよ……セクハラだよセクハラ……。

 心臓のどきどきが収まるまで部屋にいよう……。

 

 お兄さんの部屋は昔からベッドくらいしかなかった。

 ベッドの下にエッチな本でもあるなら揶揄えるのだが、覗いてみてもなにもない。部屋を見渡してみてもいくらかの週刊誌があるくらいで何も面白みがないいつも同じ風景の部屋。今日だけはベッドに私の本体が寝転がっていることだけが、いつもと違った……。

 そんなことを思っているとベッドの私が妙に気になってきた。

 寝転がってるからなのか、妙に太ももが気になってしまう。お兄さんの感覚になっているからなのか、寝ている自分の身体見ているだけなのにドキドキしてしまう。

 

 ビキビキ。

 そんな音はしていないのに、下半身から聞こえた気がした。

 

 ビキビキビキッ。

 妙な熱の集まりを私は確認した。

 そこにはさっき見たものとは比べ物にならないものが存在した。

 

「これ……駄目だ……♥ 女の子を……駄目にする……形してる♥」

 

 そんな形はわからないのに、一目見ただけで私は理解できた。

 私はお兄さんから依頼を受けた視線の相手を探すことを忘れ、今固くなっている物をどうにかしないといけないと思って手段を探した。このまま、このまま固くしたまま元に戻ったらおかしなことしたと思われちゃう。元に戻すなら出さなきゃいけない。でも……どうやって出せばいいの?

 知識ならわかる。

 知識なら分かるけど……。

 ベッドには寝ている私(本体)に触れる。

 柔らかい。

 

 自分なら……。

 自分なら大丈夫……。

 

「お兄さんが悪いよ♥ こんなの……♥」

 

 落ち着いて、冷静に考えても……うん……。

 問題ない……。

 自分なら……うん……。

 

「こんなの……♥ どうしようもないじゃん♥ んッ♥」」

 

 自分の身体なら……。

 大丈夫……うん……。

 いいよね♥

 

 

 

 

「その……。視線の相手は見つからなかったの……。うん。でもまた、次探してあげるから、うん。明日とか? 駄目? じゃあ明後日とか。うん。大丈夫! お金とかいいから。依頼だもんちゃんと見つけるまで手伝うからッ!」

 

 

 

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