転生したらカーバンクルだった件について   作:おさんどんさん

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大鬼族(オーガ)達前編

色々あった中、復興作業を皆で再開している。そんな中で

 

「なぁルリ」

 

「なに?リムル」

 

「俺たちシズさんのお陰で人型形態になれるだろ?もう手足の心配なくないか?」

 

「あー、まぁそうだね」

 

俺は身長の問題があるが

リムルは人型になり自分を見ている。分身を作って

 

「なぁ、その辺にしとこう?自分の身体とはいえジロジロ見るのは...」

 

「スライムさん、カーバンクルさん。ちょっと話が...」

 

「「あっ」」

 

俺は受けてないがリムルが説教を受けている

 

「スライムさん?確かに気になるのは仕方ないことかもしれないけど、そういうのはよくないと思うの。どうかな?」

 

「...はい、おっしゃる通りです...」

 

流石のシズさんも無性別とはいえ裸をマジマジと見られるのは恥ずかしかったようで、あの時エルフもどんどん衣類がはだけていってたがアレは完全にじゃなかったので未遂として済んだのだろう

 

しかし

 

「親しき仲にも礼儀ありって日本でもあったでしょ?」

 

「はい...すみません」

 

リムルをこうまでして静めるとは...名の通りシズさん恐ろしい女性!

 

「分かった?」

 

「はい...」

 

「それじゃ、カーバンクルさん行こっか」

 

ヒョイっと持ち上げられ抱きかかえられる。俺はカーバンクルモードなためそれが楽にできる

 

「え!?俺にも用事があったんじゃ!?」

 

「スライムさんは反省」

 

ガーンという音が聞こえた気がした。俺は...口出すのが怖かったので何も言わなかった

 

「どこに行くの?」

 

「私の剣をカイジンさんが打ってくれててね。ほら、なくなったから」

 

あー、そういやあの時消えちゃったのもあるのか。仕方ないっちゃ仕方ないが

 

〈ずるい〉

 

「それで俺たちを呼びに来たんだ」

 

「うん。せっかくだし2人にも見てもらおうって思って...でもスライムさんったら...私だって...」

 

なんだろう、この2人の板挟みになってるのは

 

〈ずるい〉

 

〈いい加減にしないとシズさんにチクるよ?俺たちのこの会話ができるのは俺たちしか知らないんだから〉

 

〈くっ!〉

 

〈まぁフォローは...なんとかしてみる〉

 

〈持つべきものは弟!〉

 

弟にフォローされる兄ってどうなの

 

「まぁリムルに悪気があったわけじゃないし許してあげて?」

 

「それは分かってるんだけど...ね?カーバンクルさんなら分からない?」

 

「まぁ恥ずかしいよね、でも俺だって元男だからこの状態問題だらけだよ」

 

「私は気にしないよ」

 

そこは気にして?

 

「まぁ俺はまだ年齢16だし、今もそうだから」

 

「じゃあ私がお姉ちゃん?」

 

ぐっ、それだけは否定できない!くそ...

 

「カイジンさん。お邪魔します」

 

「ああ、シズの姐御か。もう出来てるぜ、自信作だ」

 

シズさんが剣を見ている

俺にはさっぱりだ

 

「リムルの旦那から貰った魔鉱石を、ルリの旦那が施した宝石付与で属性が追加された剣。魔鉱剣なんてもんじゃない。世界中探してもあるか分からない巨大な宝石を剣に変えた宝石剣だ。名はシズの姐御が考えな」

 

「ありがとうございます!」

 

軽く振るって鞘に納めたシズさん。手馴れたもんだ

 

〈なぁ〉

 

〈しつこい〉

 

〈いや、違うんだ。俺たち人の姿できるようになったからもう食ったりと問題ないだろ?だからルリも一緒にどうだ?〉

 

ん?確かにここで俺が拒否したら皆に失礼か、なにより身体をくれたシズさんに失礼だ

 

〈分かった。一緒に食べるよ〉

 

〈よし、ウルを借りていいか?大型を捕らえたいし〉

 

〈了解〉

 

そう言うとウルに思念伝達で頼み込んだ。いやぁ、リムルと魂が繋がってるから思念伝達を使えるってのは楽でいいや、大賢者様様だ

 

「試し切り...」

 

シズさんって意外と戦闘狂?

 

「ちょうど食料調達組みが今晩のために大型を捕らえるらしい、リムルから来てた。なんだかんだリムルもやるじゃん」

 

「うん。スライムさんならって信じてたよ」

 

無償の信頼が眩しい。宝石魔人なだけあってまたそれも

 

「それじゃカイジンさん。試し切りに行ってきます」

 

「ああ、気をつけな」

 

「カーバンクルさんも行ってくるね」

 

「うん」

 

去ったのを見てカイジンに話しかける

 

「にしても流石カイジン!魔法石を完全に剣に仕上げるのは凄いよ!」

 

「旦那達が期待してくれてんだ。これくらいできなきゃ職人として名が廃るってもんよ」

 

そうして話してる時

 

『ルリ様!問題が!』

 

「カイジン、ちょっと行ってくる。何かあったらしい」

 

俺は走りながら人型に変わっていき服装も宝石生成で作って目的の場所に着く

 

「ゴブタ!致命傷...ではなさそうだが」

 

リムルから貰ってるフルポーションを取り出す

 

「ルリ様!?来てくれたんすか!?」

 

「その様子だと回復薬必要ないくらい元気だな」

 

「痛いっス!元気じゃないっス!」

 

投げてかける

 

「ランガ、リムルは?」

 

「はっ、リムル様はまだです」

 

赤髪で角...あれはなんていう種族だ?

 

【答-大鬼族(オーガ)

 

オーガか、シズさんと剣技で打ち合ってる...しかも...シズさん2対1か、ウルが他の2人を相手にしてるからなんとかなってるが

 

「ルリ!ランガ!状況は?」

 

「はっ、シズ殿と親父殿が2人ずつ相手にしてる事でなんとかなっていますが...」

 

「...倒れてるみんなは?」

 

「あの桃髪のものにより眠らされているようです」

 

シズさんは仮面をしてしっかりとコントロールしている。確かに宝石魔人になってからは魔素のコントロールが難しくなってるんだろう。イフリートの時からそうだったらしいし

 

「シズさん!」

 

「ウル!」

 

「「ッ!」」

 

ひとっ飛びで戻ってくれた。人間から変わってその動き...凄いな

 

「あー、事情は分からんがうちのもの達が失礼したな。少し話し合いをしないか?」

 

「黙れ!邪悪な魔人共め!」

 

ま、魔人...横を見る。リムルも横を見る

えっとと言うシズさん

確かにシズさんは今宝石魔人だ。けど邪悪って

 

「豚どもを使役し、我らオーガの里を襲った貴様らを俺たちは許しはしない!」

 

「へ?」

 

「いやいや!?俺たちそんなことは知らないぞ!?」

 

「私も...」

 

「あくまでもシラを切るか」

 

いや、ホントに知らないんだって。だって俺たち村から出てないし、リムルもドワルゴン以外は行ってない。シズさんに関しては信頼してるからそんなことしてないって知ってる。なによりもシズさんの優しさが物語っている

 

「なにやら事情がありそうだな...」

 

「どうしますか?リムル様、ルリ様」

 

「...ランガとウルはあの桃髪の子を足止めしててくれ。決して攻撃するなよ?」

 

「リムル様?」

 

「ま、ここは俺たちに任せとけって」

 

3対5、が負ける気がしないとはリムルの言




全て書いてたら長くなりそうだったので前後編に分けます.....
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