Paradise of the Disqualified:Rewritten World 作:GameMaster
「ミレニアムサイエンススクールでセミナーの会計を担当しております、早瀬ユウカです。先の戦いにおける支出項目についてご説明いたします――」
あの戦い――アビドス奪還戦から数日後。
関係者が多くなりすぎたため、オンライン会議ではなく、事後処理を円滑に進める目的で――シャーレオフィスが入るビルの教室を臨時の会議室として使用することになった。
しかしそれはあくまで表向きの理由であり、本当の目的は盗聴対策だった。
前日の夜、コタマに泊まり込みで盗聴器の有無を徹底的に調べてもらったのだ。
お礼として先生を「貸し出して」あげた結果、翌朝にはやけに肌艶のよくなったコタマが、とても満足げな笑みを浮かべて帰っていった。
……一晩、たっぷりと可愛がってもらったのだろう。
会議にはアビドス・ミレニアム・ゲヘナ、それぞれの主要メンバーが揃っていた。
ただし政治的事情から、トリニティのヒフミだけは出席を見合わせることとなり、後日書類を送付することで話がまとまった。
ビルの外では警戒態勢が敷かれシャーレ側からは居住区勤務となったアクア小隊とワカモが、アビドスからはホシノ・シロコ・セリカが、ゲヘナからはイオリが警備を担当していた。不審者一人たりとも近づけないよう目を光らせている。
一方で、ミレニアムの
彼女たちは確かに「精鋭」だが、あまりにもやりすぎる性格ゆえに、最悪の場合フレンドリーファイアで被害が拡大しかねないからだ。
後から聞いたところによると被害総額があまりに莫大で、ミレニアムの予算を毎回のように食いつぶしているらしい……。
「――また、
結果として賠償金・違約金・支払利子の返済を含めて、総額およそ三十億が戻り、土地の全面返還が実施されました。改めて数字を確認すると……とんでもないですね。長年支払い続けていた利子だけで、十億を超えていましたから……」
教室を利用した簡易会議室には紙をめくる音とユウカの声だけが響いていた。
薄い蛍光灯の光が資料の数字を照らし出し、その反射が机の上にちらつく。
誰もが疲労を滲ませながらも彼女の報告を黙って聞き入っていた。
ユウカの手元には、何度も計算し直された痕の残る報告書。読み上げる声は冷静だがその奥に積み上げてきた責任と緊張が滲んでいる。
彼女にとってこの報告は、ただの会計処理ではない。仲間たちの努力の総決算だった。
ユウカの報告に、室内の空気が一瞬重くなった。
一同が呆れを隠せずにいる中、ヒナが小さく息を吐き、その心境を代弁した。
「契約書を精査したけれど、ところどころに違法な項目が巧妙に紛れ込んでいたわ。本来なら借金なんて半分どころか、十分の一程度で済んでいたはずなのに。利子も本来ならもっと少なかった。
――でも、これも暴露されてしまった以上、カイザーグループはもう終わりね」
カイザーグループが長年にわたって行ってきたあまりにも無法で悪質な搾取。
その歪んだ仕組みに、ようやく鉄槌が下されたのだ。
だが――その代償として、多くの犠牲もまた生まれてしまった。
"ユウカ、チナツ。ミレニアムとゲヘナの被害はどれくらいになる?"
先生が懸念していたのは、カイザーグループが手掛けていたインフラの被害だ。事実上業務は停止状態、あるいは完全に倒産してしまった。影響は当然、インフラ全体に及ぶ。
「ミレニアムは主に交通と運送関連に影響が出ています。幸い一部の企業は積極的に権利獲得に動いており、混乱の中でもビジネスチャンスを狙っています」
「ゲヘナはもともとカイザーの影響力が小さく、大きな影響はありません。ただ、一部の地元企業は、やはり権利獲得に躍起になっています」
そう、シャーレが闇銀行を襲った際に手に入れた情報を、数日後に公開した『大暴露』の影響は予想以上だった。まずカイザーグループは業務停止の末、暴動などが起きて壊滅に至った。
提携していた企業も、後ろめたい情報が暴露された影響で結果的に倒産。その他暴露の対象となった真っ当ではない企業も次々と倒産した。
残ったのは、真面目に経営を続けていた企業と、倒産のあおりを受けた大量の失業者だった。全体的に見ればキヴォトス全土の危機だが逆にそれがビジネスチャンスとなり、残った企業による権利と人材という宝の山の奪い合いが始まったのだ。
"こちらでトリニティの方を調べたけど、大体ゲヘナと同じ感じかな。あちらも地元企業がカイザーの参入を拒んでいたみたいで、そんなに多くはなかったみたいだけど……あの大暴露で、企業の六割近くが倒産。残った企業による群雄割拠の状態だね"
「まるで漁夫の利を狙うハゲタカの群れね」
その報告に、ヒナは思わず口にしたが仕方がない。トリニティの地元企業も隠している部分は多いが、内情が黒いところも少なくない。半ブラック企業といったところだ。
だが、巧妙に隠してもブラックはブラック。大暴露の影響で、一気に倒産に追い込まれた。
"どちらにしてもハッキングによって復活資金すら奪われたカイザーグループは、ほぼ終わりだな……。アヤネ、詳細をお願い"
「はい。個人財産や隠し財産をハッキングで押さえた結果ですが、幹部たちから総額約7億円、グループトップのプレジデントから約44億円、軍事部門の大幹部ジェネラルから約10億円、PMC理事から約21億円、総額で約82億円です」
かなりの金額だがユーリの報告によると、これでもまだ八割程度しか奪えなかったという。今のところ復活は難しいが、将来的には可能性もある。そう考えると、今後どのような対策を取るかで明暗が分かれるだろう。
"改めて聞くと、とんでもないな……。この資金力と軍事力がすべて外への侵攻に使われたら、小国などは瞬く間に陥落するだろうな。
奪われた土地を拠点にされたら、場合によっては大国との戦争にまで発展し、長期化する可能性も否定できない。しかも、戦線が拡大すれば被害は想像以上になるだろう……"
もし本当に先生の予想が的中すれば、最悪のシナリオは──ロボットという“不老”の存在によって世界が支配されることだろう。そうなれば、『ターミネーター』や『マトリックス』のような地獄が訪れるかもしれないし、その後『火の鳥・未来編』のような滅亡もあるかもしれない。
だが、それも先生たちの尽力によってひとまずは回避された。
"だけど、その野望は足を止めた。ひとまずは僕たちの勝利ってところかな。協力してくれた学校にはここから報酬を渡したいが、希望はある?"
その言葉に周囲がざわついた。約82億円という大金を山分けすることになるのだ。
真っ先に手を挙げたのはユウカだった。
「セミナーの会計としては遠慮させていただきます。先の戦いで得た兵器実験の結果や、回収したPMC兵士のパーツと武器、ヴァルキューレへの頭脳ユニット引き渡しに対する報奨金だけで、十分すぎる報酬です。これだけで一年分の予算が浮きます」
「ゲヘナ風紀委員会としても、遠慮するわ。下手にマコトの目に留まれば合法だろうと非合法だろうと持ち去られるのは目に見えている。『
「アビドスも遠慮します。借金が無くなっただけでなく30億円もプラスになりましたし、土地もすべて戻ってきました。これ以上望むのは罰が当たりますよ」
ユウカが辞退するとそれを皮切りにヒナとアヤネも辞退の意を示した。
"そうなると、あとは
チナツは少し迷ったように息を吐き慎重に手を挙げた。
「代わりに、あの戦いで使用した属性宝石を輸入したいのです。あれだけで不良生徒の鎮圧が格段に楽になります。楽になるということはその分他の仕事に回せます。結果として、委員会全体の負担も減り、時間も浮かせやすくなります」
チナツの言葉には、ヒナや委員会の負担を考えた思いやりが滲んでいた。単なる利便性の話ではなく、全体の効率化と安全確保を意図しているのだ。
その希望を実現するかどうか決定権はここでユーリに委ねられる。
"うーん……今後のことを考えると、単に提供するだけでなく、風紀委員会全体の底上げも視野に入れたほうがいいかもしれないな。
来年以降の委員長候補や幹部候補の育成も必要だ。ユーリ、お願いできる?"
少し間を置きユーリは軽く肩をすくめた後、口元に笑みを浮かべる。
「風紀委員会、意外といい人が多かったからね。契約必須ということで受けてあげるよ」
場の空気が少し和らぎ、チナツは安堵の表情を浮かべた。
小さな希望が、委員会全体の未来を少し明るく照らす瞬間だった。
結局、カイザーグループから奪い取った資金は、シャーレの運営資金として充てられることになった。今後の活動や研究、そして運営の安定に大きく寄与することだろう。
なお、ヒフミからの返事は「個人的に協力したかったのと、それに賛同する友人がいたからこそ支援できたので、報酬は不要」という内容だった。
それでもさすがにそれでは悪いので、交通費など最低限の経費だけは支給することにした。
ヒフミにはメールでその旨を伝え、受領の確認もしてもらった。こうして支援は無理なく、円滑に進められることになったのだった。
次の議題に移ることになり、ユーリが席を立ち報告を始めた。
「次は、アビドス及び連邦生徒会の調査報告です。砂漠化が進み始めた頃から、アビドスを離れた怪しい生徒、そして連邦生徒会の状況を調べた結果が、こちらのレポートになります」
レポートを読み進めるにつれ、全員の表情は少しずつ強張っていった。
「何、これ……」
その呟きは誰のものか定かではない。しかし内容はあまりにも異質だった。アビドスを離れた生徒の一部と、連邦生徒会の一部が卒業後、すべて行方不明になっているというのだ。
"僕もこれを見た時は目を疑ったよ。就職や進学に関わらず、二年目から姿を消しているんだ"
本来、接点のないアビドスと連邦生徒会。しかし、砂漠化が始まって以降、さまざまな立場の生徒が卒業後に人知れず消されている事実に、一同は戦慄した。
恐らくカイザーは自らの目的を隠蔽するため、秘密裏に取引を行い、邪魔になる者は無慈悲に抹消していたのだ。生きて戻る者はいない――ただ影だけが残る世界。
「まさか……ゲヘナにも……もしかして……」
あまりにも異常な事実にレポートを読み進めていたヒナの手が小刻みに震えた。言葉を発することもできず、ただ心臓の高鳴りだけが部屋に響く。
リストには、アビドスからゲヘナへ転入した生徒の一部が、卒業後二年目に人知れず姿を消していた記録が鮮明に残されていた。
「残念ながら、ここ数年……正確には失踪した連邦生徒会長が就任して以降、連邦生徒会に所属していた怪しい生徒は彼女の手腕により追放されてきました。
しかし、おそらくそれが邪魔だと判断されたのでしょう」
つまりユーリの報告は、遠回しに連邦生徒会長がカイザーに消された可能性を示唆しているのだ。だがその含みは重く、聞く者に戦慄を与えた。
だが、先生はその可能性を完全には認めていなかった。
敵はカイザーグループすら手駒の一つとして扱っており、今回の勝利は言い換えれば相手の手札から『資金』と『軍隊』の一部を打ち崩したに過ぎない。
先生はデスクに手を置き、歯を噛みしめながら視線を下げた。観測空間で得た情報のため口に出すことはできず、ただ苦い表情を浮かべるしかなかった。
「残念ながらミレニアム側の技術でも、消えたカイザーグループ幹部陣は見つかっていません。つまり彼らを見つけ出して問いただすことができなければ、真相は永久に闇の中です」
ユウカの報告を聞きながら、先生の頭に浮かんだのは、相手の顔も手札も見えないカードゲームのような光景だった。
自分の手持ちも山札も限られ、テーブル越しの相手は霧に包まれて何も見えない。目に映るのは、ただ着座している自分自身だけ。
相手の動きも意図も完全に隠され、わずかな手掛かりすら掴めない。その不安と孤独感が、静かに部屋の空気を支配した。
その後、アビドス対策委員会は新たなスタートを切った。
借金が消えただけでなく、膨大な資金が突然手に入ったのだ。使い道は多岐にわたるが、無計画に使えばすぐに尽きてしまうことも容易に想像できる。
そのため、資金の運用についてはより慎重になり、日々の会議で細かく議論を重ねている。
時には、元手を増やそうとセリカがまた騙されかけたり、契約の制約で強盗の意見を出せず不満げな表情を見せるシロコもいた。
そのため、アヤネからは「一度、本格的な教育を施す必要がある」という報告が届いていた。
柴大将も学校の食堂で働く傍ら、休日や空き時間には学校の近くで屋台を開き、温かい料理を提供していた。香ばしい匂いが校舎に漂い、通りかかる生徒たちが立ち寄る光景は、少しずつ学校周辺に活気を取り戻していた。
セリカも手伝いながら、売れ行きを見守ったり、笑顔で呼びかけたりしていた。
そして今後について話し合うため、シャーレから再び先生がアビドスを訪れることになった。
今回はワカモが同行して、ユーリとアクア小隊はシャーレに残って書類仕事や周辺のパトロールを担当している。
「ようこそいらっしゃいました☆」
"ノノミ、こんにちは。ホシノについての話だったね"
「はい、自分の役目はもう終わったって……」
ホシノの言い分ももっともだ。定員割れの学校を必死に守り、ようやく成果が報われたのだ。言い換えれば、三年生で目標を失えば、後は卒業まで特にやることがない。
"それでも引き継ぎはきちんとやらないとね。となると、やはり彼女たちの中から選ぶしかない"
呟いた先生の頭の中では、既に次代生徒会長の候補が絞られていた。書類仕事より体を動かすのが得意なシロコや、すぐ騙されるセリカは役員向きではない。
消去法で残るのはノノミとアヤネだけだ。だが後任が決まったとしても、その後が順調に進むかは不安が残る。サポートしてくれる人材も必要だ。
そこで先生は、ノノミに一同を集めてもらうことにした。
部室には一同が揃い、先生の話を待っていた。
"今後について大まかに考えた。まずは次代の生徒会長と副会長だ。現状ではノノミとアヤネに任せることにする。シロコとセリカは補佐として支えてほしい"
「えっ……? 私なんかでいいんですか?」
「急ではありますが……この中で選ぶなら適任ですね」
先生の任命に、ノノミは驚き、アヤネは少し戸惑いつつも納得した。そしてシロコとセリカは異議を唱えなかった。難しく考えるまでもないと、無言で肯定を示したのだ。
"そしてホシノ。新生アビドスはまだ未熟で、やることは多くても実行できる人数が足りない。だから卒業まで生徒会長に任命する。できるだけ引継ぎを行い、卒業後はシャーレに就職して、外部顧問としてアビドスに派遣する予定だ"
つまり、進路が決まっていない、あるいは自分で決められない場合は、ひとまずシャーレに就職し、そこからアビドス復興支援員として派遣されるということだ。
元々自己犠牲の精神が強く、その後のことをほとんど考えていないホシノには、多少強引でも道筋を示しておくのが適切だった。あとは彼女自身の意思次第で動くことになる。
「うへぇ~。卒業したら楽になると思ったんだけどね~」
「でもホシノさん、進学も就職も決まっていないのでは? 何をするつもりでしたの?」
下手をすれば
「……お、お嫁さん、とか?」
増えた。
ワカモの脳内に真っ先にその一文が浮かんだ。本来なら頭を抱える案件だが、それを上回る厄介な案件もあるため、逆に少し助かった感もある。とはいえ、心境は複雑だ。
先生は間違いなくあの法律については知らないはず。しかしワカモ自身も詳しくない。
「つまり家事もせずニート生活ですね。
ご希望なら、ユーリさんに色々と鍛えてもらえるよう手配しておきますが?」
「うへぇー、出来れば勘弁してほしいなぁ」
ひとまずは通い妻化させておくことにした。ユーリにメイドや料理人としての修練を積ませれば、必要最低限の家事はこなせるようになるだろうと思われた。
それから、運営や政治、その他の書類仕事を覚える必要があることから、対策委員会のメンバーは定期的にシャーレへ手伝いに来る当番制を採用することになった。
それに伴い、必要であれば対策委員会はシャーレの外部部隊としても機能することになった。
"そんなわけで、対策委員会はシャーレが新たに採用する外部部隊になります。普段はアビドスに駐在し、必要に応じて呼んだり呼ばれたりする形です"
この時、先生は口には出さなかったが、「あと、学力が低めなので、定期的にシャーレにある豊富な学習機能で勉強させる必要がある」と考えていた。
特に、真っ先に突っ込むシロコや、本当に勉強したのか疑いたくなるほど騙されやすいセリカに対しては、大学に通っていた経験からも、本気で心配していた。
「そうなると、場合によってはシャーレの権力を使う立場になるということですね……」
立場の重さにいち早く気付いたアヤネが呟いた。これまではアビドスのために独自に動いていたが、部隊設立に伴い、場合によってはシャーレの手足として活動することになる。それは、必要に応じて強大な権力を使う立場になるという意味でもあった。
"名前はまだ決まっていないけど、とりあえず部隊長がホシノ、副隊長がノノミとアヤネの二人ね。名称については、みんなの意見を優先するつもりだよ"
その件に関して、一同は頭を悩ませた。アビドスの学力は悪い意味で平均以下で、言葉の意味を理解するために電子辞書を片手に調べつつ、スマホで検索も行う。あれこれ考えた末、誰かが提案すると他の者も真似して意見を出す……まるで「辞書を振り回す迷走会議」の様相だった。
「
「ん、
「それとも
アヤネのアイデアに、シロコとホシノが疑問を返した。一同がスマホで調べると、意味は生活・暮らし・生計・生息・衣食・生きているなど多岐にわたることが分かった。
「私としては『生きている』という意味がぴったりだと思います。もし私たちが何もしていなかったり、先生の救援が間に合わなかったら、アビドスは確実に消滅していました。
ですが今、私たちアビドスはこうして生きています。
もちろん、シロコ先輩やホシノ先輩の意味も正解の一つです。生活の拠点という意味、そしてゾンビとゴーストというお二人の種族の意味も込めています」
「良いわね……私たちは今、生きている。
「私たちの再出発にふさわしい名前ですね☆」
アヤネの解釈に、セリカとノノミは好意的に頷き、ホシノとシロコも同意した。
"よし、これよりアビドス対策委員会は、シャーレ所属外部部隊『リビング小隊』として兼任することを承認する!"
その宣言と共に、シャーレには新たな力が加わった。
かつて砂塵にまみれ、運命の鎖に縛られていた彼女たち。だが、その鎖を引きちぎった今、代わりに手にしたのは、互いの絆という強靭な鎖だった。
この鎖は、自由を奪うものではなく、守る力となり、戦う力となる。絶望の中で結ばれた絆が、彼女たちを支え、前へと導くのだ。
まだ砂埃が舞うアビドスの地。だがその空は、限りなく透き通る青空だった。
今回のタイトルの元ネタは、2005年に発売されたPS2用ゲーム「METAL SAGA 〜砂塵の鎖〜」です。章サブタイトルにも使っているため、最後の方で使う予定でしたが、ずるずると先延ばしになり、結果的にエピローグで使用することになりました。
リンクした楽曲
Unbreakable ~from 勝利の女神 : NIKKE "OLD TALES"~
NIKKEの2周年イベントで使用された楽曲です。歌詞を翻訳するとホシノに通じるものがあり、候補曲の中で最も作品にマッチしていたため、これを選びました。