Paradise of the Disqualified:Rewritten World 作:GameMaster
スマホのアラームが鳴り響く。二十秒ほど経過すると、布団からゆっくりと手が出てきてスマホを手に取り、スヌーズを起動すると、そのまま力尽きたかのように手は動かなくなった。
数分後、再びアラームが鳴り響く。すると布団がゆっくりと盛り上がり、中からホシノが顔を出した。スマホのアラームを止めると、ここが自室ではない事に気づくまで少し時間がかかった。
(……ああそっか。シャーレに泊まったんだっけー。あの時はユーリちゃんにこっぴどくやられた後だったけどー、今回はちゃんとした仕事だから安心だね……)
改めてスマホを見ると、いつもの起床時間。よっこいしょ、と声を出して起き上がり、自分の服装を確認すれば、いつものパジャマ姿だった。
内心ユーリの料理にも期待しており、夕食は大満足だった。
(私もそれなりに出来るようになったけど、やっぱりユーリちゃんのは格が違うからなぁ……。
料理人でも封印職って、どれだけ時間を使えばそこまで修練できるんだろう?)
何気なく浮かんだ疑問だが、この疑問を先生やユーリに尋ねた先で、予想外の出来事が起きる事になるとは、ホシノはまだ知らなかった。
朝食を終えて、一同は再びミレニアムへと足を運ぶことになった。ユーリの能力を使った転移アプリについては、まだミレニアムの誰にでも話しておらず、中継点も制作していない。
結果的に昨日と同じく電車で移動し、ユウカと待ち合わせる事になった。モノレールがあるホームへ向かうと、そこにはユウカが待っていた。
「計算通りに到着ですね」
"ユウカ、待たせちゃった?"
「いいえ、電車の遅れやトラブルが無ければ、待機する時間は数分にもなりません。これでもセミナーの会計をしているのですよ? 計算には強いのです」
そう言われれば、一同納得するしかない。モモイが中二病的に『冷酷な算術使い』という二つ名を付けるのも納得の話だ。
何よりも、定期的にシャーレに通ってくれるその実力は、一同から頼りにされている。
……その中に先生が含まれている為に、大人が子供に頼るのもいかがなものかと思うかもしれないが、突出した能力に頼るのは決して恥ではない。
丁度タイミング良く次のモノレールが来たので、一同は乗車して目的地へと向かうのだった。おそらくユウカは、ここまで計算していたのだろう。本当に頭が上がらない。
"いつもありがとう、ユウカ。君がいなかったらシャーレの業務はもっと大変だったんだ"
「本当にユウカさんには頭が上がりませんわ。私も先生の為に学び直していますが、計算に関してはユウカさんが一番ですから」
「どちらかというと私も三年間の昏睡は大きな痛手だからね……。リハビリと並行して勉強もしなおして、今も勉強してるけど、やっぱりブランクが大きいよ」
「うへ~。アビドスにもようやく学習環境が整ってきたんだけど……まさか高校一年生どころか、中学生の勉強をやり直すほどだったもんねぇ~。
下手したらシャーレに就職してからも勉強を続ける事になりそう……」
先生の感謝の気持ちを皮切りに、三人ともそれぞれにユウカへの感謝を伝えていた。
自分達だけでは足りない部分を補ってくれる彼女が、どれだけ頼りになる存在なのかを改めて実感しているのだ。
「そ、そんなに一度に褒めないでください……。感謝されるのにはある程度慣れていますが、その、一度に一気にお礼を言われるのは少し照れくさいです」
純粋な好意にユウカは照れてしまい、そこから自然と歓談が始まった。
目的地へ向かう最中、ユーリは何か大きな音が聞こえた気がした。
"どうしたの?"
「何か大きな音が聞こえたような……」
「どうせエンジニア部がしょうもない事故か爆発でも起こしたんじゃない? まったく、セミナーの予算も有限なのに、どうして理解不可能で実用性のない物ばかり作ろうとするのよ……」
ユウカの推測が正しければ、機械工学を中心に活動しているエンジニア部の仕業らしい。日々トラブルと言う名の
そうして歓談を続けているうちに学校へと到着し、一同は部活棟へと足を運ぶこととなった。
ゲーム開発部に到着してノックをしても反応がなく、留守かと思えば鍵は開いている。昨日の出来事を警戒して、ゆっくりと扉を開けて中をのぞいてみると……。
そこには
流石にこれは先生も呆れており、少しお仕置きが必要だろうと、
それは先生達が扉の外で待機して、ユウカが気配を殺して近づき、昨日の事を何も知らないふりをして問い詰める事だったのだ。
彼女達が正直に話せば多少の恩赦はするが、もし違法な行為でごまかすなら、流石に生徒の味方である先生も庇い切れないのだ。
案の定、ユウカの質問に対してモモイはアリスに入れ知恵するなど色々と小細工をしており、いつの間にか学生証まで作っていた。本来ならばシャーレの特例として承認するはずだったのだが、前日に予想した通り、違法な手段で学籍を作ったのだ。
"はい、アウトォー!"*1
「せ、先生!? どうしてユウカと一緒に!?」
モモイも、ここに先生が来た事に関しては考えていなかったのだろう。だが、昨日の様子を思い返せば、翌日に来ることも予想できたかもしれない。
だが、そもそもモモイにそこまで考える事が出来るだろうか? いや、モモイよりも若干頭が良いミドリでさえ考えなかったのだ。無理に決まっている。
先生とユウカはアリスが持っていた学生証を見て、大きなため息をついた。
"予想していたとは言え、当たって欲しくなかったな……。せめて、昨日のうちに少しでも相談してくれればよかったのに……"
「残念だけど、アリスちゃんに関しては昨日先生から連絡と相談があったのよ。
『
"天の道を往く方じゃなくてよかった……"
「せ、先生が裏切ったぁー!」
これでも仮面ライダーシリーズを履修済みの先生だ。もし苗字が「天道」だったなら、違う意味で怒っていたかもしれない。何しろ、あの
とは言え、先生は別に裏切った訳ではない。そもそも、アリスの事をユウカに黙っていれば、それこそミレニアム全体に対する信頼を損なう可能性がある。
昨日の時点で先生はアリスについてユウカへ相談しており、シャーレとして出来る限りの協力をするつもりだった。だからこそ、ゲーム開発部が独断で学籍を偽造した事には、先生としても複雑な思いがある。アリスを守る為にも、そして今後もミレニアムと協力していく為にも、先生が選んだのは隠し事ではなく、正直に事情を共有する事だったのだ。
"裏切るも何も、相談も報告も一切しようとしなかったでしょ?
さっきも言った通り、僕たちに相談してくれれば他の人と相談するなり、頼るなり協力はするつもりだったよ。だけど、君たちは自分自身のやり方が正しいと信じ込んでしまい、周りに相談する処か、自分勝手に周りを利用して思い通りにしようとした。
残念だけど、その時点で君たちは自分自身で助けの手を振り払ったんだ"
「残念だけど先生の言う通りよ。部員は揃ったかもしれないけど、あなた達の態度を見る限りは、このまま廃部になるしかないわね」
「そっ、そんな!? 部員が揃ったから廃部にはならないでしょ!?」
「実績の事を聞いてなかったの?
それだけではないわ。今まで起こした処罰に対しては、私たちセミナーも温情で保留にしていたけど、今回の分は言い訳も聞かない。累積した分をまとめて処罰する事に決定したわ」
ユウカはため息をつきつつ、タブレットを取り出して操作をすると、画面には目まぐるしく情報が表示された。そこからさらに素早く計算を行い、表示された情報を読み上げる。
「才羽モモイ。部費を使った私物購入などの横領行為、活動と言う名の破壊行為、先生への傷害行為、禁止地域への侵入の主導、アリスちゃんの学籍偽造、その他の違反行為を主導で行った罪により、一年一ヶ月の停学勧告。
才羽ミドリ。前述のモモイの行為を一緒に行った罪、及びその他の違法行為を止められなかった罪。九ヶ月の停学勧告。
花岡ユズ。部長会議の無断欠勤、部活動運営の放棄、才羽モモイと才羽ミドリの監督不行き届きによる監督義務違反。七ヶ月の停学勧告」
それは、ゲーム開発部が今まで積み上げてきた罪状。主にモモイが行ったとは言え、彼女達はやりすぎたのだ。その言葉にモモイが反論するが、何時の間にか部室に入っていたユーリが、剣先を冷たいまなざしと共に突き付けると、黙り込むしかない。
ユウカは、ユーリがモモイを物理的に黙らせた事に関して内心冷や汗をかきつつも、それを確認してから言葉を続けた。
「文句があるかもしれないけど、私たちに非がある訳ではない。むしろ今まで問題行動を起こしてきたあなた達が悪いのよ。だけど最後のチャンスを与えるわ。『G.Bible』に頼らず実績を出しなさい。今後セミナーはあなた達の退学を一切認めず、シャーレの更生支援プログラムによる教育支援を行いながら、ミレニアムプライスにそのゲームを出しなさい。
実績を出したなら部の存続。その代わりミレニアムとシャーレで奉仕活動。出なかったら部の解散と、停学期間中はシャーレに移籍して奉仕活動よ」
これも昨日話し合って決めた方法だ。推測通り『G.Bible』がデータではなく施設の名前だとしたら、彼女達の役に立つどころか、更なる厄災を引き起こす可能性は否定できない。
それと同時に、彼女達の行動を抑える枷を付ける。ゲーム開発部はノアが比喩表現した『厄災の獣』と言うのも、あながち間違いではないのだ。
"色々と言いたい事があるかもしれないけど、僕が思うに、『G.Bible』は必ずしも君たちが望む物とは限らないんだ。仮に君たちが望む物だったとしても、それを利用したら、ゲームで言う『チート』や『
その言葉にモモイ、ミドリ、ユズの三人は、今更ながらその事に気づいた。言われてみれば最高のゲームの作り方とは、他人が一度作ったゲームをほぼ流用する……言い方を変えれば盗作だ。
チートやパクリと言われても仕方がない事なのだ。
"その代わり、ゲーム開発に関してはシャーレが全面的に協力する。意見が欲しいならこちらからテストプレイヤーも募集するし、希望するならフラスコからも募集をかけるよ"
「それともう一つ、アリスちゃんの検査ね。実際に確認するまで半信半疑だったけど、まさかここまで人間そっくりのロボットなんて、見て触ってみても信じられないわ。ヘイローも出ているし、普通に人間と言われても納得してしまうほどよ」
その言葉に、色々と隠し事をしているモモイは顔を青ざめ、ミドリは自業自得だよと言いたげに、あきれ顔をしていた。アリスは表情を変えないまま首を傾げた。
どうやら、事態の深刻さをあまり理解していないのだろう。
ともあれ、アリスの検査が終わったら、次はゲーム開発部をシャーレの居住区に住まわせながら、ゲームの制作と更生支援を行う事になるだろう。
今後、彼女達の面倒を見る事になる為、ユーリは彼女達の
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種族 人間・妖魔・魔獣・下位天使
職業 遊び人・技師・無職・ガンナー
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種族 人間・妖魔・魔獣・下位天使
職業 遊び人・技師・無職・ガンナー
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種族 人間・ドール・キメラ・下位天使・試作ロイド
職業 遊び人・技師・見習い勇者・無職・ガンナー
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種族 人間・下位天使
職業 遊び人・技師・無職・ガンナー
(はぁっ!? 妖魔に魔獣!? 確か彼女達の出生については色々と噂があったけど、それを考えれば何となく理解できる。だけど、何で獣人系統とゲヘナ系統が混ざっ…………。
――――まさか!? いえ、ちょっとこの考えはいったん保留にしておきましょう。下手に推測が的中した場合、退学どころか洒落にならない大事になるわ。それにアリスちゃんの遊び人が増えているのはまだ納得できるけど、なんで見習い勇者まで追加されているの!?)
ユズの種族と職業については納得できる。だが、モモイとミドリの種族に関しては、あまりにも予想外だった。知っている知識から一つの可能性を導き出すが、これが広く知られてしまったら、間違いなく大事になる予感しかしない。
そして、何故アリスが一日ほど彼女達と一緒にゲームをしただけで、こうなったのか。これもユーリにとっては理解できなかった。ユーリの困惑は誰も知る事もなく、先生とユウカの主導で、一同はエンジニア部へとアリスの検査に向かう事となった。
エンジニア部で一通りの説明をすると、ほぼ全員が信じられないとでも言いたげな表情でアリスを見ていた。ミドリから話を聞くと、アリスの武器を用意する為に先生達が来る前から訪れており、そこで手に入れたのが個人では持つ事が出来ない大型武器。
――――レールガンの『光の剣:スーパーノヴァ』だったそうだ。
話を聞く限り、『光の剣』というフレーズをアリスが気に入り、勇者として引っこ抜く……もとい、持ち上げて、その資格を示したそうだ。
その話を聞いてユーリが頭を悩ませたのは言うまでもない。
と言うか、それで勇者系列の職業が増えていいのだろうか……?*3
「レールガンを持ち上げた時点で予想はしていたが、改めて『ロボットです』と言われても、信じられないのと信じるしかないという
説明を聞いた後、アリスについて何かに気づいていたらしく、ある程度納得しているのがエンジニア部の部長、
どうやらレールガンを持ち上げた時点で、人間ではないと確信したらしい。
"いや、普通の人間は140kgもある武器なんて持てないから。むしろ、何でみんなその時点で気づかなかったのかな……?
あの大きさのレールガンを軽々と持ち上げて、そのまま普通に扱っていたんだよ? それだけでも十分、人間じゃないって判断できそうなものだけど……"
「そうだね~、先生の言う通りだよ~。ノノミちゃんのガトリングガンだって、弾薬含めて100kgちょっとあるけど、そのレールガンよりは軽いと思うね」
ホシノの言葉に、先生は(そう言えば、ガトリングガンを持つ不良生徒も一応いたな……)と思いつつも、自分の台詞を訂正はしなかった。
100kg前後の武器を持てる生徒はいても、それ以上の重さを持つ生徒は基本的にはいない。あの体躯で140kgもの武器を持てるアリスが、一応人間ではない証拠なのだ。
「確かに、私も一応ガトリングガンを使ってますが、強度があって軽量のフレームにしたりと、色々とチューニングをしております。それでも普通の銃器より遥かに重いですし、反動も中々の物ですよ? それを考えれば、140kgのレールガンを軽々しく持って、体幹がぶれずに扱っているのは、確かに人間離れしていますね!」
そう言っているのは大胆な……とんでもない着崩しをしている少女、
その言葉に
「そうだね。ガトリングガンを持つ人がそれなりにいるから除外していたけど、レールガンはコトリでも持つのが大変だったんだ。
それを一人で持つ事自体、普通の人間じゃないという事を失念していたよ」
検査の準備をしながら、三者三様に様々な推測を述べていると、モモイは改めて事の重大さを理解してきたのか、少し顔を青くしていた。
「さて、この子の検査が終わったが……正直言って、『よく解らない』と言いたいのが事実だね。誰が、一体、何のために作ったのか不明なんだ。制作コンセプトすらわからない。
まず人体構造。人間のように見えるが、ほぼ全部が人工物、もしくは培養物。つまり肉体はすべて作られたもので、血液も作られた人工血液だ」
ウタハがそう言って何枚かのホログラム映像を表示させ、一同に見せた。
顔が青いのは気のせいではない。そこには明らかな恐怖と畏怖が現れている。
「血液型……なし?」
そのホログラム映像は人体の構造図だったが、真剣に見ていたユウカも血液型の欄を見て呟いた。その異質さに気づいたのか、表情が強張っていた。
その言葉にコトリは「説明は私の出番!」とばかりに前へ出て、説明を開始した。
「説明しましょう! ……と言いたいですが、他にも説明しなければならない事が多いですし、細かく説明すると時間がかかりすぎてしまうので簡潔にしましょう。
とても分かりやすく説明しますと、その人工血液は『血液型というルールが通用するパーツをすべて捨てる』究極性を実現しているという事なんです。
つまり、誰の血液も受け入れ、誰にでも輸血する事が出来る、理論上にしか存在しない『理想的な万能人工血液』なんですよ。これは何処の研究機関でも完成させていませんし、医療系研究の部門でも理論しかありません」
ある程度説明したコトリは、まだ説明したりない様子だったが、重要な説明がまだ続くので、ウタハへと説明する役割を戻す事にした。
「そして、本来ロボットには必要なく、人間には必要なもの……つまり臓器も、人間と同じように存在する。この図を見れば分かるが、所々に機械部品が融合しており、これが本来なら人間では投薬などの外部要素で治療する部分を、彼女の場合は機械側が人体のメンテナンスを行うのだろう。
人間と同じく飲食による栄養補給や排泄機能も存在している。さらに生殖に関わる器官まで備わっている事を考えると、彼女は人間と同じ生物としての機能を持つよう設計されているらしい。
脳も同じだ。人間と同じ脳があるが、内部に機械部品が存在している。現存の技術では間違いなく不可能の領域だ。他にも説明する部分が大多数あるが、簡単に言えば人間とロボットの融合体だ。しかも、人間としての機能を残した理想の形としてだ」
"つ、つまり……?"
「初めに言った通り、よく解らない、としか言えない。戦闘用にしては人間と言う器にこだわりすぎている。人間としての実験体にしては出来すぎている。
仮に理由を付けるなら……最悪の状況になった場合の『種の保存』か? 一体誰の?」
その言葉の意味を理解した人間は、一斉に言葉を失った。
もし何らかの終末が訪れた場合、彼女が人類の存続を担うために作られた存在だとすれば――。
その可能性に思い至れば、誰もがそれ以上を口にする事は出来なかった。
そんな状況でも、答えは誰にも出せなかった。
今回のサブタイトルの元ネタは、アリスソフトの「Rance -光をもとめて-」からです。
会話や地の文に色を付ける事に関してアンケートです。活動報告にも詳細を書いてあるので一度目を通してください。文字に色を付ける事に関してどう思いますか?
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全削除
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赤のみ残す
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赤とピンクのみ残す
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そのまま
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むしろ増やせ